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October 15, 2015

Canon DPP4 の威力

梅田の阪急百貨店のウィンドウディスプレイが面白いというので見に行ってきました。入江明日香さんという銅版画家の三次元モビールディスプレイです。
今回はEOS-Mに18-55mmのズームを使用。
クリックで大きくなります。

 
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全部で8面ほどあり、すべて冬の情景を描いたものですが独特の和風タッチにほのぼのとします。
 
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さて、ここまで見てきてブログのタイトルと内容が違うと思われるかもしれませんが本題はこれからimpact
 
これは現代の「大阪ときめきショッピングの図」です。
 
Img_1380wm


そして次の写真も同一のショットです。

Img_1380m


違いがおわかりでしょうか?

下の写真のウィンドウの周辺をよく見ると外側に幾分湾曲しています。
これはズームレンズ特有の歪曲収差で広角側にすれば本来まっすぐな周辺の直線部の中央部が外側に曲がるいわゆる「樽型歪み」が出ます。逆に望遠側にすれば周辺の中央部が内側に曲がる「糸巻き歪み」が出ます。

Canonのデジタル一眼に付属の" Digital Phot Professional 4 "(DPP4)というソフトウェアは本来RAWで取り込んだ写真の現像ソフトですがサイトからレンズデータをダウンロードすることによってレンズの持ついろいろな収差を補正することができるのです。
私も5年ほどRAW現像をしてきましたが、今回初めて歪曲の補正までできることを知りました(恥)。
最近のデジカメは撮影データに多くの情報が入っていますがこうやってレンズの収差の補正まで出来るとなるとメーカーは収差を無くすことよりもレンズそのものの個性を出すことに注力できるわけですね。
フィルム時代の感覚でいうと邪道だと言われるでしょうがデジカメ自体がPixelという微細なデジタルデータの集合で写真を取り込み復元しているのですから当然の流れと思います。

ちなみにRAWというのはその名の通り生(未加工)のデジタル画像データ(大体12ビット)で、パソコンで専用ソフトを使えば好みの仕上がりに調整できるのと加工しても画像が劣化しないのが大きな長所です。JPEGでの出力はカメラ内部で処理し8ビットに圧縮された画像データなのでそのまま鑑賞・出力できますがあとから加工するとその分画像が劣化するのが難点です。


最後に補正前の最初の写真を載せます。
 
Img_1382m

天井とフロアの直線部が少し曲がっているのがお判りでしょうか。
最後の2枚以外の写真はすべて歪曲補正を行いました。


ソフトの使い方がいろいろ分かると安いレンズを使っているビンボーカメラマンとしてはうれしい限りです。
写真を写すのが一層楽しくなりました。

 

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