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October 13, 2014

ハイドン 協奏交響曲変ロ長調 Hob.Ⅰ:105

Hydon_lbバーンスタイン、ウィーン・フィルハーモニーの演奏、1984年10月の録音。ライナー・キュッヒルのヴァイオリンをはじめチェロ、オーボエ、ファゴットなどの独奏者は当然ウィーンフィルのメンバーです。さて、こういう音楽ではいかにバーンスタインといえども指揮棒を振るのだろうかと疑問に思うのです。私だったら開始だけ棒を振り下ろし、指揮台から降りて控室でコーヒーでも飲みながら新聞のスポーツ欄に目を通し、タイガースのCS突破の記事を読み、ジャイアンツとの初戦は誰が投げるだろうかなんて予想し、トイレに行って20分ほど経ったのを確認してからそっとステージに戻り、最後だけちょこっと棒を降ろします。でもウィーンフィルの楽員たちは誰にも邪魔されずに演奏・録音できたことに感謝して私に最大級の拍手を贈ってくれることでしょう。
以前、京都でこの楽団の公開練習の場に居合わせましたが、シューベルトの9番(7番)の4楽章の途中で指揮のレヴァインが指揮台を降りて客席の響き具合を見に行った時も一瞬は乱れてもあとはさっきより見事なアンサンブルで演奏しきったのを見ました。ちなみに京都コンサートオールは残響が少し多い目で柔らかい音がするとてもいいホールです。
 

 
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Comments

HABABIさん
おっしゃるようにこの曲は室内楽的な雰囲気を持っているので美しい響きが欲しいですね。
ケルテスとバンベルク交響楽団との演奏は素朴なものだと想像できますが、ケルテスを偲ぶにはいいものでしょう。
ケルテスの急死でウィーンフィルが指揮者なしで録音した「ハイドンの主題による変奏曲」が聴きたくなりました。

Posted by: よし | October 14, 2014 at 08:50 AM

おはようございます。
我が家にある同曲の演奏録音はケルテス指揮/バンベルク交響楽団のCDです。私には、聴いている間はそれなりに心地良いものを覚えますが、この様な曲の場合には、飛び切り美しい響きか、ユニークな解釈でなければ印象には残らない気がします。確かに、ウィーン・フィルの響きを大事にするというのも、一つの方向だと思います。私がこのCDを聴くときは、ケルテスを偲んで、という意味合いが強いです。ソロをクローズアップした録音が、後にオペラ指揮者として大活躍するはずだったケルテスのことを思わせて、ちょっと切なくなります。

Posted by: HABABI | October 14, 2014 at 06:47 AM

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