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February 26, 2015

武満 徹 「ノヴェンバー・ステップス」

ナクソス・ミュージック・ライブラリーのN饗アーカイブから。
岩城宏之の指揮、NHK交響楽団の演奏、鶴田錦史の薩摩琵琶、横山勝也の尺八による演奏。1969年10月の録音。
武満氏が日本の伝統楽器を使い始めたころの曲をバーンスタインが聴いて気に入り、ニューヨークフィルの125周年記念として委嘱されたもので、武満氏が世界に広く知られるようになったきっかけとなった曲といえるでしょう。

とはいえ、日本人でもなじみが少ないこれらのソロ楽器は西洋人にはなおさら奇異に聞こえたに相違なく、鶴田氏、横山氏とのリハーサルで最初に尺八の「フワ! ヒヨウ~!」という音を聴いた楽団員は一斉に噴き出したとか。しかし、初演時にスキャンダルを巻き起こした「春の祭典」も今ではもう古典と言ってよい音楽になっているように、今この曲を聴くととても新鮮な感動を覚えます。馴染みのない琵琶、尺八の音もですが宇宙と交感するような管弦楽の手法に目を見張らされます。
N饗アーカイブといっても音もよく確かに歴史的な名演奏と言えます。

京都でウィーンフィルのゲネプロを見たときに小柄なおじいさんが舞台に上がっていくのでびっくりしたのですが亡くなる前年の武満氏でした。

万博の梅 おまけです。

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