ベートーヴェン 交響曲第9番
カラヤンの指揮、ベルリン・フィルハーモニーの演奏、1983年のデジタル録音。CDです。デジタル録音によるカラヤン最後のベートーヴェン全集は第3番(名演)以外はオーケストラの音も何となくざらついて聴こえ衰えを感じたのですがこの9番はさすがに一味違います。1970年代の全集の上手いけれど何か薄っぺらさを感じたのと違い深みを感じさせます。独唱も良くこの曲の代表的な演奏だと思いますね。さて、年末になるとテレビのCMで第九の一部だけパクリが増えて大嫌いなのですがこの間何かの番組でタレントさんを集めて音大の先生が4楽章の一部をピアノ伴奏で20名ほどの合唱を指揮したらその迫力にみんな真剣な面持ちになり、私も歌詞の素晴らしさに改めて感動しました。テレビでのふざけた一部使用だけは本当に止めてほしいです。
11月終わりの嵐山 外国人観光客が多いです。
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Comments
sankichi1689さん
カラヤンのデジタル録音のなかでも第九はトップクラス出来栄えですね。おっしゃる通りほぼ理想の演奏だと思います。
もうすぐ新年を迎えますね。最近更新が滞りがちですが来年もよろしくお付き合い願います。
Posted by: よし | December 29, 2019 09:16 AM
おはようございます。
私もカラヤンの80年代の第9はゴージャス感がたまらなく好きです。バリトン独唱が始まる前の全オーケストラの盛り上がり部分の厚み、テンポ。これだよなぁ!と聞くたびに思ってしまいます。
Posted by: sankichi1689 | December 29, 2019 06:34 AM