June 23, 2008
何度も書いているんですがiTunesをDLする部屋と聴く部屋が離れているのでポータブルHDDを仲介してファイルフォルダをExportしています。昨日もiTunesの設定をいろいろ触っていたらLANで共有できることが分かりました。で、なにげに離れた部屋のノートPCのLAN設定を共有にしたら、なんとあっさりと繋がったではありませんか。おかげで400曲もあってExportをためらっていたフィッシャー=ディスカウのシューベルトを聴くことができました。これなら120GBのHDDを買わなくても良かったと思ったのですが、LAN設定はあくまで共有であってこちら側でプレイリストの作成は出来ません。また当然ですがメインのPCをオフにすると聴くことができません。しかしiTunesも慣れると楽しいものですね。
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June 20, 2008
iTunesであれこれ買ったのをオーディオルームのパソコンに移したけれど曲がバラバラになっていて困っていたらtaizoさんからソートを使う、と教えていただきました。トラック番号の表示やソートの仕方も何とかできて昨日やっとそれらしいプレイリストに整理できました。最初からこちらのパソコンでDLすればいいんでしょうがこちらは無線LANなので大きなファイルのDLには時間が掛かるんです。しかしやっと大きなスピーカーで鳴らして落ち着きました。いろいろ細工をしているので隣の小型システムを置いている部屋で寝転んで聴くことも可能です。とにかくtaizoさんに改めて御礼を申し上げます。
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June 11, 2008
今月に入ってからiTunesでかなり買ったのに昨日もまたピノックのモーツアルト交響曲全集をクリックです。リヒターのマタイなどはパスしたんですが、バーンスタインの自作集やフッシャー=ディースカウのシューベルト歌曲集も出ています。2月頃に買ったアバドのマーラーやベームのモーツアルト、カラヤンのブルックナーは1ヶ月経たないうちに姿を消したのでどうしようかと悩ましい思いのこの頃です(笑)。ただ、昔3500円出して買った新譜のCDに必ずしも満足しなかった経験があるのでそれに比べると、ですよね。これまでに買ったアバドのマーラーは1部の曲に音切れの問題があるにせよ7番などすばらしい演奏だしカラヤンのブルックナーは文句なし、そしてまだ老化しなかった頃のベームのモーツアルトの颯爽とした切れ味もすばらしい。最近ではヴァルヒャのバッハ、カラヤンの豪華さは無いけれど質実で率直なヨッフムのブルックナーはやはり、と感じた次第です。うーん今月は特別Tunes月間にするかな、それとも強引に「父の日」オウンプレゼントにするかな(笑)。
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March 21, 2008
昨日のハイビジョンで放送のあったベルリンフィル特集を録画でボチボチ見ていたのですがやはり長い間君臨していたカラヤンの話が圧倒的に面白かったですね。彼の仕事熱心さの前には帝王のようなワンマンも許されると43年も在籍した土屋さんが話すと納得してしまいます。またどんな小品にも手を抜かないカラヤンの影響を団員も受けるという例として、「トゥォネラの白鳥」を演奏するゲルハルト・シュテンプニクが録音当日に早く出てきて土屋さんに何本も作った中でどのリードが良いか聴いてもらったお話をされました。またクラシッノ裾野を大きく広げたのはカラヤンのおかげだという説にも納得です。私もコロンビア(後にEMI)に入れた「魔弾の射手」や「フィンガルの洞窟」を聴いてレコード集めを始めたようなものです。近頃なら「のだめ」シリーズでしょうか。私も会社のお嬢さんにのだめBOXを借りて聴きましたが私の持っていないセルの第九とかブーレーズのバルトークとかNYP時代のバーンスタインのシベ2なんか大いに楽しめました(笑)。さて、ベルリンフィルですがやはりカラヤンが元気な時代は活気がありまた音自体も実に美しいですね。何度も何度も書きますが大阪で聴いた「英雄の生涯」の圧倒的な迫力と帰る時に階段でぶつかったエリエット夫人の美しさは生涯忘れないでしょう(笑)。当時夫人がヒールの無い靴だったので妊娠中かと勘違いしたのですがカラヤンの背が高くない(たぶん165センチくらい)ので気を使ったのだと後で知りました。この放送が7時間で長いなあと思ったら4月5日の誕生日にはなんと「丸ごとカラヤン」という題で11時間も放送されるそうですよ。さあ、今度の土日でレコーダーを整理しなきゃ。
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January 06, 2008
LPを探していたらワルターのマーラー第九が出てきました。1961年1月の録音でオケはコロンビア饗です。LPだから2枚組ですがもう1枚練習風景が付録についています。ワルターの練習風景はベートーベンでも聴いているのですがマーラーの場合は指示がとても細かいのです。チェロとホルンとトロンボーンの重なるところでそれぞれにリズムと音符の切り方を指示しています。これじゃ時間が掛かって仕方ないなと思って解説を読んだら録音開始は前年の夏からだそうでやはり半年近く掛かるんですね。ワルターは1960年にマーラー生誕100年記念でウィーンでこの曲を振ったそうですがこの録音の次の年に86歳で亡くなりました。この曲が事実上彼の白鳥の歌なんですね。古い録音ですが以外に音がよくCD化すれば良いと思います。でもまだしんどくて全曲を聴いていません。写真はだいぶ片付いたプレーヤー周りですが撮影のため一時的に右の方へ退避させたガラクタ有りです(笑)。

スピーカーの反対側の机の上にCDラックを置きましたが入りきらない箱物などは別のラックに入れています。あまり整理していないので聴きたいCDがすぐに出てきません。これからです。

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November 12, 2007
カセットを整理しながら聴いていたらベルゲン国際音楽祭でのスィングル・シンガーズのコンサートライブが出てきました。このテープが多分20年前くらいですが、それでも「まだやっていたのか」と思うのが正直な気持ちです。スキャットだけでバッハやモーツアルトのクラシックを楽しませてくれ一世を風靡した団体です。ウォード・スィングルが率いたメンバーは10年ほどで解散し、その後2つに分かれたそうですが、改めて聴いてみたら例の「小フーガ」もありましたがスキャットだけでなく普通に歌詞もあったりポピュラー畑も入っていてかなりエンターティメント性が高くなっています。その中でも一番面白かったのが「1812年序曲」。歌の合間に解説もするリーダーが「キャノン砲や教会の鐘も・・・」なんて言うのでホンマかいなと思っていたらクライマックスではお約束どおりシンバルや大砲、教会の鐘が鳴り響きましたよ。ソプラノ、アルト、テナー、バスがそれぞれ第1、第2と合計8名の団体ですがマイクなんかを上手に使っているみたいです。まあこんな物まねも時々ありますがこの曲でやられると「まいった」という感じです。何せ北欧では権威あるベルゲン音楽祭で、このあとにはエディット・マティスも出ていたそうでですから。しかしフランスでは絶対にやらないでしょうね(笑)。その昔こういったお遊びの最高峰(?)ともいえるP・D・Qバッハやホフヌング音楽祭のレコードを友人が持ってきて聴いていたらモーツアルトの41番「ジュピター」がいつの間にか「錨を上げて」になるので二人で転げ回って笑ったことを思い出しました。クラシックにも時々お笑いがあってもいいでしょうね。さて、今日の写真は秋というよりもうクリスマスが近いかなと思う花です。
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January 23, 2007
実はまだ太平洋にも出ていません。紀伊水道の辺りでしょうか。何のことかというと前にも書いたように最近の休日はWEBでNAXOSミュージックを聴くのに忙しいのです。いや、聴くというより大量にあるNAXOSのカタログから聴きたい曲を探すのに忙しいのです(笑)。まず感じたのは有名な曲、有名な演奏家よりはなじみの薄い作曲家やローカルな演奏者が多く、でもそれがかえって新鮮で楽しいのですね。とくに北欧、中欧、ロシアなどの曲はメロディーもきれいで親しみやすいです。シベリウスのピアノ曲、同じく北欧のあまり知られない作曲家たちの小曲などは何度も聴いています。中欧では有名なスメタナ、ドヴォルザークやヤナーチェクの曲、ロシアではグリエール、カバレフスキー、そしてチャイコフスキーの「雪娘」など合計30曲程度が今私のプレイリストにスタンバイされています。そうそうオルガン演奏の「新世界より」なんてのもあります。先日は26歳の若きブリテンが太平洋戦争が勃発する直前の1940年に日本からの委嘱で作曲した「シンフォニア・ダ・レクイエム」(鎮魂交響曲)をはじめて聴いて深い感銘を受けました。演奏はロンドン交響楽団ですがやはりメジャーなオケは底力があります。その他ではヴィラ=ロボスのギターのための練習曲集もとてもステキな曲です。ということで今は小船で太平洋に向かっているような状況なのでとても個別に感想をアップできないのです。まあ楽しみながらボチボチと行きます。
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January 11, 2007
最近ナクソスのミュージックライブラリ会員になったが面白くて病みつきである。NAXOS以外にもBISとかCBCなどの多くの個性的なレーベルがあるのでたいていの曲を聴くことができる。ほとんどのオケや指揮者は初対面だがそれぞれ国や地方を代表する団体だから好き嫌いは別としてみな演奏は一流である。で、すぐに探したのが今話題のドヴォルザーク「チェコ組曲」(笑)。アントン・ヴィット、ポーランド放送交響楽団。しかし、この心にしみる懐かしさはなんだろう。その後もスメタナ、ドヴォルザーク、ヤナーチェクなどのヴァイオリン曲を聴いたりしてこれも病みつきになった。シベリウス、グリーグなどの北欧の曲も多いので当分私の知らない名曲探索に没頭できる。楽しかったのはBBCフィルの演奏でグリエールの「芥子の花」から「ロシア水兵の踊り」。かつてのオーマンディ・フィラデルフィアの圧倒的な演奏には一歩譲るけれど最後も十分盛り上げてくれて楽しかった。いつもお邪魔するブログでのお勧めのドヴォルザークのミサ曲は寝ながら聴いたりしたが本当に心休まる思いだ。とにかく音楽がいっぱいの生活です。
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December 29, 2006
今日は本当に寒い日で日中でも雪がちらつくので一歩も外に出ず久しぶりのCD三昧の日を過ごした。年末なので第9交響曲特集としてまずショルティの新しいデジタル録音のベートーベンから始める。1楽章からテンポが遅めで以外に穏やかな印象を受ける。彼のベートーベン(最初にウイーンフィルと入れたのを除いて)やブラームスは決してエキセントリックな演奏ではなく実に堅実なのだ。ただ、あまり面白くない。もう少し燃えてもいいんじゃないかなと聴いていたら4楽章になってさすがに本領発揮というかしっかり締めくくったのはさすが。バリトンがとっても上手。オケはもちろんきっちりしたアンサンブルでピチカートなんか1本のヴァイオリンのよう。でも何となく欲求不満気味なので次はカラヤンとBPOのブルックナーの9番を聴く。やっぱり上手いなあ。1楽章の神秘的な部分と2楽章の野性的な対比がとてもいい。大分調子が出たので今度はハイティンクとロンドンフィルでショスタコヴィッチの9番と行く。お軽い印象のLPOがとても上手なのは名匠ハイティンクのおかげだろう。昼食後はシューベルトの9番(昔は7番、今は8番?)をベーム、ベルリンフィルで。これはすばらしい。まだ統率力が有ったときのベームとソリッドな音のBPOとの相性が良く、この少々長い大曲を飽きずに聴き遂せた。しかし、疲れた。
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April 16, 2006
ベルリン・フィルの芸術監督に就任したサイモン・ラトルの呼び掛けで発足したベルリン・フィルの新たな「教育プロジェクト」の最初の取り組みが、この「ダンスプロジェクト」で、地元のごく普通の子どもたちがベルリン・フィルと共に「春の祭典」を踊るというストーリーです。これはまずラトルとBPOとの「ハルサイ」が(部分的ですが)聴けること、出身国や環境の異なる250名の素人の子供たちの猛練習の風景、そしてラトル自身のインタビューやユーモアたっぷりの練習風景など普通のDVDの何倍も楽しめます。まずはダンスなど踊ったことも(本当は踊りたくも)ない子供(8~20歳)たちやその先生を如何に猛練習に納得させるかが最初のキーになっています。いくら易しい振り付けにしてもなにせ天下の「ハルサイ」ですからね。反発する子供たちを説得しながら猛訓練を続けるトレーナーの苦労やアフリカから来た難民の少年、他人と触れることの出来ない青年、成績が悪く学校を卒業できるか悩んでいる少女のエピソードなどもあります。5週間の稽古の後実際にBPOの「春の祭典」を聞いた子供たちの感動。そして徐々に顔つきが変わり踊りもさまになっていきます。実際に共演したシーンでは速いテンポにも全力で走り踊る子供たちはすばらしいし最高潮のクライマックスの後、5秒ほど不気味な静寂があり静かにそしてすぐに地鳴りを伴う猛烈な拍手など予想はしていてもさすがに感動してしまいました。実際の踊り(演奏のシーン)は少ないのですがBPOの底力のある演奏を見て聴くとこのコンビのすばらしさが心底実感できます。レンタルですが本当に楽しめたDVDでした。
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March 26, 2006
新しいアンプを隣の部屋に移してNS1000Mにつないで聴いた。結果はvery very good!音が硬いのをCDのせいにしていたがアンプのせいだった。当時はプリとメインの分離型で悪いはずがないと思っていたが技術の進歩は恐ろしいもので普通の仕様のプリメインアンプですばらしい音がよみがえった。特にきつかった高音が実に繊細に聴こえる。これがあのハードドームの音かと思うほど。またCDを聴く楽しみが増えました。ただ、狭いラックに押し込んだ重いアンプを引っ張り出して配線をやり直してまた入れなおすという作業を1時間ほど中腰で続けたので腰が痛い。オーディオを楽しむのも苦労が付きまとうのです。いずれスピーカーケーブルも交換するけれどNS1000Mは30kg以上あるので考えただけで腰が痛む。息子にヘルプを頼もう。
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March 21, 2006
WBCもめでたく日本が優勝して4時間も応援した甲斐があった、とは言うもののまさか優勝するとは思っていなかったのが本音。前回の韓国戦では上原、福留がヒーローだと思うが決勝戦はもう全員ヒーロー。で、最高殊勲賞は苦労した王監督にさしあげたい。そうそう影のヒーローは例の審判、メキシコや日本の勝つ意欲をよく引き出してくれましたよ。さて、今日はムラヴィンスキーのDVDを見たがこれは彼の音楽人生をまとめたドキュメンタリーで、演奏会の録画ではなかった。決して楽しいDVDではなく、とにかく彼の厳しい練習風景見たりを聞いたりするとちょっと寒気がするほど。シューベルトの「未完成」の最初の刻んでいくところのリズムが違うと執拗に直させたり最高に弾けたと思うチエロ全員にダメを出したり10回や15回のやり直しは普通だとか。ブルックナーの7番のときは音楽行為と言うより「肉体運動」だと証言されていました。この中でチャイコフスキーの「フランチェスカ・ダ・リミニ」は全曲の演奏会風景が入っていたがこれは予想通りの名演で、愛の語らいのロマンティックな場面と地獄のすさまじさの対比がすばらしい。ただビデオではなくフィルムトラックのようで音が悪く鑑賞していて楽しいものではない。このDVDにはもう1人ロジェストヴェンスキーのチャイコフスキー「4番」も入っているがこちらはうってかわって愛想の良い指揮者とレニングラードとは思えないちょっとダレた金管のファンファーレで始まったので冷たく見ていたがそのうちエンジンが掛かってきてなかなかの演奏であった。1971年のロンドンでの公演だがビデオ撮影で映像はきれいだし音もまずまず。しかしロジェベンはイギリスで人気があるようです。彼の分かりやすい指揮ならオケは安心して弾けるだろうな。
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February 25, 2006
今日は暖かくて気持ちの良い日だったので恒例となった図書館通いも楽しい。開館と同時に入ると大きなかばんにいっぱい絵本を入れて返しに来た子供もいる。まずは受付で借りたいDVDのリストを見せるが今日も貸し出し中。で、思いついて「トゥーランドット」を訊ねるとこれも貸し出し中。係りの女性と「金メダルの曲だからね」と顔を見合わせて苦笑い。結局若いときのアバドを観たくて「セビリアの理髪師」を借りた。あとはCDコーナーを見ていたら結構借りたいものがあったけれどワルターとコロンビア交響楽団のベートーベン交響曲全集の2番目を借りた。5,8,9番はともかくリハーサルCDのあるのが決めてだった。早速家で聴いてみる。むかーし聴いた覚えがあるけれど「Good afternoon gentlemen」の挨拶のあと「We do second movement of the 4」と4番の2楽章の練習が始まる。最初は第2バイオリンの刻みを「パパン、パパン、・・・・」と指示し、次は第2フルートに強弱の指示を出し、第1ヴァイオリンにはメロディーを歌ってみせ、あとビオラ、オーボエなどにも次々指示を出し2楽章だけでも結構時間をかけるのだからリハーサルって本当に大変だと分かる。ベルリンフィルはどんな曲でもリハは3回だと聞いたがオケの基本能力の差もあるのだろう。でも曲が進むにつれてワルターの声も大きくなり生き生きとしてくるのが分かる。ワルターはカラヤンと違って声もいいし楽員には「Gentlemen」「dear・・・」と実に紳士的に接していて彼の人柄の良さも分かる。しかし女性団員はいなかったのかな。このCDにはあと7番の1楽章、9番の2楽章のリハーサルも入っていて本当に面白いです。
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February 11, 2006
これも図書館で借りました。ペーター・ハイドリッヒ編曲の「ハッピーバースディ変奏曲」。ギドン・クレーメルとクレメラータ・バルティカというアンサンブルの演奏です。標題以外にも「ゴッド・セイブ・ザ・クィーン」の変奏曲、ワックスマンによる「蛍の光変奏曲」などがあります。とにかく面白くて楽しいの一言です。「ハッピーバースディ変奏曲」は全部で11変奏あり、最初はハイドン、モーツアルト、ベートーベン、ブラームス、シューマン、ドヴォルザークなど有名作曲家の作風にアレンジして私などは解説書を見てなるほどと思うのですがドヴォルザークだけははっきり区別が出来て思わずにやりとします。そのあとポルカ、ラグタイムなどの変奏では更に自由度が増してタンゴ、チャルダッシュは最高に楽しめます。全変奏曲で12分足らずですからこれをアンコールにしたらそれは受けるでしょうね。カルメン幻想曲で知られるワックスマンの「蛍の光変奏曲」は弦楽三重奏とピアノなのでもっと編曲の幅が広く、モーツアルトはピアノが活躍し、ベートーベンでは「月光」で始まり「ヴァイオリン協奏曲」も現れますが「月光」で締めます。クレーメルの技巧が冴える「シャコンヌ」もすばらしいけれど最後の「ショスタコフィエフへのオマージュ」では本当に笑ってしまいました。いきなりあのショスタコ独特のピアノが「蛍の光」ですからね。こういったCDはきわもの扱いされがちですがクレーメルたちのすばらしい演奏技術があるのでちゃんとした音楽として楽しめるのですね。最近聴いたCDの中ではピカ一のお薦めものです。
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January 19, 2006
20年ほど前にたいそう評判になったアニメ「風の谷のナウシカ」は宮崎アニメのさきがけだったと思うけれど、大人が見ても面白かったしもちろん子供たちにも大きな印象を与えたようです。いや、大きくなっても「ハウルの動く城」なんてDVDを借りているし、私もちょっと見たけれど結構面白かった。さて、このCDはそのナウシカからの5つのメロディーを久石譲氏が編曲したものとその他の曲を藤原真理さんがチェロで演奏している珍しいCDです。ナウシカはピアノ伴奏が秦はるひさんですが真面目な藤原さんがきちんと演奏しています。だから楽しいという印象はあまり無いけれど落ち着いたチェロの音色は心に染み入ります。ただ、これだけのメロディーがあるならもう少し面白い編曲は出来なかったのかな。せっかくの藤原さんなので出来れば室内オケでもあればもう少し聴き応えがあったと思います。その他の曲ではカザルス大老のお得意「鳥の歌」もありますがこれはシンセの伴奏で、これも藤原さんの心のこもった名演には無い方が良かった。そしてマーラーの「若き日の歌」から「緑の森を楽しく歩いた」まであるけれど、原曲を知らないためかシンセの伴奏のためかもう1つピンと来ませんね。以上、昔ナウシカが大好きな子供たちのご機嫌取りのために買ったCDでした。
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January 08, 2006
ずっと積んだままにしていた録画ビデオを久しぶりに見た。まずカラヤンの第九は30年ほど前の演奏で、アンナ・トモア・シントウ、ヨセ・ファン・ダム、アグネス・ヴァルツァなど声楽陣も最高級で2楽章からの中途半端な録画だったけれど最後まで見てしまった。70歳前後のカラヤンもまだ元気だが、この人あまり動きが大きくないことに気が付いた。どちらかというと淡々とした指揮ぶりでフィナーレの最後も聴衆の熱狂とは別に興奮した様子も無い。知り尽くしたベルリンフィルなので安心していられるのだろう。前にもも書いたがこの人は第九を特別な曲ではなくあくまで交響曲の1つとして扱っている。しかし聴いた感動は大きい。このビデオで貴重なのはその後に彼の人生記録をドキュメンタリーが入っていたこと。マケドニアから来た彼の祖先、裕福な生い立ち、学生時代、21歳での指揮デビューなどウルム歌劇場時代のオケのメンバーや60歳で元気だった頃の本人のインタビューも多くて面白かった。ほぼ1時間ほどで「カラヤンの青春時代」の終わり。あとまだ続きは今夜のお楽しみ。さて、ここで以前カラヤンの実演を聴いた記事をエントリーした時にエリエット夫人が妊娠中でローヒールを履いていた、と書いたのは間違いです。最初のお子さんはもう出来ていて、ローヒールを履くのはモデルだった彼女がカラヤンの背の高さを考慮したというのが正しいみたい。カラヤンは多分165センチあるかないかでしょう。撮影のため踏み台を用意した写真を見ました。
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January 01, 2006
今年のニューイヤーコンサートを見ている。
マリス・ヤンソンスはこわもての印象があったので危惧していたけれど明るくてメリハリのある指揮はVPOによく合っていて好きになった。何よりもVPOが楽しそうに演奏しているのを見るだけで幸せになれる。実は現役のVPOの楽員のK氏のブログK&Kの生活で貴重な生情報を得られるのがありがたい。今回も指揮者の右後方で弾いておられる。また以前にチエロに女性団員がいるのではないかと気になっていたけれど今回テレビでもハーピストと共に発見できた。ベルリンフィルはその後どうなったのだろうか。
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新年明けましておめでとうございます。
快晴で穏やかな元旦です。
妻もゆっくり寝て9時頃からお雑煮とおせちを頂きました。
ブリが入った我が家特製の昆布巻きもおいしく、堪能しました。
さて、新年に聴く音楽はまずこれ。ウィーンフィルのニューイヤーコンサート。ボスコフスキーのもいいけれどやはりカラヤンが指揮した1987年のが最高。これはテレビなどでも放映されておなじみだが特にカラヤンが客席に向かって「(高齢になったけれど)まだまだいけますよ」メッセージを伝えていたのが面白い。演奏はいつもよりも丁寧でウィーンフィルの特性を良く出しているのと「春の声」にキャスリーン・バトルを起用したのが大正解。「春の声」の歌唱というと私の年代ではリタ・シュトライヒしか思い浮かばないがバトルの細身だが上品な歌いぶりはこの曲の魅力を最大限にしている。このCDは録音も選曲もよくカラヤンの遺産としても優れたものと思う。見開きの写真の中央にすじが写ったのが残念!
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December 11, 2005
12月恒例の曲。あちこちで「第九」「大工」とうるさいけれどクリスマスまでは必ず「くるみ割り人形」を聴くことにしている。アンドレ・プレヴィン、ロイヤルフィルの全曲版。全曲版のお目当ては1幕が終わって2幕へ移る時の「雪のワルツ」と花のワルツの後の「パ・ド・ドゥ」。レコ芸で管弦楽を担当されていたS氏がいつも絶賛していたがこれらを聴くとチャイコフスキーが根っからのロマんティストだったということに心から同感する。ほぼ20年前の録音で平成になった時に買った記憶があるけれど2枚組で6600円だった。今ならブルックナーの全集が買える。年に1度聴くのにはもったいないというべきか必ず聴くから良いと言うべきか。それはともかくあと3週間でお正月が来る。
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November 26, 2005
ブレンデル、レヴァイン、シカゴ交響楽団の演奏。高い評価を受けたこのコンビのベートーベンだが私はレヴァインがすばらしいと思う。オケの名を聞かずにこのCDを聴いてショルテイとコンビを組んでいたあのシカゴ饗だと思う人はまずいないだろう。特に2楽章はあたかもRCOのように弦、木管、金管が溶け合うように響く。CSOからこれだけまろやかな音色を出せたのはひとえにレヴァインの力だと思う。ブレンデルもこの豪壮なイメージの曲でも決して力まず、重過ぎず品のある演奏に徹している。昔リヒテルとザンデルリンク、ウィーン饗で最初にLPを聴いた時は3楽章の最初でのリヒテルのステンレスのような強力な打鍵と負けずにオケをあおるザンデルリンクに度肝を抜かれたがブレンデルはさらりと流しながら最後で決めるという大人の味付けを見せてくれる。私にはほぼ理想のCDだけどライブ録音だから最後のすごい拍手がちょっと邪魔です。
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若い頃とは曲の好みが変わってきて昔好きだった7番より3番そして今では8番が好き。7番はショルティのデビュー盤とも言うべきVPOとの壮烈な果し合いのようなLPですり込まれた。多分ショルティがボスコフスキーに絞め殺されかけた演奏だと思う。ただ、2楽章の終わりでのピチカートだけはVPO流なのかきっちり合わさずにポロッ、ポロッと少しずれていたのを覚えている。さて、今日は男らしくて明るい正統派のケンペ、ミュンヘン・フィルの演奏。ほんとうに何となく聴き出して最後まで聴き惚れてしまった。このベートーベンの全集は評判は良いけれど音質が何か軽くていまいち違和感があってあまり聴かなかったのが申し訳ない。ジャケット写真もダサいしね。でもケンペはどこのオケでも好かれただろうな。早く亡くなったのが心底残念です。
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November 23, 2005
今日は朝から完全休養日としたのでベッドでいろいろ聴いてみるがどうも落ち着かない。やはりヘッドフォンで1時間聴くのはチトつらい。結局自分のパソコン部屋の小さなシステムでハイドンを聴いて落ち着いた次第。演奏はアダム・フィッシャーの指揮、オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団。ハイドンの交響曲全部で33枚組10000円という価格がお買い得だったのとおそらく単発のCDでは聴けない曲もあるだろうと購入したもの。103番「太鼓連打」と104番「ロンドン」はカラヤンの流麗このうえない演奏に結構はまっていたけれどアダム・フィッシャーは少し速めのテンポで活気があってオーソドックスでまあこちらの方が正当なんでしょう。でも104番の3楽章は少しテンポを揺らしたりしてお遊びもあります。このオケは1987年にアダム・フィッシャーが創設して名前からも分かるようにウィルヘルム・ヒューブナーを筆頭にウィーンフィル、ウィーン交響楽団、ハンガリー国立交響楽団のメンバーから構成されサイズは30名から45名ほどとか。録音だけでなくヨーロッパ、アメリカなどで広くコンサート活動をしていて1993年には日本にも来たそうですが私はぜんぜん覚えがありません。ジャケット写真はモノクロですが全部違う絵です。
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November 19, 2005
整理しないこととあちこちでCDを聴くせいで時々ほとんど未聴のCDが出てくる。これはモーツアルトの木管のための協奏曲を集めたエラートの2枚組み1980円のお買い得CDで、本命はランパルとラスキーヌの「フルートとハープのための協奏曲」だが今日はフルート協奏曲ニ長調の原曲として知られるオーボエ協奏曲を聴く。でもこの原曲はオーボエの良さを十分に引き出しているとは思えない。フルートもいいけれどまだクラリネットのほうが合うような気がする。さて、演奏はピエール・ピエルロのオーボエ、そして珍しくもランパルがイギリス室内管弦楽団を指揮していて心配したけれどこれが結構上手。このCDの最後は同じくモーツアルトのファゴット協奏曲で、ポ-ル・オンニュのソロ、グシュルパウアーの指揮、バンベルグ交響楽団のバックだがオケの響きがとても美しい。グシュルバウアーのモーツアルトは定評があるけれどなるほどと思う。ソロ楽器としてあまり魅力的といえないファゴットもオケの木管楽器と溶け合って協奏交響曲みたいな趣である。こういうCDを聴くとグシュルパウアーとかバンベルグ交響楽団の演奏をもっと聴いてみたいと思う。
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November 12, 2005
鮫島さんの演奏会のお話。10年以上昔だけど大阪で演奏会がありその時はドイチュさんではなくウィーン何とかという小編成の楽団と一緒だった。CDで評判になった日本の歌やヨーロッパの歌をたくさん歌ってアンコールも何曲かあった後いきなり小太鼓の先導でラデッキー行進曲が始まった。多分VPOのニューイヤーコンサートの影響なんだろうがこれが始まると誰でも「アンコールはおしまい」だと分かる。お客さんも喜んで手拍子を取って素直に帰途に着く。いいアイデアだと思う。この手拍子は途中でリズムが変わるのに最初と同じ調子で叩く聴衆もいるけれど、テレビでカラヤンの時のニューイヤーコンサートを見ていたらお客さんがピタリと合わすので、さすがウィーンの聴衆は違うと感心していたら何のことはない、カラヤンはその時だけ客席を向いて指揮棒を振っていたのだった。
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鮫島さんの歌、ヨーロッパ編の2枚目のCDでタイトルが「ローレライ」からスペイン民謡「追憶」。日本語の歌詞で分かりやすいけれど語彙が何となく文語調で古くさいと思ったら明治時代に「月見れば」という唱歌として紹介されている。しかしこのほの暗さと情熱が同居しているところはやはりスペインの歌だ。オペラの短いアリアみたいで大好きな曲。鮫島さんの歌唱は例によって素直でいいし、ここでもご主人のドイチェさんのピアノが輪をかけてすばらしい。原題は英語では「Free as bird」。CDにはこの曲以外にもサティの「ジュ・トゥ・ヴ」、バッハ-グノー「アベ・マリア」、チゴイネルワイゼン(ジプシーのうた)など20曲。おなじみの曲がたくさんあって飽きない。ヘッドフォンでモニターしているとピアノの深い音がよく響いてとても快調。
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November 06, 2005
バロックチェリスト(と言っていいのかな)アンナー・ビルスマのセットものからのCDを(例によって)適当にかけていたら突然マラソンなんかの表彰式の音楽が流れてきてびっくり。あわててジャケットを見るとヘンデルのオラトリオ「マカベウスのユダ」からお馴染みの「見よ勇者は帰りぬ」の主題をベートーベンがチエロの変奏曲に仕立てたものと分かる。しかし面白い。伴奏もピアノフォルテでそれらしい雰囲気タップリで最初びっくりしたけれど結構癒されました。
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一日中雨だったけれどテレビでVパレードも見たしソレンスタムの優勝も見られて在宅モードとしてはまずまず。しかし昨日の2位を逆転したソレンスタムは本当に強い。虎軍団も見習って欲しいけれど来年は巨人の動向が気になる。原監督のリベンジ魂が燃えるだろうなあ。まあ面白いペナントになりますように。さて、映画「アマデウス」で俄然有名になったこの曲だけれど今回はレヴァイン、VPOで聴く。昔京都で聴いたときにも感じたけれどこのコンビ結構相性がいいみたい。レヴァインはセルに教えてもらったからなのか正統派の流儀をちゃんと身に着けていてシカゴ饗とのベートーベン(ブレンデルの伴奏)やシューベルトの9番でも実に美しい響きを出す。今回のモーツアルトも美しく且つ颯爽とした見事な演奏ですがせっかく全集にしたのに以外に評判が良くないといううわさも。このCDも廉価シリーズだった。やはりネームバリューなのか。以前エアチェックしたVPOとの「春の祭典」なんかすごい名演だったけどCDで出た時はメトのオケだった。まあジャケット写真では分からないけれどほぼ小錦に近い体格で損をしているかもしれない。
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November 05, 2005
最近はほぼ毎週だけど今日は午後から女子ゴルフを見る。なんといってもかっこいいソレンスタムが見れる。体格もいいのでドライバーショットの力強さはほぼ日本男性並みだ。藍ちゃんもさくらちゃんももっと食べて体格をよくしてがんばって欲しい、と思ってテレビを見ながら寝てしまった。目が覚めたら放送は終わり。で、何か聴こうと思ったけれど長いのや重いのは聴けそうも無いのですっきりとしたベートーベンを選ぶ。イッセルシュテット、VPOの演奏。メインは5番でこれもいい演奏だが8番はほぼ満点。きっちりとした演奏でも窮屈さを覚えないのはテンポのよさとやはりウィーンフィルの音色特にオーボエが絡む時。これは以前エントリーしたグルダ、シュタインとのピアノ協奏曲の場合と同じ。これはウィーンフィルのベートーベンなのです。最初LPで全集が出たときはカラヤンの影響が強くてそれほどとは思わなかったけれど、アバドやラトルとの全集が決してVPOの良さを出しているとは思えないので今となってはぜひCDでの全集を復活すべきだと思う。
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今日は久しぶりに良いお天気だけどあいにく風邪をひいていて残念ながら家の中で休養です。ということでマーラーの中でも一番苦手なこの曲を敢えてセレクトしました。5番で大いに気に入ったインバル、フランクフルト放送饗です。最近買ったセット物ですが1枚に入っているのが無精者の私にはうれしい。例によって全体の印象しか書けないけれど、どの楽章もすっきりしていてとても見通しの良い演奏。録音のよさでティンパニなど各楽器も鮮明に聴こえるのでマーラーの巧みなオーケストレーションを充分楽しめます。苦手なこの曲が結構好きになりました。4楽章になってマンドリンが入る頃になると曲に没入できます。まあ最後のお祭り騒ぎは相変わらずだけどインバルはきっちりと引き締めて見事なコントロールで終わります。ずっと持っていてあまり聴かなかったバーンスタイン、NYPのCDはいよいよお蔵入りでしょうね。
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October 30, 2005
これもいろいろのCDがあるけれどセットで買ったスィトナー、ドレスデンシュターツカペレの演奏を聴く。うーん今まではクーベリック、バイエルン放送饗のLPが最高だと思っていたけれどCDではこれですね。スィトナーのモーツアルトが良いのは十分理解していたけれどこのふくよかで端正な演奏は文句なし。ちなみに同じ盤に入っていた40番もすばらしい。私の知っている範囲ではワルター、コロンビア饗、先ほどのクーベリック、バイエルン放送饗と互角の出来です。こういった超有名曲をきどらずに普通に美しく演奏できる指揮者はそうざらにはいないでしょうね。で、最後の41番はそれほどでもなく私の印象では少し騒がしかった。ジュピターは一筋縄ではいかないのですね。この曲はベーム・BPOが端正さで,カラヤン・VPOが独特の美しさで引き付けます。
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この曲には名演・名盤が多く、どれを聴こうか迷うけれど今日はバルビローリとウィーンフィルのCD。ほぼ40年前の録音だけど定評のある演奏で音も美しい。このコンビはもう恋人同士ですね。最近の特にクライバーのような高速道路を一直線といった演奏ではなく、ほろ酔い加減で海辺を歩くといった感じです。いやクライバーのもすごい名演ですよ。以前エントリーした1番ではこのおっとり加減が少し裏目だったのが4番では曲のイメージにぴったりで当時のレコ芸でも特選扱いでした。ただ現在では昔の良き時代の物語的な演奏であることも事実です。しかしどんな演奏でも本当によく出来た曲で古典的なたたずまいと各楽章のバランスがすばらしく、私的にはある面ではベートーベンを超えたといっても良いと思っています。ジャケット写真ですがセット物で1番の時と同じ写真なので割愛します。
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October 22, 2005
あちこち探してやっと出てきたCDでホロヴィッツの晩年、自宅で好きな曲ばかりを録音したものです。モーツアルトのソナタ3番、シューベルト楽興の時3番、そしてリストのこの曲、その他。ほぼ20年前の録音ですが、来日した時「ひびの入った骨董品」とまで言われた面影ではなく美しい音色とタッチで魅了します。当時「レコード芸術」で録音批評の担当でピアノも弾かれた高城さんがこの曲を弾くテクニックのすごさを書いていましたが、私は素人の悲しさで大きな手の小指が達者なのかな、と感じる程度。でもそういったことを抜きにしても十分楽しめる曲であり演奏です。そうそう録音も抜群ですが個人のマンションでこれだけの録音が出来た独グラモフォンの技師はすごいと思いますね。
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えらく長い題名だけれどまさしくそのとおりの曲です。ハープはかつての東独の女流ユッタ・ツォフ、オケはレーグナー指揮するSKD。このCDのウリは最初に入っているヘンデルのハープ協奏曲なんだけど、これが地味な演奏でそのうち聴かなくなってしまったのですが、最近CDの整理がてらあまり期待せずに聴いているとこの曲が始まってしばらく聴き惚れたというわけです。高域を多用して大変華やかなハープとそれに掛け合う木管の響きがとても美しく夢見ごこちになりました。買ったCDは最後までちゃんと聴こうというよい教訓ですね。
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October 15, 2005
今日は朝から雨ですることなし。それにしてもホークスはロッテに2連敗してあとが無い。しかしこれでロッテが日本シリーズに出たら何のためのリーグ戦だったのか。ルールは分かるけれど大きな疑問が残る。さて、今日はバーンスタインの元気はつらつのシューマン。交響曲1番には「春」の名前があるけれど、どちらかと言えば「夏」に近い演奏。でもVPOもこういうのが好きみたいで結構気合を入れて楽しくやってます。どんなに指揮者が暴れても育ちが違うのがVPO。シューマンの交響曲は渋めがいいけれど1番だけはこれくらいの演奏がいいですね。
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September 24, 2005
涼しくなって大曲を聴く気力が出てきました。今日はインバル、フランクフルト放送交響楽団の定評ある演奏・録音です。昔はバーンスタインやショルティのLPを時々聴いていたけれど2枚のLPをとっかえひっくり返すのは面倒でCDになってから心底ありがたいと思う。CDではバーンスタイン、VPOのコンビで決まりと思っていたけれど、最初に買ったインバルのを聴いてみるとこれがいい。分析的とか冷たいとか言われているようだけれどマーラーの音楽をきっちり演奏すればちゃんと感動するという見本ですね。最初のトランペットの運命動機(?)が終わってからの延々と続くマーラー節、私はボヘミア演歌だと思っているけれど、これもとても素直に聴けるのは見事です。聴き終わってからずーと迷っていたインバルの全集を注文しました。5番と6番がダブルのですが持っているべき全集ですね。
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無事に試合も終わったので落ち着いてエントリーします。ゼルキンのピアノ、20番はセル、コロンビア饗、27番はオーマンディ、フィラデルフィア管のバックです。20番は好きな曲ですがセルとゼルキンの組み合わせはお互いに緊張感あふれる演奏で曲によくマッチしています。ここでのコロンビア饗というのはクリーブランド管ですね。CDを買った時は20番が本命だったのですがオーマンディとの27番が以外にいいです。セルのきりっとしたバックに比べると開放的というか恰幅のいい伴奏で、楽園で遊ぶようなこの曲想にぴったりです。そういえば私の持っているオーマンディのモーツアルトはこれだけじゃないかな。彼の演奏はもっともっと評価されていいですね。1960年初期の録音なのでゼルキンもまだバリバリの頃です。生真面目ではあっても聴き終わった後ですっきりとしたあと味が残るのが快いモーツアルトでした。
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September 19, 2005
久しぶりにLPを聴く。メータ、NYPでの演奏。2枚組でもう1枚は定番の「ツァラストラ」。メータがNYに行ってめちゃ元気だった頃の録音です。シュトラウスの曲はロスフィルの時代から得意だったけれどデジタル時代を迎えてNYPと再録音したのですね。確かにオケも飛び切り上手いし絶頂期のメータとの組み合わせで色気のある実にステキな演奏です。結構マジなカラヤンとBPOより良いと思う。どうして彼がNYで嫌われたのか分からない。たぶん有名な意地悪評論家に挨拶しなかったのが原因だと思う。しかしその後のマズアも鳴かず飛ばずだったしNYは指揮者の鬼門なんでしょうか。
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September 17, 2005
さすがにこの2,3日は秋の気配で朝夕半そでだと肌寒いくらい。よく寝られて幸せです。もう1つの幸せはMの点灯。いろいろな球団を応援している方がおられるので一人喜びはいけないけれど今日も夕方からテレビ観戦なので早いめのエントリーです。この曲には「ズロニッツェの鐘」という名前がありますが昔は番号が無かったはずです。「新世界より」が5番だった頃ですね。さて、曲はドヴォルザークの初期の作品らしく強固な構成力と言うよりは4つのボヘミア交響詩といった趣。演奏はコシュラー、スロバキアフィルハーモニック管弦楽団。すぐにボヘミアの草原云々などというのは簡単で陳腐だけど、ほのぼのした曲想を地元の楽団が呼吸するがごとく実に自然に進めていきます。1番にしては47分もあって結構な大作ですが隠れた名曲です。日本でも人気者だったコシュラーさんは練習が終わると団員に漢字を教えてくれとせがんでいたとか。「ズデニェク、コシュラ」を漢字で書いてもらって喜んでいたというお話を読んだことがあります。いい人なんですね。
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September 10, 2005
昼間はまだ暑いけれど朝夕が涼しくなり体調もかなり戻ってきた。それに苦しい戦いを何とか乗り切っている虎のがんばりのおかげもあって今日は気分も良い。ということで本日はブルックナー三昧。以前も書いたけれど1番、2番は短くて壮麗というより美しくロマンの香りもあってかなり好きな曲です。いまあるのはヨッフムとSKDの全集だけで文句は無いけれど他の演奏も聴きたい。さて3曲目はハインツ・レーグナーとベルリン放送交響楽団の5番(写真)。オリジナル版です。レーグナーは風格というものは無いけれど妙な誇張やはったりの無い素直な演奏なので曲の良さがよく分かります。そしてベルリン饗がとても上手。1日にブルックナーを3曲聴くという無茶(笑)をしたけれど堪能しました。
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September 04, 2005
デーゲームの日だったので午後はラジオとテレビでの観戦でした。しかも最後の最後まで引っ張るという内容で5時過ぎにやっと開放された。でも勝ったからすべて良しと思えるのも単純な男です。さて、バルトークの中でもチト異常なストーリーのこの曲ですが、ドラティ、デトロイトSOのメリハリのある演奏でしかも抜群の録音で聴くと結構楽しめます。しかし、バルトークの曲を聴くといつも何か全身を圧倒されるようなサウンドで包まれる感じがします。決して刺激的でなく特定の楽器だけが強調されるわけでもなく、ひたすら意思を持った音響が迫ってきます。でもこれは一流の作曲家の音楽に共通していることなんですね。
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August 28, 2005
今日は懐かしい曲でエントリーします。短いしね。この曲LPを聴きだしたときにオーマンディの演奏でよく聴きました。裏は定番の1812年ね。高校のブラスバンドではチャイコの第5番4楽章のダイジェストをおはこにしていたので「スラブ行進曲はどうや?」と訊いたらかなり難しいとのこと。ロシア民謡が一杯で大変分かりやすい曲だけどそこはチャイコのおっさんは素人の手が出ないように細工してるわけですな。今回はアバド、シカゴSOで文句なしの快演。まあスマートすぎるといえばそれまでだけど。その点オーマンディは少し大向こう受けを入れるので聴いて楽しいのはオーマンディさん。しかしシカゴは本当に上手い!
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August 27, 2005
台風一過で今日は暑いけれどカラッとした天気で結構快適。夏の疲れもだいぶ回復気味。ウチの団地でも鳴くはずのカナカナが出て来る頃にはもっと元気になるでしょう。今日はスイトナー、SKDの定評のあるモーツアルトセットから4つのオーケストラのためのノットゥルノ K288。オーケストラといってもバイオリン2、ビオラ1、バス1、ホルン2の6人のアンサンブルだけど、この4組が時間遅れで次々に奏でていく様子は山の頂上でモーツアルトのこだまを聴くよう。まさか録音で操作したわけではないと思うけれど、2秒ほどの時間差と共に残響を伴って同じフレーズが少しずつ小さくなって聴こえるのは楽しい。ホルンだけがもともと残響があるのでやたらと重なるのもご愛嬌。モーツアルトは3つのオケは見えない場所で演奏させて聴衆をびっくりさせたのでしょうね。昔、EMIのプロデューサーが実際に担当したときも別室の3つのオケにヘッドフォンかテレビで指揮者の合図を次々に送って録音したとか。楽しいエピソードのある曲です。
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August 12, 2005
H○Vのサイトに千秋真一が振るブラームス交響曲1番のCDが載っています。オケはもちろんR☆Sです。とうとう「のだめ」もここまで来ましたか。でも面白半分に買うには2800円だし。怖いもの聴きたさの方いかがですか?
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August 11, 2005
1週間の夏休みも半分を越えた。夏ばて解消週間といえば聞こえはいいが要するに何もしなかったのです。来週は後悔するだろうなあ。まあいいか。最近歳のせいか「まあいいか」が多くなりました。若いときほど熱くならない。夏だしね。まあいいか。さて、グルダ、シュタイン、VPOで定評のある演奏です。ホント夢のように進みます。特にウィンナオーボエがチャーミング。シュタインは見た目ごつい感じがしますがオケに敬意を表して邪魔をせず最後まで幸せなウィーン協奏曲といった感じです。このCD廉価版のせいか珍しくAAD(デジタルマスターなしでのCD化)ですが音質に文句はありません。暑いときに聴くのに最適のCDでした。
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August 07, 2005
今日も暑いけれどカラッとしているので汗もかかず結構快適です。しかしまだあまり難しい曲は頭が受け付けないので気楽な曲を。まず、オッフェンバックの有名な曲をつないでバレエ用にアレンジした「パリの喜び」。編曲は指揮者としても高名なロザンタールです。演奏はカラヤン、BPO。この人フィルハーモニアとも録音していますがよほど好きなんですね。でも今日の本命は2曲目の「レ・シルフィード(風の精)」。こちらはショパンの名曲をバレエ用にアレンジしたもので編曲はロイ・ダグラス。カラヤンが例によって流麗そのものに演奏しますが編曲も上手で特にワルツはまるで高級ムード音楽のようです。このCD輸入の廉価版で解説が無いのはよいとしてジャケット写真はもう少し考えて欲しかった。
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August 06, 2005
今日も朝からセミがうるさい。でも休みだからウトウトしながら結局7時に起きた。私の夜の楽しみは風呂上りのビールだけど朝の楽しみはカ○メの野菜ジュース。野菜が11種類ほど入っているそうで、これにレモンを絞ってコップ1杯飲むと爽やかで目も覚めてすっきり。これ学校用品の指定食品でもありますが私も推薦します。もう1年近く飲んでいますが健康にはもちろん特に便秘に最高に効きますよ。何の話じゃ。さて、昼食後は図書館に本を返して新しく借りたのは「朝比奈隆」と「カラヤン」朝比奈さんの話は分かりやすくてすぐに半分以上読んでしまいました。マーラーでは3番の終楽章が大好きだそうです。明日聴いてみよう。えーと、今日聴いたCDはアルゲリッチとシノーポリ、フィルハーモニアのベートーベン1、2番。お目当ては1番だったけどピアノもオケも以外に面白くない。この曲、3楽章なんかあまり気合を入れずにかるーく楽しいのが好きなんだけど。何か肩の力が抜けない印象。2番は好演といったところ。もちろん良い演奏なんですがまだ体調がよくないのかも。また今日は午後から近くで雷が鳴って大雨そして停電も。8階建てのマンションの避雷針に雷が落ちるのでそのサージ電流の影響で去年は自作のパソコンがいかれてしまったのです。雷が鳴るととにかく電源を落としてメインスイッチも切ります。皆さんも気をつけてくださいね。
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July 31, 2005
ブーレーズがニューヨークフィルを振った1910年全曲版。これはライナーノートに1910年版にこだわった理由が詳しく載っています。曰く1919年版は管弦楽の編成や構成が小さく、1910年版のほうがすばらしいとブーレーズは言っています。確かに4管編成が2管になった以上に楽器が大幅に減少させられています。この辺はLPのジャケットの解説は詳しくていいですね。で、聴いてみると確かに分厚い音でシンフォニックでさえありますがこれは版の違いというよりオケの能力ではないかと思いました。ちなみにブーレーズの指揮は構えたりせず終曲でも結構あっさりと終わらせます。ドラティに近い感じですが踊りやすいかは別問題。
比較したのはアンセルメ、OSRですがこちらの版は不明、多分1919年版でしょう。例によってチマチマとした印象なのは古い録音とオケのせいですね。ただ、これをバレエのための音楽と考えればオケの編成が小さくても問題は無いとストラヴィンスキーやアンセルメは考えたのでしょう。コンサートの音楽と考えたブーレーズ、踊りの音楽と考えたアンセルメといったところです。上のジャケット写真がブーレーズ、下のジャケット写真がアンセルメ。写真で見るととても美しい火の鳥ですが、横でカスチェイの手下が眠らされています。(レニングラードバレエ団)
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July 30, 2005
バウムガルトナー、ルツェルン音楽祭弦楽合奏団。自分で言うのなんですが、若い頃は結構いい演奏のLPを集めていたものです。お金が無いということはそれだけ真剣だったということなんですね。Vnソロはスークでまことに心洗われるさわやかな演奏です。しかしCDでかなり集めた頃に昔のLPを聴いて喜んでいるのもおかしいですね。昔悩んだピチパチ音も少なくてひっくり返すのも苦にならず、どういう心境の変化だろう。とにかく今の装置ではLPのほうが音が柔らかくて精神衛生上良いことは間違いないようです。明日もLPを聴こう。
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なまじ木の多い団地なのでこのごろの朝のセミのうるさいこと。どうしても明け方はウトウト状態でこれが夏ばての原因だとセミを恨んでいます。でもだいぶ回復したので今日はLPをだいぶ聴きました。まず「エル・サロン・メヒコ」、バーンスタインとNPなら怖いものなし。カラヤンのR・シュトラウスと同様作曲者と一体かそれ以上になっています。特にNPがとびきり上手いし、ソロメンバーの達者なことはあきれるばかりです。まずはこの曲の最高の演奏だと思っています。ちなみにLPではメインがジャケット写真にあるように「グランド・キャニオン」で、こちらはオーマンディ、フィラデルフィアです。
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July 27, 2005
この1週間夏バテです。冷房がまともに顔にかかるのがダメだったみたい。こういうときは音楽を聴く気力も無くなります。さて、今日は最近読みつつある本のお話です。図書館で借りた「ウィーンフィルハーモニー」という本。ちびちびと読んでいますが、作曲家の歴史、オーケストラの歴史からウィーンの事情、演奏会場の問題、第2次大戦での苦労話などとてもためになります。中でも印象に残ったのは戦後すぐのヨゼフ・クリップスの活躍。オケや歌手を守って大奮闘していたのですね。それにしては戦後の評価が低すぎるような気もします。1999年にやっと楽友協会にブロンズ像が出来たそうですが、こういった派手ではないけれど地道に舞台裏で活動を続けた音楽家をもっと再評価すべきだと思った次第です。そういう私もクリップスのCDはLSOとのベートーベン3番だけですがこの本を読む前に聴いた印象でも素直で正当な演奏で気に入っていました。
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July 24, 2005
ブラームスにはまっていた頃、何の因果かマゼール、クリーブランドで1番から4番まで買ってしまった。ベーム、カラヤン、バーンスタインといった大御所ばかりではつまらなかったのでしょう。20年以上も経た最近になって聴いてみるとこれが結構いいのです。知らずに聴いたら絶対マゼールと分からないような真面目な演奏ですが、これはオケがクリーブランドだからだと思っています。VPOとかBPOだと、いろいろ昔の大指揮者と比べられるのでしょうがここなら普通にやっても(セルがいたけど)文句は言われないしね。4楽章のあの主題を溜めたりうならせたりせず実にさらっと弾かせるのがとても新鮮で、マゼールっていいじゃん、と思ってしまいました。
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古いLPを引っ張り出していたらドラティがLSOを振ったコープランド「アパラチアの春」と「ビリーザキッド」が出てきました。マーキュリーの35mmテープを使った優秀録音ですが、このLPはフィリップスからの発売です。「アパラチアのの春」は同じドラティがデトロイトを振ったCDを持っているけれど「ビリーザキッド」はお久しぶりといった感じです。ドラティはリズム感や切れ味はすばらしいけれど、決して羽目をはずした演奏はせず、「ピストルの打ち合い」のシーンなどでも大向こうをならせるのではなく、きっちりと整然と演奏するのであと味がとてもいいですね。オケにとっては大好きな指揮者ではないかと想像します。
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July 21, 2005
昔の日本のオーケストラの水準に比べると現在の状況は信じられないですね。特にアマチュアオケのレパートリーは「アルプス交響曲」とか「マーラーの5番」とか目をむくものばかりです。でも次男が中学のときの吹奏楽部の発表演目は1年で「新世界より」の4楽章、2年でショスタコの「第5番」4楽章でした。顧問の先生は英語の女先生です。中学はマンションの向かいなので土曜日や夏休みでののしごかれ方がよく分かります。息子は小学校でトロンボーンだったのに中学ではチューバ。要するに体格であてがわれるわけです。おまけに部員の90%は女子生徒。でも発表会のプログラムを見てびっくり。近くの優秀といわれた中学では「コッペリア組曲」「ガイーヌ組曲」など。例の「レズギンカ舞曲」なんかもばっちりです。まさしく脱帽!こうした生徒たちが現在ののオーケストラの予備軍になっているのでしょうか。
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July 18, 2005
梅雨はあけたみたいだけど蒸し暑くて朝からエアコンを入れてます。マンションだから午前中はあまり大きな音は出さないようにしているので今日は古いモノラルでの「20世紀のマエストロ」シリーズを聴きました。40枚入って8000円だから安いようだけれど音楽を楽しむというよりは、なじみの少ない昔の演奏家を知るといったセットですね。その中でも比較的録音が新しかったのが標題の2人のCDです。ドラティのはルビンシュタインとのグリーグピアノ協奏曲、フリッチャイはベルリンフィルとのチャイコ5番。どちらも1949年の録音で充分鑑賞にも堪える音です。ドラティ43歳で多分ルビンシュタインも同じくらいでしょう。何でもあっさり屋のドラティも結構ロマンの香りといった伴奏だし、ルビンシュタインも全盛期といった演奏で文句なしです。オケはRCAビクター饗ですがこれも上手い。しかし、何といっても本命はフリッチャイとBPOのチャイコです。彼が35歳の時。才気あふれるといった感じでケルテスのデビュー「新世界より」を思い出します。そういえば彼もハンガリー人でした。長生きしたドラティとデトロイト饗との切れ味抜群のストラヴィンスキーは最高だと思っていますが、フリッチャイの49歳での死去は残念ですね。彼のベートーベン「英雄」も私の宿題の1つです。
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July 17, 2005
サリエリの「フルートとオーボエのための協奏曲」ニコレ、ホリガーという名手の独奏に懐かしいペーター・マークさんの指揮、そしてバンベルグ交響楽団という豪華メンバーです。独奏がいいのは当たり前としてマーク指揮するバンベルグ饗の素朴な響きがとてもすばらしい。その昔VOXレコードから廉価シリーズとしてバンベルグ饗とかホーレンシュタインの演奏が出ていて、当時は地方オケとしてそれなりの評価しか受けなかったけれど、アメリカの無個性なオケよりもこういった地味な響きは貴重ですね。カイルベルトとバンベルグのベートーベンやブラームス、ブルックナーを聴きたいものです。さて、映画で有名になったサリエリの曲はとても優美なものですがモーツアルトと一緒に聴くのはちょっとつらいかな。ここはマークとバンベルグ饗に敬意を払ったエントリーです。
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3月にブログを始めてすぐにテレサのこと(里の秋)を書いたけれど今回はそのときにも紹介した「煙が眼にしみる」です。テレサ独特の甘い歌いっぷりだけどこういった軽くて明るいのりは好きです。発音もきれいだし夜聴くのにぴったりです。ジャケット写真はまだ若いときですね。しかし3年前瀋陽に行ったときに7枚組みで120元くらいだったのを買うべきだったと、まだ悔しがっています。
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July 16, 2005
マイケル・テイルソン・トーマス(MTT)とシカゴ饗、コンセルトヘボウの演奏するアイヴィズの交響曲などが入ったセットを聴きました。うーん、やっぱりかなり難解デス。単なる描写音楽でもなく、深く瞑想に沈んだかと思ったらアメリカ民謡や賛美歌が出てきたり場末のドンちゃん騒ぎもあってなかなか一筋縄ではいきませんが2つの大戦を経験したアメリカを表現しているのでしょうか。標題の「答えの無い質問」は7分ほどの曲ですが、ほぼ全曲静けさで統一されていて、これも静かに静かに演奏するトランペットとあいまってなかなか聴かせます。わたしのCDではこのあとに「宵闇のセントラルパーク」がありますが、この2曲は兄弟曲といっていいですね。
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July 14, 2005
今週はCDエントリーができそうも無いので今日も思い出話で行きます。
朝比奈隆さんの演奏を聴いたのは1回だけです。地元で大阪フィルと一般参加者によるコーラスとの「第九」でした。会社の女子社員がコーラスに出るので行ったわけです。息子が2歳くらいだったからほぼ28年前です。その息子を家内が抱いて一緒に客席へ。泣いたら即退場しようと思っていたら最初の「エグモント序曲」が始まってすぐに寝てくれました。普段から家でドンチャン鳴るのを子守唄にしていたせいでしょうか。朝比奈さんの演奏はもちろんよかったですが、何よりも息子が「第九」が終わっても寝ていたのが一番ありがたかった。許可されたにしても小さな子を連れて行くのは非常識ですからね。さて、朝比奈さんとは演奏以外の思い出もあります。神戸の小学校の校歌の作曲者が朝比奈さん。家も近くて歩いて10分程度にある住宅地でした。そばを通ると、ときどきご子息の千足さんの練習するクラリネットが聞こえました。またあるとき奈良に写真を写しに行った帰り、近鉄電車に乗っていたら近鉄バッファローズ(当時)の応援団が一杯乗ってきたのです。しかし彼らの大声の話し声の向こうからさらに大きな声が響いてくるのです。もしかして、と思ってそちらに行って見たらやっぱり朝比奈さんでした。とにかく声がでかい。あまり声がでかいので屋台の飲み屋から追い出されたというエピソードそのものです。しかし天下の大指揮者が電車で移動しているのを見ると本当にファンになりますね。もう亡くなられて4年でしょうか。改めてご冥福をお祈りします。
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July 10, 2005
だんだん彼の表情が重苦しくなると同時に曲想も静かに瞑想的な趣になります。1974年、彼が68歳のときの作曲です。亡くなる1年前ですね。例の「証言」もちゃんと読んでいないのであまり政治的な話はできないのですが、彼は政治的な圧力があるから彼らしい作曲ができたのではないかと思います。まためったに聴かない四重奏曲を聴いてみて彼がすばらしい作曲家であることを再認識させられました。交響曲はかなり意識して外面を細工した嫌いがあります。
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8番は彼が54歳のときの作曲ですから脂の乗り切ったときですね。いかにもショスタコヴィッチらしく例のギャロップ風のリズムが良く出てきますし交響曲でおなじみのメロディーが表れたりして懐かしいです。ボロディン四重奏団も文句のつけようのない演奏です。全集を買ったものの15曲のどれを聴くのか迷いますが、ベートーベンやモーツアルトと同じくどの曲も立派な水準にあるのはさすがです。交響曲を多作できる作曲家は当然なんでしょうね。
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今日はボロディン四重奏団のショスタコヴィッチの弦楽四重奏全集から連続で3曲エントリーします。それぞれのジャケット写真をご覧になれば年齢と共に彼の表情がどんどん暗くなっていくのがよく分かります。年齢だけでなく精神的な圧力が表情に出るのでしょう。さて、最初の1番は彼が29歳のときの作曲でハイドンとでも言いたいほど明快な曲ですがショスタコヴィッチらしさまだ見出せません。同じCDで2番からは高音域を多用したり独特のリズムが出てきたりで彼らしくなります。
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July 09, 2005
今日は久しぶりに長大な曲にチャレンジです。昔バーンスタインのLPを聴いて冒頭の8本のホルンのユニゾンにしびれたけれど今でもこの出だしはいいなと思う。3楽章のポストホルンの長いモノローグもすばらしい。シカゴの名手なんだろうけどこの長いソロをしみじみと聴かせます。そして5楽章の楽しい児童合唱から最後まで重くないクライマックス余韻の残る曲です。私はマーラー好きだけれど3番はこれだけです。でも録音も含めほぼ文句のない名演奏だと思っています。ジャケットではショルティとマーラーがにらめっこしているけれどマーラーもきっと満足でしょう。
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July 08, 2005
なんとなくシューマンの「ライン」が聴きたくなったので今回はコンヴィチニー、ゲバントハウス管弦楽団です。出だしのテンポ、リズムの刻み方、間の取り方、ぐっと引き付けられてそのまま聴きとおせました。シューマンの交響曲は4番以外はどこか居場所が悪くて落ち着かないけれどさすがにライプツィッヒのボスはすばらしい棒さばきです。特に4楽章から5楽章への気分の移り変わりもコントロールが効いていて見事です。この曲を最初に聴いたのはバーンスタインとNYでした。当時としては元気あふれる演奏でそれなりに楽しめましたが今聴いたらどうでしょうかね。でも聴いてみたい。
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なんとなくというと叱られるかもしれないが、今回はこの曲をセレクト。日本でもおなじみのコシュラーさんとスロヴァキアフィルのお国ものです。最初になんとなく、なんて書いたけれど実は例の「のだめ」で千秋君がこの曲の指揮をするからであります。ところが最近物忘れがひどくて、ひょっとしたら6番だったか?と自信ありません。多分5番です。なぜ確認できないかというのには理由がありますがそれはまた別の機会に。で、やっと曲の感想ですが、重苦しくなく適当に野性味があって適当に田舎くさくて、まず申し分ないステキな演奏です。実は最近CDを聴く環境をかなり改善したので以前よりくっきりと細部が聴こえるようになり演奏のメリハリがよく分かるようになった影響も大きいのだろうと思います。それと聴くときの体調や気分ですね。こういった曲はカラヤンではなくコシュラーさんが最適ですね。お国ものだからと言うのではありませんよ。
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July 03, 2005
私の音楽レパートリーはほとんどがオーケストラなので、これはいかんと最近は室内楽を集めていますが今回はモーツアルトの弦楽四重奏曲集。アルバン・ベルグの申し分なく見事な演奏で、この7枚があれば十分でしょう。いかに室内楽が苦手な私でもこの演奏がすばらしいことは分かります。アンサンブルが緻密で活き活きとしていてどんな場面でも各パートが有機的に絡み合っています。またこのアルバムには四重奏以外にも五重奏やブレンデルとのピアノ協奏曲12番、ピアノ四重奏第2番も入っていて本当にお徳用です。特にこの四重奏版ピアノ協奏曲12番はモーツアルト自身の編曲ですがこれがとても楽しいんです。他のピアノ協奏曲も四重奏版に編曲されているのでしょうかね。
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バーンスタインのベートーベン交響曲全集を懲りずにときどき聴いていますが昨日再び2番を聴いたら前回とイメージが違うのです。結構いい。これって落ち込んだときに聴くのにいいかも。とにかく元気が出ます。しかしやはり荒っぽいなぁ。3番は趣向を変えてクリュイタンスとBPOにしました(ジャケット写真)。やはりぜんぜん違う。美しい! これがオーケストラの音なんだ。それでなくてもクリュイタンスのベートーベンは適当に華やかで京都で云うところの「はんなり」とした風情があります。ということで「やはり」と標題に書きましたがベートーベンは一筋縄ではいかないですね。腕が立つオケだから良いという訳にはいかないんです。ベートーベンの9つの交響曲がまともに演奏できるというのはやはりすごいことなんでしょうね。
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以前アンセルメ、OSRのLPで「ペリ」をエントリーしたけれど今回はCDで再びエントリーです。ただしオケは同じスイス・ロマンドですが指揮はアルミン・ジョルダン。最初のファンファーレはあれっと思うほど雰囲気が似ている。というかやはりOSRの金管の音です。当たり前といえばそうだけど、録音時期は20年以上の開きがあるはず。楽器や奏法が同じなんでしょうか。やはり透明感があっていい音色です。とにかく「ペリ」のCDを手に入れてまずは一安心。その他には「魔法使い」と交響曲が入っています。このCDがあればデュカはいいかな。
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これは小交響曲といっていいですね。2つの和音のフォルテで始まるのはベートーベンの3番と似ているしその後の推進力もすばらしい。今日はバルビローリとVPOのCDです。思ったほど古い演奏でもなく1968年ですが雰囲気はもっと昔といった感じ。バルビローリのブラームスは好きだけれど、もう少しガッツも欲しいなあ。VPOとのコンビなので特にそう感じます。彼にはベルリンフィルが似合うような気がします。とはいえこれだけ上品さに徹した演奏も十分存在価値があります。
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前回から1週間以上も空いてしまったので今日はがんばってたくさんエントリーします。まずは遅まきながらジュリーニの追悼です。シカゴ饗とのマーラー1番、ベートーベン7番、ブルックナー9番、ブラームス4番などのシンフォニーとベルリオーズのロメオとジュリエット、ストラビンスキーなど古典から現代まで盛りだくさんのアルバムですが、全体の印象としてはオケの音がとても柔らかく色彩的だということです。またジュリーニの指揮自体が鋭角的ではないので特に「ロメオとジュリエット」では雰囲気のある演奏になっています。誰もが思うことでしょうがショルティの振った同じオケとは思えないですね。このアルバムには解説があって(英語とドイツ語だけど)それによると1957年にライナーがジュリーニをシカゴに呼んだそうです。なるほどライナーは自分とは別の才能をちゃんと見出していたわけです。このアルバムはお徳用で5枚分の内容を4枚のCDに入れてくれたのはいいのですが、ブルックナーの後にブラームスが始まったりするのはどうかと思います。
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June 19, 2005
マイケル・ティルソン・トーマス、LSO、全曲2枚組みで800円です。組曲だけでは物足らないくらいの気持ちで買ったのですが最初のオーボエの哀愁きわまりないメロディーとそれを受けるチェロの美しさにあきれてしまいました。チャイコフスキーは本当に天才です。ティルソン・トーマスは好きなタイプの指揮者ですが予想通りいやみなく誠実に演奏しています。LSOも快調です。この人いずれハイティンクのような大物になりそうですね。
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いつも遊びに行っているyurikamomeさんから”Music Baton”をいただきました。
「音楽に関するいくつかの質問です」 では、
・Total volume of music files on my computer
(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
私(今は)パソコンでは音楽聴きません。
でもいずれMP3で聴いて見るつもりです。
・Song playing right now
(今聞いている曲)
なんと「白鳥の湖」です。最近買ったティルソン・トーマス、LSOの全曲版。出だしのメロディーを聴いてのめりこんでしまった。
・The last CD I bought
(最後に買った CD)
チャイコフスキー「四季」オーケストラ版、スベトラーノフ、ソヴィエト国立交響楽団 これも美し過ぎます。
・Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲)
1.コレッリ:「合奏協奏曲」イ・ムジチ
2.テレサ・テン:「又見炊煙」(里の秋)
3.バッハ:無伴奏Vnパルティータ グリュミオー(Vn)
4.ヘンデル:「ハープ協奏曲」
ロブレス(Harp) マリナー、アカデミー室内管弦楽団
5.鮫島有美子:「出船」(「日本の歌」から)
・Five people to whom I'm passing the baton
(バトンを渡す 5 名)
これまでバトンを渡された方々以外にほとんど知りません。
一人だけでご容赦を。
美人ハープ奏者の高山聖子さんです。
http://plaza.rakuten.co.jp/hipharp/
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June 18, 2005
以前にヘンデルの「ハープ協奏曲」をエントリーした同じCDですが今度はハープのためのオリジナル曲です。このCDにはショパンやアルベニスのピアノ曲の編曲もありますが、アッセルマンとかゴドロワとかのオリジナル曲はやはりハープの特性を良くつかんでいます。その中であえてフォーレの曲を選びました。えっ、どうして急にハープのファンになったのかって?・・・実は高山さんというステキなハーピストのお嬢さんのブログに遊びに行っていて簡単なクイズの賞品としてきれいなブロマイドと放送に出演されたときのテープを頂いたのです。で、お礼にこちらのブログからトラックバックさせていただくことにしました。高山聖子さんのblogです。http://plaza.rakuten.co.jp/hipharp/ 楽しいブログなので応援してあげてください。
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June 15, 2005
バーンスタインによる全集から次は7番です。これまで2,3,4,5,6と聴いたのですが5番6番以外は途中でギブアップです。特に4番は静から動へのダイナミックでありながら古典的な移り変わりが十分理解されていないと思う。5番は以外にまともだけどアンサンブルにどこか雑な面がありだらしなく聴こえる。6番も同様。昔、この辺が嫌われたのかもしれない。で、7番ですがこれはいい。昔聴いたイメージでは3,4楽章のリズムがスイングする様だったけど最近のいろいろな演奏のおかげか今では気にならなくなった。この曲自体演奏効果が上がるからかもしれないけれどちゃんと全部聴きとおせました。後のお楽しみは8番ですね。ジャケットは皆同じなので説明書の写真で済ませました。手抜きもいいところです。
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June 13, 2005
体調が悪かったのと土・日忙しかったのでほぼ1週間ぶりのエントリーです。お久しぶりです。さて、20年以上前にFMで聴いて欲しかったCDをやっと購入しました。本来のピアノ曲をガウクがオーケストラ曲にアレンジしたものです。スベトラーノフの御大とソヴィエト国立交響楽団の演奏ですが編曲が見事なのもあってジャケット写真からは信じられないほどロマンティックな演奏です。「舟歌」「トロイカ」はもとより他の10曲もロシアムードが一杯で楽しめます。スベトラーノフがオイストラフのために書いたもう1曲の「ヴァイオリンと管弦楽のための詩曲」はまあ無難な曲ですね。ヴァイオリンは息子のイーゴリ・オイストラフです。
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June 07, 2005
バーンスタインが最初にニューヨーク・フィルハーモニックと入れた飛び切り元気なベートーベン全集を買いました。特価でした。で、あまり期待もせずになんとなく1番を聞いたらこれが結構いいのですよ。楽器間のバランスがひどいのと抑制力がまったくないのですが、オケが上手いためか1番の性格上かそれなりに楽しめました。まあクレンペラーの正反対の演奏です。彼が聴いたらなんて言うかな。でもここまでやればそれも個性のうちになりますね。ということで2番を聴いたらこれはいくらなんでも乱暴すぎました。ということで今後も続けて聴く決心をしましたので楽しめた曲はエントリーしますね。
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June 05, 2005
最近疲れやすいのとこちらも調子の悪いHTの応援で忙しくなかなかエントリーできません。今回はグリュミオーの独奏ヴァイオリンによるバッハです。この演奏とにかく音が美しく、どんなパッセージでもいやな音を出しません。40年以上前の演奏ですが当時彼は音の美しいのが災いしてかあまり評価されなかった記憶があります。彼に限らず音が美しいとか若いとかは精神面が劣るととらえられたのでしょうかね。指揮者でもオーマンディはもちろんあのジュリーニも散々な評価を受けていました。それが30年もすると評価はコロっと反転します。当時はモノラルとかまだSPの名残の演奏が幅を利かせていたのと、再生音楽として良い音で鑑賞して評論する習慣がなかったのも一因だと思っています。もっとも私もグリュミオーが最高の演奏だから購入したわけではなく、海賊版CDで単に安かったからレパートリーを増やす意味で買ったのですが、結果大正解でした。でも演奏者の前にバッハの偉大な音楽が心を打つのは言うまでもありません。2番のシャコンヌがえらく有名ですが私にはどの曲もどの楽章もすばらしいの一言です。特に3番の第1楽章プレリュードは美音のよさもあってなんともいえない清清しさです。バッハとグリュミオーに大感謝ですね。
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June 02, 2005
マゼール、イスラエルフィルの1964年の録音。デビュー間もないマゼールがイスラエルPOを思うままに振った演奏。速いテンポで約32分で終了。切れ味抜群の演奏。若武者が真剣を振り回しながら敵陣の中を全力疾走で駆け抜けたという感じです。アンセルメなんかのおっとりした演奏に慣れた耳には相当な抵抗があったけれどそのうち慣れてしまうのが人の常。弦楽器のIPOといわれるけれどここでは金管楽器が大活躍で、ペトルーシュカがムーア人に追い回されるシーンは結構な迫真力です。LPのときは「ルスランとリュドミーラ」序曲も入っていてこれはさらに輪をかけた超特急でしたがこれもCDに入っていたらよかった。CDでのカップルはこれも珍しいVPOとの「春の祭典」。ジャケット写真はこちらがメインですね。これもVPOののどかな木管楽器がマゼールに(仕方なく)合わせてがんばっています。とにかくチョー個性的な演奏のCDです。
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May 31, 2005
アルド・チェッカートの指揮、ミラノ・アンジェリクム室内合奏団、独奏ヴァイオリンはフランコ・グッリ。昔シャルランというフランスの録音技師が作ったレーベルで発売したLPが優秀録音で有名だったのですが、その後CDになり飛びついて買いました。写真はLPのときと同じデザインです。人の頭の模型の両耳の位置にマイクをつけるワンポイントマイク方式ですが、とにかくこれだけ美しい録音と演奏の「四季」はいまだに無いと信じています。特に独奏ヴァイオリンはそれこそ「美音がしたたる」という表現がぴったり。オケも美しい響きだし通奏低音も表立たずくっきりと聴こえます。演奏自体もゆっくりとしたテンポでたっぷりと歌い上げています。えらく独りよがりですが私的には完璧な演奏です。このCDは私の宝物ですね。
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May 29, 2005
写真はショルティとVPO、LPO、CSOの3つのオーケストラによるサンプラー的なCDですがお目当てはこの威風堂々行進曲。中間の例の旋律もショルティらしく流麗というよりはパキパキと進めますが行進曲だと思えばまあいいかな。しかし、この第2の英国国歌とまで言われる曲を中華味のCMに使うとはね。イギリス人でなくても情けなくなる。Sトリーの大昔のショスタコヴィチの「黄金時代」やマーラーの「大地の歌」は云うに及ばず、Nッカのキャスリーン・バトルを使った「オンブラマイフ」などのセンスを少しでも見習ったらいかが?と言いたいデス。
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先週のドタバタが尾を引いたのか気候のせいか身体がピリッとしない。部屋の整理とスピーカーの移動もしてCDプレーヤの代わりにDVDプレーヤーも買ったけれど土・日のお昼にHTの応援もあるのであまり聴く時間も無い。さて、この曲「バビ・ヤール」なんて怖い標題が付いている。ユダヤ人大虐殺を扱った問題作とか。ハイティンク、ロイヤルコンセルトヘボウの演奏で聴く。例によって私はサウンドとしてしか聴かないけれどこれはオケはもちろんコーラスもロシア語で歌うリンツラーのバスも分厚い響きで統一されえていて実にすばらしい。重い曲なので聴くのに勇気がいるけれど以外にしつこさは感じない。ハイティンクの評価はいまさらだけどベートーベンやマーラー以外にこういう地味な録音を成し遂げたのは偉いなぁ。ところでいくら歌詞を無視するといっても内容は知りたいのでその意味では通常の(?)日本語版を買ったのでは正解でした。
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May 26, 2005
最近疲れがとれず、あまりCDも聴いていないけどがんばって体力のいる曲を聴きました。若い時は夢中になったマーラーの1番。当時はワルター、コロンビア交響楽団が迫力不足にしても一番人気でした。私はなぜかラインスドルフが赴任したばかりのボストン饗を振ったLPを持っていて、ワルターとはオケの厚みがぜんぜん違うのが分かりましたね。ラインスドルフも人気は無かったけれどマーラーやプロコフィエフも堂に入った演奏でよかったです。ただベートーベンはダメ。あれではメジャーのオケは運営できないです。さて、今日は若杉さんとドレスデンSKDの珍しいCD。久しぶりに聴いたけれどこれがとてもいいんですよ。4楽章はもっとスピードを上げて欲しいと一瞬思ったけれど、じわじわっと盛り上げるのに引き込まれました。オケは相変わらずいい響きです。このコンビで全集を入れてもよかったんじゃないでしょうか。せめて4番、5番、9番だけでも聴きたいですね。
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May 24, 2005
日本の歌に続いて鮫島さんのCDデビュー2枚目で、いわゆる有名歌曲集です。シューベルトの「ます」「楽に寄す」「菩提樹」など。正直いって日本の歌ほど堂に入ったとは言いがたいのですが、今回もドイチュさんの伴奏が見事で楽しめます。私のお気に入りはブラームスの「子守唄」と特に「眠りの精」です。あのひげ面のおじさんがこんなにロマンチストであったとはね。
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May 22, 2005
最近はまたCDでエントリーしています。実は旧い再生装置でもLPなら柔らかい音がして、CDなら硬いということは結局CDプレーヤーのせいではないかと考え、別の部屋で使っていたポータブルCDプレーヤーで試してみたら確かにこれまでより柔らかな音で聴けるようになったのです。今はCDの整理もかねてあれこれ聴き込んでいます。さて、今回はブロムシュテット、サンフランシスコ交響楽団の演奏。この曲、登山を描写しただけの音楽ですが、シュトラウスの手の内に入って聴いていたら場面転換が多く、雷の情景ではサンダーマシンまで使って楽しい限りです。それでもブロムシュテットは例によって馬鹿騒ぎせず押さえながらも美しい仕上げを施します。本当にいい指揮者ですね。私はベートーベンの交響曲全集からファンになりましたが、若いと思っていた彼も今年78歳になるんですね。元気なうちに多くの録音を期待しましょう。
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May 21, 2005
明日は大事なお客さんが来るので朝からドタバタと家のお掃除です。普段しないからこうなるという見本です。それでも夕方から痛い腰をなだめながらCDを聴きました。デユトア、モントリオール交響楽団の有名序曲集。標題の曲以外に「真夏の夜の夢」序曲、スッペ「軽騎兵」「詩人と農夫」などかつてのカラヤン、PO,BPOがベストと思っていたレパートリーをデユトア、OSMのコンビが見事な演奏で聴かせてくれます。特にフィンガルの出だしを聴いただけで旅にそれも船のたびに出たいと思います。こういった夢を与えてくれる演奏はいいですね。夜静かに聴けばいつの間にか眠っているでしょう。お休みなさい。いや私はこれから一杯飲んでHTの試合をを応援しなければ。
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May 20, 2005
今日は究極の名曲のお話です。写真のCDはクレンペラー、VPOです。ライブ録音ですが「未完成」の終了後クレンペラーが思わずつぶやいた「schoen」(美しい!)という言葉が入っているので有名になったものです。悠然としたテンポといい大きな構えといい全体の構成はクレンペラーそのものですが細部の表現はVPOのしたいように任せたという演奏で確かに美しい!これは交響曲というより「ウィーン夢の街」という幻想曲ですね。実はこの曲の本命はベームBPOだと思っていたのですが改めて聴くと心が揺れます。こういう浮気心は罪が無くていいでしょう。さて、もう1曲はベートーベン「運命」。こちらも同じように遅いテンポでまさしく巨人の歩みのごとく進むのですがVPOの可憐なウィンナオーボエの音色が少し邪魔をしますね。そういう意味で演奏そのものはフィルハーモニアのほうが徹底していますがこれだけ遅いテンポで美しく演奏できる指揮者はもういないですね。改めて大クレンペラーに敬礼!
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May 19, 2005

たまにはお歌でも聴きましょう。鮫島有美子さんが最初に出した「日本の歌」。私は倍賞千恵子さんのファンなので、歌曲よりも「カチューシャの歌」とか「宵待ち草」「浜辺の歌」などが入っているので買いましたがどれもフレッシュでそれほど歌曲くさくない歌唱で気に入りました。ピアノがとても上手なので伴奏者を見たら「ヘルムート・ドイチュ」。失礼ながら当時は鮫島さんよりヘルマン・プライなどの伴奏をしていたドイチュさんのほうが有名でした。本当に伴奏者のおかげでものすごく得をしています。中でも「平城山」ではピアノで琴のような音色を出し、このどちらかというと単調な歌に彩を添えていてそれは見事なものです。あと最高に好きなのが「出船」。勝田香月の歌詞も杉山長谷夫の曲も寂しい別れの情景なのですが、日本人の心根に響きます。鮫島さんの歌もドイチュさんの伴奏もすてきの一語ですね。
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May 18, 2005

マイケル・ティルソン・トーマス、ボストン交響楽団の演奏。当時は珍しくポリドールからの発売です。この曲には「冬の日の幻想」という副題が付いています。同じくチャイコフスキーの初期の2番と3番の交響曲もそれぞれ副題が付いているけれどほとんどそういったイメージです。たいくつだけど曲の流れに任せていると心地いいです。最近は後期のバリバリの曲よりこういった雰囲気タップリの曲のほうが好みですね。さて、新人時代のティルソン・トーマスだけど上手なオケのおかげもあって無難にまとめています。構成力の弱い曲なのでマゼールならもっと劇的な要素を入れそうだけれど素直な演奏はフレッシュで後味がいいです。これ廉価版でしたが録音技師がカラヤン専属みたいだったギュンター・ヘルマンス氏で、ボストン饗のサウンドが冴えて聞こえます。
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May 17, 2005

マルコム・サージェントの指揮、ウィーンフィルという珍しい組み合わせでシベリウスの管弦楽曲を集めたLPです。サージェントはイギリス紳士らしいまじめな指揮できっちりまとめています。2曲目のバラードのしんみりした味わいもいいし3曲目の行進曲も軽やかで楽しめます。マゼール、VPOの演奏はもっとはじけて面白いのですがサージェントのほうが疲れないですね。CDで持っていないのでベルグルンドのを買おうと思う。しかしシベリウスは肌に合います。
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May 16, 2005

クリュイタンス、ベルギー国立管弦楽団という珍しいコンビでのフランクの交響詩特集ですが、お国ものという以上にすばらしい演奏です。あまり録音業界に出てこないオケですが、ホルンをはじめ金管が大活躍するこの曲で実に立派なアンサンブルを聴かせます。日曜日に狩に出かけた伯爵が罰を受け地獄をさまようというお話を基にした交響詩で、私もそうですがフランクが苦手な方にも大変分かりやすいと思うのでお勧めです。この他に「クリュイタンスの芸術」としてパリ音楽院とのドビュッシーやルーセルの交響曲のLPがありますが、すばらしいのは当然としてもこういった企画を出していたEMIはセンスがありました。
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May 15, 2005

セル、ベルリンフィルそしてフルニエという珍しい取り合わせのLPです(1000円で安かった)。最初に聴いたのはロストロポーヴィッチ、ターリッヒ指揮のチェコフィルでした。モノラルですがロストロの息づかいが聴こえる迫力ある演奏でこの曲が大好きになりました。その後買ったのがこのLPです。しかしオケはともかくチエロがなんとなくおとなしいのが不満であまり聴かなくなったのです。そのうちロストロ、カラヤン、BPOという文句なしの組み合わせのCDを買ってからは持っていることすら忘れていました。最近ひょっこり出てきたので改めて聴いたらなんというすばらしさ。オケもチェロも実に真摯な演奏です。シェラザードでもそうなんですが、カラヤンの演奏は上手く豪華なのですが、この真剣さという雰囲気はありません。ぜいたくな文句です。バッハの無伴奏チェロ組曲などを聴くようになってフルニエが本当に好きになりました。
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May 14, 2005

ワルトトイフェル「スケーターズワルツ」 カラヤンがフィルハーモニアと入れた歴史的名演です。この曲がこれだけノーブルに聴けるのはカラヤンならではの芸当でしょう。何よりもオケがベルリンフィルやウィーンフィルでなくフィルハーモニアであることが幸いしています。ワルツのリズムも軽いけれどウィーン風(2.5拍子?)でもなくフォルテもBPOのように強烈でもなく上品で幸せな雰囲気のうちに曲が終わります。いつもお邪魔しているyurikamomeさんのブログで通俗名曲をなめてはいけないとお叱りをうけましたが、確かにこういう曲ほど指揮者の力量が明確に出るのかもしれません。最近CDで出ていますが、この曲をお持ちで無い方は買っても損は無いと思います。
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May 13, 2005

古いLPを整理していたら珍しい曲が出てきました。RCAビクター社がガーシュイン生誕65年の記念として彼の「パリのアメリカ人」と逆のシチュエーションの曲をダリウス・ミヨーに依頼したものです。1963年にアーサー・フィードラーの指揮ボストン・ポップス管弦楽団で初演され、同じコンビですぐに録音されました。裏は当然「パリのアメリカ人」です。この曲は組曲で、(1)ハドソン河上の霧のニューヨーク (2)修道院 (3)セントラルパークの馬車 (4)タイムズスクェア (5)屋上庭園 (6)ヤンキー・スタジアムの野球、の6部で構成されます。各曲に標題は付いていますが描写音楽ではなくあくまでイメージして作曲したそうです。まあ名曲かどうかは分かりませんが結構楽しめます。LPの写真ですが見開きになっていて左はパリのアメリカ人、右はニューヨークで「フィガロ」を読んでいるフランス人です。演奏はポップスオーケストラなんてものではなくまさしくボストン饗の見事なものでフィードラーがボストン饗の事実上のトレーナーであったというお話が納得できます。
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May 11, 2005
以前エントリーしたチャイコフスキーの第4交響曲と同じカラヤン、BPOの60年頃の演奏。これも大昔のLPですが、盤の状態がとても良かったのでこのコンビのバルトークを堪能できました。カラヤンはバルトークを20世紀最大の作曲家だと言っていますが、この曲など古典のように手の内に入った演奏です。しかし20年前の装置で8センチのスピーカーで聴く音が今のCDシステムと遜色ないというのは何が進歩したのでしょうか。もっとも同じコンビの「管弦楽のための協奏曲」のLPはまだ新しいのにノイズが多くて聴くに堪えなかったので、この辺がLPの泣き所ですね。
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May 09, 2005
息子のいない部屋で落ち着いて昔のLPを整理していたら思いがけないものにお目にかかれて得をした気分になります。今回は小澤、シカゴ交響楽団の演奏。盤の状態もよく録音もGoodです。何よりも当時の小澤のてらいのない素直な演奏とシカゴの音の美しさにほれぼれした次第です。LPではアンセルメとSROで刷り込まれ、CDではカラヤンがデフォルトになりかけていましたが、今のデフォルトはこの小澤ですね。でもプレヴィンとVPOのは3楽章など夢のようですよ。この曲全般に大波小波の音形が出てくるのでお船に乗っている感じが好きです。
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May 08, 2005
私が最初に買ったCDです。座右の名曲。疲れた夜に聴くと心底癒されます。今あるのはマリナー、ロサンゼルス室内管弦楽団。マリナーはなぜか第2組曲を最後にしましたが最初に聴いたせいか違和感はありません。第3組曲のバッサカリアの後にのんびりした「優雅なラウア」を聴くと、まだ続きがあるのだと得をした気分になります。ただ録音があまり良くないのが残念です。小沢、BSOのも彼らしいソフトな演奏。ドラティとハンガリーのオケのは少しイメージが違う感じです。誰か最新録音で出してくれないかなぁ。
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May 07, 2005
長男が引っ越したので彼の部屋を占拠できるようになった。元の私のオーディオルームです。ただ昔のスピーカーやアンプはLP向けの特性なのかCDには合わないのです。いろいろ考えてスピーカーに8センチのシングルコーンを使ったミニコン用のものを付けて試してみたらこれが当たりでした。昔のLPをかけていい音で聴けるのに感激しています。そこでまずは標題のLPです。マルケヴィッチ、ロンドン交響楽団。このオケは指揮者次第でどうにでもなる見本ですが、今回は最上級の演奏を聞かせてくれます。そういう意味では一級のオケですね。日フィルを振った伝説の「春の祭典」以来奇跡の指揮者だと思っているマルケヴィッチの演奏で悪いわけがありません。実に後味のよいチャイコフスキーです。曲そのものは構成力が希薄なので幻想的序曲集だと思えば文句はありません。明日以降はしばらく懐かしのLP特集になりそうです。
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May 06, 2005
ハイティンクがコンセルトヘボウの主席指揮者になって最初に録音した曲です。重苦しい曲ですが溌剌とした演奏に惹かれ、好きになりました。特に3楽章の軽やかなリズムに乗った懐かしさをこめたメロディがいい。私的には8番より好きですね。本場物ではノイマン・チェコフィルが有無を言わせない立派な演奏。あとクーベリック・ベルリンフィルのはもう少し穏やかで、でもこちらの方がステキだなという感じですね。ノイマンのは9番とのカップリング、クーベリックのは8番とのカップリングでこの2枚があれば十分でしょうね。
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May 05, 2005
若いときからマーラーが大好きで交響曲を全部集めましたが、最近よく聴くのは4番です。マーラーには珍しく全曲を通しての天国的な静けさが心安らぎます。CDで本命だと思ったバーンスタイン、コンセルトヘボウのは4楽章でのソプラノの代わりにボーイソプラノを使っており、その音程が不安定なので最後になって楽しめません。マゼール指揮、ウィーンフィル、キャスリーン・バトルのソプラノの演奏はマゼールがいつもと違って素直だし、バトルも相変わらずチャーミングな声でこの曲によく合っています。天国を描いたような曲中でも白眉なのは3楽章です。一瞬の雲の切れ目から混沌とした下界が見える様で、これこそマーラーの世界ですね。オケは文句のつけようの無い美しい演奏です。

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May 04, 2005
LPでルプーを聴いていましたが、やはりCDが欲しくて最近買ったのがあまりなじみの無かったレオンスカヤです。800円しなかったけれどこれは良かった。演奏の難しいことは抜きにしても落ち着いたテンポで叙情あふれるいい演奏です。特に大好きなD899(OP90)の3番とD935(OP142)の3番(ロザムンデの主題と変奏)が聴けるだけでも幸せです。
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May 03, 2005
ピアノはクリフォード・カーゾン、指揮はセル、ロンドン交響楽団の演奏。久しぶりに聴いてオケが立派なのにびっくりでした。英デッカの優秀な録音のせいもあるのだろうけれど、このオケからこんな豪壮な響きが聴けるとはやはりセルは並みの指揮者じゃないですね。交響曲を聴きたかったなぁ。さてピアノもセルにつられたせいか恰幅のある名演奏です。以前と印象が変わるのは再生装置のせいもあるのでしょうが、自分が歳をとったせいかもしれませんね。本当はもう1枚のブレンデル、イッセルシュテット、コンセルトヘボウの方がお気に入りだったのでもう一度聴いてみよう。LPではアシュケナージ、ハイティンク、コンセルトヘボウので十分満足していました。
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May 02, 2005
サンソン・フランソワのピアノ独奏。
クリュイタンス、パリ音楽院管弦楽団のオーケストラでの演奏もいいのですが、私にはピアノによる原曲が心に響きます。透明感あふれる音色で別世界に引き込まれます。ピアノの表現力を再認識させる名曲・名演奏です。
この曲とても高貴なメロディーなので歌詞をつけて歌えばヒットすると思いますよ。題名は「愛のパヴァーヌ」ですね。「愛」をつければヒットするわけではないけれど。
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May 01, 2005
最初に聴いたのは、シュタルケル。ちょっとこわもての演奏ですが、5番など私のお気に入りのLPでした。安く買った2枚のCDでは、1、4番がモーリス・ジャンドロン、2、3、6番がフルニエ、5番がロストロポービッチ(モノラル)という変則的な演奏者の構成です。もちろんどの曲も名手によるすばらしい演奏ですが、5番のロストロは録音が古いせいなのか少し重いです。ハ短調というこの曲自体の持つ特性かもしれません。この組曲は人気があり、1番はサキソフォンなどでも演奏されていますが、忘れられないのは3番をセゴビアがギター用に編曲したものです。ポルタメントを多用したムーディな演奏ですが一度聴くと忘れられないです。確かにバッハの曲の懐の深さはたいしたものですね。
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April 30, 2005
最初に聴いたのは、英デッカの録音でルドルフ・バルシャイの指揮、モスクワソロイスツのLP。これがバルシャイとこの団体のレコードデビューだったはずです。まず最初の野生的で強靭なリズムに圧倒され、当時日本では無名だったこのコンビの実力を見せ付けました。CDになってからは昨年手に入れたアダム・フィッシャー、ハンガリー国立管弦楽団のお国物が以外におとなしい演奏で肩透かしを食った感じです。これも最近手に入れたケーゲルとライプツィッヒ放送管弦楽団の演奏はバルトーク独特の緊張感と孤独感がよく出ていて私の好きな演奏ですが、他国人とハンガリー人の感じるバルトークとはどこか違うのでしょうね。
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オネゲル交響曲2,3番
カラヤンにしては珍しい曲です。ベルリンフィルと毎年のように避暑を兼ねて行っていたサン・モリッツでの録音ですから、オネゲルにしても比較的小編成の曲を選んだのでしょうか。特に2番は弦楽とトランペット独奏という得意な楽器編成です。いつものことですが、カラヤンが珍しい曲を選ぶときは説得力がありますね。オネゲル独特の緊張感と孤独感がよく出た演奏ですが、せっかくだから有名な5番「三つのレ」とか「パシフィック231」も入れて欲しかった。また、楽器編成のせいなのか、サン・モリッツの録音会場の特性か、BPOはいつものような強靭な音ではなく柔らかい音色に聴こえます。
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April 29, 2005
ケルテス、ロンドン交響楽団
今日は、花粉症に悩まされている私にピッタリの曲を選びました。大きなくしゃみで始まるほらふきハーリの音楽です。バルトークに比べるとそれこそ目一杯ハンガリーのにおいがする音楽ですが、ハンガリー人のケルテスの演奏はもちろん楽しめるものです。というかコダーイはハンガリー以外の演奏家はあまり取り上げないですね。さて、この曲で一番面白いのがハンガリー独特の民族楽器ツィンバロン。これが琴の音によく似ているんです。最近あまり見かけない女子12楽坊の後列の左端の楽器がどう見てもこれではないかと思っています。水平に張られた弦を長いバチでぽろぽろ叩いているのですが、ひょっとしたらハンガリーからシルクロードを通って中国まで伝わったのでしょうか。
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April 28, 2005
ダントツの名演は作曲者自らウィーン・フィルを振ったもの。ウィーンの雰囲気なんて全部吹き飛ばして完璧に自分の世界に引きずり込んでいるし、VPOもパワー全開で応じています。この強引さはショルティ以上です。ハチャトゥリアンが来日して読売日饗を振ったとき、オケが及び腰に弾いているといってさんざんしぼられたそうですが、あの巨体から出るエネルギーは日本人には受けとめられないのかもしれません。さて、もう1つの演奏は、ジャンスク・カヒッゼ(グルジアの人)指揮するモスクワ放送饗。「剣の舞」は中間部のメロディーがチェロではなくサキソフォンなので物足りませんが「レズギンカ」では独特の民族打楽器が「スコーン」と合いの手に入ってこれがすこぶる楽しい。地元のオケではないけれどモスクワ放送饗も達者な演奏です。全部聴くとちょっと疲れるのも事実ですが時々聴くと爽快になりますね。
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April 26, 2005
モーツアルト ホルン協奏曲1~4番
伝説の名ホルン奏者デニス・ブレインと、当時彼が在籍していたフィルハーモニア管との演奏。モノラルです。私はこの協奏曲集が大好きですがブレインの演奏は評判どおりです。50歳になる前のカラヤンはBPOの時のような重苦しさもなく颯爽とした伴奏をつけています。カラヤン名演集というよりブレインが主人公なのでしょうがそれでもカラヤンのバックあってのことと思います。後年BPOの主席のザイフェルトとも録音していますが、比較するのが悪いにしてもやはり重い。あとヘルマン・バウマンがバルブのないナチュラルホルンを使った演奏も驚異的ですね。
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April 25, 2005
ロジェストベンスキー ボリショイ歌劇場管弦楽団
ロシアの作曲家シチェドリンが奥さんのプリセツカヤのために編曲したバレエ音楽です。編成が変わっていて弦と打楽器で演奏され管楽器はありません。サラエボの冬季オリンピックで当時東独の華といわれたフィギュアスケートのカタリナ・ビットがこの曲で滑りました。弦楽器のメロディーラインが華やかで打楽器の多用によるダイナミックな編曲とカタリナ・ビットの過剰ともいえる演技で見事金メダルを取りました。一方アメリカのジョーンズ選手は原曲のビゼーのカルメンで滑ったのですが、ビットに比べて木管楽器の牧歌的な曲調がマイナスになり銀メダルに終わりました。さて、曲ですが楽しいの一言です。打楽器が多いのでちょっと品の無い面もありますが40分程度の曲なので気分転換に聴くのに最適です。私のはLPですが今では結構CDも出ていますね。
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カラヤン ブラームス交響曲1番、4番
カラヤンのブラームスは1960年代のLPがあるが、あまり好きではない。仕上がりはいいのだが何かが物足らない。譜面の奥みたいなものが届いてこないのだ。ところが1980年代のBPOとのデジタル録音を聴くとかなり様子が違ってくる。晩年の録音の多くがそうなのだが、オケの統率力や細部の仕上げが昔ほど綿密ではなく、結構オケ任せに聴こえる。といっても長年連れ添ったBPOだからは問題は生じていない。それどころか音楽の奥が見えてくるのだ。これはブラームスの場合に顕著なのだろう。これらの曲最高の名演奏とは言わないがカラヤンのブラームスとして最高のCDだと思う。
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April 24, 2005
バーンスタイン、VPOの演奏
カラヤンがこの曲を録音したかったという情報を得たので探したらバーンスタインのCDがありました。他にバルシャイの全集もあるけれどせっかくなので今回はこれを聴く。うーん、なるほどカラヤンが好みそう、なんて。後からなら誰でも言えるよ。1986年の録音なので一足先にバーンスタインが録音しちゃったか。ざんねーん!3楽章構成だけど最後のプレストは15番にも出てきたようなフレーズが、というかショスタコ独特の音形なんですね。でもこのバーンスタイン盤は9番も入って3500円だったけれどバルシャイの全集もそれくらいで買えました。ざんねーん!
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R・シュトラウス ドン・キホーテ
60年代の演奏。チエロはフルニエ。
ほぼ理想、というより作曲者と演奏家の区別が感じられないほど自然な演奏。録音も優秀ですがどちらかというと全体に柔らかい音作り。これはドン・キホーテの夢想を表したのでしょうか。フルニエのチエロも上品で申し分の無い仕上がり。特別面白い曲ではないけれど最後まで飽きさせずに聴かせます。カラヤンはこの曲以外でもシュトラウスはすべてといっていいほど名演奏です。「英雄の生涯」は以前実演をコメントしたのであえて言及しませんが私の宝物的CDです。
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April 23, 2005
チャイコフスキー 交響曲4番
チャイコフスキーはいくつも録音があるが、当時のコロンビアから出た最初のカラヤン、ベルリンフィルのLPが話題を呼びました。このときはチャイコフスキー以外にバルトークの「弦と打楽器とチェレスタ」、そして「魔弾の射手」序曲、「さまよえるオランダ人」序曲などを入れた2枚もすばらしい演奏でした。
チャイコフスキーは、最初のホルンの強烈なファンファーレから2楽章の見事なオーボエソロ、3楽章のピチカートのアンサンブルなど全体にゆったりとしたテンポで終始一貫し、クライマックスまで文句のつけようがありません。始めて聴いたBPOの精密かつ強靭な演奏にただ恐れ入るだけでした。オケの腕の見せ所としてこの曲はうってつけなんですね。カラヤンはその後もBPO、VPOと再録を重ねていますがこのEMI録音のがたっぷりした曲の運び具合でベストだと思っています。
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April 22, 2005
ストラヴィンスキー 春の祭典
一時期ものすごくはまり、10種類以上の演奏を
持っていますが、カラヤンのも大変な名演奏です。
カラヤンの演奏はリズム感を強調するというより
ひたすらドラマ性を追求します。
切れ味が格別良いわけでもないのですが
大地礼賛のミステリアスな雰囲気から始まり
いけにえの踊りの終末まで押さえ気味に進み
最後に壮絶なクライマックスを迎えるように巧みな
設計を施します。
いつものことですがオケの威力が半端でないので
最後の一撃で本当にあの世に行きそうになります。
これはLPでもCDでも持っていますがCDには同じく
ストラヴィンスキーの「ミューズの神を率いるアポロ」が
入っており、これはすばらしく美しい演奏です。
あと、例によってペトルーシュカは録音がありません。
でも何となくカラヤンの好みが判るような気もします。
曲に一貫したドラマ性がないとだめなんですね。
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April 21, 2005
ドヴォルザーク 交響曲9番 新世界より
カラヤンはこれとドヴォルザークの8番を何度も何度も
録音しています。
私の持っているカラヤンの演奏ではLP2種類(BPO)
CD1種類(VPO)ですが、最初に聴いたベルリンフィル
とのがもっともインパクトは大きいです。
1960年代の演奏でまだカラヤン特有のくせが少なく
ある意味で模範的な演奏です。
ただしチェコの香りはぜんぜんありません。
本場物といえばノイマン、チェコフィルの演奏が風格も
あり立派そのもの。
もっと昔ならターリッヒ、チェコフィルのLPが本場物の
基本ともいえる歴史的名盤です。
例によってカラヤンは曲の好き嫌いがあり、私の好きな
7番は録音なしです。
ハイティンクが20代の若さでコンセルトヘボウの指揮者
に就任したときに録音した最初の曲ですが、このLPを
聴いてこの曲が好きになりました。
ノイマンの立派な演奏を聴くとカラヤンにも録音して
欲しかったと思いますね。
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April 20, 2005
ベートーベンのヴァイオリン協奏曲
独奏はクリスチャン・フェラ。昔のLPだが音はGood。
このコンビで多くのヴァイオリン協奏曲を録音しているが
これは必ずしもカラヤンペースではなく結構対等に渉り
あっている感じ。カラヤンはあまり小細工せず堂々とした
サポートに徹していて久しぶりに聴いて感心した次第。
オケに関しては名演奏だが独奏についてはもう一息かな。
あと私の持っているCDでオイストラフ、クリュイタンス、
フランス国立放送管弦楽団のが指揮もVnも恰幅のある
名演奏。
シェリング、イッセルシュテット、ロンドン交響楽団もまじめな
これも名演奏。オケがベルリン・フィルなら満点でしょう。
シェリングもですがイッセルシュテットって本当にいい
指揮者です。あっ、ここはカラヤンをほめるところでしたね。
では次の機会に。
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April 19, 2005
私の持っているLP、CDでの名演特集です。
最初はチャイコフスキーのピアノ協奏曲1番
リヒテルのピアノ、オケはウィーン交響楽団。
まず感心したのがウィーン饗の見事な演奏。
そのころフィリップスでの録音が多かったが
あまり冴えた演奏を聴いた記憶がほとんど無い
のにカラヤンが振ると目の覚めるような音が出る。
スーパーなリヒテルとの共演で燃えたカラヤンに
刺激されたでしょうね。
もちろんリヒテル、カラヤンとも文句のつけようが無い
のは当然です。
最初にLPが出たときはドイツプレスで、盤質が
それまでの日本プレスと違い、「竹屋の火事」と皮肉
られたピチピチパチパチというノイズがほとんど無い
ことも印象を良くしました。
後年カラヤンはキーシンとも共演したけれどこれは
絵に描いたようなゴージャスな演奏でリヒテルの
時のような緊張感は無い。
まあ安心して聴ける演奏ですが。
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April 18, 2005
ベートーベンの交響曲6番
ワルターとかベームとか10種類ほど持っているけれど
一番面白いのがクーベリックがパリ管を指揮したLP.
とにかくオケの音色が違う。ひたすら明るい管楽器。
といって演奏が軽いということではなく、クーベリック
らしく落ち着いた演奏です。
クーベリックはそれぞれ違うオケでベートーベンの
交響曲全集を作っているがこの演奏が出色です。
というかパリ管のベートーベン自体が珍しい。
この全集で白眉なのはベルリンフィルとの3番「英雄」
重すぎず前進する力に満ちていて私にはほぼ満点。
あと田園の好きな演奏ではイッセルシュテットとVPO
クリュイタンスとBPOなど。
一時、バーンスタイン、ニューヨークフィルのが面白いと
思っていたがじっくり聴くとオケがホントに荒っぽい。
バーンスタインが去る前はゴミを満載した貨物列車と
まで言われたニューヨークフィルそのものです。
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April 15, 2005
大好きな曲です。
最初に買ったCDの1枚です。
20分程度の曲ですがブラームスの実に巧みな管弦楽法
によって大曲を聞いた後のような充実感を感じます。
素朴で単純な主題をさまざまに変化させて最後は壮大な
コーダに発展させて行く手腕はさすがブラームス!
逆にこの曲を上手く演奏できるか否かで演奏者の技量を
問われるのでは、なんて思っています。
最初に買ったCDはバーンスタイン、VPO
オケも上手だし明るい指揮ともよくマッチして上出来
あとベーム、VPOはもっとしっとりとしていてこれも名演
私の好きなアバド、ベルリンフィルはほぼ理想の仕上がり
でしょうか。
ブラームスの曲全部に言えるのですが、上手すぎてもダメ。
下手でもダメ。素朴にまじめに戸惑いながらも一気に・・・
難しいですねぇ。
だから大好きな曲なんです。
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April 14, 2005
本来はオルガン協奏曲。
もちろん原曲の味わいもいいけれど、数少ないハープの
ための協奏曲として貴重な存在であります。
私の持っているCDはマリサ・ロブレス(Harp)
マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団。
とにかく上品で申し分ありません。
その他にはロブレスのソロでショパンやアルベニス、ファリア
フォーレの編曲とかアッセルマンのハープの曲もあり、とても
すてきなCDです。
そういえばこのCDのタイトルは「泉」ハープ名曲集でした。
夜静かに聴くのに最適ですよ。
素敵なハープ奏者のブログです。
http://plaza.rakuten.co.jp/hipharp/
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April 13, 2005
最初に聴いたのは・・・やっぱりカラヤン。
それまでショスタコビッチは交響曲5番くらいしか
聴いていなかったのでかなりのショックを受けました。
特に2楽章。
スターリンを表現したという2楽章の凄絶なプレスト。
しかしカラヤンのショスタコビッチの録音はこの10番だけで
はないでしょうか。有名な5番も録音していませんし、本当に
不思議な選曲をします。
しかしそれ以降多くの指揮者がこの曲を録音しているので
影響力は大きいですね。
一方人気者のバーンスタインは10番は録音していません。
この曲がショスタコビッチの最高の名曲だとは思いませんが
カラヤンが選んだという点においてアドバンテージは取った
ようですね。
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April 12, 2005
N饗アワーを見ていた。
最初はアシュケナージの指揮(途中からなので曲は未確認)
指揮ぶりは丁寧だがなんとなくオケの音が硬い。
別のチャンネルを見てまたN饗にするとこんどはサヴァリッシュ
じいさんになったなぁ(自分のことは棚に上げて)
しかし、オケの音がさっきより美しい。
普通のテレビだし寝ながらなので気のせいかな。
いや、きっとN饗はサヴァリッシュが好きなんだ。
ブリテンの「青少年のための管弦楽」を作曲者が指揮した
ロンドン饗のCDを持っているが、ここでのロンドン饗ほど
美しい音色を聴いたことは無いと思っている。
上手だが無個性だといわれるオケでこれだけいきいきと
(特にバイオリン)した音が出せるのはとにかく指揮者と
上手くいっているからだろう。
実演を聴かずに勝手なことを言うのは無責任だが
アシュケナージとN饗、少し心配です。
余計なお世話かな。
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April 11, 2005
最初に聴いたのは学生のころ。
アンセルメ、スイスロマンドのLP。
第一印象はとにかく気持ちの悪い曲だということ。
一緒に聴いていた友人など「幽霊が出そうだ」
好きになったのはカラヤン、BPOのLPを聴いてから。
雄大で神秘的な曲想と完璧に曲を把握している演奏。
以後シベリウスの5,6,7といった交響曲が大好きに
なりました。で、当然CDも手に入れました。
ウィーンではシベリウスはあまり理解されないそうですが
確かにフィンランドやイギリス以外の指揮者でシベリウスを
好んで取り上げたのはカラヤンと若い時のマゼールくらい
でしょう。マゼールは全曲録音しています。
あと持っているCDでは本場のベルグルンド、ザンデルリンク
そして4番だけのケーゲル、みんなすてきですがカラヤンと
BPOの貫禄には負けそうですね。
カラヤンは当然1,2番も入れていますがなぜか3番が無い。
私の記憶違いかもしれませんが、こういうところは変わった
指揮者です。
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April 10, 2005
ヘルベルト・ケーゲル、ドレスデンフィルの演奏で
何十年ぶりかに聴きました。
昔聴いたのは作曲者のブリテン指揮、ロンドン饗、
その他豪華な歌手陣で話題になったLPでした。
今聴くと話題性とか近代音楽という枠ではなく
普通のレクイエムとして理解される曲だと分かります。
それにしてもこの演奏は小編成のオケもコーラスも独唱も
そして録音もシャープで見事なものだと思います。
ケーゲルという人はマニアの間だけで評判なのかと
思ったのですが余計な飾りをしない率直な指揮に
感心した次第です。
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April 08, 2005
最初にラジオで聴いたのが高校2年生くらい。
この時代の演奏だから多分フルトヴェングラーでしょう。
それ以来心に残る曲ですが決して完成度が高くはないです。
曲想が不安定だし全体の構成力やオーケストレーションが
よくないので曲がスムーズに流れません。
しかし、そんな弱点を超える幻想的な魅力があります。
これまでいくつかのLPやCDを聴いたけれど、好きなのは
CDでカラヤン、バーンスタイン、ベーム、いずれもオケは
VPO(ウィーンフィルハーモニー)、そしてコンヴィチニー
(オケはライプツィッヒ・ゲバントハウス管弦楽団)ですね。
中でもベームのが昔のBPOを振ったときのように剛直で直裁な
表現で好きです。コンヴィチニーも同様な演奏で、このような
古めかしさの残る演奏がこの曲に合うようです。
LPではクーベリックとバイエルン放送交響楽団のがとても
さわやかでこれも最高級の演奏です。
あとは同じくクーベリックがBPOを振ったものそしてカラヤンが
BPOを振ったものも良いのですが、どちらも少し重いというか
堂々としすぎた感があり、シューマンには合わない気がします。
このあたりはまったく好みの問題でしょう。
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April 07, 2005
ハイドンの103番の交響曲、英語で「ドラムロール」
確かに印象的な出だしで、もうロマン派に近い
味わいがあります。
私は最初にカラヤン、ウィーンフィルのレコードで
聴きましたが、A面(?)のモーツアルト・ジュピター
交響曲のインパクトが強かったのでこちらはあまり
記憶に無かったのです。
104番の「ロンドン」と一緒になったCDを聴いてから
そのレガートなハイドンに結構はまりました。
とにかく流麗の極みです。これはVPOだからできるわざ
なんでしょうね。
ジュピターの方は少しやりすぎの感があり、最初は
「何だこれは!」と思いました。
ベーム・ベルリンフィルの直裁で背筋の通った演奏と
正反対です。まあベーム、BPOのは最高の演奏ですが
でもカラヤンのもそれなりに面白い。
しかし、これもVPOだからできることで、他のオケだったら
やはり気持ち悪いだけでしょうね。
ちなみにカラヤンがBPOを振ったCDはオケがまじめすぎて
面白くありません。
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March 30, 2005
カルロ・マリア・ジュリーニの実演も一度見ました。
ロスアンジェルス・フィルハーモニーとこれも
大阪のフェスティバルホール。
まだ若いとき、といっても60歳は超えていたでしょうか。
とにかく指揮姿が見事。
背が高く細身の体に長い脚、仕立てのよい服と
クリントイーストウッドに似た風貌。
女性なら見とれるだろうなと思いながら私も見とれて
いました。
曲はベートーベンの第3交響曲「英雄」
指揮者ばかり印象に残って演奏はもう1つ記憶に
無いのはカラヤンのときと反対。
もちろん私の好きな指揮者ですがオケの重量感が違う
のでしょう。
しかし雰囲気のあるよい演奏会でした。
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March 29, 2005
カラヤンの実演を1度だけ見ました。
ベルリン・フィルと大阪のフェスティバルホールでの演奏。
曲はR・シュトラウスの「英雄の生涯」。
最初舞台に出てきたときは以外に小柄なのでびっくり。
しかし棒を振り下ろしたときのオケの底力のある音に
またびっくり。
「英雄の戦い」のあたりの強烈で一糸乱れぬ見事な
アンサンブルにびっくり。
最後の「英雄の死」での静かなエンディングにうっとり。
客席もしばらくシーンとしてそれから猛烈な拍手。
当然です。おばかなブラボーも無く、いい拍手でした。
帰りに2階から降りてきた新婚のエリエット夫人に
ぶつかりそうになりました。
みんな準備がよくてレコードのジャケットを差し出すと
夫人は歩きながらカラヤンの代わりに(地震計)といわれた
サインをしていました。
モデル出身だけあってすらりとしたスタイルで上品な
赤のコートを着ていましたが靴はローヒールでした。
(よく見てるなぁ)
ずっと後で知ったのですがこのとき妊娠していたそうです。
フェスティバルホールから歩いて帰る途中、カラヤンと
夫人を乗せた大きなベンツが追い越していきました。
お疲れさま。
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March 28, 2005
グスタフ・ホルストの作曲した有名な組曲です。
火星、金星、水星、木星、土星、天王星、海王星
よく知られているように冥王星はまだ未発見の時代。
それにしてもよく出来た音楽です。
その昔、カラヤンがウィーン・フィルを振ったレコードは
豪華な銀河系の写真の見開きジャケットで、まだ学生
だった私ですがそれこそ飛びついて買いました。
それから3種類ほどCDを買ったのですがいまだに
この演奏が最高ですね。
カラヤンという人はこういった珍しい曲の発掘も得意で
イギリスから勲章を貰ってもいいんじゃないでしょうか。
さて、この木星の中間部のメロディーに歌詞をつけた
「ジュピター」が人気です。
エルガーの「威風堂々」などもそうですがイギリスの
音楽にはこういったおおらかで威厳のあるメロデーが
よく出て来ます。ホルストも可愛い女性歌手に歌って
もらえてきっとご満悦でしょうね。
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