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July 10, 2016

映画 『屋根』

1957年に公開されたイタリア映画。監督はヴィットリオ・デ・シーカ。
見習い壁職人のナターレは愛するルイザと結婚しましたが薄給では住む場所もなく、親方である義兄の家に居候する羽目に。しかし2部屋で三世帯9人の同居では二人きりにもなれず結局義兄と喧嘩した挙句そこを出ますが住む場所がありません。戦後のローマでは家が不足していて市の土地に勝手に家を建てる者もおり、違法だけど一晩のうちに建てて屋根があれば居住権が確立して罰金で済むということをナターレが知ります。
彼は材料を揃え、警官の見回りが終わった後建て始めましたが見習いの腕ではなかなか進まず、結局仲たがいした義兄が仲間を連れてきて助けてくれます。しかし屋根の一部が未完成のまま朝の巡回が来ました。家を点検していた警官が屋根を見上げようとした時、仲間がルイザに抱かせた赤ん坊が泣きだします。赤ん坊をしばらく見ていた警官はこう告げます。「罰金○○リラ」。抱き合って喜ぶナターレとルイザでした。

朝ドラで戦後の日本のバラックのような家を見ていて中学生の時に何かの雑誌で読んだこの映画のことを思い出したのです。実際には見ていませんがストーリーだけ読んでも楽しめるものですね。戦後の苦労話をほろっとした人情話に仕上げたイタリア映画に座布団5枚を。
 
朝早くに選挙に行ってきました。
比例区で応援している人がいるので結果が楽しみ。
 
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