September 08, 2017

マーラー 「さすらう若人の歌」

NMLから。
バーンスタインの指揮、ウィーン・フィルハーモニーの演奏、トーマス・ハンプソンのバリトン独唱、1988年の録音。
持っているマーラー全集にも入っているけれど何しろNMLで聴くほうが便利ですnote
管弦楽法の達人といえばラヴェルをはじめリムスキー・コルサコフとかレスピーギとかたくさん挙げられるのですが私はマーラーもその中の一人だと信じています。色彩感とかだけではなく、オーケストラで人の心情を表現する腕が素晴らしいですね。
この曲は4つの歌曲から構成されていて全て失恋して放浪の旅に出た若者の心をうたったものですがそういう意味ではシューベルトの「冬の旅」に似ています。各曲は彼の交響曲にも引用されているので私のような歌曲はちょっと、という人間でもとっつきやすいのがありがたい。
バーンスタインの指揮や独唱は言うまでもないのですが柔らかいウィーンフィルの音色も大きな魅力ですね。
 
 
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December 24, 2016

アダン 「オー・ホーリー・ナイト」

NMLから。
ヴァサリー・シンガーズの合唱で。
バレエ曲「ジゼル」の作曲者として知られるアダンはこんな素敵なクリスマスソングも作曲していますnote。日本では「さやかに星はきらめき」というタイトル、また「清らに星すむ今宵」という讃美歌でも知られています。
CDでは超絶ソプラノを聴かせてくれるレオンタイン・プライスの名唱を持っているのですがカラヤン、ウィーンフィルのバックは最高だとしてもちょっと耳にきついのでナクソスからこの演奏をチョイスしました。天国から聞こえるような女性コーラスと敬虔なオルガンとがマッチして最高のクリスマス気分を味わえます。

Youtubeでサラ・ブライトマンのバチカンでのライブ映像を見つけました。
この難曲をこれだけ歌える彼女は素晴らしいとしか言いようがありません。

 
梅田の阪急デパートで開かれている光のヒンメリと北欧クリスマスマーケットで。このヒンメリは少しずつ色が変わるのでずっと見ていても飽きません。
 
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とにかくメリー・クリスマス!

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August 25, 2016

グノー 「アベ・マリア」

NMLから。ストックホルム室内管弦楽団の演奏、バーバラ・ヘンドリックスのソプラノ。
リオのオリンピックの閉会式に土管の中から出てきたマリオが安倍さんだったのには驚きました。安倍マリオか・・・。というわけで本日の音楽はこれ「アベ・マリア」
バッハの平均律を使って素晴らしい歌曲に仕上げたグノーの天才に拍手ですねnote
えーと余計なことですが「リオ・デ・ジャネイロ」というのはポルトガル語で「1月の河」という意味なんですね。ポルトガル人が1月に発見した場所なんでしょうか。でも粋な名前だと思いますよ。

しかし、大阪はメッチャ暑いですsunsunsun
8月に入ってからほぼ毎日真夏日つまり35度以上の気温で36度前後の日も珍しくありません。まあ人間の体温ですね。身体の周りの温度が自分の体温より同じだったらいくら風があたっても熱は奪われないので大変です。
こういう時は不要の外出は避けてエアコンのある部屋で仕事をするのが一番ですが業務上屋外で作業をしている方は本当に大変ですね。
 

リオではなくハワイの海。私は行ってませんがcoldsweats01
 
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January 12, 2016

ブラームス 「眠りの精」

Samejima鮫島有美子の独唱、ヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏、1984年の録音、堀内敬三の日本語訳で。30年ほど前に「日本のうた」が大ヒットとなった鮫島さんシリーズの第3弾くらいで「愛のよろこび」というタイトルのCDから。「ます」「菩提樹」「野ばら」「歌の翼に」などポピュラーな歌曲が19曲収められていますが中でも私のお気に入りがこの曲。ブラームスが作曲した「子どものための14の民謡集」の4番目の曲ですが日本語の訳詩で歌う「眠りの精」は、これがあのドイツ魂の象徴のような交響曲1番を作曲した同じ作曲家なのだろうかと思うほど愛らしいのに驚きます。
鮫島さんが30歳前半のまさに絶頂期の歌唱はいくぶん線は細いもののこういう曲にはぴったりで三宅さんでは聴けない領域の声も軽々と出るのがさすがです。とはいいながら三宅さんの声で「眠りの精」を聴きたいという気もあるので親しみやすい歌曲のCDを出したらどうかな、などとも思うのです。
 
 
今週は我が家の誕生日週間なので早々とお花が届きました。
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January 10, 2016

河邉一彦作曲 交響組曲「高千穂」から第2楽章「仏法僧の森」

Photo図書館で借りたCD「祈り~未来への歌声」から。
河邉一彦の指揮、海上自衛隊東京音楽隊の演奏、ソプラノは三宅由佳莉。アルバムタイトルでもある「祈り」はもちろん「花は咲く」から「浜辺の歌」「ふるさと」そして「アメイジング・グレイス」など少々の出来不出来はあっても収められている歌すべてにある種の感動を覚えるのは三宅さんの真摯な歌唱スタイルにあるのだと思います。純粋のオペラ歌手に比べると音域や声量で苦しい部分もあるのですが逆にいくぶん素人くさい歌声にk却って心の安らぎを覚えます。
ここで取り上げた交響組曲「高千穂」は河邉氏が小さい時を過ごした宮崎県の思い出から作曲したそうですが「仏法僧の森」は三宅さんの歌を念頭に置いていたことは間違いないでしょう。彼女の自然で美しい歌声が自然の中で森の妖精が歌うような雰囲気をとてもよく出しています。youtubeでも見ることは出来ますが楽団と声とのバランスが悪くCDで聴くほどの歌声でないのがちょっと残念。

 


まだ1か月以上先ですがまあ春のイメージということで。
 
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April 03, 2015

マーラー 歌曲集 「少年の不思議な角笛」

Mahler_unvクラウディオ・アバドの指揮、ベルリン・フィルハーモニーの演奏、アンネ・ゾフィー・オッターのメゾ・ソプラノ、トーマス・クヴァストホフのバス・バリトンで。1998年2月の録音。CDでエントリーするのはひさしぶりですが、このCDには本来の「角笛」以外に「原光」など3曲が追加されて13曲が収められています。何となくマーラーの歌曲を聴こうとしたらいくつかの全集は交響曲ばかりで歌曲が入っているのは何年か前に買ったユニバーサル・レーベルの18枚組の全集だったことに気が付きました。曲のダブりはあってもこういう全集はお得なので買っておくべきですね。円も高い時期だったし。

じっくりとこの歌曲集を聴くと大編成の刺激的な交響曲ばかりが有名なマーラーですが、本当はとてもナイーヴな神経の持ち主だったと言われる彼の本領は、おとぎ話を題材にしたこういう歌曲にこ発揮されたのではないかと思います。戦場で亡くなっているはずの恋人と語らうお話を基にした「トランペットが美しく鳴り響くところ」など夢の中のような雰囲気が見事なオーケストレーションで描き出されています。
声楽の二人も見事ですがアバドとベルリンフィルが素晴らしさの極みといっていいサポートを聴かせてくれてマーラーを堪能させてくれましたnote
 
 
 
 
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October 10, 2014

グリーンスリーヴス

Photo田中良和氏の指揮、東京交響楽団による伴奏、独唱は鮫島由美子さん、1986年の録音。有名なイングランド民謡で、ヴォーン・ウィリアムズの「グリーンスリーヴスによる幻想曲」が有名ですが、ここでは海野洋司氏の詩とオーケストラ伴奏で鮫島さんが歌っています。このCDにはイングランド、スコットランド、アイルランドの民謡が14曲収められていてどれも見事な出来栄えです。「マッサン」でも使われていた「故郷の空」にしようと思ったのですが、あまりに見事な歌唱なのでこの曲をチョイスしました。鮫島さんは、日本の歌や西欧のポピュラーな歌を積極的にレコーディングして国民的ともいえる人気を得て、1990年には紅白にも出演していますが、本来はウィーンやドイツでのオペラ歌手が本業です。歌曲として録音するときはご主人のドイチュさんが伴奏するのですが、今回は南安雄氏の優しい編曲のためか鮫島さんもオーケストラやコーラスをバックに自由な雰囲気で歌っているのでクラシック調の固い歌が嫌いな人にも好まれるでしょうね。
鮫島さん絶好調といっていい録音ですnote


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October 02, 2014

ハイドン 「オールド・ラング・サイン」(蛍の光)

Haydnジェミー・マクドガルのテノールとアイゼンシュタット・ハイドン・トリオの演奏、2006年の録音。スコットランド民謡 Auld Lang Syne をハイドンが歌曲に編曲したもの。Auld Lang Syne はスコットランド語で英語では old long since (過ぎ去った日)となります。なんて前置きが長くなりましたが、邦題はかの有名な「蛍の光」。
今週から始まったNHKの朝ドラ「マッサン」でスコットランドからはるばるやってきたエリーも歌っていますが、歌詞の内容はお別れではなく、久しぶりに再会した旧友とお酒を飲みながら昔話をする、といったものだそうです。ハイドンの編曲もリズミカルな長調なので楽しく、暗さなんて微塵もありません。

さてその「マッサン」ですが、エリー役の女優さんの演技が素直だし背の高い玉山鉄二のカッコ良さも相まってなかなか楽しめます。あの時代、普通の姑でも恐ろしいのによりもよってあのI・Pという最強の女優とは前途多難ですねcrying
早く広島から出て、I・Pが画面に出てこないことを祈っておりますconfident

 
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July 06, 2014

フィリオ・ペルドゥート

YouTubeですばらしい歌を見つけました。
サラ・ブライトマンが歌う「フィリオ・ペルドゥート」。
友人の音楽好きの奥さんに教えてもらったのです。
原曲はベートーヴェンの交響曲第7番の2楽章。「フィリオ・ペルドゥート」ってイタリア語で「失った息子」という意味ですが、歌詞はシューベルトの歌曲にも使われたゲーテの詩「魔王」をもとにしているそうです。
編曲も上手ですがリズムセクションは少し控えめがいいかな。


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March 02, 2014

ベルリオーズ 歌曲集「夏の夜」 op.7

Berliozメゾ・ソプラノの独唱がレジーヌ・クレスパン、アンセルメ、スイス・ロマンド管弦楽団の伴奏、1963年9月の録音。知人に、いい曲ですよと教えてもらった「夢とカプリッチヨ」目立てに買ったCDだけどそのあとに入っていたこの歌曲集もすばらしい。
ベルリオーズの友人であったゴーティエの詩集に作曲したもの。このCDに収められているのはピアノ用だったのをのちにオーケストラ伴奏用に編曲したものだけどとにかくクレスパンのフランス語の歌唱がたとえようがないほど美しいheart04
薬剤師を目指してから歌手になったという変わった経歴の彼女は、ワーグナーが有名だけどやはりお国もののこういったフランスの歌が合っていると思います。フランス語は分からないけれどその伸びがあって深みのある声質に聴き惚れましたnote
控えめで落ち着いたアンセルメの伴奏も見事です。

 

 
2日ほど旅行しておりました。
道路はOKだけど周りの山は雪景色です。

 
 
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