エルガー 「気まぐれ女」
グリュミオーのヴァイオリン、伴奏ピアノはイシュトヴァーン・ハイデュ。エルガーって交響曲や協奏曲の大型作曲家のイメージがあるのですが「愛の挨拶」以外にもどこんなしゃれたヴァイオリン曲も作曲したんですね。粋なリズムがとても魅力的な小品です。グリュミオーはもう何も言うことございません。
この時期にも庭のオーシャンブルーが一杯に咲きます。
これは夕方写したものですが朝のブルーから紫色に変化します。

グリュミオーのヴァイオリン、伴奏ピアノはイシュトヴァーン・ハイデュ。エルガーって交響曲や協奏曲の大型作曲家のイメージがあるのですが「愛の挨拶」以外にもどこんなしゃれたヴァイオリン曲も作曲したんですね。粋なリズムがとても魅力的な小品です。グリュミオーはもう何も言うことございません。
この時期にも庭のオーシャンブルーが一杯に咲きます。
これは夕方写したものですが朝のブルーから紫色に変化します。

久しぶりに部屋のCDを片付けていたらピリスが弾いたモーツアルトのソナタ集が出てきました。2回目の録音ですがホントに真面目なモーツァルト。最初実に丁寧に弾く人だなと思って聴いていましたがテンポの緩急のつけ方とかタッチの美しさなど聴き進むにつれその素晴らしさが実感できました。K332はK331に隠れて損していますがピリスの心のこもった演奏もあって楽しめました。
部屋の片づけを始めたのは秋ごろに寝室のリフォームをする予定なのですがそこには寝ながら聴けるようにちいさなオーディオセットがあり、CDもたくさん転がっています。今からボチボチ片付けておかないとえらいことになりそうなのです。
最近は持病の腰痛が思わしくなくお酒
を買う以外はめったに外出しなくなりました
。
さて、今日はがんばるんやで
。
ギドン・クレーメルの独奏。1976年の録音だから彼のバリバリの頃ですね。ヒラリー・ハーンの演奏会の感想でつい引き合いに出してしまったけれど落ち着いて聴くとさすがクレーメルです。この2番はバッハや「怒りの日」が出てくるので親しみやすいように見えて実は超絶技巧が要求されるのですが難しいパッセージでも難なく弾いてしまうのがすごい。ハーンの演奏会の予習用に買ったCDだけど何度も聴くうちにお気に入りのCDになりましたよ。
さて、今年の花粉はひどくて何年も大丈夫だったのがウソみたいにティッシュを消費しています。くしゃみって結構体力を消耗するみたいでもうシンドイです
。
マルタ・アルゲリッチ20歳のときの録音。突如急テンポで疾走したり綿々と歌ったり全編テンペラメント全開でまさに彼女の面目躍如たる演奏。チラリと聴かせる高音のタッチも切れ味抜群でやっぱり天才だなぁと思う次第。最後まで来てドラマが終わるとため息が出ます。この曲の演奏は彼女の演奏でしか知らないけれどこれ1枚で十分でしょう。
今日は良いお天気で庭のチューリップ
も満開です。昔々美しいお姫様が3人の王子プロポーズされたとか。1人は王冠、1人は剣をそしてもう1人は袋一杯の黄金を差し出したのですがお姫様は悩んだ末にチューリップになったそうです。王冠のような花、剣のような葉そして黄金のような球根。この話を教えてくれたオバさま社員と意見が一致しました。「悩む必要ないやん!」「黄金のお兄ちゃんにしとき!」 夢もロマンも無いオチで申し訳ございません
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チョン・キョンファの独奏、ピアノはフィリップ・モル。私はこの曲をずっと「朝の挨拶」だと思っていたんです。でも「おはよーっ」てな感じじゃないですね
。さて、この3分ほどの粋な曲をキョンファは充実感あふれる演奏で聴かせてくれます。さすがの貫禄に文句ありません。でもエルガーって大曲より小品の方が良い作品が多いように思います。
庭はかなり春めいてきました。狭い庭を広く見せるこのアングルの写真は年に1度は掲載しているようです
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マレイ・ペライアのピアノ。ピアノではグールドが超有名なんですが私はペライアの演奏もとても気に入っています。定評のある美しいピアノの音と安定したテンポの演奏を聴いていると心が満たされます。名演奏だと思います。テレビでアニメ版の「時をかける少女」を見ていたらこの曲が使われていてびっくりしましたが元の時間に戻ることとAria da capoをかけているんでしょうか。
会社で転んで元々痛めている右足を思い切り強打して昨日はお休みしました。月末なのに申し訳ない。
正月休みも今日で終わり、明日からお仕事です。いつも結構だらだら過ごすんですがとにかくメトの「指輪」を何とか聴きとおせたのが収穫です。そしてこの全然ドイツ臭くない演奏が大変気に入りました。あとはやはりiTunesで手に入れたメシアンですね。こちらもだんだん耳に馴染んで好きになりました。「坂の上の雲」も何とか6巻までこぎつけたので長男が帰るときに読み終わった4巻まで持たせました。あまり歴史に興味の無い彼でも維新まで髷を結っていたサムライたちそれもろくに戦争も無かった国がどうしてロシアに勝てたのかが不思議だと言っておりましたので「これが答えだ」と渡したのです。そういえば「それが答えだ」という「面白い音楽ドラマがありましたね。
前置きが長すぎました。今日はハイドンイヤーの最初としてまずとっても明快率直なピアノソナタです。このCDはホロヴィッツが亡くなる4日前の録音だそうで、まさしく「最後の録音」と記載されています。それにしてはタッチも明快でそんなことを全然感じさせないのがさすがです。
楽しみにしていたウィーンフィルのニューイヤーですがもう1つ楽しめなかったですね。楽員もお義理的な雰囲気があった様に思います。来年は誰か、なんてばかり考えていました。馴染みの深いベテランの指揮者だとハイティンクかコリン・ディビスでしょうか。私はブーレーズが最短距離だと思うのですが彼のウェンナワルツは楽員が嫌がるだろうな
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以前、ガウクの編曲によるオーケストラ版をUPしたけれど今回はオリジナルのピアノです。リヒテルの「チャイコフスキー・リサイタル」というアルバムから6月の「舟歌」その他4曲を聴きました。リヒテルのしっとりとしたタッチに酔わされます。1983年の録音です。この3連休で月初めからしんどかった体調も何とか回復したようです。今日はこれまで放っていたiTunesで買ったベームのモーツアルトやヴァルヒャのバッハなども聴きました。はは、司馬さんの本を読みながらです。
季節外れの朝顔がネットの外咲いていたので写しました。小さなバラと芙蓉と朝顔が一緒に咲いている庭です。

ヒラリー・ハーンが来年の1月に大阪(厳密には西宮の兵庫県立芸術文化センター)でリサイタルをするというので朝からパソコンの前でがんばってチケットを予約しました。このホールは佐渡さんが芸術監督になったためか最近大物がよく来るようになりました。11月にはラトルとベルリンフィルですよ。さすがに3万円のチケットには手が出なかったです。
でもこのホールは少し狭いので彼らの出す圧倒的な音量にはきついかもしれない。この大きさは私の知っている範囲では新宿のオペラシティくらいでしょうか。京都コンサートホールも同じくらいの大きさですが、ここは残響が多くて好きなホールです。レヴァインと来たウィーンフィルのゲネプロでも実に柔らかい音が出ていました。話が飛びました。そのヒラリー・ハーンのプログラムにイザイの無伴奏ソナタがあったのでクレーメルのCDを買ったのです。各6曲をシゲティやエネスコ、クライスラーに捧げたというだけあって技巧の見せ場がたくさんありますがまだ30歳になる前のクレーメルはまさに快刀乱麻の演奏を聴かせてくれます。もちろん技巧だけでなく曲の構成や性格を上手く表現していて、初めて聴く曲でこれだけあと味のよい演奏も少ないですね。ヒラリーのプログラムは4番なんですが私は2番と5番が気に入りました。ヒラリー・ハーンのリサイタル楽しみです。

さて、うちの奥さんはおかずを買うのを忘れても花を買ってきます。花瓶の花を窓際で写してからおもむろに庭を見るとまだありました。

私は緑の多いのが好きなんですが花があると更に引き立ちますね。

NML(PTC5186072)から。ユリア・フィッシャーの独奏。この人の演奏を取り上げるのは確か3回目になるはず。というのもたまたま取りためたBS放送を見ていたら2005年のコンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートがあってこの人が出ていたからです。肩のこらない「プロムス」風コンサートで、客席はイスを取っ払った平土間だし演目も「イタリア」の4楽章だけとかまあユニークでした(笑)。でも「運命の力」とかプロコ「ロメオとジュリエットの」「タイボルトの死」は良かった。フィッシャーさんはパガニーニの「鐘」の3楽章とアンコールでヴィニヤフスキーの「華麗なポロネーズ」を演奏していましたが人気者らしく盛大な拍手でした。さて、肝心のバッハなんですがさすがにまだ貫禄とかは無く、よく言えば初々しいまあすっきりとした演奏だと思います。数多いる大家の演奏に比べればちょっと物足らないけれどそれはまた年を経てのお楽しみでしょう。演奏家の成長を見るのも音楽を聴く楽しみではあります。で、最後に。テレビで見ると演奏と同じく飾り気が無くすっきりしたドレスが良く似合う美人でした(笑)。
NML(BIS-CD-981)グリンカ ピアノ音楽全集1から。「夏の最後のバラ」という副題が付いていますが日本では「庭の千草」として歌われています
。しかしグリンカのピアノ曲にはマズルカとかポロネーズなんてショパンもどきのタイトルが多いのですが雰囲気は似ているにしてもどこか明るくしかもきらめくような魅力があります。「夜想曲」なんかも暗いどころか満天の星空の中にいるような気分にさせてくれます。こんなステキな曲を書いたグリンカなのに「ルスランとリュドミラ」序曲だけが有名というのでは本当に可愛そうですね。
さて、今日の午後は野球の試合を聞きながら5時頃には落ち込んでいたのですが何とその後9回2アウトから奇蹟の逆転劇が・・・・・
。ラジオを聴きながらこれだけ手を叩いてコーフンしたのも久しぶりデス。ああ、ソフトバンクのファンの方スミマセン。しかしソフトバンクは強かった。バッターが思い切りよく振りぬくので正直怖いですね。
アシュケナージの演奏。LPです。昔のLPって録音データの記載の無いのが多くてよく分からないんですが1960年の後半だと思います。LPで私が持っているピアノ曲は彼の演奏が多くてそれもなかなかの好演奏なのです。特にラフマニノフの2番をコンドラシンの指揮でモスクワフィルと入れたLPは古くなりましたがロシアムード一杯の初々しい演奏は今でもこれが最高と思っています。1980年代になって入れたメータ、ウィーンフィルとの「皇帝」もオケも含めてすばらしい演奏でした。その後指揮をするようになってどうも中途半端なイメージしか残らないと思うのは私だけでしょうか。さて、ショパンのなかでもあまり聴かないバラードなんですが控えめで味わい深い4番は本当にいいですね。ただ、アシュケナージはあまりショパンに向かないのではないかと考えています。だから指揮者に転向したのかもしれません。
NML(HCD31569)から超絶技巧練習曲No.8「鬼火」。本当に懐かしいシフラのピアノです。クラシックを聴き始めた頃友人のお父さんからリストの再来だと教えてもらって「ハンガリー狂詩曲」をお借りしました。
それこそ抜群の切れ味なんですが底力があって冷たさを感じさせないのがシフラの特長ですね。最初は別のアルバムで「ラプソディー・イン・ブルー」を見つけたので聴いたのですがこれはあまり彼の名誉になる演奏でもなかったのでNMLの別アルバムからこの演奏を聴いたというわけです。NMLには演奏者のプロフィールもありますが「準備中」が多い中で彼のは数ページにも亘ってその波乱万丈の人生が書かれていました。貧しいため小さい時からピアノ演奏で家計を支え、結婚直後に兵役に取られて奥さんと離れたりハンガリー動乱で投獄されたため何年もピアノに触れない状態があったそうです。レパートリーも狭く内容が浅いと批判もされたようですがその不屈の精神と見事な技は賞賛されるべきだと思います。
NML(BIS-CD-979) グリンカピアノ音楽全集1から。ビクトール・リチャブチコフの独奏。この全集で聴くグリンカのピアノ音楽はどれも美しいものですが代表としてこの曲を挙げます。
グリンカは「ルスランとリュドミラ」序曲があまりにも有名なので元気のいい音楽ばかりの印象を受けますが、ここではどれもピアノの繊細な音色を最大限生かした曲ばかりです。特に夜想曲はしっとりとしたロマンティックなムード一杯の佳曲でまさしくロシアのショパンですね。一聴をお薦めしたい曲です。
さて、N饗のコール・アングレの女性奏者を調べたら池田昭子というとても有名な方だと分かりました。N饗では2番オーボエですが茂木さんが「天才池田」と称して曲まで作ったそうです。でもあの落ち着いた演奏態度を見ると納得しますね。
NML(ATM-CD-1246)から。ヨゼフ・シゲティの演奏。DVDレコーダーに録画が溜まっていたのをチェックしていたらクレーメルの番組がありバッハの再録音の様子をしばらく見ていました。1947年の生まれだから50歳後半の映像でしょうが若いときの長髪も無くメガネもかけずに演奏している姿はこれまでのイメージを覆すものでした。といってもこれまで演奏姿を見たことが無いのでジャケット写真などとの比較ですが私の持っているパガニーニのLPは30歳頃のものですからその差は大きいです。とにかくパラリと弾くヴァイオリンの音が半端でなく大きいというか良く響き、素人でもすばらしい楽器だと分かります。あと彼は演奏中にかなり大きく体を動かし目も半開きですごい集中力です。前置きが長くなりましたが無性にバッハが聴きたくなりタイプは違いますがシゲティの演奏を探して聴きました。ポルタメントが多いし凄腕という感じはしませんがこちらも心のこもったすばらしい演奏だと分かりますね。
NML(BIS-CD-188)から。ローランド・ペンティネンのピアノ。高校のときにポリーニを聴いてこの曲を弾こうと思ったというバラードさんの記事に感動した選曲ですが、これも「のだめ」曲でしたね。アマチュアの方のリサイタルで生を聴いたことがありますが、それはしんどそうでした。というかピアノが壊れそうだった(笑)。ペンティネンというピアニストはBISに広範囲なレパートリーをたくさん録音していますが腕はさすがです。ちなみにやはりポリーニを聴いてピアノの先生になる決心をしたという書き込みもありました。名演奏は人の人生を変えるんですね。
NML(BIS-CD-246)から。アンドレ・ラプラントのピアノ。今週は「のだめ」シリーズとして「道化師の朝の歌」を聴こうと思ったのですがこの曲があんまり美しいので急遽変更です。しかしラヴェルのピアノ曲ってどの曲も精緻で美しい音がこぼれ落ちそうですがその中でもこの曲はとびきりですね。 例によってWikipediaで調べたら相当な難曲だそうですがカナダ人のラプラントは1978年の第6回チャイコフスキーコンクールで2位という腕前なんですね。さすが。で、このときの1位はミハイル・プレトニョフでした。しかし昨日のシューベルトもそうなんですが「のだめ」はオーケストラ曲に偏っている私のレパートリーを見直す良い機会だったです。録画したのを息子に見せようと思ったらデジタル放送をVRモードで焼いたので少し前のDVDプレーヤでは再生できず今対策考案中です。というか春までにスペシャルの続編をお願いしますよ。
NML(CDX-5173)から。ワルター・クリーンの演奏。これも「のだめ」関連曲ですがクリーンの名前もほんとうに懐かしい。実はのだめ自身のコンクールシーンは見ていないのですがスペシャル版でのオークレール先生との会話中に出てきたのです。例によってこの辺りの曲は私の狭いレパートリーにないためナクソスでいくつか聴いて一番しっくり来たクリーンに決定しました。今頃言うと叱られますが短調の多いシューベルトのソナタっていいですね。1楽章は「冬の旅」の何曲かを思い出しました。クリーンはNMLにシューベルトのソナタをシリーズで入れているし得意なモーツアルトやブラームスやブレンデルとの連弾もあるので当分楽しめます。でも残念ながら彼は1991年に亡くなっているのですね。
NML(ALPHA040)から。もっとコルトーのショパンを聴こうとナクソスミュージックを探していたら1836年製プレイエルによるピアノ作品集というのがあったのでこちらをセレクトしました。ピアノはカタカナ表記が無いのでテキトー翻訳でアルツール・ショーンデルワルド(だと思います)。アーサーかアルチュールもしれないけれど(笑)。曲も有名なものが多かった中からわざわざこれをセレクトです。はは・・わがブログの背景にコーヒーと共に少しだけ見える楽譜がこの曲(だそうです)。ポロネーズとかタランテラとかいろいろ聴いたのですがこの曲が一番マッチします。しかし曲も甘いけれどこのピアノのタッチは本当に甘いですねぇ。いや、甘いというのはいい加減というのではなく音色が甘いのですよ。スタインウェイをNS-1000Mとしたらプレイエルはその昔一世を風靡したビクターのSX-3でしょうか。豪快にリストを弾くならスタインウェイ、ブラームスならベーゼンドルファー、そしてショパンはプレイエルが似合うのでは。しかし1836年製ということはショパンが弾いたかも、ということですね。
NML(CD98.201)から。ゲルハルト・オピッツの演奏。ベートーベンのピアノソナタは有名なもの以外ほとんど聴かないけれど念のためと安い全集を買ったのですが、 やはりというか面白くなかったです。で、ナクソス・ミュージックにオピッツの全集があるので聴いてみたらこれはさすがに見事な演奏で録音も良くて楽しめます。この5番は初期の作品なのでハ短調といっても例の交響曲のような重さはまったくありません。とても軽やかで2楽章なんか蝶が飛び交うようです。オピッツのピアノも正統的なもので巨匠的な演奏ではないのですが私は大変好ましく感じました。これはヘンスラー・レーベルから出ているものですが他にはコリ・ディビス、ハイティンク、ヴァント、コンドラシンなどの指揮者そしてバイエルン放送饗などの名門オケも聴けて多分NMLで1番強力なレーベルですね。しかし最近はLP、CD、カセットの整理などで聴く時間があまり無いですね。
CDラックを机の上に置いたのでひょいと出てきたCDです。アシュケナージのピアノ、1970年の録音だから彼が33歳の時。私はこの頃のアシュケナージは大好きです。彼を最初に聴いたのはLPのラフマニノフの2番。彼が20代の頃ですね。コンドラシンとモスクワフィルハーモニーのロシアムード満載のバックもすばらしくて彼の初々しい演奏に心底感動しました。当時はルビンシュタインとかバックハウス以外にあまりピアニストを知らなかったのでそれから彼のファンになりました。でもこれも素晴らしかったハイティンクとのブラームスまででしょうか。あれだけ素晴らしいピアニストがなんで普通の指揮者にならなきゃいけないのかよく分かりません。よくあるクレンペラージョークに「フィッシャー=デースカウの指揮を聴きに行きませんか」と誘ったら「いや、わしは今夜はショルティの冬の旅を聴きに行くんだ」というのがありました。まあそういうお話は別にしてリストの難曲をバリバリッと弾いている彼はすごいです。そしてとにかくNS1000Mで聴くピアノの音もすごいです。このスピーカーはかなり癖がありますがピアノは別格です。買った当時、会社の後輩がキース・ジャレットのLPを持ってきて「うーん」とうなったのを覚えています。
ポリーニのピアノです。ショパンのスケルツォを聴くのにポリーニくらいピッタリな人はいないのではないかと思います。とにかく切れ味抜群。ショパンが切れ味だけで済むとは思わないですが、1番やこの2番は聴いていてなんとも言えない爽快感があります。というか他の演奏をあまり知らないのですがね。しかし4曲を通して聴くとリストを思わせる3番や一転していわゆるショパン風の静かな曲想の4番があって楽しめます。録音は1990年頃のようですからポリーニもまだ若いです。ステキな曲にすばらしい演奏と録音。「あなたはこれ以上何をお望みですか」とは書いてないけれどこれで充分です(笑)。ジャケット写真で見るとスーツもなかなかステキですし。当たり前か(笑)。
NML(ABC461798-2)から。このアルバムには「香水 - フランス・ピアノ名曲集」という副題が付いていてフランスの作曲家によるピアノ曲をたくさん収めています。 ピアノは女流のステファニー・マッカラム。ナクソスミュージックでダンディのフランス山人の歌による交響曲」を探していて見つけたものです。きれいなジャケットとしゃれた曲そしてピアノの音色がとても美しくてなかなか楽しめます。これは、「ヒースの歌」「リズミカルな踊り」「戸外」という3つの曲から構成されていますが特に最初の曲でペダルをいっぱいに使って透明な音が重なっていくさまがとても神秘的です。ピアニストについては女流でフランスの人という以外に知識が無いのですがこの中にも納められて入るアルカンを得意にしているそうです。他にもラヴェルやサティ、フォーレ、ショーソンなどのすてきな小曲があるので暑い夏を過ごすには最適です。題名などがフランス語なので適当に訳しましたが間違っていたらごめんなさい。
NML(8.550144)から。ご好評にお応えしてヴラダーのアンコールです。写真付きです(笑)。というかこちらの方を最初に聴いたのですがね。シューマンのピアノ曲は何となくテクニック見せびらかし風に聴こえてあまり好きではないのが本音です。その点ショパンやブラームスは情熱と感傷のバランスがいいですね。でも、何となく聴き出して爽やかというか押し付けがましくないというか要するに若々しい演奏に惹かれました。そりゃ23歳の時ですからね。私もその頃は髪の毛ふさふさで・・・・。えーと、話を戻してと(笑)。「皇帝」のコメントで知ったのですが彼のこと皆さんよくご存知なんですね。ちなみにナクソスミュージックでもヴラダーのアルバムはシューマンとベートーベンくらいです。HMVで調べても名前が無かったようですがこういったピアニストをもっともっと紹介すべきだと思いますよ。そりゃポリーニもアルゲリッチも好きだけど。
NML(BIS-SACD-1390)から。ピアノはヴィルヘルム・ケンプの遠縁に当たるフレディ・ ケンプ。今年30歳になるイケメンで才能あるピアニストで、すでに何度も来日しています。さて、ショパンを記事にするのは初めてじゃないかな。とにかく最初の曲のピアノ鍵盤を低音から高音まで目一杯使うスケール感がとってもいい。むかーし息子が習っていた教室の発表会のビデオを早回しで見ていたらショパンの時は鍵盤一杯に手が動き回るのがよく分かりました。ショパンの曲は聴くには優しいけれど弾くのは険しいデス。そしてなんといっても最後の「革命」がサイコー。エチュードなんて名前ですがハ長調から始まってハ短調で劇的に終わるとはドラマそのものですね。ケンプのピアノはちょっと軽めですが堅実そのものでまずは合格点でしょうか。SACDなので音もクリアです。
NML(BIS-CD-1443)アルベニス ピアノ音楽全集5から。ピアノ独奏は読み方がはっきりしませんが一応ミゲル・バセルガ(Miguel Baselga)。なんといってもギター編曲で有名な5曲目のアストゥーリアが白眉ですが他の曲もスペインムード一杯で、原曲のピアノで聴いても本当にステキです。大きな感情を抑えた中に情熱が秘められているといったスペイン音楽は大好きです。録音もいいのでペダルの効果が良く分かります。このアルバムの他の曲もしゃれた曲で楽しめますが、中でも「古風な組曲第2番」はサラバンドとシャコンヌと2つの曲だけなんですが大変格調高い曲です。余談ですがフランスの新しい首相サルコジさんの奥様セシリアさんはアルベニスのひ孫に当たるそうですね。
NML(BIS-CD-981)から。ヴィクトル・リャブチコフのピアノ。ナクソスのグリンカピアノ音楽全集(1~3)の3巻目の最後に収められている曲。歌曲集「ペテルブルクへの別れ」の第10曲「ひばり」をバラキレフがピアノ用にアレンジしたものです。これはリンクさせていただいている方のそのまたリンク先からの情報なんですが何ともうら悲しくも美しい曲です。特に高音域のキラキラはほとんどショパンですね。グリンカのピアノ曲ってポロネーズやマズルカなんて曲が多いこともありますがショパンを思わす風情があります。まあ健康的なショパンですが。グリンカはロシア音楽の父だそうですが裕福であったことと海外暮らしが多かったためかこれらの曲を聴く限りそれほどロシア臭さはありません。それはこのあとの5人組の仕事だったのでしょう。原曲は歌曲ですがこれもナクソスで聴けるのです。しかしグリンカはもっと人気が出てもいいと思います。
NML(BIS-CD-1229)ヴィオラとアコーディオンによる古楽(今井信子&御喜美江)から。御喜美江(Miki Mie)さんのアコーディオン独奏によるバッハの「イタリア協奏曲」です。最初は今井さん目当てで聴きだしたのですが、この「イタリア協奏曲」には参りました。失礼ながらアコーディオンでこんなすばらしい表現ができるとは夢にも思わなかったです。最初のアレグロのステキな(飛び跳ねるような)リズム感に聴きだして愉悦感で一杯になりました。アンダンテはしっとりとそして最後のプレストも素晴らしいテクニックで快適に進みます。私はチェンバロよりもこちらを取りますね。御喜さんの演奏ももちろん素晴らしいのですがバッハの音楽がいかにどんな楽器の演奏にも耐えられるかの証明のような演奏ですね。でもジャケットはあまり好きじゃないなぁ。
NML(CD98.367)から。ウラディミール・ブーニンのピアノ。演奏者のブーニンは有名なスタニスラフとは関係ないそうですがリスト弾きとして有名みたいで、確かにどの音のタッチも硬質ですばらしく透明です。どちらかというとかなり男性的な演奏で1楽章の重厚で悲劇的な表現なんか特にすばらしいですね。写真で見るとコリン・ディビスとジュリーニをあわせてポリー二で割ったようないい男です。またこのアルバムには「幻想ポロネーズ」とか有名なワルツなども入っていて録音も大変良くて本当にピアノを楽しめました。さて、背景の楽譜がショパンのワルツ第14番だと教えていただいたのでお礼に聴こうと思ったのですが、このアルバムには入っていないので手持ちの古いルビンシュタインのCDで聴いてみました。しかし聴くだけでお礼になるのでしょうか(笑)。でもホント14番のワルツは個性的でいいですね。私はショパンの曲ってピアノ鍵盤をフルスケールで弾くように書いてあって結構男性的だと思っているのですが旋律の途中でチラッと高いキーに飛ぶ箇所があってそこが心の(特に女性の)琴線に触れるような気がします。
NML(CHAN10028)から。リディア・モルコヴィッチのヴァイオリン、ジェイムス・カービのピアノ。もちろんヴィオラの深い音色は好きなんですが、たまにヴァイオリンを聴くとその甘美な音色にも惹かれてしまうのです。こんな浮気はゆるせるでしょう(笑)。このアルバムには魅力的なヴァイオリンの小曲がしこたま収められていて標題のサラサーテはほんの一部で、ヴィエニャフスキ、ヴュータン、グラズノフ、スベンセン、スーク、そして最後がクライスラーと変化があって申し分の無い選曲です。モルコヴィッチのヴァイオリンも伴奏も文句はありません。ヴァイオリンの美しさを堪能できるアルバムです。しかしクライスラーの「愛の悲しみ」を久しぶりに聴きましたが伴奏ピアノのリズムは独特で小粋ですね。久しぶりにジャケットセレクトですが、もうすぐ我が家でもバラが咲きますが桜の様子から見ても今年は大いに期待できそうです。
最近、弦楽アンサンブルの基礎はヴィオラではないかと感じるのです。華やかなヴァイオリンや雄弁なチェロに隠れているけれどこの中音楽器の支えがあってこそオーケストラの充実した音が聴けるのではないかいうことですが、まったくの独断と偏見ではないと思うのです。というのは特にアマオケに顕著なんですがいかにもヴィオラメンバーが少ない。で、どうしても響きが薄く、元気な打楽器や管楽器に圧倒されてしまうのです。日曜日に聴いたPACもそういう傾向でした。女性には楽器が大きすぎるハンディもあるのでしょうが、ここはひとつヴィオラを志そうという方が増えて欲しいものです。ということでNML(BIS-CD-571)ヒンデミットの無伴奏ヴィオラソナタ集からOp25 No.1を聴きました。演奏は日本いや世界を代表する今井信子さんです。ヒンデミット自身ヴィオラ奏者だったためかヴィオラの作品が多いのですがこのOp25はヴィオラ独特の迫力と緊張感があってなかなか聴き応えのある曲です。5楽章形式の特に4楽章の激しさが気に入りました。今井さんも熱演ですが楽器が少し小さめではないかという気がします。その分高音部がきれいですね。ヴィオラますます好きです。だからヴィオラーです(笑)。
NML(CHAN6608)。ヤン・パスカル・トルトゥリエのヴァイオリン小品集から久しぶりに聴くクライスラーの名曲です。そういえば最近クライスラーの名前をあまり聴かなくなったのは単に私がCDを買わないせいなんでしょうか。大昔にフランチェスカッティのレコードを持っていましたが本当に久しぶりに聴きました。この曲はリズムの刻みが独特でWikipediaによると中間部に半音階の「スピカート」とか「ヘミオラ」を活用して変化をつけているそうですが例によってよく分かりません(笑)。ヴァイオリンの難しいことは分からないにしても美しいだけでなく品もあってホントすばらしい曲だなと思います。指揮者だと思っていたヤン・パスカル・トルトゥリエは本来ヴァイオリニストなんですね。この他にドヴォルザークの「ロマンス」やエルガーの「朝の挨拶」などもあって楽しめるアルバムです。今日もジャケットセレクトです(笑)。
ナクソス(8.550350)から。Idil Biret(イデリ・ビレットと読むのでしょうか)のピアノ。ナクソスのお薦めだし20分足らずの曲なので聴いてみました。Op.9だから初期の作品ですが、さすが変奏曲の名人ブラームスだけのことはあり落ち着いて十分成熟した曲です。シューマンが投身自殺未遂を起こして落ち込んでいるときにクララの依頼で作曲したそうですがシューマンをいたわるつもりというよりも妻のクララの心労を思いやっているように聴こえます。シューマンのピアノ曲をあまり聴かないし、頼りのWikipediaにも情報が無かったので原曲が何なのか良く分かりません(恥)が、悲しみを秘めているにしても心休められる佳曲です。ピアニストはコルトーやケンプに師事した女性だそうですが音色がきれいだし録音もすばらしいので楽しめました。
グリュミオーの演奏。疲れたときに聴くと気持ちがスッキリします。前にも彼の演奏で同じバッハの3番をエントリーしましたがやっぱりこの人の演奏大好きなんです。音色が美しい以上に力強さがあり見せびらかさないにしてもテクニックもすばらしく、このバッハ以外にもモーツアルトの協奏曲、ソナタ、ヘンデルのソナタなどどれを聴いてもヴァイオリンの醍醐味をたっぷり味わえます。さて、バッハの無伴奏では2番が有名ですが私はこの1番が好きです。というか何番でも大好きです(笑)。本当にヴァイオリン1本で交響曲のような音楽を奏でられるのですから改めてバッハの偉大さを実感します。グリュミオーはコンビを組んでいたハスキルが亡くなった後は心底がっくりしたそうですが、その後ベルギー政府から男爵の称号を与えられたとWikipediaに載っていました。写真はバッハとは関係ないのですが窓際のシクラメンがきれいだったので写したものです。
パガニーニが書いたヴァイオリンとギターのための作品集を聴く。ヴァイオリンはギル・シャハム、ギターはイェラン・セルシェル。むかーし友人のLPで聴いた記憶があったがギターとヴァイオリンの相性はとても良い。ピアノほど重くないし、パガーニニの作品だから主導権は当然ヴァイオリンにあるのだがギターの控えめな音色がとてもいい。このCDには6つのソナタと何曲か入っているがどれもさわやかな佳品で暑い夏の日に聴くのにとても良い。そういえば今朝は9時過ぎで室内の温度が30度もあった。
図書館で借りたCD。シャルル・ヴァランタン・アルカン(1815-1888 パリで生まれ同地で亡くなる)。解説書には10歳でロッシーニを感嘆させ、20歳頃にはショパン、リストと並ぶピアニストだったと書かれている。また独創的で斬新なアイデアが多かったためその後忘れられたともある。もちろん私は始めて聴く(名前は聞いたような気もするが)。演奏はフィンランドのムストネン。例によって難しいことは分からないけれど大変ロマンティックな曲である。シューベルトかシューマンだと言われても気がつかないだろう。解説書には25曲の調性がつながりよく配置されているとのことで確かに曲が変わったことに気がつかないことが多い。実はこのCDのメインはショスタコヴィッチの24の前奏曲で、私もそれ目当てで借りたのだが、ショスタコヴッチを聴いた後では少々物足らなさを感じるのも事実。何かひらめきとか突き刺すような感覚が無い。良い音楽であることは保証するけれど何度も聴きたいかというとちょっと考える。もちろん前に控えるショスタコヴィッチが悪いのだが。そのショスタコヴィッチのほうは鋭敏な感覚が凝縮された音がこぼれ出るといった様相でさすが。それにしてもこんなCDを置いている図書館もすごいと思う。
最近車でバッハのオルガン曲を聴いている。片道15分くらいなので会社に着くと中断するのが難点だが聴いている間は満たされた気持ちになれる。今日のメイン曲はトン・コープマンの演奏で「フーガ」BWV578、ト短調、いわゆる「小フーガ」。短い曲だがフーガだということがよく分かる。コープマンの演奏は装飾が多いのでバルヒャと比べると軽いという印象を受けたがこの曲などは有名な旋律のせいもあるがとても親しみ易く、佳演だと思う。さて、4月までは帰宅時もCDを聴けたのだが最近は野球放送を聞くほうが多い。今年もがんばれ!
アシュケナージの演奏。昨日、図書館から借りたものです。私の行く図書館にはオペラはそろっているのですがCDは別の場所の図書館の方がずっと多いのです。今のところオペラ主体なので珍しいCDを借りる程度ですがこれだけは聴きたかった曲なのでほんとうにラッキーでした。この曲の演奏では献呈されたニコライエワの演奏の独壇場みたいですが、最初に聴いた感想としてアシュケナージは美しさにおいて際立っていると思います。ショスタコヴィッチの毒気があまり感じられないこの曲は純粋さにおいては彼の最高の傑作ではないかとも思います。アシュケナージもロシアくさくない演奏で物足りなさを感じる人もいるのでしょうが私はとても感動しました。機会があればニコライエワも聴いてみたいですね。ただ、図書館でもショスタコヴィッチはもう1つ人気が無いようです。ショパンはいっぱいあるのですが。
ドッビュッシーは天才です。あまり熱心でなかった息子が戯れに「月の光」の最初を弾いた時にそのペダルの効果にびっくりした記憶があるのです。あの不思議なハーモニーは実際にピアノのそばで聴かなければ分からないですね。透明なだけでなく、なにか得体の知れない妖気もあります。で、今日は前奏曲集からこれも神秘的な「沈める寺」。ピアノは一時大活躍したホルヘ・ボレですが、ドラマテッィクにせず以外にあっさりとした味付けです。ピアノの音色の表現力を大事にした演奏であくまで前奏曲の中の1曲だということでしょうか。これはストコフスキーが管弦楽に編曲したものも有名ですが、私はまだ聴いていません。まずはピアノの表現力のすごさとドビュッシーの天才に脱帽です。まだユーロになる前は40フランはドッビュッシーでした。ちなみにベルリオーズは100フランです。どうも交響曲とかレクイエムとか大曲を書くほうが評価は上みたいですね。
メンデルスゾーンの「無言歌」、ピアノはダニエル・アドニ。EMIの2枚組で全曲収録されていて、お値段は1枚分というお買い得盤です。しかしメンデルスゾーンっていいなぁ。交響曲もヴァイオリン協奏曲も聴いたら幸せな気分でいっぱいになりますが、このピアノ曲集の中の多くの曲も幸せな歌で満ち溢れています。他の演奏を知らないので比較できないけれど、アドニも軽やかに弾いています。ただ、有名な32番の「春の歌」は丁寧すぎるような気もしますが。また、何曲か入っている「ベニスのゴンドラの歌」はしっとりしていて何度聴いても引き込まれます。ベニスのゴンドラの舟歌って本当にこんな風なんでしょうか。知っている人がおられたら教えてください。
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