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May 06, 2015

ビゼー/シチェドリン編 「カルメン」組曲

テオドル・クチャルの指揮、ウクライナ国立交響楽団の演奏。1994年4月の録音。ジャケット写真は省略。
5月2日に20世紀最高のバレリーナと言われたプリセツカヤ氏が亡くなられました。彼女が1967年に「カルメン」を題材にしたバレエを公演しようとしたとき、編曲を依頼したショスタコーヴィチやハチャトゥリアンに断られ、結局夫であるシチェドリンの手で完成されたのがこの組曲です。
依頼を断った作曲家たちの理由はビゼーの祟りが怖かったからだそうですが、祟りどころかこの曲はシチェドリンの代表曲のようになり、バレエの演目としてそしてフィギュアスケートの音楽としても女性選手によく使われています。
曲の特徴としては管楽器を用いていないことでその代り第一ヴァイオリンが18、以下16、14、12、10とほぼMAX。そして考えられるすべてといってもいい打楽器が用いられていて華やか且つダイナミックな音楽を構成し、45分間をドラマティックに盛り上げます。序奏そして終曲でのチューブラベルによるハバネラが実に印象的。
クチャルの演奏は少々荒っぽいけれどダイナミックで結構楽しめますが私の一押しはLPで買ったロジェストヴェンスキーのたっぷり歌わせた演奏ですね。
 
 
庭のバラが目いっぱい咲き誇っています。
いつもながら外を向いて咲くのが残念。
 
Img_0375m


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「管弦楽」カテゴリの記事

Comments

バルビさん
この曲、時々聴きたくなる魅力がありますねnote
スピバコフの演奏は素晴らしいでしょうね。
多彩な打楽器が活躍するので楽しいです。

Posted by: よし | May 08, 2015 at 07:49 AM

 いつも佳いCDの紹介、ありがとうございます。このシチェドリン編のカルメンは、私の好物の一つです。私の盤は、スピバコフ指揮のものです。
 最初の静かな出だしの中で、鐘が印象的に鳴り響きます。素晴らしいです。それと、打楽器が非常に効果的に、面白く使われていますね。
 今、引っ張り出して、聴いているところです。

Posted by: バルビ | May 07, 2015 at 06:07 PM

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