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December 28, 2014

芥川龍之介 「魔術」

大正8年に発表された短編を青空文庫で読むことが出来た。
幻想的ともいえる状況の中でこの作者の得意とする人間の内面の弱さを見事に描き出している傑作短編だと思う。

魔術の名人と言われる友人のインド人に教えを乞うが、教える条件のひとつが欲を捨てることにあると言われ、「教えてくれるのなら捨てられる」と言ったものの・・・

もちろん他にも素晴らしい名作が多いけれど、こういう短編を読むと龍之介という人はいまさらながらとびぬけた天才作家だと思う。

 
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小説」カテゴリの記事

Comments

HABABIさん

若いころ読んで印象が強かったものです。
芥川は人間の本性をあばくというより、仕方ないかな、という目線のように感じています。
しかしすごい構成力ですね。

Posted by: よし | December 29, 2014 at 11:59 AM

よし様、こんばんは

初めて読んだと思います。
短い文章で、生々しく、複数のことを教え、感じ、考えさせる短編ですね。凄い想像力/創造力だと思います。

Posted by: HABABI | December 28, 2014 at 11:35 PM

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