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July 02, 2017

ベルリオーズ オラトリオ「キリストの幼時」

エリアフ・インバルの指揮、フランクフルト放送交響楽団、独奏者その他合唱団による演奏、1989年の録音。
久しぶりのCDです。以前、ベルリオーズの大曲ばかり集めたBOXを買ったのですが宗教曲が苦手な私は「幻想」とか「ハロルド」などを聴いただけでお蔵にしていました。
昔、ユーロでない時代の100フラン札がベルリオーズで40フラン札がドビュッシーでしたが好き嫌いは別としてやはり大曲それも宗教曲を書いた作曲家のほうが評価されるのかなと思った次第です。
さて1時間半もかかるこの曲ですがマリアとヨゼフが幼いイエス様を連れて残虐なヘロデ王から逃れるというあらすじのためか、かなりの大編成にもかかわらずこの作曲家らしい荒々しい部分がありません。第1部の「羊飼いの聖家族への別れ」が有名ですが第3部の「サイスへの到着」での2本のフルートとハープで奏されるトリオが心を洗われるような美しさです。そのせいか悪評高かった(?)ベルリオーズもこの曲では大きな評価を勝ち取ったようです。
インバルとフランクフルトのオケによる演奏は透明感のある録音も相まってすっきりとしたもので宗教曲としては申し分ありません。
 
 
P1030236m


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