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August 18, 2015

ベートーヴェン 交響曲第1番 ハ長調 op.21

ハンス・シュミット=イッセルシュテットの指揮、ウィーンフィルハーモニーの演奏、1968年ころの録音。LPでイッセルシュテットのベートーヴェン交響曲全集を持っていたけれど誰かに貸したきりになったままです。その後、廉価版のCDで1、3、5、6、8番を買って結構満足しています。特に8番は何度か記事にしたほどの名演ですがあまり聴かなかったこの1番も実に素晴らしい演奏です。この指揮者はバックハウスとの協奏曲の伴奏が有名ですがドイツ人らしく筋金入りのオーソドックスなベートーヴェンをウィーンフィルの柔らかい音色で聴くと時々聴かれるガツガツしたベートーヴェンは嘘だろうと思ってしまうほど。ウィーンフィルを自由にさせながらやりたいことは通すというベテランの見本のような演奏でウットリと聴きほれてしまいました。暑いからベートーヴェンは聴かないと言っていましたがこの演奏なら大丈夫です。

このCDはデジタルマスターなしのAADというカッティングでA/Dが無いため柔らかい音なのはいいのですが偏心があるらしくDVDプレーヤーでは軽くブーンといううなりが聞こえるので古いCDプレーヤーで再生しました。
 

珍しく暑中見舞いのハガキを出したら知人や東京に住んでいる大学時代の友人から残暑見舞いのメールをいただきました。
久しぶりに会って思い切り音楽の話をしたいものです。

 
 
 
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「交響曲」カテゴリの記事

Comments

HABABIさん
イッセルシュテットと北西ドイツ交響楽団が北米公演を行ったときはうるさい評論家たちもその渋い響きを絶賛したそうです。
そういう意味ではウィーンフィルを指揮すると無敵でしょうね。
ブレンデルとのブラームスのピアノ協奏曲1番を持っているので聴いてみます。

Posted by: よし | August 19, 2015 at 11:08 AM

今晩は

イッセルシュテットはいわゆるスター指揮者ではなく、ウィーン・フィルとのベートーヴェン交響曲全集のLPが出た時も、どちらかと言うと、指揮者名よりもオーケストラ名が目立っていた様な・・・
私は、このベートーヴェン交響曲全曲をバックハウスとのピアノ協奏曲全曲やシェリングとのヴァイオリン協奏曲も含めたボックスで持っています。ADDのCDですが、音はそう悪いくもない様です。だいぶ前に手頃な価格で出ていたのを見付けて、入手しておきました。
今、改めて交響曲第1番を聴くと、細かく加速減速することなく、テンポの変化はゆったりしていますが、ウィーン・フィルから、エネルギーの塊みたいな太い響きを引き出していて圧倒されます。ところどころ、多分指揮者が注文を付けたのだろうと思う弦や管の調べも聴こえて来て、この指揮者の拘りらしきものも感じて面白く思います。
爽やかな響きという訳ではありませんが、この様に落ち着いた響きの確かな手応えのある演奏を、疲れの出やすいこの時期に聴くのもいいですね。どうでもいいことですが、イッセルシュテットはビール醸造所の家に生まれたのだそうです。
イッセルシュテットのこと、取り上げて頂き、ありがとうございました。

Posted by: HABABI | August 18, 2015 at 08:01 PM

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