November 08, 2009

ドヴォルザーク 弦楽セレナーデ

Dvorak_serenadeメニューインの指揮、ロイヤルフィルハーモニックの演奏。久しぶりの音楽ネタですがなぜこの曲かというと男子フィギュアで高橋選手が選んだ曲「道」(ジェルソミーナ)に似ていると言われたことがあるからです。でも作曲はニーノ・ロータですからたまたま似ていただけでしょう。その「道」なんですが最近BSで放映していたので録画して見ています。1954年のイタリア映画で監督はフェデリコ・フェリーニ、主演はアンソニー・クイン、そしてジェルソミーナ役はフェリーニの奥さんでもあったジュリエッタ・マシーナ。美人とはいえない丸顔でスタイルも普通の女優さんですがこのうら悲しい役を見事に演じています。そして奥さんとしてもフェリーニが死ぬまで連れ添って死を見届けた5ヵ月後に自分も亡くなったそうです。

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October 17, 2009

シカゴ饗とジュリーニ

Giuliniジュリーニがシカゴ交響楽団と録音したアルバムからベルリオーズの劇的交響曲「ロメオとジュリエット」抜粋を聴きました。いつものように特に深い意味でセレクトしたわけじゃなかったんですがこれは聴き惚れてしまいました。1969年の録音ですから彼がまだ50台でしょうか。こういう劇的で且つ叙情的な曲になるとジュリーニは最高ですね。そしてオケがまた上手い。高性能なオケなのは知っているつもりですが金管や弦はもちろん「愛の妖精の女王マブ」のシーンの木管の柔らかくささやくような音がとても魅力的です。しかしベルリオーズって大オーケストラを扱う天才ですね。名指揮者とスーパーオケ、そして天才作曲家のすばらしいコラボを聴いて大満足でした。

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October 02, 2009

ワーグナー タンホイザーから「大行進曲」

せっかく休みになったのに当分の間雨が続きそうですrain。せっかく洗濯をしようと思っていたのに肩透かし。でも朝はちゃんと食器を洗いました。私達の小学校の頃は男子にも家庭科の時間があってボタン付けとか編み物なんかもやらされましたよ。もう忘れたけれどメリヤス編みとかガーター網とかあったなぁ。ハイ、そうやって鍛えられたのでご飯を炊いたり味噌汁を作ったり卵を焼いたりするのはお手の物です。でも炊飯器や全自動洗濯機を考案した人はノーベル賞ものだと思っています。
さて、今日聴いたのはワーグナー。何となくおめでたい気分だったので。サー・ゲオルグ・ショルティ、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団の文句の無い演奏。ウィーン少年合唱団も加わった澄んだ合唱がすばらしい。今日はこの部分だけですがそのうち全曲を聴きます。
一昨日頂いた花束ですが昨夜奥さんがバラして花瓶に活け替えました。まだ玄関に胡蝶蘭があります。大喜びで「ほら、この胡蝶蘭きれいでしょ」。「あのな、オレが貰ってきたんやけど・・・・」。まあ、いいです(笑)。
Flower1


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September 26, 2009

モーツァルト 3つのドイツ舞曲 K.605

Mozart_dancesモーツァルト大全集から。スロヴァーク・シンフォニエッタの演奏。2002年のデジタル録音です。モーツァルトはドイツ舞曲をたくさん作曲しているけれど「3つのドイツ舞曲」は亡くなった年の作品で生活のための作曲であったようですがそういう暗さは微塵も感じさせません。特に3曲目は「そり滑り」という副題も付いていて鈴とポストホルンが加わって何とものどかで且つ優雅な雰囲気を醸し出しています。また、ここで使われる5つの鈴はそれぞれピッチが異なっていて遠近感が良く出ています。この大全集にはその他多くのドイツ舞曲やコントルダンスも含まれていて楽しめます。

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August 30, 2009

ドヴォルザーク チェコ組曲

Dvorak_czechプラハ室内管弦楽団の演奏。お国ものだけど思いのほかあっさりとした演奏でそれでいて快い余韻が残ります。というわけでいつものように聴きながら眠ってしまった(笑)。昼前に選挙に行った時は結構蒸し暑かったのでお昼はそうめんを食べたけれど夕方になると涼しい風が家の中を吹き抜けます。もう秋なんですね。
さて、昨日はやられてしまったけれどまだまだ3位とは5.5ゲーム差なので9月のがんばり次第ではCSに出るチャンスは十分あります。去年の8月頃はCSなんて誰が考えたんや、と思っていたのが今年は「エエ仕組みやなぁ」と喜ぶ自分がアホみたい(笑)。でもシーズン終盤で大きな目標があるというのはありがたいことですね。がんばれ真弓、走れ大和!


いつも庭の写真ばかりでこれも毎年ですが夕方の酔芙蓉です。

Fuyou_2


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July 11, 2009

モーツアルト 「コシ・ファン・トゥッテ」序曲

ブルーノ・ワルター、コロンビア交響楽団の演奏。「古いCDを聴きなおそう」シリーズの1つ。意外だったのは昔聴いた時よりずっとどっしりした感じを受けたことです。しかし木管を始めとした各楽器の軽快な受け渡しは本当に楽しいなあ。

スキンを変えましたbeer。大好物ですlovely

今日は二人で朝からあちこち買い物に行って夕方は寝ていました。

今日も新聞の真ん中のページは見なかったなぁ・・・・think

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June 27, 2009

ヤナーチェク シンフォニエッタ

Janacek最近のベストセラー小説のおかげでこの曲が売れているとか。そんなこと知らずに私が聴いたのはセルではなくチャールズ・マッケラスとウィーンフィルの演奏です。昔買ったCDを久しぶりに聴いてみたら録音の良さもあいまってオーケストラの音色の美しさにびっくりです。ヤナーチェクのスペシャリストであるマッケラスのコントロールもいいのでしょうがウィーンフィルの素晴らしさを満喫した演奏でした。


ブログサイドバーの写真を亡き愛犬セラに戻しました。これは2歳くらいの時の写真で食卓の横にいつも置いています。寝そべる時は必ず右足をたたんで左足だけ前に出したポーズなんです。犬は大好きですが亡くなった時のつらさを思い出すともう飼えないですdog

週末しか庭に出ませんがそのつど変わった花が咲いています。
Hana1

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April 29, 2009

白鳥の湖

カラヤン、ウィーンフィルの歴史に残る名盤。演奏がどうのというわけではなくこの曲をこのコンビが1960年代に録音したことに意義があるんです。一緒に収められている「くるみ割り」と共にとにかくチャ-ミング極まりない演奏です。ウィーンフィルの音色がたまりません。さて、なんでこんなにコーフンして書いているかというと行方不明になっていたCDが10年ぶりくらいに出てきたからなんです。次男がずっと確保していたらしい。でもカラヤンのモツレクは持って行ったかもしれない。
相変わらずお花の写真ですが朝日を受けたシクラメンのほんのりしたピンク色を再現しようとRAWで取り込んだら少しは諧調が出たような気がします。EOSのRAW現像はよく分からないので使いやすい現像ソフトが付いてきたパナの一眼で写しました。
Hana3p

紫ランですがピントが葉っぱに合ってしまった。でもそのグリーンの色合いはまずまず。
Hana2

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March 14, 2009

エルガー ファルスタッフ

Elgarアンドリュー・ディビスの指揮、BBC交響楽団の演奏。エルガーの5枚組のBOXから。エルガーの曲って私には上品過ぎて物足らないのですがこの組曲は結構楽しめます。もっともエルガーの曲の中では評価が低いそうですが私は気に入っています。何よりもこのセットで聴くBBC交響楽団は響きが柔らかくてとってもステキです。こういうまったりとした響きはイギリス人好みなんでしょうね。このコンビでブルックナーとかブラームスとか聴いてみたいものです。

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March 08, 2009

ラモー 「プラテー」管弦楽組曲

Rameau_plateeニコラス・マギーガンの指揮、フィルハーモニア・バロック・オーケストラの演奏。ジャンルを管弦楽としたけれどラモーの歌劇から17曲抜粋されたものです。喜劇だそうで蛙をはじめ色んな生き物を擬した音形が聞かれて面白いけれどしばらくすると退屈するのも事実かな(笑)。
昨日から奥さんが実家に帰っているのですが普段何もしない私はあっという間に不便になりますthink。でも食器は洗ったし洗濯物も取り入れました。後は風呂を洗わなきゃsweat01
実は1月の終わりに右足の骨を折ったんですが2日前にやっとギプスが外れましたhospital。それまでビニール袋をかぶせてシャワーは出来たんですがやっと湯船に入れてうれしかったです。痛みはほぼ無いのですが無理して歩いていたので今は腰が痛いです。

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March 07, 2009

モーツァルト 「レ・プティ・リアン」

モーツァルト大全集から。スロバーク・シンフォニエッタの演奏。バレエ曲だそうですが序曲を含めた8曲が納められています。現在のような華やかなバレエ技法が確立する前なのでシンプルですがとても優雅な曲集です。で、曲名ですが直訳すると「小さくて何も無いだけ」???。フランス語分かりませんcoldsweats02
Hana90307例によって窓際シリーズのお花です。雨だったけど昨日から温かくて本当に春を実感しますがどうやら今年は花粉の当たり年みたいでくしゃみがひどくなりました。でもマスクをすると鼻の周りに適度な湿気が集まって快適です。でもそろそろ桜の開花情報が出ているんですね。

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January 17, 2009

バルトーク オーケストラのための協奏曲

今日は家から出ずに「坂の上の雲」最終巻を読み続けていますがまだ半分です。でもバルチック艦隊の主力はほぼやられてしまいました。しかし戦争というものは勝っても負けてもむごいものです。さて、悪い癖なんですが本を読みながら音楽を聴いています。ハイティンクの指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏。PhilipsのDUOというシリーズで2枚組のCDに150分収められているのでまだCDが高かった頃喜んで買ったもの。1976年の録音でしょうかとにかくオケがめちゃくちゃ上手。上手さを感じさせずにどのパートもサラリと弾いてしまいます。さすがコンセルトヘボウ。そういえばこの曲をCDで最初に買ったときもドラティの指揮でこのオケでした。この他にバルトークの3つのピアノ協奏曲と2番のヴァイオリン協奏曲が収められています。お徳用です。
良いお天気なので定番ですが黒をバックにしてシクラメンを写しました。

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December 14, 2008

トゥオネラの白鳥

Tree_2最近写真の記事ばかりですが毎日ちゃんと音楽は聴いております。まず車の中ではバーンスタイン、VPOのハイドン。久しぶりに取り出したセットですがやはりVPOの魅力にはかなわないなぁと思います。家では例のバロックセットを着々と進行させています。今はやっとグルックの「中国人」。そして昼の休憩時間にはMP3プレーヤーでベルグルンドのシベリウス全集を聴き続けています。「白鳥」はカラヤンの有無を言わせない名演奏もあるのですが、こうやって全集で聴くとベルグルンドとボーンマス交響楽団の演奏も見事だと思います。MP3ですからヘッドフォンで聴いているのですが最後の方で小さく響くハープの低い音が実に不気味でいかにも黄泉の国という雰囲気を醸し出しています。これは家で小さな音で聴いていては分からなかったことで、こういう効果を考えている作曲家の能力に改めて感動しました。
写真は先月から点灯している我が家のマイクロルミナリエxmasです。coldsweats01
シグマのマクロレンズで写すと「エラー」と表示されるのですが写真データを見るとCanonの50mmマクロと出ていました。はは、純正でなくてゴメンネ。

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November 16, 2008

プーランク 二台のピアノとオーケストラのための協奏曲

Poulencジョルジュ・プレートルの指揮、パリ音楽院管弦楽団の演奏。今年のニューイヤーでやさしいおじいちゃんのようだった彼はプーランクのスペシャリストだそうでこれは彼がまだ40代の頃に入れた録音です。しかもピアノはプーランク自身と彼の友人のジャック・フェブリエという文句の無い組み合わせで醸し出される音楽はもうおしゃれの一言に尽きます。この他にも「雌鹿」とか「田園協奏曲」とかプーランクの代表作たくさん入って2枚組1000円以下で買える超お徳用CDです。しかし、アンセルメが「あれはサキソフォンです」とけなしたパリ音楽院のヴィブラートのかかりまくったホルンを聴くとホント懐かしいです。

さて、RAWの現像方法が分かったので団地の秋の様子を写してみました。雨模様rainの朝だったのでJPGでの写りは冴えないんですがRAWで色温度とか色調とかあれこれ調整していくとさすがにほぼ見た感じを再現できました。これはすばらしいgood
でも買って1年半たって初めて試した私もアホですねcoldsweats01

Akiiro1116


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October 04, 2008

クレメラータ・バルティカ

BSでクレメラータ・バルティカの演奏を見た。曲目はマーラーの10番「アダージョ」とショスタコヴィッチのヴァイオリンソナタOp.134。2007年6月神奈川県立音楽堂での録画です。どちらも室内管弦楽用に編曲したものですが、とにかく最近こんなすごい演奏を見た(聴いた)のは初めて。最初のマーラーのビオラソロによる開始からただ事でない雰囲気です。少数の弦楽器の演奏だからその透明感がいっそう際立って聴こえます。そして続くショスタコヴィッチがまたすばらしかった。打楽器も入りもう少し編成が大きくなってそれでも20人足らずでしょうか。ショスタコビッチの突き詰めたような思いが凝縮されそれこそ「超新星」のような信じがたい質量を感じさせるものでした。何人かのソリストたちが指揮者の道を歩みたがりますがクレーメルこそは指揮者といって差し支えない才能の持ち主ですね。この演奏会に行かれた方は本当に幸せ者だと思います。私もこの演奏永久保存ですよ。

写真は演奏とはまったく関係の無い今朝の庭の様子です。
Niwa1

Fuyou

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June 17, 2008

ベートーヴェン ロマンス第1番

Cds522_beethovenNML(CDS522)から。ウート・ウーギのヴァイオリン、クラウデイオ・シモーネの指揮、イ・ソリスティ・ヴェネティの演奏。有名な2番ヘ長調ではない方です。可愛くてちょっと甘ったれで男性の前ではそれを武器にしているような妹と違って地味で真面目なお姉さんはきりっとしているのです。もちろん世間では妹のほうが圧倒的に人気者なんですがこういうしっかりしたお姉さんもいいんじゃないかと思うこの頃です。日曜日のお昼はいつも奥さんと「新婚さんいらっしゃい」を見ているんですがこの間は21歳で子供もいるお嫁さんが出ていて、ご主人がまだ学生なので生活を見てもらう代わりに10人世帯の家事を全部するという話を聞いて(いや見て)奥さんと二人で思わずウルっとしました。見終わってからも息子にこんなお嫁さんが来てくれたらなあと二人でため息をつきましたよ。いや、とても可愛いお嫁さんでしたがね(笑)。

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May 18, 2008

フォーレ ペレアスとメリザンド組曲

久しぶりにアンセルメ、スイスロマンドの演奏です。こういうしっとりとしてちょっと冷たい感触はこのコンビの独壇場ですね。有名なシシリエンヌなんかホントいいムードです。フォーレってどこか現世を離れたような危うい雰囲気があるのでこういった演奏がぴったりします。シベリウスにも黄泉の世界を感じるのですがこちらは音楽がそうとう頑健なので連れて行かれる気はしませんね(笑)。さて、昨日今日は暖かい日が続いたんですが今日は朝5時前に起きてずーっと眠いままでもう1つピリッとしません。せっかくのお休みなのにちょっと残念。

庭のバラはもう終わりなので部屋で飾っています。

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May 14, 2008

白鳥の湖

772 アナトール・フィストゥラーリの指揮、コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏。昔LPで持っていたものです。1961年の録音ですがデッカの優秀録音とオーケストラの美しさが忘れられずに安くなったCDを購入しました。先日UPしたジゼルと同期入社です(笑)。46分ほどのハイライト版ですがアンセルメ盤などと違っていきなり有名な白鳥の主題は出ず全曲版と同じ開始音楽です。しかしそのおもいきり悲痛な主題を歌うコンセルトヘボウのチェロのすばらしさが際立っているのです。ティルソン・トーマスとロンドン饗のこれも立派な全曲版もありますがこの品のよさを聴くと指揮者とオケの格の違いを見せつけられる思いですね。LP時代にはデゾミエールとパリ音楽院管の粋の極みみたいなコッペリアもありました。マーラーやブルックナーも大好きですが時には優雅なバレエ音楽を聴くのもいいものですね。とはいえそこはチャイコフスキー、ラストのトロンボーンや打楽器などのモーレツな盛り上がりはマーラーも真っ青なくらいです。やっぱりロシア音楽です。

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May 11, 2008

アダン ジゼル

Giselleカラヤン、ウィーンフィルの演奏。1962年の録音で当時「惑星」などカラヤンがウィーンフィルと斬新なレパートリーを録音していたその1つです。例によってカラヤン風のまず踊れないような演奏ですがどの曲も極めて柔らかいトーンで包んでコンサートスタイルとしては最高ですね。これはカラヤン・ウィーフィルセットにも納められていてワーグナーセットとどちらを選ぶか迷ったのですが結局ワーグナーセット+ジゼルで決着しました。写真はCDのジャケットですが最初開けた時はビックリしましたが、FFSSの文字がとても懐かしく思います。しかしDECCA(当時はLondon)レーベルは赤でしたね。

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May 02, 2008

サン=サーンス  ロマンス ハ長調 Op.48

8550752_saintsaens_vn NML(8.550752)から。アントニ・ヴィトの指揮、ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団の演奏、ヴァイオリンはまだ若いドン=スク・カン。1993年の録音でいつもながら良い音で鑑賞できます。いつものように何となくナクソスサーフィンをしていて見つけたのですが、この曲の他にサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲や小曲が納められている魅力的なアルバムです。ちょっと疲れ気味のときにこういった小曲を聴くと癒されます。たっぷりとしたヴァイオリンの音色もいいのですが相変わらずセンスの良いヴィトの仕事ぶりに感心させられます。

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April 27, 2008

ストラヴィンスキー 火の鳥

小澤さんの指揮、パリ管弦楽団の演奏。先日購入したスラヴィンスキーセットのマルケヴィッチの「春の祭典」と同じCDに入っていたものですが、まず私の知る限り最高の演奏だと思います。まずオーケストラ特にファゴット、コール・アングレなど木管楽器の音色がとても表情豊かで、いつもはカスチェイが暴れだすまではちょっと退屈なんですが色彩豊かなオケと小澤さんの語り口のすばらしい指揮にいつの間にか引き込まれて聴いてしまいました。 Niwa4262 1973年の録音ですから35年前ですがこの頃の小澤さんとパリ管の相性はスゴク良かったと思います。これ以外にもこのコンビでチャイコフスキーの4番があったと思いますが聴いてみたくなりました。

さて、ゴールデンウィークということで普通に出勤する私でも何となく楽しい気持ちになりますが庭の藤や八重桜そして山吹は一足速く満開になりました。サツキも咲きだしましたがバラだけが例年より少し遅いようです。

Fuji4262

Sakura4261

Satsuki4261

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April 24, 2008

J.S. バッハ ブランデンブルク協奏曲4番

Av2119_bach NML(AV2119)から。トレヴァー・ピノック の指揮、ヨーロピアン・ブランデンバーグ・アンサンブルの演奏。2007年1月の最新録音です。このアルバムにはブランデンブルク協奏曲全曲が納められていますが今日はなぜか気になる4番を聴いてみました。古典の権威であるピノックはヘンデルの合奏協奏曲がすばらしかったのを覚えていますが今回の演奏団体はいつものイングリッシュ・コンサートに他の古楽団体を集めて組織されたそうです。でもいかにもこの録音のためというような名前ですね。メリハリの利いたしっかりとした足取りを感じさせるすばらしい演奏でこれは全曲聴いてみようと思った次第です。しかしナクソスミュージックでこんな立派な演奏が聴けるとはありがたいです。

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April 19, 2008

ストラヴィンスキー 春の祭典

Stravinsky_haru マルケヴィッチの指揮、フィルハーモニア管弦楽団の演奏。1960年の録音です。私の刷り込みとなった名演奏です。HMVで5枚組のストラヴィンスキーセットとして発売されたのを躊躇しながらも注文して今日やっと届きました。このセットには小澤さんとパリ管の「火の鳥」やクレンペラーの「プルチネルラ」、ムーティの「ペトルーシュカ」その他面白そうな曲がたくさん収められていてストラヴィンスキーを知るにはちょうど良いものです。さて、お目当てのマルケヴィッチのハルサイですがまず切れ味は1番といっていいでしょう。まさしく快刀乱麻のごとく聴いていてスピード感が抜群なんです。特に「大地礼賛」でも「生贄の儀式」でも最終部の追い上げがすさまじいので速く感じるのでしょうね。最後で音が少し歪むのもLP時代を思い出して懐かしい(笑)。演奏時間を見ると31分58秒で確かに速い。ちなみに手持ちの他の演奏を比べてみると私のもう1つのデフォルトであるドラティ、デトロイト饗は33分42秒、アンセルメ、スイス・ロマンドが33分53秒、ブーレーズ、クリーブランドが33分29秒、カラヤン、ベルリンフィルの1973年の演奏が34分18秒と色々芸が細かいだけやはり遅いです(笑)。そして作曲者自身がコロンビア饗を振ったのは何と31分16秒で最速でした。私は作曲者の振ったぶっきらぼうなこの演奏は結構好きなんです。

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April 17, 2008

モーツァルト ディヴェルティメント 変ロ長調 K.137

Hcd12861_mozart_div NML(HCD12861)から。ヤーノシュ・ローラの指揮、ブダペスト・フランツ・リスト・室内管弦楽団の演奏。別名「ザルツブルク交響曲2番」だそうです。あれこれ聴いていても時々モーツアルトが聴きたくなります。それもディベルティメントはいいですね。ヤーノシュ・ローラの指揮はメリハリがある芯の強い演奏で私好みです。特に低弦がどっしりとして重心が低いのがいいですね。同じアルバムに納められている行進曲 ニ長調も秀逸な演奏で聴き応えのあるモーツアルトでした。ジャケットはいつものフンガロトンと違って一瞬グラモフォンかと思いました。このアルバムいろんな意味で推薦です(笑)。

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April 10, 2008

サン=サーンス 動物の謝肉祭

980197santsaens NML(9.80197)から。フェリックス・スラットキンの指揮、コサート・アーツ管弦楽団の演奏。これも先生の記事の影響です。1953-1954の録音ですからモノラルですが音はとても良好です。しかしフェリックス・スラットキンとはとても懐かしい名前で、確か昔の東芝系キャピトルレーベルでどちらかというとポップス系クラシックを録音していましたからスラットキンといえば私には息子のレナートよりも身近です。演奏ですが、各奏者も達者な腕前で元気というか明るいというか楽しく聴けるクラシックの見本ですね。私が持っていたのは同じ東芝系のエンジェルレコードから出ていたクルツとフィルハーモニアのまじめなものでしたが「像」でのコントラバスのユニゾンで低音がどれだけ出るかがホント楽しみでした(笑)。しかしさすがのカラヤンもこの曲の録音はしなかったようですね。

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April 07, 2008

グリーグ 2つの悲しき旋律 第2番 春

8224158_9_king_frederik NML(8.224158-59)から。 デンマーク前国王フレゼリク9世の指揮、デンマーク国立放送交響楽団の演奏。これも先生の記事を読んで影響を受けたもので最近はほとんどパクリ屋状態です(笑)。ちなみにナクソスミュージックではワーグナーの項にあります。これは2枚組のアルバムでタンホイザーやリエンツィの序曲のほかにベートーベン「英雄」、7番も納められていています。ベートーベンは4楽章だけを聴いたのですがゆっくり目のテンポでちらほらオケにもミスがありますがでもこれだけの演奏がライブとは驚きです。何よりも指揮台までの靴音が無いのにホッとします(笑)。そしてこのグリーグはすばらしいといって良いでしょう。音楽を愛する国王にぴったりと寄り添うオーケストラっていいですね。イギリスのヒース元首相やドイツのシュミット元首相も録音があったと思いますがこの録音は本格的です。日本は・・・・。無理かな。

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April 01, 2008

イッポリトフ=イヴァノフ オシアンからの3つの音楽的絵画

8223629_iivanovNML(8.223629)から。 ドナルド・ヨハネスの指揮、スロヴァキア放送ブラティスラヴァ交響楽団による演奏。これもSchweizer_Musik先生の記事を読んで選んだアルバムに納められている組曲です。オシアンというのはケルト人の古歌という意味だそうですが伝説曲みたいなものでしょうね。1曲目の「リャノ湖」は重々しく神秘的でちょっとシベリウスを連想するようなこういう雰囲気は大好きです。このアルバムの最初のOp.1「春の序曲」に比べるとさすがに管弦楽法が充実していて聴き応えがあります。先生のご紹介が無ければまず聴くことは無かったでしょう。1993年なので当然デジタル録音でしょうがテープを使わずにハードディスクに直接録音できるということはずいぶん少ない機材で済むんだろうと思います。だからナクソスがあちこちで積極的に録音できるようになってその分コストも下がり、私たちもさまざまな音楽を手軽に聴ける恩恵を受けるのですね。こうやって手軽にレパートリーを広げられることはありがたいです。

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March 28, 2008

R.・シュトラウス ドン・ファン

NML(CD-1090)から。ワルターの指揮、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏。1951頃のライブ録音です。Cd1090_walter ワルターのドン・ファンというかR・シュトラウス自体聴くのが始めてですがオケの飛び切りのうまさもあってカラヤンも真っ青なほど見事な演奏です。ポルタメントを結構使うのがいかにも時代だと思いますが音楽自体はとても男性的でこれがあのワルター?って思います。晩年は健康上の都合もあってモーツアルト、ベートーベン、ブラームス、マーラーなどレパートリーが限定されましたがこの演奏を聴くとさすが大指揮者だと思います。いつもそうなんですが録音にこだわる私も聴き始めて3分もするとそんなこと忘れてしまいますね。ちなみに2枚組のこのアルバムの他の曲はやはりというかモーツアルトの40番、マーラーの4番、ブラームスの4番でした(笑)。

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March 25, 2008

フンパーディンク 「ヘンゼルとグレーテル」序曲

NML(SMCD5167)「ロマンティックス」管弦楽作品集から。 ティントナーの指揮、シンフォニー・ノヴァ・スコシアによる演奏。ゆったりとしたホルンで始まる序曲は森を表しているのでしょうね。Smcd5167_humperdinckそれこそおとぎ話を聞いているような情景のまま曲が進みます。このアルバムには同じくヘンゼルとグレーテルの「夢のパントマイム」も納められていて、どちらも本当に優雅な曲ですが特に大きな起伏も無いのでオーケストラや指揮者は却ってやりにくいんじゃないでしょうか。このオーケストラはカナダのケベック州東部にあるそうですがすっきりとしたアンサンブルがステキです。ティントナーってブルックナーやベートーベンを振る大家だと思っていたらこんな小品でも上手なのはさすがです。

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March 13, 2008

チャイコフスキー アンダンテ・カンタービレ

NML(BIS-CD-1283)から。ホセ・セレブリエールの指揮、バンベルク交響楽団の演奏。Biscd1283_tchaikovskyこのアルバムには他に序曲「1812年」、イタリア奇想曲、スラヴ行進曲など収められていて十分チャイコフスキーを楽しめます。正直いってバンベルク饗を聴きたくてセレクトしたのですがしっとりしたなかなかの好演です。曲のチョイスはどうしても「のだめ」の影響があるのですが、こうやって聴くと「のだめ」の雰囲気はカンタービレじゃなくコンブリオですね(笑)。次に聴いた「イタリア奇想曲」もタメのある貫禄のある演奏が良かった。セレブリエールは作曲家でもあるらしくナクソスミュージックにも録音がありますが指揮者としても一流です。

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March 11, 2008

グリンカ 幻想的ワルツ ロ短調

NML(CHAN6648) デトロイト交響楽団「名アンコール集」から。ネーメ・ヤルヴィの指揮。Chan6648_glinka とにかく録音量が半端じゃないヤルヴィですが、オーケストラにとっては欠かせない収入源なので大歓迎なんでしょうね。グリンカの珍しい曲ですが何でもサクサクと指揮するイメージのヤルヴィが結構ロマンティックにいい雰囲気で聴かせてくれます。デトロイト饗はドラティ以来のお気に入りなんですが相変わらず達者な腕前です。10分足らずの曲ですがこのアルバムにはこういった珍しい曲がたくさん入っていてなかなか楽しめます。

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March 07, 2008

ペンデレツキ ポーランド・レクイエム シャコンヌ

NML(8.557980)から。アントニ・ヴィトの指揮、ワルシャワ国立フィルハーモニ管弦楽団の演奏。ペンデレツキというとどうしても「広島の・・・・・」を思い出すのですが、あの緊張感あふれる曲とはまったく違ってこれはまた魂が浄化されるようななんとも美しい曲です。8557980_pendereckiほとんど弦楽器だけで例えばバーバーの「弦楽のためのアダージョ」を彷彿とするというかあれ以上の美しさですね。私は現代におけるもっとも美しい曲だと思います。一聴をお薦めします。ちなみにこのアルバムに納められている「ポリモルフィア」という曲は「広島の・・・・」と同じ傾向で、ほとんど飛行機の爆音と群集の悲鳴、そしてコルレーニョがバラバラ落ちてくる爆弾を連想させる苛烈な曲です。ヴィトがワルシャワ国立フィルハーモニに移ってからの録音だと思いますがオケモもちろん申し分の無いものです。NMLでヴィトの指揮でペンデレツキの多くの作品を聴くことができるのは幸せですね。

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March 05, 2008

シベリウス カレリア組曲

NML(BIS-CD-918)から。ヴァンスカの指揮、ラハティ交響楽団の演奏。昔、マゼールとウィーンフィルとの鮮烈な演奏で刷り込まれたのでこういったしっとりとした演奏を聴くと心底ホッとします。Biscd918_sibeliusヴァンスカとラハティ饗はシベリウスの多くの作品をNML(BISレーベル)に入れているので本当にありがたいですよ。ここでは2曲目の「バラード」にバリトンが入っていますが3曲目の「行進曲」でもただの大騒ぎではなく軽やかなリズムを見てもオケのメンバーが心底楽しんでいる様子が窺えます。

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February 29, 2008

レスピーギ シバの女王・ベルキス」組曲

NML(CHAN8405)から。ジェフリー・シモンの指揮、フィルハーモニア管弦楽団の演奏。Chan8405_respighi1:ソロモンの夢、2:戦いの踊り、3:ベルキスの踊り、4:狂宴の踊り、の4つからなる組曲ですが原曲はバレエ曲だそうです。オリエンタルなムードが良く出ていてまたチェレスタをはじめ多彩な打楽器を用いた演奏効果の高い曲作りはさすがレスピーギですが、短く吹奏楽用に編曲したものはコンクールでよく使われるそうです。「ローマの松」ほどではないけれどどの曲も映画の1シーンを思わせます。オーケストラはさすがフィルハーモニアだけあって腰の据わったいい音を出しています。

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February 15, 2008

ディーリアス 幻想序曲「丘を越えて遥かに」

NML(8.110984):ディーリアス管弦楽作品集4から。トマス・ビーチャム指揮、ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団の演奏。1950年2月の録音で当然モノラルですがかなりいい音です。8110984_delius4でもディーリアスには悪いのですがこの曲を聴く主目的は随所で活躍するデニス・ブレインのホルンを聴くことなんですよ。確かに最初から彼の柔らかい音色を堪能することができました。曲そのものはディーリアス調とでもいうのでしょうか穏やかな日差しの下でウトウトと夢を見るような気分ですが最後だけは夢から覚めて激しい現実の元に終わります。しかしビーチャムはディーリアスの管弦楽曲を4集まで録音しています。よほどお気に入りだったんでしょうしまたその録音を遂行できる力もあったのでしょうね。ちなみにブレインはナクソスミュージックでカラヤンとのモーツアルト協奏曲も聴くことができます。

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February 07, 2008

バラキレフ 交響詩「ロシア」

8553246_balakirevNML(8.553246)から。イーゴリ・ゴロフスチンの指揮、ロシア国立交響楽団の演奏。「ロシア」と書きましたが「ルーシ」というのが本当なんでしょうか。めったに聴くことのできないバラキレフですがこれもお国もので演奏はまことに堂に入ったものです。約16分間特に美しいメロディーがあるわけでもないのですが木管、ハープなどが煌いてときおりバスドラムなどもガツンと入りゆっくりとしたテンポであせらず悠然と進めていくうちに静かに終わります。うーん、最後はド派手なのかなと思ってい聴いていたのですが期待を裏切られました。でもこれがロシアだと言われれば反論の余地はありません(笑)。でもなかなかいい曲です。sun

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February 06, 2008

シベリウス 即興曲 「春の歌」Op.16

Biscd190002_sibelius1NML(BIS-CD-1900-02シベリウス全曲集 1)から。オスモ・ヴァンスカの指揮、ラハティ交響楽団の演奏。シベリウスの管弦楽曲を集めた5枚の全集に納められているものです。初期の作品の多くは自然を題材にしたものが多く、フィンランドのゆっくりと静かな春の訪れが良く分かる10分程度の佳品です。ヴァンスカとラハティのコンビはお手の物なんでしょうがしっとりと演奏していて文句のつけようもありません。聞きなれないオケですがほの暗くて分厚い底力のある音が出ます。本当は「カレリア組曲」が聴きたかったんですがすぐに見つからなかったのでこの曲を選びました。しかし何を聴いてもシベリウスは大好きです。そうそう、ココログでも絵文字が使えるようになりましたのでよろしく。note

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February 01, 2008

カバレフスキー 「コラ=ブルニョン」

8553411_kabalevskyNML(8.553411)から。ヴァシーリ・イェルヴァコフの指揮、モスクワ交響楽団の演奏。「道化師」がそうだけれどカバレフスキーの曲って解りやすくて好きなんです。時の政府御用達と言われますがいいじゃないですか。でもカバレフスキーは構成力を要する大曲よりこういった組曲のほうが性に合うみたいですね。ちなみにショスタコヴィチが亡くなった時にこれからは(影にかくれていた)プロコフィエフの時代だろうという話があったのですが、実際にモスクワの街で好きな作曲家を聞いたら圧倒的にチャイコフスキーだったそうです。確かにね。モスクワ饗はさすがに弩迫力があって聴き応えがあります。芥川さんの本に拠るとオケの基本的な音色はフルートとトランペットだとありましたが、その上の迫力がある無いはチューバとか太鼓系の力技だろうと思います。個人的にはその力技が一杯で大いに楽しめました(笑)。

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January 31, 2008

ベートーヴェン:バレエ音楽「プロメテウスの創造物」Op. 43

8553404_prometheusNML(8.553404)から。ハラース指揮、メルボルン交響楽団の演奏。序曲しか聴いたことがなかったけれど「プロメテウスの創造物」ってバレエ音楽なんですね。序曲と導入の音楽の後16曲で全曲ほぼ1時間強です。さすがにバレエ音楽だけあってチャーミングな曲が揃っているんですが何といっても「英雄」の4楽章に使われたFinaleが優美に最後を締めくくるのがいいですね。しかしどんなバレエになるのか一度でいいから見てみたいものです。

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January 28, 2008

パガニーニ 常動曲 ハ長調 Op11

Cds001_paganiniNML(CDS001)から。トスカニーニ、NBC交響楽団の演奏。このアルバムにはアッカルドやその他歴史的な演奏家によるパガニーニの演奏が収められていて、最初アッカルドを聴くのが目的だったのがこちらのほうが面白かったというわけです。5分足らずの曲でたぶんアンコールピースなんでしょうがソロでもしんどいのをオーケストラでここまでやるとお見事の一言ですね。さすがトスカニーニで全然機械的でなくたっぷり歌わせダイナミックスも大きくて音楽が一杯です。最初パチパチという針音みたいなのが聞こえてきたけどあっという間にそんなこと忘れて聴きほれました。「ブラボー!」

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January 15, 2008

R. シュトラウス 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」

Cdx5140_rstraussNML(CDX-5140)から。トーマス・シッパーズの指揮、シンシナティ響の演奏。 「のだめ」関連曲だけれど何よりシッパーズの名前が懐かしくて聴いてみました。彼は1970年に40歳でこのオケの常任になる前からメトやスカラ座で有名だったそうですが確かに実に落ち着いたたたずまいの演奏です。アメリカのオケらしくないなんて言い方はしたくないのですがヨーロッパの古風な雰囲気さえ感じてしまいます。当時彼がいかにもアメリカの青年といった風貌だったのでこの重厚さは驚きでもありますね。当時といったのは確か30台でニューヨークフィルと入れた「アレクサンドル・ネフスキー」LPを持っていたからその印象が強いんでしょうね。このVOXレーベルの2枚組みのアルバムの1枚目はシューベルトの9番ですがこちらも実にオーソドックスなきちんとした演奏です。彼が47歳で肺がんで亡くなるなんて本当に残念極まりないです。シンシナティ響は現在パーヴォ・ヤルヴィが常任指揮者なんですね。

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January 11, 2008

マーラー 大地の歌

8110871mahlerNML(8.110871)から。ワルター、ウィーンフィル、キャスリーン・フェリア、パツァークの演奏。定評のある名演奏です。1952年の録音ですが音はとても良くてハープの音やグロッケン、低弦楽器などの音が生々しくていつの間にか引き込まれてしまいました。 確かにワルター入魂の演奏といって良いでしょうね。私が最初に「大地の歌」を聴いたのはワルターでもニューヨークフィルとのコンビでその後はもうバーンスタイン、ウィーンフィルなのでこの演奏を聴くのは初めてといっていいでしょう。ワルター入魂と書きましたがウィーンフィルもまったくすばらしいのです。まさしく一音一音に心がこもっています。フェリアの声は写真で想像するよりずっと低くてちょっとびっくり。アルトだから当たり前ですが。彼女は高校中退して電話交換手の仕事をしながら音楽の勉強を続けてピアノで賞をとったそうです。現代の恵まれた状況と違うこんなエピソードが大好きです。そうそう、今日も時間の都合で最後の「別れ」だけのコメントです。

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January 09, 2008

ワーグナー 楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」第一幕への前奏曲

8110997_wagnerNML(8.110997)から。フルトヴェングラーの指揮、ウィーンフィルの演奏、1949の録音。NAXOSレーベルで先頭の数字が8なのは古い録音の意もある9で始まるHistorcalシリーズではなく現役盤なので音もまずまずです。演奏は意外といっては何ですがおとなしいものでショルティの激しいワーグナーを聴きなれた耳にはとってもすっきりと響きます。というかこれが本場のワーグナーなんでしょうね。そしてオケの音色の美しいこと。そりゃウィーンフィルだから当然といえばそうなんですがこれだけの大編成でまろやかにブレンドされた響きのワーグナーって本当にいいですよ。というか私フルトヴェングラーのワーグナーって始めて聴くんです。かなり恥ですね(笑)。

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January 08, 2008

スメタナ 交響詩「高き城」

980010_smetanaNML(9.80010)から。 クーベリックの指揮、シカゴ交響楽団の演奏。1952年の録音で、もちろんモノラルです。「わが祖国」として6曲ある中から最初の曲を選んで聴きました。確かに録音はいまいちなんですが冒頭のハープが煌くようだしオケも弾むようで祖国の曲に対する若きクーベリックの率直なアプローチがよく感じられます。シカゴはまだライナーの統治の前で第5代の音楽監督だったクベちゃんはまだ38歳です。恐ろしいライナーが登場する前なのでオケは少し荒っぽい気がしますが適当なしなやかさもあって見事なものです。連作交響詩である「わが祖国」は最初のこの「高き城」がしっかり決まっていないと次の「モルダウ」の魅力だけでは持たないです。その「モルダウ」もそっけないほどすっきりと演奏されていますがこういう率直さはいいですね。元気はつらつとしていたクベちゃんとバリバリのアメオケのコンビで古臭くないスメタナを聴くことができました。満足です(笑)。

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December 24, 2007

ショスタコヴィチ 室内交響曲 Op110a

ルドルフ・バルシャイの指揮、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ管弦楽団の演奏。弦楽四重奏曲8番を室内オーケストラに編曲したものです。くらーいショスタコヴィチが大嫌いな宇野先生もこの曲は聴くべきだとお薦めです。2枚で800円のお買い得CDでした。バルシャイは交響曲全集でも決して騒ぎ立てる演奏ではなく、物足らなさを感じたのですがこの曲などを聴くとショスタコヴィチの外面的な大げさな部分を排除して美しさを追求しているのだと思いますね。そういう点ではショスタコ入門に最適かもしれません。さて、今日はクリスマス・イブでしかも山口の奥さんの親戚から送っていただいたフグが食べられます。安いけれどおいしいドイツのワインなんか買ってきたので楽しみです。年賀状も書いた(プリンタですが)し、後は片づけが残っているんですがまあいいでしょ。今日は良い天気だったのでシクラメンを柔らかく写してみました。
Hana9

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December 19, 2007

グラズノフ レ・シルフィード

8550324_glazunov_sNML(8.550324-25)から。オンドレイ・レナールドの指揮、スロヴァキア放送ブラティスラバ交響楽団(長!)の演奏。ショパンのピアノ曲をバレエ用に編曲したものではロイ・ダグラスのものがとても有名なんですがこれはそれより前1907年の初演に際してグラズノフが編曲したものです。さすがにロシアの作曲家らしくとてもダイナミックで、特に最初の「軍隊ポロネーズ」は太鼓がドンドン、ラッパがプカプカとなかなかの迫力ですが、ショパンのバレェ曲としては少しムードが不足気味ですね。フォーキンの指示で追加されたという「華麗なる大円舞曲」もダグラスのチェロによる甘い対旋律のメロディーを知っていると物足らないです。ちなみにダグラスは1907年の生まれで26歳の時にはロンドン交響楽団のピニスト、オルガニスト、打楽器奏者、ライブラリアンなどをしてワルターやボールの元で演奏していたのですがこのグラズノフの編曲が気に入らなくて自分で編曲したらそれが大人気となって以後作曲者や編曲者として名前が売れたそうです。何かグラズノフの悪口になりましたが本当は彼の交響曲5番をムラヴィンスキーで聴いてそのダイナミックな構成が気に入ったのでもっと聴こうと思ったのですよ。ショパンの編曲が合わなかっただけですね。

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December 16, 2007

ブランデンブルク協奏曲4番

Xmas2カラヤン、ベルリンフィルの演奏。1964年の録音。廉価版ですが、ヴァイオリンにシュヴァルベ、フルートはツェラーとリュータースとわざわざクレジットされているのは1楽章でこれらの独奏者が大活躍するからで、私がこの演奏を選んだのもそのためです。何とも美しくてのどかな開始を聴くだけで心が癒されます。カラヤンのバッハなどこの世に存在しないと、U氏にお叱りを受けそうですが何せ私には音楽性が大幅に欠落していますのでどうかお許しを(笑)。でも2楽章になるとちと足取りが重いのが気になるのは事実ですね。まあ気に入った曲を気楽に聴けるがアマチュア愛好家の特権ですから。さて、そろそろシーズンなので家のX'masツリーを写しました。暗くすると色とりどりの光ファイバーがチカチカしてきれいなんですがシクラメンも写したかったので中間の露出にしました。F2.8で1/3秒の手持ちは全部メカのおかげデス。

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December 12, 2007

R・シュトラス 「英雄の生涯」

Reiner_strauss_sacdフリッツ・ラーナーの指揮、シカゴ交響楽団の演奏。SACDですが何せ1954年3月の録音(半世紀も前!)なのでだまされたと思って買ってみました。昨日の夜届いたのでそれほど大きな音も出せずしかも通常のCDプレーヤで聴いたのですが心底タマゲました。ブラインドで聴かされたら最新のデジタル録音と思うでしょうね。まあ「英雄の生涯」の出だしは仰々しいのですがそれ以上に再生音がナマナマしいのです(笑)。この他にハイフェッツのシベリウスとかブルッフも買ったのですがこちらは曲がおとなしい分それほどスゴイとも思わなかったです。土曜日にSACDが再生できるDVDプレーヤで聴いてみるのが楽しみです。でも、音の良さだけで買ったわけではなくライナーやハイフェッツの名演奏をよい録音でそろえるのに手ごろなSACDの価格が後押ししたということなんです。

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December 10, 2007

ブラームス ピアノ四重奏曲1番(シェーンベルク編)

8557524_brahms_pq1NML(8.557524)から。ロバートクラフトの指揮、フィルハーモニア管弦楽団の演奏。昨日のベルリンフィルの演奏会の2曲目がこれ。ラトルはこういう曲になると本当に楽しそうだったのであらためてじっくり聴いてみました。昨日はリビングのテレビだし朝で大きな音が出せず、つまらないので余計な写真を写したり(笑)したけれど今回は真面目に聴きました。時々不思議なハーモニーが聴こえる以外はやっぱりブラームスですね。彼の室内楽で時々神経質に響く高音がオーケストラなのでまろやかになりいい感じです。ラトルはロマン派より現代の音楽に興味があるようなのでいずれストラヴィンスキー全集を出すんじゃないでしょうか。いや忙しくて全集は無理かな。このアルバムにはシェーンベルグのチエロ協奏曲や管弦楽曲もあり、クラフトとフィルハーモニアのコンビで聴けるのがありがたいです。

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December 08, 2007

ブラームス セレナード第1番

Ph05041_brahms_serenade1NML(PH05041)から。ギュンター・ヴァントの指揮、ケルン西ドイツ放送交響楽団の演奏。Profilレーベルのヴァント・エディションは名盤ぞろいだと思うけれどこれもブラームス好きにはたまらない実にステキな演奏です。どの楽章も弦楽器と管楽器のふくよかな融合があり、演奏しているオーケストラも楽しくて仕方ないのではと思います。と言う私もこの曲のCDを持っていないのですが、交響曲では見られないブラームスが肩の力を抜いて心情を吐露したようなロマンティックな素晴らしい曲に感動もひとしおでした。名前はセレナードですが終わりの5,6楽章では力強く盛り上げていてさすがブラームスですよ。これは名曲の名演奏としか言えません。

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December 07, 2007

バーンスタイン ウェスト・サイド物語(抜粋)

8557878_westsideNML(8.557878)から。デオドレ・クチャルの指揮、ウクライナ国立交響楽団の演奏。抜粋といってもプロローグ、マンボ、チャチャーマリアのたった3曲です。合計8分。しかしジャケットをよく見るとどうも臨時のアルバムみたいです。でもこれは時間以外ではある意味掘り出し物の演奏です。何せ出だしから飛び切りの元気の良さで特に打楽器群は全力でブッ叩いております。まあこの曲をしっとりとされるよりはずっといいのですがやはりリズムの切れが悪いのが気になります。バーンスタインとニューヨークの演奏と比べるのが酷なんですがね。マンボなんか「ガイーヌ」かな?的雰囲気一杯であります(笑)。これでもう何曲か聴かせてくれたらという思いもあってちょっと辛口になりましたが、こういうハジケた演奏自体は大好きですよ。

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December 04, 2007

ヨハン・シュトラウスⅡ世 芸術家の生活

980049_strauss_karajan1955NML(9.80049)から。カラヤンの指揮、フィルハーモニア管弦楽団の演奏。1955年の録音でモノラルだけど美しい音です。ナクソスミュージックにはヨハン・シュトラウスⅠ世の全集が第10集、ヨハン・シュトラウスⅡ世がなんと51集、ヨーゼフ・シュトラウスも26集まであります。とても聴ききれないですね(笑)。今日も「観光列車」を探していたらこのアルバムが目に入ったのでセレクトしました。カラヤンが指揮するとオケがウィーンフィルでなくても本当にエレガントなのです。ある意味正しいウィンナワルツかもしれない。続いて聴いた「皇帝円舞曲」はエレガントな上にさらに構えも大きくまさに「皇帝」です。疲れた時はウィンナワルツが良いですよ。

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November 28, 2007

ブラームス ハンガリー舞曲集

Hcd12571_hungarian_dancesNML(HCD12571から。イヴァン・フィッシャーの指揮、ブダペスト祝祭管弦楽団の演奏。ブラームスの編曲以外にF.Hidas、M.Schmeling、R.Schollum、そしてフィッシャー自身が加わった編曲もあるので、曲によってヴァイオリンやツィンバロンが参加します。最初に1番を聴いて「おお!」と感動。ブラームスの編曲ですがこの分厚い響きはいいなあ。2番からは10番以外は先ほど挙げた人達による編曲なのでツィンバロンが入り、ローカル色が出てステキです。実際にツィンバロンを聴かれた人に感想を聞いてみたいものですね(ほぼ名指しかな?)。どれを聴いても楽しいけれどローカルムード一杯で日本の演歌みたいな4番、ツィンバロンの短いカデンツァもある7番なんかいいですねぇ。また最後の方の19番から21番まではドヴォルザークの編曲にフィッシャーが手を入れたようですがもちろん充実した編曲で文句の無い仕上がりです。このアルバム本誌の推薦盤です(笑)。

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November 27, 2007

ホルスト 組曲「惑星」から

8111048_holst_planetsNML(8.111048)から。ホルスト本人の指揮、ロンドン交響楽団の演奏。1926年の録音で針音がするのでSPからの採録だと思いますが中音域重視で(笑)それほど聴き辛くありません。例によって時間の関係で聴いたのは「火星」と「天王星」だけです。「火星」は予想通り速いテンポでテキパキ進めており、録音のせいもありますがあっさりとした印象です。「天王星」は好きな曲ですが指揮のせいかオケもちょっと危なっかしい感じもするし金管などがちょっと弱いかな。やはり作曲者の指揮なので楽譜に忠実でその文面白みに欠けるし、音がいまいちなので学術的目的といったところでしょうか。ストコフスキーが初めてだったように思いますがカラヤン以降の人は見事にこの曲を料理したことがよく分かりました。

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November 26, 2007

R=コルサコフ 歌劇「クリスマス・イヴ」の音楽

8553789_rkorsakovNML(8.553789)から。イーゴリ・ゴロスチンの指揮、モスクワ交響楽団の演奏。「クリスマス・イブ」なんてすてきな名前の歌劇の序曲といろいろな場面からの8つの音楽から成る組曲で、「導入の音楽(序曲)」、「ゲームと星達の踊り」、「流れ星」、「輪舞」、「チャルダッシュと雨のように降る星達」、「ポロネーズ」・・・・など曲の雰囲気も「くるみ割り人形」によく似ています。調べてみたらチャイコフスキーの歌劇「チェレヴィチキ」と同じ題材でした。それこそクリスマス・イブにふさわしい音楽でNAXOS独特のあっさり味のジャケットもほっこりしていて好いですね。最近は毎週のように引越しまがいのバタバタなので疲れが取れずこういう音楽を聴くと心が癒されます。

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November 22, 2007

スッペ「軽騎兵」序曲

980003_karajan_popNML(9.80003)から。ヘルベルト・フォン・カラヤンの指揮、フィルハーモニア管の演奏。ステレオになってからポップ・コンサートと銘打たれた同様の曲を収めたアルバムを買って愛聴していたけれどこれは1953,1955年のモノラル録音。でも録音は鮮明で今聴いてもとても楽しい。特にこの曲はスケーターズ・ワルツと並んでカラヤンの十八番ですね。冴え渡った金管の吹奏もいいけれど中間部のしっとりとした歌わせ方はいかにもカラヤンです。オケがフィルハーモニアというのもあるんでしょうが他のシュトラウスなどのポルカなどでは軽快・溌剌そのもので後年の重苦しくなった彼の演奏が想像出来ません。「ラデッキー行進曲」やシャブリエの「スペイン」など模範演奏ですよ。カラヤンの生誕100歳を記念した87枚とかのセットアルバムが出るそうですがこういった古い録音でこれだけ楽しめるのでちょっと迷い始めたところです(笑)。

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November 16, 2007

伊福部昭 日本狂詩曲

8555071_ihukubeNML(8.555071) 日本管弦楽名曲集から。沼尻竜典指揮、東京都交響楽団の演奏。日本人作曲家が続きますが、芥川さんが師でもある伊福部さんをとても慕っていたというエピソードから飛んできたものです。伊福部さんは昨年亡くなられてその折に結構brog記事が出たように思いますがやっぱり映画関連の曲が多かったように記憶しています。日本狂詩曲は戦前にフランスで行われた作曲コンクールで1位になったのですが、作品の提出時に北海道の無名の作曲家に対する日本の音楽関係者の冷たい扱いの話を読んで、根がひねくれ者の私は「こりゃぜひ聴こう」と思ったのですよ(笑)。ラヴェルに私淑していたそうですが特に2曲目の「祭」での土俗的なリズムが執拗に続いて独特の迫力を生むところなんか似ているなあと思います。芥川さんのような洗練さは少なくて民族的な迫力が魅力的です。

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November 13, 2007

武満徹 鳥は星形の庭に降りる

8557760_takemitsu1NML(8.557760)から。マリン・オールソップの指揮、ボーンマス交響楽団の演奏。武満氏の作品を取り上げるのは初めてのはずで、というか聴くこともほとんど無かったのですがナクソス・ミュージックを聴くようになってからは気軽に聴けるようになりました。そして氏の曲の中でも(大して聴いていませんが)人気曲だけあってとりわけ美しいと思います。「ふわ~~」としたとらえどころの無い中にピシッと張り詰めた空気を感じる快よさは素敵です。実は最初同じくNMLで岩城さんの演奏を聴いたのですが、オルソップの方が美しさに勝るような気がしてこちらを取り上げました。岩城さんの方はもう少しダイナミックスの幅が大きいです。武満氏は亡くなる前年に京都のホールでウィーンフィルとレヴァインのゲネプロの舞台まで上がられた時のことを昨日のように覚えています。超メタボ体躯のレヴァインの前で対照的に痩せて小さくなっておられた氏の痛々しいお姿は忘れられないです。

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November 09, 2007

ペンデレツキ 広島の犠牲者に捧げる哀歌

8554491penderechi_hiroshimaNML(8.554491)から。ヴィトの指揮、ポーランド国立放送交響楽団の演奏。10分足らずの曲ですが、まずはペンデレツキの作品の中で、特に日本ではもっとも有名な曲でしょうね。最初から神経を逆なでするような金属的な音が続きますが発表直後のレコ芸での新曲評論では「空襲の時を思い出す」と云うような感想がありました。というかこういう明白な表題をつけると多くの人は特定の印象を刷り込まれる思うのです。音楽そのものは誤解を招くといけないのですがかなり楽しめるので、ただの「哀歌」でも良かったと思います。このアルバムには交響曲3番も収められていますがルトスワフスキのような静けさの代わりにオケが大活躍(大暴れかな?)するので違った意味での緊張感もあり聴き応えがあります。実は今回は1週間続けたルトスワフスキがツィメルマンのために書いたピアノ協奏曲を聴きだしたのですが途中で飽きたのでペンデレツキに乗り換えたというわけです。ごめんなさい(笑)。

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November 08, 2007

ルトスワフスキ 13独奏弦楽器のための前奏曲とフーガ

8555270lutoslawski_13_instrumentsNML(8.555270)から。ヴィトとポーランド国立放送交響楽団による管弦楽曲集- 7に収められているものです。ルトスワフスキの作品には番号がないので初期なのか後期なのかよく分かりませんが第7集なのでたぶん後期だと思います。13楽器ですから(この人の特徴(だと思う)透明感が際立っています。そのうえ弦楽器のテクスチュァとでもいうのでしょうか滑らかな質感がすばらしくてこれはこのオーケストラの賜物なんでしょうか。ルトスワフスキの楽譜は製図のように美しいそうですが確かに出てくる音も荒れた部分がありませんしヴィトとこのオケによる貢献も大きいと思います。さて、前回の交響曲3番の記事で聴衆ががっかりしたと書きましたがwikiをよく読むと一部の批評家が批判的だったが聴衆は大喝采したそうです。そういえばシカゴには怖い評論家が居て、マルティノンを追い出したという話を聞いたことがありましたね。

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November 06, 2007

ルトスワフスキ 管弦楽のための協奏曲

8553779lutoslawski_concerto_for_orcNML(8.553779)から。アントニ・ヴィトの指揮、ポーランド国立放送交響楽団の演奏。昨日に続いて今度は有名な「 管弦楽のための協奏曲」を聴いてみたんですが正直今まで聴かなかったことを後悔しました。初めての曲に限らないのですが最初から数分間のイメージで曲なり演奏に対する私の評価ほぼ決まります。今回は最初の導入部からこの曲の緊張感とオケのさえた金管や透明な弦楽器など腕にも圧倒されました。バルトークなどに比べるとはるかに明るく開放的な曲ですがいつものように無駄のないヴィトの指揮の下で指揮者もオケも同国人だという共感以上の演奏を繰り広げています。実は時々聴いているペンデレッキをいずれまとめて聴こうと思ったのですが急遽ルトスワフスキに変更です(笑)。この曲は管弦楽曲集の第5巻ですがこれが8巻まであるので本当に楽しみです。いつも書くことですがこういうシリーズを用意しているNAXOSには感謝ですね。

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November 05, 2007

ルトスワスキ 舞踊前奏曲

Chan8618lutoslawskiNML(CHAN8618)から。マティアス・バーメルトの指揮、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、クラリネットソロはジャネット・ヒルトン。コープランドを聴こうとしたらこちらの方が面白かったです。ルトスワフスキを聴くのは初めてですが小編成のオケの繊細な音色とちょっと土俗的な雰囲気があってこういうの好きですね。短い5つの曲で構成されていてクラリネットが主人公ですがバックのオケやピアノなんかの絡みがとても楽しいです。ルトスワフスキは食わず嫌いでしたがもう少し聴こうという気になりました。ヒルトンという奏者もCHANDOSにウェーバーの協奏曲など結構スタンダードな曲を入れています。

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October 30, 2007

アダン 「ジゼル」

8553270adam_giselleNML(8.553270)から。オンドレィ・レナールドの指揮、スロヴァキア放送交響楽団の演奏。アダンはクリスマスの定番曲「オー・ホリーナイト」で有名ですが私にはこの「ジゼル」の印象が強いんです。カラヤンが1960年代初頭にウィーンフィルと「惑星」など珍しいレパートリーを録音していた中にこの曲があり、欲しかったけれど「惑星」を優先して結局買えなかったためです。「ジゼル」はバレエの最高傑作なんていわれていますがLPやCDは少ないと思います。ジゼルってもちろん女の子の名前ですがバレエの筋書きはハイネのお話が元になっているそうで婚約して結婚前に死んだ(男に裏切られた)女性の霊(ウィリ)が夜通りかかる若い男性に取り付き死ぬまで躍らせるという怖いお話です。でもジゼルの霊(ウィリ)は他の霊から彼を守って明け方まで踊り、死なせなかったというなおさら悲しい愛のお話。バレエは有名ですが音楽はというとチャイコフスキーはもちろんドリーブなどに比べてももう1つ決め手に欠ける面があり全曲2時間聴くのはちょっとしんどくてハイライト版くらいがちょうどです。でもオペラもですがバレエもやっぱりDVDで見ながら聴くのが一番でしょうね。

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October 26, 2007

レヴァイン VPO 「春の祭典」 カセット版

Casset_tape2レヴァインの指揮、ウィーンフィルのハルサイ。これもカセットテープです。1989年12月25日の録音とラベルに書いています。ホント当時は真面目でした(笑)。さすがにこれは高級なテープを使ったのでアバドの時よりはずっと良い音です。知らずに聴いたらFMをカセットに録音した音とはまず思わないでしょうね。かすかに聞こえるヒスノイズ除けばウチの装置ではほぼCD並みの音がします。さて、ウィーンフィルのハルサイはマゼールのLPしか知らなかったのでこれは楽しみでしたが期待を裏切らない以上の名演奏です。でもライブでのウィーンフィルを聴くとどうも曲の最初の方は乗り気でない気がするんですね。ここでもそうで「大地礼賛」はまずまずのノリなんですが第2部「いけにえ」からはもう切れ味抜群の演奏になります。というかレヴァインという人のオケのコントロールが抜群なんですね。マゼールのようなあざとさやカラヤンのような加工跡は微塵も無く、普通のテンポで普通に追い上げて(それが難しいんでしょうが)ウィーンフィルも知らない間に(あまり好きじゃない)全力演奏をしてしまったという感じです。ある意味このオケらしくないシャープな演奏ですがウィーンフィルの新たな魅力を感じました。しかしこの後レヴァインがこの曲を録音した時は確かメトロポリタンのオケなんですよ。コストが合わなかったんでしょうか。もちろんメトも第一流のオケですが・・・。レヴァインはシカゴ饗とのシューベルトやブレンデルとのベートーベンの協奏曲などショルティがウィーンフィルを振ったときよりずっとウィーンらしい音を出します。ホントに素晴らしい指揮者です。ただあのメタボチックなお腹は何とかしないと心臓に悪いと思いますよ。さて、今日の写真もカセットその物ですがバックに写っているのはオンキョーのデジタルサウンドプロセッサーです。重要なFM録音はこれでCDに残す計画です。

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October 16, 2007

モーツァルト セレナード第1番 K.100

Biscd1010_mozart_serenadeNML(BIS-CD-1010)から。ジャン=ジャック・カントロフの指揮、タピオラ・シンフォニエッタの演奏。モーツアルトの最初のセレナーデは「K.100」と、きりのいい数字です。会社から帰るとしばらく横になってホッとしているのですがそういう時にベッドサイドで聴くのはモーツアルトに限ると思いました。昨日はヴァイオリン協奏曲の3番を聴いてこれは元気になりますね。セレナーデ1番も若い時の作品らしくあまり特徴は無いにしても明るくはつらつとしています。この曲では8楽章のうち3つがメヌエットですがどれもチャーミングでいいです。タピオラ・シンフォニエッタも小編成のバルトークやショスタコヴィッチなどを手がけていてレパートが広いオケですね。

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October 11, 2007

ニールセン序曲「ヘリオス」

Chan9287nielsenNML(CHAN9287)から。ロジェストヴェンスキー指揮、デンマーク国立放送交響楽団の演奏。ナクソスミュージックを聴くようになってからは何の曲が聴きたいというより 誰かのブログなどの情報で面白そうなのを聴くことが多くなりました。これも来年の演奏会情報から探した曲です。NMLで作曲家別で検索するとワ行(W)が最も少なくてワーグナー、ワルトトイフェルなど6人程度。その次がニールセンを含むナ行(N)で10人くらいですね。有名作曲家が多いのはやはりハ行(H,B,P)でバッハ、ブラームスなどのいわゆる3大Bやヘンデル、プッチーニなど大勢です。さて、「ヘリオス」というのはギリシャ神話の太陽神だそうですがニールセンがエーゲ海の日の出に感銘を受けて作曲したということです。この演奏では全部で14分程度の曲ですが、最初は日の出前の静けさを表すのでしょうかホルンの柔らかい音がオケを支配してその後日の出と共にキラキラ輝きを増す海をトロンボーンなどの金管そして木管などが色彩的に表現しています。弦楽器も前面に出て大活躍というより全体を優雅にサポートする形で最後はゆったりと終わります。まあニールセン版「海」というところでしょうか。

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October 05, 2007

ラフマニノフ 音の絵(レスピーギ編)

Chan9822rachmaninovNML(CHAN9822)から。 ポリャンスキーの指揮、ロシア国立交響楽団の演奏。このアルバムにはレスピーギの編曲で作品33番と39番から5曲納められています。私はピアノ曲はあまり聴かないのでこういった編曲ものは大好きです。最初の「海とかもめ」は静かな中に何かが起こりそうな独特のムードがいいし、3番目の「葬送行進曲」はティンパニーの重々しい打撃や鐘の効果がとてもいいですね。最後の「東洋風行進曲」も楽しさいっぱいです。ラフマニノフ自身が編曲してもこんな感じかなと思うのですが随所に華やかさがあるのがさすがレスピーギですね。最近ラフマニノフのピアノ協奏曲を通して聴いているのですがロシアのオケで聴くとあの独特のほの暗さと激しさが本当にいいなあと思います。「音の絵」のオリジナルのピアノ曲は難局として有名だそうなので次は聴いてみます。しかし若い時のラフマニノフっていい男ですね。

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September 23, 2007

H・マンシーニ 「ムーン・リバー」

8557825h_manciniNML(8.557825)から。リチャード・ヘイマンと彼のオーケストラによる演奏。ナクソスミュージックでマーラーの「復活」を聴いていたのですがこの暑さで途中でダウン。同じく「マ」の欄を探していたらマンシーニがいたのでこれに決定。最初の「ピーター・ガン」がかっこいい。でもやっぱり次の「ムーン・リバー」は最高。「ティファニーで朝食を」の音楽。ヘップバーンの映画ですよね。ちなみにあちらの人が「ヘップバーン」と言うのを聴いたら「ヘボン」だそうです。ローマ字の「ヘボン式」です。いや、そんなことはどうでも良くてこれはやっぱりアンディ・ウィリアムズの歌が最高ですよね。ホントにアンディ打ってくれよな!今日はアンディがガンガン打ってウィリアムズがバチッと決める展開で行って欲しい。猛虎「復活」たのむよーー。

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September 21, 2007

ブラームス 「悲劇的序曲」

98003740brahms_walterNML(9.8003740)から。ブルーノ・ワルター指揮、ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏。これもナクソスの歴史的演奏シリーズの1つ。1953年2月のモノラル録音です。このアルバムは4枚組でブラームスの4つの交響曲と序曲などが納められていますので例によって一番好きな(そして長さもちょうどいい)この曲をセレクトしました。開始和音だけを聴いても晩年のワルターとは大違いです。テンポも速いしオケのせいもあるんでしょうがちょいと荒いくらいの大迫力です。バーンスタインだと言われたら信じるかもしれない(笑)。かなりアゴーギグも入っていて元気な時のワルターって「やるなあ」と言う感じです。続いて入っていた「大学祝典序曲」も聴きましたがこちらも元気一杯。私が昔持っていたコロンビア饗との演奏とは大違い。モノラルにしても音はまずまずだし今後交響曲もゆっくり聴こうと思います。と、ここまで書いてワルターの年齢を調べたらこの時77歳ですね。指揮者70歳台で円熟期というわけでしょうか。

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September 13, 2007

J.S. バッハ ブランデンブルク協奏曲4番

Hcd1261819bach_brandenburgNML(HCD12618-19)から。ヤーノシュ・ローラの率いるフランツ・リスト室内管弦楽団の演奏。このアルバムは2枚組で全曲収められていますが、放送時間の関係で(笑)4番を聴きました。私、4番の木管で始まる牧歌的な開始が好きなんです。ブランデンブルグ協奏曲はLPで持っているバウムガルトナー、ルツェルンが最高だと信じているのでCDでは安かったので買ったコープマンのかなりくせのある演奏はほとんど聴かないし、カラヤンは胃もたれするしでこの曲に関してはとても不幸なんです(笑)。で、ハンガリー虎保護団体会長のバラードさんのご紹介でフランツ・リストの演奏をナクソスミュージックから探して聴いた次第です。予想通り少し速いテンポでくせのないさっそうとした演奏でこの曲のスタンダードと言っても差し支えないでしょうね。

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September 11, 2007

ベルリオーズ 序曲「ローマの謝肉祭」

Ph05007berliozNML(PH05007)から。・ギュンター・ヴァントの指揮、ケルン放送響の演奏。さすがにヴァントと言うべきかこのちょいと派手な曲を上手にコントールして素晴らしい仕上げになっています。この曲は手綱を緩めると金管、打楽器、弦楽器がバラバラに飛び散りやすくなるのですが彼はあくまで弦を主体にして金管と対峙させ、彩りに各種打楽器をちりばめるという理想的な演奏を実現しています。私はマルティノン、パリ音楽院管弦楽団のLPが刷り込みですが、ヴァントの演奏も派手なようでいて実は重心の低いベルリオーズにはうってつけの演奏です。最後に金管で終わるベルリオーズ・フィナーレも過激にせず適度に上品でVerry goodです。ヴァントというとドイツ物が十八番のように見られますが本当にレパートリーが広い指揮者ですね。このアルバムには他にリッチとのサン・サーンスのV協3番なども入っていて注目すべきCDです。

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September 10, 2007

ドビュッシー キャプレ編 「バゴダ」

8223751debussycapletNML(8.223751)から。レイフ・セーゲルスタムの指揮、ラインランド=プファルツ州立フィルハーモニーの演奏。このオケは1919年に創立され、エッシェンバッハやウエルザー=メストなどが主席指揮者を勤めるという大変由緒ある団体ですが、ドイツのオケがセーゲルスタムの組み合わせでドビュッシーとはちょっと珍しいです。メインの曲は「子供の領分」そして「月の光」なども収められていて編曲集としてなかなか雰囲気のあるアルバムです。「バゴダ」は「版画」の中の曲ですがラヴェルの「マ・メール・ロア」にもあるようにフランス人はこういう東洋的な曲が好きなんですね。やはりドイツのオケなので暗い音色ですがそれなりに真面目な演奏で十分楽しめました。土・日とちょっとコーフンした日が続きましたのでこういうしっとりした音楽を聴くと落ち着きますね。

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September 06, 2007

ビゼー アルルの女」組曲第1番

Abc4566692bizetNML(ABC456669-2)から。ジョン・ランチベリーの指揮、メルボルン交響楽団の演奏。突然アルルの女が聴きたくなったのですが家にあるのはカラヤン、BPOだけ。カラヤンは好きな私でもこれはいくらなんでも重すぎるのでナクソスミュージックで聴くことにしました。ランチベリーはバレエ音楽などを録音していたのを知っていたのでこの人を選択。オケは始めて聴くメルボルン饗。故岩城氏が音楽監督をしていたオケですね。ナクソスミュージックにはこのコンビで武満さんの曲やその他にジェフリー・ティトとの録音もありました。さて、アルルの女で有名なのは第2組曲の「メヌエット」ですが私が好きなのは4曲目の「カリヨン(鐘)」の中間部のひなびた旋律なんです。このアルバムに一緒に収められている「美しいパースの娘」もこういった曲なのでフランスの田舎の雰囲気を十分味わうことができました。

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August 31, 2007

J・ウィリアムズ スター・ウォーズの音楽

8990002star_warsNML(8.990002)から。リチャード・ヘイマンの指揮、フィルハーモニック ロック管弦楽団の演奏。このおなじみの音楽はナクソスミュージックで無料で全曲聴くことができます。今日で8月も終わりセミに代わって虫の音が聴こえます。さあこれから9月にかけてチーム一丸になってがんばろうという音楽なんです。演奏がどうのこうのなんて言いません。今日はJ・ウィリアムズが聴きたいのです。連日ご苦労様デス。本当は昨日の打の立役者コーダイの音楽をエントリーしようと思ったのですが変な呼び方をしてハンガリー音楽協会から文句を言われては困るのでJ・ウィリアムズにしたんですよ。しかしくどいなあ(笑)。まあ一部の方に分かって頂ければいいです。話は変わりますがこちらは昨日の朝10時頃すさまじい雷雨&強風で道路が川のようになりそのうち停電しました。仕事中のパソコンに大きな被害は無かったのですがこれから雷がなり始めたらファイルはすぐに保存します。これって常識なんでしょうね。

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August 30, 2007

ロッシーニ 弦楽ソナタ 第1番

8554418rossini_stsNML(8.554418)から。タマシュ・ベネディクの指揮、ハンガリアン・ヴィルトゥオージの演奏。これはまさしく美しさの極みといった曲であり演奏そして録音です。イ・ムジチに比べると少々穏やかなんですが それにしても弦の美しさで惹きこまれてしまいました。時々活躍するダブルベースも特有の弦をこする良い音で聴けます。聴いていくと低弦がバス・バリトンでヴィオラがアルト、ヴァイオリンがソプラノで歌に代わるアンサンブルを作っていることがわかります。このアルバムには1番から3番まで収められていますが2番など完全に歌の無いアリアといった風情です。ハンガリアン・ヴィルトゥオージはNAXOSにロッシーニ以外に何枚か録音しているくらいでよく分かりませんが名前どおり腕の立つアンサンブルです。それにしても録音がとても良い。最近また体調が悪いので(笑)1番で止めようと思ったのですが3番まで聴いてしまいました。特薦です(笑)。

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August 29, 2007

コレッリ ヴァイオリンソナタ Op.5 No.5 ストコフスキー編

Chan9930baroqueNML(CHAN9930)から。マティアス・バーメルトの指揮、BBCフィルハーモニー管弦楽団の演奏。このアルバムにはバロックの有名曲をストコフスキーが編曲したものが納められています。ジャケット写真は古典の音楽を近代的に演奏したのだという意味なんでしょう。確かにどれもストコフスキーらしく分厚い響きが堪能できます。でも個人的にはこのコレッリが1番成功しているように思います。静かに静かにひっそりと演奏されて少し単調過ぎるオリジナルより耳にしっくりくるのですね。夏の疲れが残りその上いらいらする試合展開などで落ち込んだ心身をやさしく癒してくれるのです(笑)。バーメルトはセルやストコフスキーの弟子でもあったそうですがレパートリーも広く実に堅実な演奏をします。N饗にも何度か来ていて今年の5月のN饗アワーでご覧になった方も多いのではないでしょうか。

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August 28, 2007

リスト 交響詩「マゼッパ」

Chan10417mazeppaNML(CHAN10417)から。ジャンアンドレア・ノセダの指揮、BBCフィルハーモニー管弦楽団の演奏。よく考えると今までリストを記事にしたことは無かったような気がします。マゼッパはリストの交響詩の中でもあまり有名でないものですが1960年にカラヤンがベルリンフィルと録音していたので曲の名前を覚えていました。カラヤンは1960年代にウィーンフィルと「惑星」とかアダンの「ジゼル」なんて実に珍しいレパートリーを録音したものです。「マゼッパ」もいかにもリストらしく豪快奔放な曲で4部に分かれていて最初のアレグロは馬にくくられて追放されたシーンなんでしょうね。更に詳しくはwikipediaで見てください(笑)。この曲はピアノ超絶技巧練習曲が元なんですがオーケストラ版を聴くとそれほど難しそうには思えないです。編曲はをベルリオーズに依頼した方が良かったかも(笑)。

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August 23, 2007

レスピーギ 教会のステンドグラス

Chan8317respighi_chruchNML(CHAN8317)から。ジェフリー・サイモンの指揮、フィルハーモニア管弦楽団の演奏。名前からどんなに清清しい曲だろうと思ったらさすがにレスピーギだけあって華麗で迫力満点です。4つの小曲で構成されているのですが特に2曲目の天使とサタンの激しい戦闘を描く「大天使ミカエル」はすさまじい迫力で「ローマの松」と同時期に作曲されたことがよく分かります。この曲は吹奏楽コンクールで定番曲化したとWikipediaに解説されていましたが当然演奏も難しいのでそのためフィルハーモニアを使ったのかなと思います。最近でもあまりCDは無いと思いますがそれこそ50年ほど前にドラティがミネアポリス饗とレコーディングしていたはずです。ローマ3部作といいますが個人的には「ローマの祭り」を外して「教会のステンドグラス」を入れれば最高です。

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August 22, 2007

コダーイ 組曲「ハーリ・ヤーノシュ」

Hcd12190koday_hjNML(HCD12190)から。ヤーノシュ・フェレンチクの指揮、ブダペストフィルハーモニーの演奏。民族派と言われるコダーイだけあってメロディーも親しみやすく(生真面目な)バルトークに比べるとおふざけもあって楽しめます。LPではケルテス、ロンドン饗のを愛聴していましたがこちらはオケも含めて完全地元組です。演奏はさすがに文句の無いものですがはじけるだけでなく音の美しさも際立っています。なかでも「間奏曲」などで出てくるツィンバロンが大好きなんですがここではそれほどクローズアップしていません。ちょっと欲求不満。あと楽しいのは「ウィーンの音楽時計」ですが原語ではBecsi harangjatek (英:Viennese Musical Clock)。どこがウィーンでどれが時計か分かる方おられたらいいんですが・・・・。なんてほとんどご指名モードかなぁ(笑)。

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July 31, 2007

バルトーク 中国の不思議な役人

Bartok_ormandy久しぶりに買ったCDのエントリーです。オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団。HMVで手ごろな価格のオーマンディ盤があれば買うことにしていますがこれはEMIでの1978年の録音だからオーマンディ晩年の演奏です。まず誰もが言うことですがオケが抜群に上手い。金管など本当に上手さを見せ付けるような演奏ですがでも全然いやみじゃない。そしてオケの音がホントにきれいです。だから却ってこの曲の不気味で野蛮ちっくな雰囲気があまり感じられないのも事実です。私のデフォルトのドラティ、デトロイトSOのはDECCAの超優秀録音ということもあってスピーカー前面がキラキラした音の洪水のようになるけれどこちらEMIの方はしっとりとしたホールトーンの音造りで、ちょうどR・シュトラウスを聴いているようです。確かにオーマンディのR・シュトラウスはいいでしょうね。しかしバルトークはこのかなりあぶないストーリーによく曲を付けたものだと思います。

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July 28, 2007

ハチャトゥリアン ガイーヌから

Gayane_2ジャンスク・カヒッゼの指揮、モスクワ放送交響楽団の演奏。カートリッジを新しくしたんです。といってもこれまで使っていたテクニカのATM15EaGです。もう針先の寿命が来ているのは分かっていたのですが最近LPをよく聴くようになったので針先だけでなく本体ごと購入しました。金額はほとんど一緒ですしアームとのコネクタ部分が痛んでいたこともあります。で、新しいカートリッジで聴くと格段に美しい音で再生できるようになりました。早くすれば良いのにと言われそうですがCDをメインにしているとどうしてもそちらに投資が向くのでね(笑)。で、最初に聴いたのは以前記事にしたことがあるガイーヌなんですが「仮面舞踏会」にコメントくださったpetit-violaさんが「レズギンカ」が大好きだとおっしゃるので私の知る最高の演奏をご紹介しようと思ったわけです。レズギンカの普通の(?)演奏で良かったのは作曲者がウィーンフィルを振ったものだと思いますがこのLPはリズムを主導する小太鼓以外に木製(たぶん)の民族打楽器を使用していることでこれが小太鼓の間を縫うように拍子を取りながら時々「スコーン」と合いの手を入れるのが何とも爽快です。ただ、ガイーヌはハイライトでも聴くのがしんどいのであと「バラの少女の踊り」その他を聴いてお仕舞にしました(笑)。また「ガイーヌ」はフランス読みでロシア読みは「ガヤネー」だそうです。どうでもいいけど(笑)。メロディアの原盤ですがビクターからの発売なのでレーベルは懐かしい電蓄を聴くわんこの「His master's voice」です。そういえばウチのセラも息子のバイクの音は聞き分けて玄関で待っていたなぁ。

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July 26, 2007

ヤナーチェク ラシュ舞曲集

8550411janacek_lachian_dancesNML(8.550411)から。オンドレイ・レナールドの指揮、スロヴァキア放送ブラティスラヴァ交響楽団の演奏。なぜかヤナーチェクが好きなんです。理屈は分からないけれど「ないしょの手紙」なんか出だしを聴いただけで別世界の昔話を聞いているような雰囲気に誘い込まれます。独欧の理論をベースにした音楽ではなく彼の出身のモラヴィアの旋律やリズムによる技法のためなんでしょうか。弦楽四重奏曲はもっと書いて欲しかったですね。ただこのラシュ舞曲集はそれほどヤナーチェク臭さは無くて普通の(?)チェコの民族舞曲集といった趣です。ナクソスミュージックには聴きたかったピアノ曲が少なかったのでこれはHMVで買いましたがオペラは揃っているのでまたゆっくり聴くことにします。ラトルの指揮した「利口な雌狐」があるんですよ。楽しみ。

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July 25, 2007

ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲第4番(管弦楽版)

Biscd1180shost_sq4NML(BIS-CD-1180)から。カントロフの指揮、タピオラ・シンフォニエッタの演奏。バルシャイが編曲した管弦楽版です。バルシャイ自身が指揮したCDもあるけれど今回はナクソスで聴いたものです。編曲の腕は素晴らしいもので知らずに聴いているとショスタコヴィッチ自身が作曲した小交響曲と思うほど。楽器が多い分原曲の暗さやシャープな切れ味は薄いけれど私のような初心者にはこちらの方が親しめます。四重奏曲の編曲版には弦楽器だけのもあるけれどこれは管、打楽器が入っていてとても効果的。カントロフはおとなしいヴァイオリニストというイメージなんですが指揮はなかなかの腕でショスタコヴィッチの音楽の透明な部分をしっかり際立たせているしオケも上手です。時折出てくるヴァイオリンソロはカントロフ自身でしょうね。ナクソスライブラリーにはショスタコヴィッチやバルトーク、シベリウスなど全集的に揃っているのがとてもありがたい。あれこれCDを買う前に出来ていればと思う昨今です。

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July 21, 2007

シューベルト 「ロザムンデ」

Rosamunde_1カール・ミュンヒンガーの指揮、ウィーンフィルの演奏で1974年の録音。いつもは寝る部屋のシステムでCDを聴くのですが休みの日は隣の部屋でゆっくりLPを聴くことが多くなりました。この部屋のNS1000MでCDを聴くと音がきついということもあるのですが安い輸入CDばかり買っているとまともに曲の解説など読めないので(日本語の)LPの解説はとても参考になるんです。若い頃買ったバーンスタイン&ニューヨークのマーラーなどはLPの見開きジャケットの解説で勉強したようなものです。さて「ロザムンデ」ですが全曲聴くと正直退屈。これはウィーンフィルの音を楽しむといった曲でしょうか。間違ってもアメリカのオケで聴く気にはなりません(笑)。ミュンヒンガーもおとなしくて一切オケの邪魔をしないので指揮者は不要だと思っているウィーンフィルは大喜びで結果ステキな演奏になっています。有名な間奏曲の3番はもう夢の世界です。

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July 20, 2007

ハチャトゥリアン 仮面舞踏会

Chan8542khachaturian_kamenNML(CHAN8542)から。ネーメ・ヤルヴィの指揮、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の演奏。この曲もCDを持っていないのですがヤルヴィの堂に入った演奏で楽しめました。有名な「ワルツ」の野太いメロディーは大好き。ずっこけたリズムで進む「ギャロップ」も秀逸。「夜想曲」などのロマンティックな曲とのバランスもよいし5曲聴いても15分程度なのが私向きです(笑)。このアルバムに一緒に入っている「ガイーヌ」組曲も4曲だけですが押し出しが良くてしかも荒っぽくないステキな演奏です。特に有名な「剣の舞」は名演と言って良いでしょう。

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July 19, 2007

R・ シュトラウス 組曲「町人貴族」

Ptc5186060rstraus_chonin_kizokuNML(PTC5186060)から。パーヴォボ・ヤルヴィの指揮、ブレーメン・カンマーフィルハーモニー管弦楽団の演奏。たいへん趣味の良い演奏、というか作曲家が望んだような演奏なんでしょうね。ヴァイオリンをはじめソロ楽器もとても上手でピアノもアンサンブルに溶け込んでいて浮き上がらないところがいい。最後の9曲目「晩餐」で「ドン・キホーテ」の羊の群れが出てきたりして相変わらず楽しめます。ホントにR・ シュトラウスは一流の作曲家だと思います。大曲はしんどいので気の利いた小曲(でもないか)を聴きたいときにピッタリの曲であり演奏です。この曲のCDを持っていない私にはナクソスはありがたいです。

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July 11, 2007

ブラームス 悲劇的序曲

Naxos_waterNML(CD93.134)から。ギーレンの指揮、南西ドイツ放送交響楽団の演奏。月に1度はこの曲を聴きたくなります。今回はナクソスミュージックであれこれ聴いたけれど大半は途中でストップです。ほとんどは最初の2発の和音で決まりますが。ギーレンはマーラーは良かったけれど普通の(?)ドイツ音楽はどうなのか疑問でしたがオケも立派だし速いテンポでしかも重厚にメリハリがあって大変聴き応えのする演奏でした。この頃ブルックナーをよく聴くんですがやはりドイツのオケは音のバランスと重心が違います。ドイツ音楽はドイツの演奏家で、なんて言いたくないんですがブルックナーやブラームスはやはり・・・と思いますね。 しかし「悲劇的序曲」何度聴いてもホントいいです。大好きです。ジャケットは準備中だそうですが一応載せますね(笑)。

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June 14, 2007

サティ 「パラード」

Satyルイ・オーリアコンブの指揮、パリ音楽院管弦楽団の演奏。1967年7月の録音とありますのでパリ管弦楽団が創設される直前の録音ですね。オーリアコンブは懐かしい名前ですがパリ音楽院とのサティはさすがに楽しめます。「パラード」とは英語のパレードのことで、街頭で見世物小屋の前宣伝をしている情景を描いたバレエ音楽です。バレエ音楽と入ってもさすがサティの音楽だけあって美しいメロディーなどほとんど無く、タイプライター、ガラガラ回る抽選箱、ピストル、サイレンなど不可思議な楽器(?)が大活躍するコラージュ風のファンタスティックな音楽です。でもドンチャン騒ぎにも節度があって決して下品にならないのがさすがサティですね。そしていうまでもなくパリ音楽院管弦楽団の小粋な演奏には文句はありません。これもEMIのレコードですがもう赤い色ではなかったデス。でも盤質はとても良好です。

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June 13, 2007

バイロイトの音

Wagnerこれも古いLPで、1962年のバイロイト公演のサンプルレコードです。指揮は当時まだ39歳の若きサバリッシュ、オケはいうまでもなくバイロイト祝祭管弦楽団。収録されているのは「さまよえるオランダ人」「タンホイザー」などの一部だけですから音楽を楽しむのが目的ではなく、あくまでバイロイト歌劇場のサウンドを聴くことにあります。この劇場はご存知のように舞台の下にオケがもぐりこんでいて指揮者だけが舞台下のオケと舞台上を見ることが出来るので指揮者もオケも緊張度は相当なものだそうですが、この構造はワーグナーの大編成オケの音量(特に金管)から歌手を守るためだそうです。さて、録音された音を聴くと確かにまろやかな残響を伴っておよそ耳障りな音がしないのです。ホントにヴァイオリンの真綿のような音を聴くと一瞬で魅了されてしまいます。オーケストラから出た音は一旦ピット(ヴァイオリンの胴にたとえられています)の天井つまり舞台の床に当たりそれから間接的に客席に到達するので舞台上とほんの少し時間差があります。確かにコーラスとオケの音がほんの少しずれていましたがいかにもナマという雰囲気があってなかなかいいものです。ゼンタ役のアニア・シリアの声も「絶叫」ではなくとても柔らかくてこれがバイロイトのワーグナーなんだと思います。ショルティのスタジオ録音の生々しい音とは対極にある録音ですが、私はこちらを選びますね。

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June 12, 2007

バルトーク ディヴェルティメント

Bartok今週は日曜日に聴いたLPの特集なのでしつこく同じプレーヤーの写真が出ます。もう飽きたでしょ(笑)。例によって古いレコードでバルシャイ指揮モスクワ室内管弦楽団の演奏。このコンビの始めてのレコードでした。エジンバラ音楽祭で華々しいデビューを飾ったこの団体を録音するためにデッカは録音チームをモスクワに派遣して録音したとあります。確かに今聴いても録音の鮮烈さは群を抜いているし演奏の迫力も大変なものです。「ザッザッザッザ・・・・」と低弦が刻む土俗的なリズムに乗って始まるこの曲を当時の音楽仲間と一緒に初めて聴いた時の感動は忘れません。13名でこれだけの迫力があるというのも信じられないですが、同様の規模のイ・ムジチも中編成のオーケストラ並みの音量があったそうですから楽器が良いのか体力が違うのか・・・。まあ今はそんなハンディは無くなりましたが。モスクワ室内管弦楽団を検索していたらこの演奏のCDがHMVで安く出ていたのでかなり痛んでいたLPの代わりに速攻手配しました。録音・演奏ともに文句なしです。

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June 10, 2007

ロッシーニ 序曲集

Rossini_karajan
今日もLPの鑑賞。まずこの赤いレコードをご存知の方はかなりのレコード暦をお持ちですね。東芝のエンジェルレコードです。エバークリーンとかいって静電気が起こらない材質を使っているそうで確かに今でもピチパチ言いません。当時はクリュイタンスのラヴェルなどもこれでした。本当に赤くて透明で写真にすると結構きれいですね。クリックするともう少し大きく鑑賞(?)できます(笑)。置台になっているのは息子に買ってやったミニハーレーです。目覚まし時計になっていて、ガソリンタンクの上のボタンを押すとキュッとブレーキの音がして鳴り止みます。さて、前置きはこのくらいにして演奏はカラヤンがフィルハーモニアを振ったものですが、その後のベルリンフィルとの録音よりもずっと明るくて軽くていかにもロッシーニという雰囲気を楽しめます。中でも白眉は「絹のはしご」。冒頭のヴァイオリンの華やかな下降音がとてもキュート&上品でその後のオーボエのソロも雰囲気たっぷりで完全に魅了されます。その後の「どろぼうかささぎ」も小太鼓の連打から始まる序奏もベルリンフィルとの演奏ほど重々しくせず軽快なテンポで軽やかに進めます。いわゆる「粋な」演奏ですね。こういうのを聴くとカラヤンはフィルハーモニアとの関係が1番上手く行ったのではないかと思います。このレコード大事にしよう。

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June 07, 2007

ブリテン 4つの海の間奏曲

Chan8473britten_4_seaNML(CHAN8473)から。ベルモン・ハンドリーの指揮、アルスター管弦楽団の演奏。歌劇「ピーター・グライムズ」で演奏される4つの間奏曲で、それぞれ「夜明け」「日曜の朝」「月光」「嵐」の副題があります。最初の「夜明け」冒頭の高弦の独特の美しさには惹かれますし、「嵐」の爆発もなかなかのものですがどこか生真面目でおっとりとしているのがイギリス流というかブリテンだからなのか面白いですね。4曲を聴くとオペラの筋に沿って美しさと静けさの中にも強い緊張感も含んでいて交響詩の様でもあります。ハンドリーという指揮者は知らないのですが上手にまとめていて楽しめました。

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May 25, 2007

キュイ 組曲1番(小組曲)

8220308cuiNML(8.220308)から。ケネス・シャーマーホーンの指揮、 香港フィルハーモニックの演奏。キュイを聴くのは初めてです。というかあまりCDも出ていないようですね。中学の音楽の試験で「ロシア五人組」を覚える時は必ずキュイ、バラキレフ、ボロディン、ムソルグスキー、リムスキーコルサコフ、と余り有名でないお二人の名を先にして早口言葉のようにして覚えました。最初にボロディンなんて出すとキュイの名前は永久に出てきません(笑)。有名さという点ではやはりというか出ているCDの数もこの順序で多くなっているようです。さて、この曲は「ミニチュア」というサブタイトル通り「小さな行進曲」、「シューマン風の即興曲」、「カンタービレ」などの名のついた2,3分の小さな6つの曲から出来ていて肩のこらない楽しいものです。ロシアというか東洋的な雰囲気もあるのですがどちらかというと軽い西欧風な音楽ですね。香港フィルも初めて聴きますが明るい音色のオケで、3年ほど前からエド・デ・ワールトが音楽監督になって腕が上がったそうです。ナクソスのおかげなんですがワールドワイドで音楽を楽しめることは素晴らしい、なんて自画自賛しています(笑)。

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April 19, 2007

ムソルグスキー「展覧会の絵」ストコフスキー編

Chan9445mussorgskyNML(CHAN9445)から。マティアス・バーメルトの指揮、BBCフィルハーモニックの演奏。まず冒頭の「プロムナード」が聴きなれたトランペットではなく弦のユニゾンで始まるのでこれはいよいよストコ劇場なんだなと思うのです(笑)。最初は華やかな金管の出番が少なくて低弦とかチューバ、打楽器の比率が多くてサウンドが重々しいなと感じたのですが後半になるに従って怪奇的なイメージが強くなってきます。ストコさんはムソルグスキーの原曲にある泥臭ささを目一杯強調したというかやりすぎというか(笑)ご想像できると思います。しかしこれを聴くとラベルの編曲がいかに洗練されていたのかも良く分かります。特に「ヴィドロ」はラベルの描写的な編曲に比べると牛車の動きが見えないです。演奏は(多分)真面目に楽譜に忠実なようでまるでストコさんが振ったようですがこれは誰が振ってもストコ節になるのが狙いなんでしょうね。聴き終わって感じたのは「水木しげる展覧会の絵」でしたが結構楽しめました。他にも「禿山の一夜」なんかもあり、まだ聴いてないけれどこれはもう十分想像がつくのです(笑)。

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April 17, 2007

アルヴェーン スウェーデン狂詩曲1番

Chan9313alfvenNML(CHAN9313)から。ペトリ・サカリの指揮、アイスランド交響楽団の演奏。スエーデンの作曲家アルヴェーンは3つのスウェーデン狂詩曲を書いていますがその中でもっとも有名な1番です。「夏至の徹夜祭」というタイトルがあるように明るく陽気な曲なんですがそれはみんなが知っているクラリネットで始まるメロディーの開始から数分くらいまでで、中間部は一転してフェアリーなムード一杯になりますがここがとてもステキです。夜を徹して踊って疲れてうとうとしているときに回りを妖精が飛び交う情景でしょうか。北欧の夏至(Midsummer)といえば本当の白夜でしょうし夏至の日にはいろいろな妖精なんかが出てきて通常とは違う世界になるのでしょうね。日本のお盆とは少し違うかな(笑)。最初のメロディーだけ聴いて終わらずに最後まで聴くと本当にいい曲だと思います。お国ものではないけれど演奏も達者なものです。お祭りといえば先週急用でドイツに電話したら(私じゃないけど)誰も出ないので調べたらイースター休暇でした。去年はもっと後というか18日頃だったけれど中国の旧暦と同じで年で変わるのでしょうね。よく分かりません。

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April 12, 2007

マルタン 7つの管楽器とティンパニのための協奏曲

Chan9283martinNML(CHAN9283)から。マティアス・バーメルトの指揮、ロンドン・フィルハーモニックの演奏。各管楽器奏者もちゃんと表記されているのですがここでは省略させていただきます。この有名な「7つの管楽器のための協奏曲」ですが私は始めて聴きました。それこそ代表的な木管と金管楽器が1本ずつとティンパニと弦楽器なので編成は通常のオーケストラですが管楽器とティンパニが独奏的に活躍するのでこんな名前にしたのですね。管弦楽のための協奏曲の一種だと思います。なかなかしゃれた曲なので大変面白く聴けました。またこのアルバムには他に序曲と3つの小曲からなる20分程度の「弦楽のためのエチュ-ド」という組曲もあり、これもとてもセンスの良い曲でした。どれも始めて聴く曲ばかりなんだけど演奏も達者で楽しかったです。ナクソスのおかげで少しずつレパートリーが増えるのはホントありがたいです。

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April 11, 2007

チャイコフスキー 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」

8550782tchaikovsky_francescaNML(8.550782)から。お気に入りのアントニ・ヴィトの指揮、ポーランド国立放送交響楽団の演奏。ダンテの「神曲」なんてよく知りませんが、イタリアのリミニで起きたフランチェスカ姫の悲恋の物語です。チャイコフスキーの幻想曲では「ロメオとジュリエット」よりこちらのほうが好きなんだけれどなかなか良い演奏にお目にかかれないというかCDも少ないと思う。LPでのジュリーニとフィルハーモニアの超名演がこびりついているので他の演奏に満足できないのかもしれない。さて、早速「悲愴」の後に入っているこの曲だけを聴いてみた。穏やかな開始から徐々に地獄の情景に入っていく様子特にゴゴゴゴーという地獄風を表す弦楽器はいつ聴いてもすごいと思う。中間のフランチェスカ姫が語る愛の場面では木管群が上手いし、少し線の細い弦楽器も美しい。ヴィトという人は丁寧な音楽作りをする指揮者のようですが、こういうところのメリハリはジュリーニがとても上手だった。再びすさまじい地獄の場面に戻りドラマティックに終わるところもはったりの無い演奏で好感が持てます。この曲はぜひ生で聴いてみたいですね。

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April 09, 2007

レスピーギ 弦楽のための子守唄

Chan9415respighi_ancient3NML(CHAN9415)から。リチャード・ヒコックス指揮、シンフォニア21の演奏。たまにはおなじみの曲を聴こうとレスピーギの「リュートのための古代舞曲とアリア」を探したのだけれど、3つの組曲の間にある「子守唄」がとても良かったのです。今日はちょっと疲れていたのでこの6分足らずのやさしさ一杯のメロディーに癒されました。レスピーギって色彩感のあるオーケストレーションの曲が多いのかと思ったらこんな素直な曲も作るんですね。ホントに一筋では行かない作曲家です。ヒコックスは丁寧な指揮で好感の持てるものですがこのオケの合奏能力はもう一つといった感じでした。

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April 07, 2007

バッハ 音楽の捧げもの マルケヴィチ編

8225120bach_markevitchNML(8.225120)から。バッハの「音楽の捧げもの」をマルケヴィチがオーケストラ用に編曲したものです。演奏はクリストファー・リンドン=ギーの指揮、アーネム・フィルハーモニックです。このオランダのオケは現在コバケンが常任指揮者で最近来日していますが、以前天才少年指揮者で有名だったロベルト・ベンツィも振っていたそうです。単にマルケヴィチの名前に惹かれて聴いてみたのですが、最初あの面白くも無いテーマが実に透明なサウンドで流れるのにびっくりしてしまったのです。昔初めてクルト・レーデルとミュンヘン・プロアルテのLPを聴いたときは正直たいくつなだけでしたが、今回は編曲のせいでしょうか専門的なことはぜんぜん分かりませんが管楽器も入ったオケで演奏される各声部がとても美しく響き、本当に聴きほれてしまいました。マルケヴィチはあの日フィルとの伝説のハルサイ以来私にとっては別格的指揮者なんですがこんなすばらしい編曲をしていたとは知りませんでした。音楽はいつ聴いても素晴らしいのですが今回はまた新たな感動を覚えました。

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April 02, 2007

コープランド 「ロディオ」4つのダンス

8559240coplandNML(8.559240)から。ジョアン・ファレッタの指揮、バッファロー・フィルハーモニックの演奏。「エル・サロン・メヒコ」が聴きたくてNMLで探したけれど無かったです。残念。で、とにかくはじけた演奏が聴きたかったのでアメリカのオーケストラの「ロディオ」を探しました。バッファロー・フィルって西部にあるのかと思っていたらニューヨーク州なんですね。そしてこの指揮者は女性。アメリカでいまさら女性指揮者が珍しいわけでもないでしょうが、でも珍しい(笑)。紹介記事によるとトスカニーニの厳しさとワルターの心を持つなど申し分の無い方のようですがメジャーオケの正指揮者なんだから当然でしょうね。世界のオケを振りまくっているようですし、昨年6月は日本で東京都交響楽団も指揮したそうですが知らなかった。演奏はどちらかというときちんとした折り目正しいもので「ホー・ダウン」などバーンスタインとNYPの自在な演奏を刷り込まれた耳には幾分物足らないけれど曲を楽しむのに不足はありません。しかし、バーンスタインの「エル・サロン・メヒコ」がまだ耳に焼き付いています。あの頃の彼らのお国ものは無敵でしたね。

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March 25, 2007

ルロイ・アンダーソン 管弦楽名曲集

8559125andersonNML(8.559125)から。リチャード・ハイマンと彼のオーケストラの演奏。ナクソスのアメリカ音楽集の1つみたいです。ボストン・ポップスでおなじみの曲だけどこちらはもう少しサロン調でより肩のこらない演奏です。4人のトランペッターが活躍する「トランペット吹きの休日」がないのが残念だけど主な曲は大体楽しめます。特に「シンコペイテッド・クロック」はハイドンの101番に匹敵する名曲ですよ(笑)。またブルー・タンゴはボストン・ポップスみたいにシンフォニックでないのが却って心地いいです。「タイプライター」は(当然)本物ではないようですがどんな楽器なのか興味あります。休みの日はこんな軽い曲を聴くのもいいものですね。

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March 15, 2007

レスピーギ 「風変わりな店」

Chan10081respighiNML(CHAN10081)から。ディアギレフの依頼でロッシーニの小曲集「老いの過ち」からレスピーギがバレエ曲に編曲したものです。BBCフィルと現在の常任指揮者ノセダによる演奏。私が最初聴いたのはショルティがイスラエルフィルを振ったものです。カルショーの本によるとこの頃のイスラエルフィルはまだ録音に使えるほどの技量では無かったそうですが、ウィーンフィル以外にそれほど使えるオケが無かったのかチャイコの弦楽セレナーデやメンデルスゾーンの「イタリア」、シューベルトの4番など結構レコードは出ていましたね。確かに昔の一流と言われたオケとそれ以外のオケの技量の差は大きかったと思います。私は大阪の経験しかありませんがティンパニがたたき忘れて演奏が止まったりホルンやオーボエの時はホント手に汗握って聴いていました(笑)。今でもそうなんでしょうがコンサートだけでは収入が少ないので映画の音入れやその他で忙しかったのですね。だから外国のオケが来たら無理しても聴きにいっていました。市が運営する京都市交響楽団ができたときはさすがに安定していていい演奏をしていたのを覚えています。その後日本のオケの技量が目覚しく上がったのは皆様がご存知の通りですね。最近は近所の中学生が発表会では「ガイーヌ」や「コッペリア」を演奏しています。こちらでは有名な淀川工業高校ですがある評論家の方が「何でおれがブラスバンドを聴かにゃならんのだ」と聴きに行かされて「ダフニスとクロエ」のあまりの上手さに絶句したそうです。さて、話が飛びすぎましたので演奏の印象は少しだけに。これ作戦(笑)。レスピーギの色彩感やリズム感が楽しい曲ですが、やはりトランペット(コルネット?)が大活躍する「タランテラ」は本当に楽しいです。うーん昔のイスラエルフィルより上手ですねぇ。タランテラの語源になった毒蜘蛛のタランチュラをWikipedeaで調べたのですがいろいろ読む前に蜘蛛の写真があまりに気持ち悪いので止めました(笑)。私、蛇のような長いものは平気なんですが足の数の多いのは苦手です。さて長々書きましたが演奏の記事はたった1行。今日は「風変わりなブログ」でした。

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March 13, 2007

プーランク 「雌鹿」

Chan9023poulencNML(CHAN9023)から。ヤン・パスカル・トルトゥリエの指揮、アルスター管弦楽団の演奏。アルスター管は2005年まで湯浅卓雄氏が主席客演指揮者をしていた北アイルランドのオーケストラですが大野和士氏も振っていたようです。プーランクは例のオルガン協奏曲は別としてこういうセンスのある曲が多いので大好きです。「雌鹿」は小編成のバレエ音楽ですが第1曲目を聴けば誰でもリラックスできる佳品ですね。CHANDOSではこの他にもBBCフィルの演奏がありましたが例によってジャケットでこちらを選びました(笑)。軽快で愉悦感のある曲想は時々モーツアルトにたとえられるそうですが私はカバレフスキーを思い出します。このCDには他にミヨーやイベールの有名曲も入っているしオケもなかなか切れ味の良い演奏をしています。

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March 12, 2007

レーガー モーツアルトの主題による変奏曲とフーガ

Ph07003regerNML(PH07003)から。ご存知K.331のピアノソナタ1楽章のテーマの変奏曲。ブロムシュテットの指揮、ドレスデン・シュターツカペレの演奏。これはこのコンビでも最良の演奏に属するのではないでしょうか。第1変奏の開始から主題を吹くオーボエも見事だけれど続く弦楽や後のクラリネットなどもうため息が出るほどの美しさです。ブロムシュテットとオケが心を込めて歌あげていることが良く分かります。変奏曲と言ってもブラームスのようなダイナミックな展開は無いので幾分物足らないきらいはあるのですがそれを上回るやさしさに満ちた演奏でライブの拍手も当然ながら大変好意的なものです。写真のブロムシュテットが大変若いので彼の常任中だろうと思いますが素晴らしい録音です。本当にドレスデンの美しさを改めて堪能したのですが、ブロムシュテットとこのオケの関係が大変上手く行っていたことの証明だったと思います。

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March 08, 2007

フランスバレエ曲集

Chan10290xfrench_balletNML(CHAN10290X)から。「1920年代のフランスバレエ曲集」というタイトルでラヴェル、イベール、ミヨー、プーランク、ルーセル、その他オーリック、フェルー、シュミット、デラノなどそれこそ近代フランスを代表する作曲家たちによるバレエの小曲がたくさん納められています。曲名にはファンファーレとかマーチとかブーレ、ポルカなどとしか書いていないのであらすじのあるバレエ曲からの抜粋ではなくまったく単独に作曲されたもののようです。ただワルツが少なく序曲とかマーチといった結構勇ましい曲が多く華やかではありますがしっとりとした曲はほとんどありません。例によって私には作曲家の特徴を判別するまでにはいたらないです(笑)がオネゲルの「葬送行進曲」という曲は気に入りました。個人的にはオネゲル、ルーセルというのは好きですね。演奏はジョフリー・サイモンの指揮、フィルハーモニアオーケストラです。指揮者はぜんぜん知りませんがこういった小曲を手際良く聴かせるなかなかの才能だと思います。フィルハーモニアを聴くのは久しぶりでしたが相変わらず上手ですね。きれいなジャケットとセンスのある演奏でとても楽しめました。

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March 05, 2007

シベリウス 組曲「白鳥姫」

Chan9158sibeliusNML(CHAN9158)から。ペトリ・サカリの指揮、アイスランド交響楽団の演奏。本来は7曲からなる組曲ですが、ここでは「ハープ」、「バラを持った乙女たち」、「王子は一人」、「白鳥姫と王子」、「賞賛の歌」と5曲の抜粋です。初めて聴く曲ですが相変わらず美しいシベリウス節だし始めて聴くアイスランド交響楽団もローカルながら清潔なアンサンブルなので好感が持てます。いつもシベリウスの曲を聴くととても居心地がいいのはきっと祖先が近いのでしょうね。ペトリ・サカリは50代の指揮者でまずまず無難な演奏ですが、しっとりとした演奏で不満はありません。名前が近いけれどサカリ・オラモとは親戚ではなさそうです。今回もですがCHANDOSのジャケットは本当にセンスがあってきれいですね。こんな写真を写したいものです。

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March 04, 2007

ゴルビーとクリントンさんの声が聞ける

Ptc5186011peterwolfNML(PTC05186011)から。プロコフィエフの「ピーターと狼」とフランスの作曲家バンテュスの「狼のたどる道」という曲が収められています。これは2003年に野生動物保護のために企画されたCDだそうで、最初と中間そして最後の解説にゴイルバチョフ、「ピーターと狼」の語りにソフィア・ローレン、そして「狼のたどる道」の解説はクリントンが担当しています。何も知らない私は最初タイトルを見たときは「ホンマかいな」と思いましたよ。ゴルビーはロシア語で(右から)しゃべり、通訳が英語で(左から)しゃべるというわけです。ピーターのお話自体はソフィア・ローレンでこれは英語です。しかしこれがサッチャー氏だったら完璧なんですがねぇ(笑)。そうそう演奏はケント・ナガノの指揮、ロシアナショナル管弦楽団です。まあ演奏は可もなく不可もないといったところだしソフィア・ローレンのおしゃべりもあまり明瞭ではないので話題性以外には何もないといったところですがその話題性がすごいですね。そのためか2004年のグラミー賞を受賞したそうです。

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March 02, 2007

L・モーツアルト おもちゃの交響曲

Chan9098toy_symphonyNML(CHAN9098)から。ユリ・トゥロフスキーの指揮、イ・ムジチ・ディ・モントリオール(モントリオール音楽集団?)の演奏。またもやジャケット選び(笑)ですが「おもちゃの交響曲」は大好きなんです。ショスタコの4番などを聴いて胃もたれしたあとなどにはもってこいです(笑)。口直しのデザートですね。例によって私の昔話ではハンス・フォン・ベンダの実に端正な演奏がありましたがカラヤンもフィルハーモニア時代に入れていたような気がします。活躍する楽器はカッコウ、ウズラ、ラッパ、太鼓、ガラガラ、雌鳥の笛(水笛)などですが今回の演奏はこれらの楽器がちょっとうるさいほど活躍します。作曲者として当初のハイドンからレオポルド・モーツアルト説が長く続きましたが、1992年にオーストリアチロル地方の神父だったエドムント・アンゲラーと判明したそうです。でもまあ敬意を込めてレオポルドさんにしておきましょう。実際に子供たちのための演奏会などでこれを演奏すれば喜ぶでしょうね。

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February 28, 2007

コダーイ ガランタ舞曲

Chan8877kodalyナクソス・ミュージック・ライブラリー(NML) CHAN8877から。ネーメ・ヤルヴの指揮でオケはなんとシカゴ交響楽団です。CDを持っていないガランタ舞曲をシカゴで聴けるのは幸運です。チェロ、ホルンそしてクラリネットのソロから始まる哀愁を帯びた開始部から後半のフリスカまでオケが上手いので文句は無いのですが、ヤルヴィの指揮はかなり冷静でオケのせいもあるのでしょうがシンフォニックですらあります。でもコダーイなんですからもう少し民族的な色合いも欲しいところですね。ついでにお気に入りの「ハーリ・ヤーノシュ」の間奏曲も聴きましたがハンガリーの民族楽器のツィンバロンは私には日本の琴に聴こえるのですね。女子十二楽坊の後ろの方にもツィンバロンに似た楽器がありますが、その昔シルクロードを通って伝わったのでしょうか。これも同系統のまじめな演奏で私はケルテスのはじけた演奏のほうが好みですね。今日もジャケットで選びました(笑)。

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February 22, 2007

コリン・マシューズ 「冥王星」

Holst毎回ですがナクソスライブラリー(8.555776)からホルストの惑星組曲に追加された、コリン・マシューズ作曲による「冥王星」の感想を。演奏はデビッド・ロイドジョーンズ、スコットランド国立管弦楽団。2000年にハレ管弦楽団とケント・ナガノのために作曲されたときは賛否両論だったそうだが、ホルストが当然ながら「海王星」で上手く締めくくった終曲に追加するのひと苦労だったと思う。7分くらいの曲ですが、さすがに静かなだけではなく途中で「春の祭典」風の一暴れがあり最後にほんの数小節女声合唱が入って終わりです。まあ私の感想では「海王星」で終わるほうが宇宙へのロマンや情緒があっていいと思う。ちなみに作曲者のマシューズ氏はクックと協力してマーラーの「10番」を完成させたそうでイギリス音楽界の重鎮だとwikipediaに書かれていました。

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February 09, 2007

レハール「金と銀」

Kempe_1ルドルフ・ケンペ指揮ドレスデン・シュターツカペレの演奏。12月にHMVに注文して入荷までほぼ1ヶ月かかりました。でも待った甲斐がありました。熱血漢ケンペの思いが一杯入った実に重厚で熱い演奏です。おとぎ話風の序奏が終わると遅いテンポでおもむろに上品で優雅なワルツが始まります。軽いステップのウィンナワルツではなく重くて豪華なドレスを着た貴婦人たちのワルツ。セカンドステップに重心が入ったワルツでしょうか。昔の宮廷の舞踏会のシーンを彷彿とさせます。その昔カラヤンがフィルハーモニアと録音した「スケーターズワルツ」があまりすばらしいのでその後誰も録音しなくなったそうですがこの演奏も後世に残る名演ですね。届いてからしばらくは毎晩聴いていました。本当に買ってよかった。

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January 26, 2007

ドヴォルザーク チェコ組曲

8553005web-NAXOSから。アントン・ヴィトの指揮、ポーランド国立放送管弦楽団。これはNAXOSレーベルです(8.55305)。以前にもチラとご紹介しましたがもう大好きなんです。「のだめ」で紹介されてなかったら一生聴けなかったかも。5つの曲のなかで放送されていたのは2曲目の「ポルカ」。あの懐かしいメロディーが流麗に歌われますがリズムがよく分からないので私よりは音楽の素養のある奥さんに「これ何拍子や?」と問うたところ半分寝ながら「2拍子」とのたまった。あとで調べたらその通りでした。私、リズム音痴なんですね(恥)。演奏者ですがオケはポーランドですが、指揮者はアントンだからボヘミア系の人ですね。ちなみにドヴォルザーク(DOVORAK)はRとAの上にウムラウトのような記号があり発音が大変難しいそうで、昔はドヴォルジャークとかドヴォルシャックとか表現していましたがきっとその中間なんでしょうね(笑)。しかしボヘミア音楽大好きです。

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December 24, 2006

アルビノーニ 「弦楽とオルガンのためのアダージョ」

Viwaldi_flcクリスマスに適切な曲はないかと物色してたら出て来たCDです。ジャケットのタイトルもこのアルビノーニの「アダージョ」とパッヘルベルの「カノンとジーグ」がメインになっています。カラヤン、BPOの極めつけの演奏で例の「カラヤン・アダージョ」のさきがけとなったものですね。しかし12分足らずの曲をこれだけ壮麗に優美に演奏してドラマを作り上げられるカラヤンの才能に脱帽です。その他にもヴィヴァルディのフルート協奏曲「夜」、バッハの「G線上のアリア」、グルックの「精霊の踊り」(ここでのカール・ハインツ・ツェラーのフルートがすばらしい)、モーツアルトの「セレナータ・ノットゥルノ」など落ち着いてクリスマスを過ごすにはちょうど良いCDでした。

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December 03, 2006

ハチャトゥリアン 「ガイーヌ」

Gayanehチェクナヴォリオン指揮、ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団による全曲版。図書館で借りたけれど正直CD2枚で「ガイーヌ」を聴くのはしんどいなと言うのが聴く前の実感だったがこれが大変面白かった。ハチャトゥリアンと同じアルメニア人であるチェクナヴォリオンもいかにも濃い演奏をするのだろうと思っていたけれど、前半の「ガイーヌのアダージョ」や「アイシェの目覚めと踊り」など情緒的な場面では実に雰囲気があるし「レズギンカ」に始まる後半は迫力満点の指揮で全曲を楽しんで聴けた。アルメニア人は風貌は濃いけれど東洋民族ということで確かにリズムやメローディーに親しみを感じるためかもしれない。録音は1976年10月でBMGによる30年前のアナログ録音だが大編成の中の各楽器がとても美しく録られている。録音時にはまだ作曲者が存命でありソ連体制の時代でもあるので物語りはコルホーズ(集団農場)を舞台にしたオリジナルなもの。ちなみに「Gayaneh」のロシア読みは「ガヤネー」で「ガイーヌ」はフランス語の呼び名だそうです。ロンドンでの録音なのでナショナル・フィルハーモニー管弦楽団というのはロンドン・フィルかロイヤル・フィルかもしれないがいずれにしても達者なオケです。「ガイーヌ」は抜粋版か組曲で勇ましい曲ばかり聴くことが多いけれどこうやって全曲を通すととてもバランスの取れた曲作りになっていることがよく分かる。お勧めです。

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November 18, 2006

ワルキューレの騎行

プロ野球が終わり、楽しみが無くなったと思っていたら世界バレーが始まった。特に女子バレーは華やかだしテレビ中継で見ると大きな会場全体が「ニッポンチャチャチャ」で相手に気の毒な気もするがまあ仕方ない。それにしても2時間にも及ぶ戦いの中で空を飛び地上すれすれのボールを拾う彼女たちのスタミナはすごいと思う。そこで今日は彼女たちにピッタリの曲「ワルキューレの騎行」を献呈しよう。「ワルキューレ」は日本語で「戦争乙女」などと訳されるので戦争で恋人を亡くした娘さんとか鉄砲を担いで戦う女性を想像するが、皆様ご存知の通り空を飛ぶ天馬に乗って戦死した勇士たちを天上の宮殿ヴァルハラへと迎え入れる乙女です。終始緊迫した雰囲気で、戦場の上空を飛び回るワルキューレたちをこれほど巧みに描き出せるワーグナーと言うか作曲家の能力に脱帽。そして6位でちょっと残念だったけれどよく健闘した日本のワルキューレたちに大きな拍手を。ちなみに参照した演奏はショルティ、VPOです。

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November 03, 2006

シューマン マンフレッド序曲

フルトヴェングラー、ベルリンフィルの1949年12月18日のライブ録音なので聴衆の咳などが聞こえるし音もあまり良くないがシューマンのロマンの香りが一杯にある演奏ですばらしい感銘を受けた。感じるのはオケが指揮にピタリと寄り添っていることである。これはアバドやラトルではあまり感じられないことで、彼らの場合はオケもある程度の自由さを出しているし、もちろんその共同作業の結果は名演奏にはなるのだが、フルトヴェングラーやムラヴィンスキーではオケがそれこそ完全に指揮下に入って名演奏を作り上げている。このCDには同じくシューマンの交響曲4番が入っていてこれも名演奏の誉れが高いがこの曲には結構ライバルが多く、最近ではクーベリック、バイエルン放送饗の音の良いCDで感銘を受けたばかりだしハイティンクのもとてもよかった。例によって図書館で借りたものだがいつでも名演奏が聴けるという意味では恵まれた環境にあるとつくづく思う。

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October 28, 2006

ドヴォルザーク スラブ舞曲

Slavonic_dancesノイマン、チェコフィルハーモニックの演奏。極め付きのお国ものです。1985年のデジタル録音で懐かしいスプラフォンのブランドですがPCMとあるので録音はデンオンが行ったのでしょう。20年ほど前に買ったもので1枚4000円ほどしたと思います。それに当時のCD再生装置との相性が悪かったのか硬い音がするのであまり聴かれなかったものです。久しぶりに小さなシステムで聴くと良い音ですし、演奏はもちろん文句なし。OP46の7番(スコチナー)冒頭でのひなびた音色のオーボエとファゴットの掛け合いや同じく8番(フリアント)の開始直後の弦楽器による哀愁を帯びた対旋律そしてポップにリズムをつけるトランペットなどを聴くとこれぞボヘミア、なんて思いますよ。そして何といっても白眉はOP72の10番ホ短調(マズルカ)。クライスラーの編曲によるヴァイオリンソロでも有名ですが、よく見るとマズルカはポーランドの舞曲だからスラブ舞曲といっても結構幅広い地域を取り込んでいるのですね。そしてお国ものだから当然とはいえチェコフィルはノイマン指揮の下すばらしい演奏に終始しています。

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ホルスト「惑星」

Planetsレヴァイン、シカゴ交響楽団の演奏。1989年のデジタル録音ですこぶる良い音です。「惑星」はカラヤン、VPOでのすり込みがあるので他の演奏を聞くとどれも荒っぽく聴こえて、これも例外ではなかったけれど購入当初に比べるとそう思わなくなりました。LPにしてもCDにしても装置で印象が変わるのが再生音楽の弱みですねぇ。美しく聴くコツはあまり音量を上げないことです。ハハ・・。さて、演奏はもう立派なもので「木星」の導入部のホルンなど惚れ惚れするほど上手。もちろん中間部のまったりとしたメロディーもしつこくない程度に英国的な品位を持って美しく奏でられております。でも「惑星」の中で私が好きな星は「天王星」で、ここでの管楽器群と打楽器の活躍はホントに楽しいし、シカゴがメッチャうまい。久しぶりに聴いたのですがとても楽しめました。ジャケット写真は「ダ・ヴィンチ・コード」にも出てきて有名になりましたね。

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October 09, 2006

ミューズの神を率いるアポロ

家でゴロゴロしていても3連休というのはありがたいものです。今日は朝から息子に友人宅まで送って欲しいと頼まれて私にとっては遠出をしました。軽だから加速はともかく80km/hくらいならハンドルも足回りもしっかりしていて購入前の予想通りなので満足でした。燃費計などが付いていて、昨日からの通算が14km/Lでこれも大満足。10秒おきにカウントしていくのだが下り坂でアクセルを離すと40km/Lで、上り坂は8km/L、信号待ちのときは0km/L(そりゃ分母が0だからね)と本当に面白い。いつのまにかエコ運転を心がけるようになる。さて、最近はいろいろCDは聴いているのだが聴いて満足してもエントリーする筆、いやキーボードが進まない。タイトルはストラヴィンスキーのバレエ曲で、新古典主義時代のものとはいえ彼の曲からこんな美しいメロディーが聴けるとは思いもしないステキな曲。演奏はカラヤン、BPO(弦楽器のみ)で1973年の録音だがこれがまためっぽう美しい。美しすぎてストラヴィンスキーのおやじは気に入らないでしょうが、気に入った曲はとことん自分のものにするカラヤンってやはりすごいと思う。写真の無いのは廉価盤のためです。

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August 06, 2006

グリーグ 2つの悲しき旋律

前回、ベルグルンドとヤルヴィを間違うというへまをやったのであわてて図書館からヤルヴィのCDを借りてくる(笑)。ただし、パーヴォではなくてネーメの方で、エーテボリ交響楽団とのグリーグ特集です。連日35℃を越える大阪ではシベリウスとかこのグリーグの涼しい音楽がいい。標題の曲以外にもこのCDには「2つの」という曲が多いけれどいずれも心にしみる佳品で、とにかくグリーグというのは本当にロマンチストなんだと思う。ヤルヴィはこれらのデリケートな曲を結構元気に鳴らし、どちらかというと健康的なグリーグになっていてそれも好感が持てる。リスト、ブラームス、チャイコフスキーとも知り合って名声も大きくあちこち飛び回って忙しかったグリーグは一方とても家庭的で、それこそ「死が2人を別つまで」奥さんと仲が良かったとか。私も老後捨てられないようにグリーグをたくさん聴くことに決めた(笑)。

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July 16, 2006

ヘンデル 合奏協奏曲作品6

トレヴァー・ピノック、イングリッシュ・コンサートによるヘンデルの合奏協奏曲全曲を聴いた。作品6の1番から12番と「アレクサンダーの饗宴」なども入っている。図書館で借りたものだが1日で3枚組のCDを一気に聴いたことは私にも記憶が無い。とにかく鬱陶しいこの時期にまことにピッタリの選曲だったと自画自賛です。例によってざっと聴いているけれどとにかくさわやかで颯爽としたテンポで進んでいくのでオリジナル楽器が苦手な私でも聴き惚れてしまった。1981年から1984年にかけてのアルヒーヴによるデジタル録音もすばらしい。

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June 11, 2006

イベール 「バッカナール」

図書館で借りたCD。メインはもちろん「寄港地」だけど、フルート協奏曲、「モーツアルトへのオマージュ」、「交響組曲パリ」・・・などイベールの珍しい曲が満載。演奏はデユトア、モントリオール交響楽団。当然のごとくどの曲も色彩豊かだし各ソロも上手でおまけに録音が良い。私はイベールを真面目に聴くのが初めてだけどこんなに楽しいとは知らなかった。さて、標題の「バッカナール」だが聴き始めて一瞬「剣の舞」かと思ったほどリズムが似ている。あれほど土俗的でもないし演奏時間ももっと長く10分ほどでアンコールピースには最適だろう。それにしてもOSMは本当に上手なオケだと思う。他の曲でもあちこちにちりばめられる管楽器のソロが実に見事。とにかく難しいことを言わず楽しんで聴けるCDでした。

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June 04, 2006

プロコフィエフ 「三つのオレンジへの恋」

Prokof今日はLPを聴く。その昔の優秀録音だったプロコフィエフ「古典」「キージェ」「三つのオレンジへの恋」、オーマンディ、フィラデルフィアです。「三つの・・」は楽しい曲なのにCDが少なくて残念。で、演奏はオーマンディの大得意とするもので模範演奏です。うまい、楽しい、音がよい、なんですが結構高音が強調されている。約40年まえの録音だけど同じ頃のデッカの自然で生々しい音に比べるとかなり人工的。この録音のせいで「派手な演奏」というオーマンディの評価が出来たと思う。再度まともな音のCD全集を出して彼を再評価すべきだろう。写真は20年ほど使っているケンウッド(当時はトリオ)のプレーヤー。こうしてみるとなかなかの風格です。

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April 23, 2006

スメタナ「我が祖国」 アーノンクール

Smetana今回も図書館で借りたCDです。「我が祖国」はピエロフラーベク、チェコ・フィルのCDがあるが録音がさえないし演奏もそれほど面白くない。本場物って結構さらりと演奏するからかもしれない。で、借りたのがアーノンクール、VPOの2枚組。それも珍しくRCAの録音です。2001年11月ムジークフェラインでのライブ録音とのこと。わたくしアーノンクールは古楽器でのモーツアルトを聴いてから苦手なんです。独特のテンポとあのこわもての顔も怒られそうだし。まあウィーン・フィルだから良いか、てな調子で聴き始めたのですが最初の「高い城」からゆっくりしたテンポでとても思いのこもった演奏で気に入りました。この開始の2台のハープが明確に右と左に分かれて聴こえます。ライブでどんな配置だったのだろう。2曲目の「モルダウ」もさわやかな演奏で、これまでデフォルトにしていたカラヤンがくどく感じます。まだ1枚目「シャールカ」までしか聴いていませんが予想に反して感動したCDです。写真は解説書の裏ページ。でもやっぱりアーノンクールって怖いなあ。

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January 29, 2006

ニューイヤーコンサート クライバー

中古屋さんで380円で買ったCD。1989年、伝説のクライバー、VPOのニューイヤーコンサート。わたし的にはカラヤンのがあればいいやと思っていたのですが、まあこのお値段ですからね。で、聴いてびっくり。うわさには聞いていたけれどこりゃ楽しいワ。2曲目の「田園のポルカ」から団員のかけ声が入って観客共々徐々に雰囲気が盛り上がってくる。あと本当にウィンナワルツらしいのが「芸術家の生涯」で、美しくて堂々としていてため息が出る。テンポの速いポルカはクライバーのお得意で「ハンガリー万歳」ではウィーンフィルもエンジン全開モード。ヴァイオリンが甘く歌いながら「キュン」と鳴らすところはよそ様のオケでは無理じゃないかな。というわけで全15曲約75分があっという間に過ぎました。結論はカラヤンのも良いけれど楽しいのはクライバーです。最近は体力の衰え(?)で大曲が聴けなくなっているけれどこういうのは別。一度テレビで見たけれどこのDVDが欲しくなりました。このCDにはSONYのマークは入っているけれど中古なのかそれとも・・・なのか分からないので写真は割愛です。

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January 28, 2006

リムスキーコルサコフ スペイン奇想曲

寒いけれど良い天気だったので以前から目をつけていた近くにある中古の本屋(Bookオフではなかった)に行った。私は書店で本を買うのが下手で、最初に決めてないからウロウロするだけで結局買わないけれど今日のお目当てはCDなのでそこへ直行した。やはり郊外店なのでありきたりの曲ばかりだがCBS時代のオーマンディの「シェラザード」が有ったので即ゲット。昔LP時代にお世話になったオーマンディ、フィラデルフィアの懐かしい音が聴けたが以前思っていたほど派手な印象は無く極めて落ち着いた演奏なのが少し意外。去年LPでエントリーした小澤、シカゴほどのさわやかさはないがカラヤンほど押し付けがましくないのがいい。でもゲットした本当の理由はその後に入っている「スペイン奇想曲」で、この演奏はLPのときから理想と信じていたものだけどやっぱりいい。とにかくオケが明るい音色でひたすら上手い。特に第2部のファンダンゴになってからはまさしく自由自在な演奏で、オーマンディもオーケストラの個人技を見せびらかしながらもきちんと手綱は引いている。このコンビの特徴はとにかく雑な演奏はしないことなので燃えないけれど安心なのです。テンポはどちらかと言うと遅く、16分かけたこの曲など音色の明るいクレンペラーみたいですよ。

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エルガー 弦楽のためのセレナード

バルビローリ、ハレ管弦楽団の組み合わせによるエルガーの「エニグマ変奏曲」などが入っている昔のCDを聴いた。この曲のオケはシンフォニア・オブ・ロンドンとある。エルガーの曲の中でも飛び切りの優しさに満ち溢れた曲。そのうえホ短調。3楽章、13分ほどだがエルガーとバルビローリの組み合わせはすばらしい。次々CDを買うのはいいけれど昔買ったものも聴きなおすと良い曲にめぐり合えることを実感した次第です。

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December 29, 2005

ストラヴィンスキー 春の祭典

引き続き名曲廉価CDを聴く。作曲者のストラヴィンスキーの指揮、コロンビア交響楽団で1960年の録音。ただあまりに見事な演奏なので当時から言われているように実際の指揮は弟子のロバート・クラフトが振ったのかもしれない。コロンビア饗も大変見事でワルターとの西海岸のオケではなく東海岸のもしかしたらニューヨークフィルかもしれない。いずれにせよ作曲者のイメージ通りに粉飾せずに演奏したのだろうが十分以上に楽しめる。録音もなかなか良い。同じコンビのペトルーシュカもほぼ文句なし。ただ別CDで聴く同じコンビの「火の鳥」はさすがに色気不足で少したいくつするがそれだけこの2曲は個性的だということだろう。昔は「ハルサイ」に凝って10種類ほど集めたが印象に残るのは剛直一途のショルティ、芝居気タップリのカラヤン、ミステリアスなメータ、NYP、FMで聴いたレヴァイン、VPOなど。そしてこれこそスタンダードだと思うのはドラティ、デトロイトSO。ドラティは昔のロンドン饗との「火の鳥」もすばらしくこのオケの鮮烈な演奏を聴いて彼がすばらしい指揮者だということが分かった次第。

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March 19, 2005

道化師

ロシアの作曲家カバレフスキーの管弦楽組曲です。
木琴(古いなあ)が大活躍する最初のプロローグを聴けば
たぶん誰でも知っている楽しい音楽です。
昔NHKのニュースか何かのテーマ音楽でした。
カバレフスキーは子供のための音楽を多く書いている
のですが、この曲に限らずやはりCDが少ないです。
今時々聞くのは昔買ったLPですね。
そういったこともあり我が家ではまだまだCDとレコードが
共存しています。


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March 17, 2005

ペリ

「ペリ」というのは「魔法使いの弟子」で有名な
ポール・デュカが作曲したバレエ音楽です。
森の仙女という意味だそうですが、普通、仙人って
じいさんだけど、なぜかここでの仙女は若くて美人なのです。
あらすじや音楽もファンタジックでいいのですが
とにかく冒頭のファンファーレがすばらしい。
これほど鮮烈で華麗なファンファーレは他に無いですね。
私はアンセルメのフランス音楽特集のレコードを買って
これを聴いてびっくりしました。
多分私の記憶に間違いが無ければ小学校の卒業式で
流された曲の1つです。(まだLPの出始めね)
卒業式をアレンジしたのは音楽担当の三船先生だと
思うけれど、もしかしたら同じ校区で校歌の作曲もされた
指揮者の朝比奈の御大が知恵を出したかもしれないです。
あと第九の有名なメロディーも流れていました。
校長先生も優しかったし、センスのある音楽の先生も
いたし本当にすばらしい卒業式でした。

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March 14, 2005

楽しいショスタコビッチ

ショスタコビッチの管弦楽曲は楽しいです。
私が買ったのはジャズ組曲、バレー音楽集、映画音楽集など
3枚組で2千円しなかった。
いや、お値段だけでなく演奏もとても立派。

何しろオケがウクライナ国立交響楽団、
指揮はテオドル・クチャル。
本場ロシアもので堂に入ったもの。そして音楽が楽しい。
ジャズ組曲はジャズというよりポップスですね。
ジンタ(これ若い人知っているかな)っぽいメロディーもあって
本当に気楽に聴けますよ。
あと有名な「黄金時代」も入っていてお徳用なアルバムです。

「黄金時代」のポルカはその昔アンクルトリスのCFで
とても上手に使われていましたが、いざCDを探すと
これが無いのですよ。
こういう掘り出し物がネットで買えるHMVに感謝!

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