May 31, 2015

大阪フィル 第488回定期演奏会

もう2週間前ですが5月16日にフェスティバルホールで行われた大阪フィルの第488回定期演奏会に行ってきました。
指揮者は、準・メルクル
曲目は
ストラヴィンスキー/幻想曲「花火」作品4
ドビュッシー/バレエ音楽「カンマ」
ベルリオーズ/幻想交響曲 作品14

楽しみだった新装のホールはそれは立派な仕上がりでいい音響が期待できそうだったし、色彩的な曲目を並べたプログラムも魅力的です。N饗でおなじみの準・メルクルさんの指揮の下で新しいホールでどんな響きがするのか楽しみでした。
しかし、最初の「花火」を聴いたときオケに少しざらつき感を覚えたのですが、それはドビュッシーになっても変わらず休憩後の「幻想」になっても少しだけ引っ掛かりが残ったのです。
うーん、率直に言って第一ヴァイオリンが弱くて甘いのです。
ほぼ最大プルトはいたと思うのですがその割に音量に乏しくしかもあまり揃っていないのは、それを言ってはいけないのでしょうがほとんどが若い女性なので弱い音が集まったという印象でした。
他の弦や管打楽器は申し分ないので少し残念ですね。
「幻想」など演奏は申し分なかったのですが心のひっかりが大きな拍手にはならず、指揮者もそれを察知したのかアンコールなしで終わりました。
以前シンフォニーホールで大植さんの指揮でショスタコーヴィチの5番を聴いたときは大阪を代表するオーケストラらしかったのですが。

今度は別のオーケストラを聴いてみましょう。


 

ある化粧品会社の敷地で期間公開されたバラ 見事でした。
 
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December 26, 2014

アルビノーニ オーボエ協奏曲 ニ短調 op.9-2

大好きな曲のひとつで、私はオーボエではなくペトリのリコーダーでよく聴いています。
Youtubeで探したらリトアニアの首都ヴィリニュスで行われたライブの動画がありました。とても雰囲気のいい会場ですが出てきたソリストは11歳くらいの小学生です。
オーボエの音色や技量はまだまだにしても今でこれだけ演奏できるのですから将来が本当に楽しみですnote

温かい気持ちで聴いてくださいねheart04


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January 06, 2012

チャイコフスキー 「眠りの森の美女」組曲

Kajan_legendカラヤン、ウィーン・フィルハーモニーの演奏。1965年の録音。今年のウィーンフィル・ニューイヤー・コンサートの演目は目新しいものが多かったけれど、チャイコフスキーは初めてだそうです。ヤンソンスの指揮もカッコよく決めていてとても楽しめました。どうやらヤンソンスはウィーンフィルから充分な信頼を勝ち取っているみたいですね。私はヤンソンスというとマリスのお父さんのアルヴィドを思い出すのです。どちらかと言うと爆演型の指揮者で髪の毛を振り乱して東京交響楽団を振っていたのをテレビで見た記憶があります。彼の熱心な指導で東京交響楽団は一流のオーケストラに成長したとか。
さて、ウィーンフィルのバレエ曲というとカラヤンとのチャイコフスキー3曲とジゼルしか知りませんが1960年代のなんともチャーミングなウィーンフィルの演奏で聴くシンフォニックなバレエ曲は最高ですnote。コッペリアも入れておいて欲しかったなぁ。


さて、ロシアでは夫婦で姓(苗字)の語尾が変化することを知りました。
もしチャイコフスキーに奥さんがいたらチャイコフスカヤになるんですね。ウチならヨシコフスキー&ヨシコフスカヤです。確かに最近奥さんは外出のとき黒い防寒帽をかぶるのでロシアのおばちゃん風ではありますがねcoldsweats01
  
 
 
 
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February 22, 2010

ホリガー氏の演奏会

Pac31日曜日は芸術文化センターオケの31回公演でした。指揮とオーボエがハインツ・ホリガー氏、ハープがウルスラ・ホリガーさん、フルートがフェリックス・レングリ氏。曲はハイドンの交響曲94番、エリオット・カーターのフルート協奏曲、ルトスワフスキのオーボエ、ハープと室内オーケストラのための二重協奏曲、モーツアルトの交響曲39番というロマン派抜きの盛りだくさん且つ斬新な構成で、休憩時間をのぞいてほぼ2時間という長丁場です。この中でもっとも面白かったのがルトスワフスキで、ホリガー氏の練達のオーボエと同じくウルスラさんのハープ、そして管楽器無しの室内オーケストラの緊張感みなぎる音楽は当夜の圧巻でした。3階席から見たオケの構成はヴァイオリン6名、ヴィオラ3名、チェロ2名、コントラバス1名、打楽器が2群(だったと思います)、それに指揮を兼ねたホリガー氏のオーボエとハープが絡むわけです。弦楽器群はプルトの概念ではなく各自のパートを受け持っていたようです。この曲自体がホリガー夫妻に献呈されたためもあるのでしょうがホリガー氏の演奏(超絶技巧!)しながらの指揮も見事でした。安易な指揮への転向ではなくオーボエを離さず現代音楽に真正面に取り組むホリガー氏の意欲には頭が下がります。日本初演となるカータのフルート協奏曲も独奏がすばらしくて聴き応えがありました。最後のモーツアルトは恰幅の良いオーソドックスな演奏でしたがこのオケがこれだけ美しく響いたのは私の経験上初めてです。推測ですがいつもザラザラと汚く聴こえる(ff フォルティッシモ)を弾かせず(f)までに押さえたんじゃないでしょうか。それほど大きなホールではないので充分ですよ。いや本当に大満足のコンサートでした。

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February 19, 2010

ハインツ・ホリガー氏の公開リハに行く

昨日は西宮の芸術文化センターでのホリガーさん指揮の公開リハーサルに行きました。リハはハイドンの94番ですが本番ではモーツァルトやカーター、ルトスワフスキなどとても意欲的な演目です。ホリガーさんは写真を見てかなりのお歳かと思ったらとても若々しくお元気でした。一応ざっと通してから2楽章の「びっくり」のあとの細かいニュアンスを入念に練習して約1時間強で終了しました。リハを聴くたびに思うのは最初は良い音は出ず、演奏を進めて行くにつれてアンサンブルが練れてくることです。楽器も鳴り易くなるのとやはりプレイヤー各々の気持ちが高まってくるからでしょうね。これは演奏会だけでは分からないことでそういう意味で公演直前のリハの経験はとてもありがたいと思います。


リハは昼前に終わったのでちょいと六甲の方までドライブしました。ひさしぶりに走って気がついたのは国道2号線がとても走りやすくなったのと周りに電柱がほとんど見えなかったことです。大地震のあとの補修で地中に埋めたんでしょうかね。
育ったところをうろついてとても懐かしかったのですが小さい時の記憶と違って道が狭いのにビックリ。でも懐かしい表札もあり感慨もひとしおでした。
お腹がすいたのでナビでファストフードを探したら女子大の前でガイド終了です。いくら厚かましいおっさんでもこの中にまでは入れまへんワcoldsweats01


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January 18, 2010

ヴェルディ レクイエム

Pac01171月17日の芸術文化センター定期公演に行ってきました。15年前の大震災の犠牲者を追悼する意味もあって開演時間は午後5時46分でそれから全員1分間の黙祷のあと演奏の開始です。公開リハでも感動したと書きましたが、本番はもう私の貧弱なボキャブラリでは到底表現できない素晴らしさです。こういう演奏を聴くと細かいことなどどうでもよく、ただひたすら巨大な音楽の渦の中でもまれている快感が残ります。オケも合唱も独唱者達も文句の無い熱演でしたがやはりその源は佐渡さんでしょうね。彼の指揮棒、手そして体の動きがすべて音楽を創りあげることにのみ使われていることがよく分かります。これこそ真のマエストロですね。
いいなと思ったのは大暴れした後でもソロの場面では指揮棒を左手に持ち替えて右手だけを使う気配りで、これはカラヤンもそうしていたとか。
気になったのは客席のマナーで、休憩無しだったためか後ろからごそごそ紙袋を開けて何か食べる音が聞こえるのはひどかった。私は開演前に持参したサンドイッチなどを食べてお腹を持たせたんですが。
アンコールは無いものと思っていたらハープが運び込まれ「キャンディード」から1曲。皆さんお疲れなのにありがとう。曲名は忘れました(笑)。

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January 15, 2010

ヴェルディ 「レクイエム」 PACリハーサル

昨日は芸術文化センターで15,16,17日に公演が行われるリハーサルに行ってきました。
指揮 佐渡 裕
ソプラノ 並河 寿美
メゾ・ソプラノ 林 美智子
テノール 松本 薰平
バリトン 成田 博之
合唱 オープニング記念第9合唱団
大阪ヴェルディ特別合唱団
管弦楽 兵庫芸術文化センター管弦楽団
ただ、今回の公開リハーサルでは合唱団は出ていません。

今回はこれまでのどんな公開リハーサルよりも演奏会よりもすばらしい感動を与えてくれました。佐渡さんの見事な指揮と指導力を目の当たりにして改めて彼のすごさを実感した次第です。1時間強の時間ですからリハの大半は「ディエス・イレ」になるのですがオケも声楽も佐渡さんの要求に徐々に応じて音楽が出来上がっていくその過程をしっかりと体験できました。オケは大活躍する金管がもう1つだったんですが、4人の声楽陣は皆さん素晴らしく特にメゾの林さんが声質もいいし低い音のコントロールも良く、印象に残りました。私が行くのは17日でちょうど阪神淡路大震災15年の慰霊も兼ねているので会場にはすでにテレビカメラなどが設置されていました。我々が入場する前にある程度収録されていたのかもしれませんね。本番が楽しみです。


昨日は私の誕生日でした。千秋こと玉木宏クンと同じcoldsweats01

今日の窓

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November 24, 2009

芸術文化センター第29回定期演奏会

Pac09112222日は兵庫芸文センター管弦楽団の演奏会でした。
曲目はグラズノフのヴァイオリン協奏曲とブルックナーの交響曲7番(ハース版)。指揮は下野竜也さん、ヴァイオリンはニコラ・ベネデッティ。下野さんは初めてだしこのオケでというより生でブルックナーやグラズノフを聴くのも初めて。大いなる期待と多少の不安感を持って行きました。
最初のグラズノフではオケの音がとてもまろやかでちょっとびっくり。肝心のヴァイオリンはパンフではなかなかの美人(3階なのでよく分からなかった)なんだけどこの日は調子が悪そうでアンコールもやっと1曲で退散。でも私も2楽章はうとうとしていたのであまり責められない(笑)。
で、肝心のブルックナーですがこれは素晴らしかった。開始のトレモロからビオラ、チェロへと流れていくところからいつもは結構荒いオケがなかなかの美しさではありませんか。ホルン、トランペットに少し傷があったのと木管とのつなぎで少し流れが悪くなること以外はほぼ文句無しです。
下野さんはざっくりとした棒さばきが巧みでコセコセした感じやこれ見よがしな動きが無いのにとても好感を持ちましたが最後はきっちりダイナミックに盛り上げて万雷のブラボーです。いや、このオケがこれだけブルックナーを演奏できるとは心底見直し(失礼)ましたよ。実は19日にリハを聴けたのですが都合が悪くてパスしたんです。聴いておけば良かった。残念。

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October 22, 2009

リムスキー=コルサコフ 「シェエラザード」

PAC( 芸文センター)に25日公演の公開リハーサルを見に行きました。ハイ、平日の午前中にこんな恩恵を受けられる身分になれました(笑)。指揮はこのオケではおなじみのケン・シェ。「おはようございます」の挨拶の後、指揮台に座るなりすぐに4楽章から開始です。まずは全部通してから細部の煮詰めですが、ほとんどが管楽器のニュアンスや音量への注意でした。4楽章が終わってから1楽章、2楽章と進んで終わりです。そう変わったとは思わなかったですが終わりになるにつれてオケの音が全体にスムーズになっていることがよく実感できました。2楽章で活躍するファゴットやオーボエも上出来でした(最初は危なかったけど)。それにしてもこの曲は良く出来ていますね。ということで家に帰ってからも復習です(笑)。結局聴いたのはカラヤン、ベルリンフィルの文句の無い演奏。本当はプレヴィンとウィーンフィルのを聴きたかったけれど出てこなかった。あとは25日の本番待ちです。

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September 20, 2009

佐渡さんの演奏会

もう1週間前ですがPACの演奏会を聴きに西宮に行きました。曲目は「ブラームスのV協」「ドヴォルザークの8番」とちょいと楽しみなプログラムです。さすがに達者なプレトークの後はブラームスから始まったのですが曲のせいもあるのか以外に平板な演奏でちょいと眠ったかも(笑)。ヴァイオリンソロはまだ若手といっていいジェームス・エイネス。熱演だったと思うけれどもう1つ印象は無かったです。ところがアンコールで弾いたパガニーニの「カプリース16番」がすごかった。もっと上手な人はいるんでしょうが目の前で(3階だったけれど)ああいうテクニックを見せ付けられるとコーフンしますね。パガニーニの思うつぼです。オケのメンバーも目を丸くして見入っていたんですがヴァイオリン群の方々は気のせいか伏目がちだったような(笑)。そして休憩後のドヴォルザークなんですが、実は3日前に公開リハーサルを見ていたのでこの時の印象から大いに期待していたのです。案の定本番では佐渡節全開でオケを目一杯慣らしたメリハリ系のすばらしい演奏でした。生でこういう演奏を聴くと各パートの動きがよく分かるのでドヴォルザークってオーケストレーションの達人だったんだなと思います。アンコールのスラブ舞曲8番も良かった。特に内声部のヴィオラが浮かび上がって聴こえるのがステキ。不満はですね、佐渡ファンなのか女性陣の「ギャー」と聞こえるブラボの叫び声はちょっと・・・・。
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この日の感想ですがやはり佐渡さんはこれまで聞いた若手さんとは別格の存在です。無駄のない指揮も上手だしとにかく一流にはまだまだと思えるこのオケを見事に鳴らしきったのは立派でした。オケのメンバーも弾いていて楽しかったと思います。
この日は3階で聴いたのですがヴァイオリンの音がきつく響く原因が何となく分かりました。ヴァイオリンの高音域は約600Hz~2kHzなので波長は約50cm~15cm。ステージのバックボードを支える1辺30cmほどの10本の柱やボードの凹凸でこの周波数近辺の定在波が生じるのではないかと推理しています。ステージのバックボードをもっと滑らかな曲面のコルク板で覆うようににすればすっきりとした音になるんじゃないでしょうか。何せこれから毎月聴きに行くことですから1度試してもらえないかなぁ。

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