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April 30, 2017

ベートーヴェン ピアノソナタ第8番 ハ短調

NMLから。ウィリヘム・ケンプの独奏。
昨日紹介した映画の中で、かたくなにピアノを弾かなかった柏木ユリが生徒たちの抱えた悩みを知ったあと初めて弾いた曲がこのソナタの2楽章です。「悲愴」という表題が付けられたこの曲はベートーヴェンが難聴に苦しみだしたころ作曲されたものですが悲しみに満ちた曲の中で2楽章だけは束の間の心の安らぎを与えてくれます。
「悲愴」という表題がついていますがハ短調という調性が示すように3楽章の最後は連続下降音の最後を力強い和音で締めて運命への挑戦を表しているのがこの作曲家らしいですね。悲しみに浸るだけでなくそれを打ち破って前進するという映画のテーマによくあった選曲だと思った次第です。
名だたる名曲だけあってNMLにはたくさんの演奏があるのですがシューベルトを聴いて好きになったケンプの演奏を選びました。心に染み入るような味わいのある演奏です。
 
 
庭に咲いた紫蘭。葉の葉脈も美しい。
 
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