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May 2014

May 30, 2014

ニッコウキスゲ

「庭にニッコウキスゲが咲いたよ」と奥さんがうれしそうに言ってきたのでしばらく「???」状態でした。
ニッコウキスゲって霧ヶ峰にしか咲かないと思っていました。
昔この花を見たさに霧ヶ峰まで行った思い出もあります。

  半信半疑で庭に行くと確かに咲いていました。
 
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別に霧ヶ峰まで取りに行かなくても普通に球根を売っているとのこと。
我が家でニッコウキスゲを見られるとは思いませんでした。

  まだつぼみがたくさんあるので当分花が咲きそうです。
 
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数は少なくてもいろんな花を見られるのはうれしいことですheart02

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May 28, 2014

モーツァルト 協奏交響曲変ホ長調 K.364

Vn_mwグリュミオーのヴァイオリン、ペリッチャのヴィオラ、サー・コリン・ディビスの指揮、ロンドン交響楽団の演奏、1964年の録音。昔ベームの指揮、ベルリンフィル、ブランディス、カッポーネの演奏をLPで持っていたけれど地味な曲なのであまり聴いた記憶がありません。今回CDで2番、5番などの協奏曲のあとに続けて聴いたらこれが良かった。地味な曲と地味なベームの組み合わせよりも艶っぽいグリュミオーやまだ30代で颯爽としていたディビスの演奏の方が相性が良かったというわけでしょうか。
堂々とした1楽章、憂いに満ちた2楽章、2楽章の悩みなどなかったように軽快な3楽章と各楽章のバランスも絶妙で改めていい曲だと感じた次第です。
 
 

  
窓際の花も結構魅力的。
AFで写したので前の茎の部分にピントが合ったがこれもいいかも。
EOS-M 18-55mm クリック→大
 
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May 26, 2014

今野 敏著「果断」

株式会社新潮社 平成22年2月1日発行

「隠蔽捜査」シリーズの第2弾である。
警察官による連続殺人事件を闇に葬らなかった主人公は、多くの警察官僚の地位を守ったにもかかわらず家庭内の不祥事もあって、都内の警察署長に降格された。
署長といっても実務は署内の各課で処理される。彼は膨大な書類にひたすら印鑑を押し続ける業務やあまり意味のない地域懇談会への出席に違和感を覚える。
別の管内で強盗事件が起き、犯人の1人が拳銃を持って管内の小料理屋に人質と共に立てこもったため出動したSATが犯人を射殺し、無事に人質を解放できたが犯人の拳銃に弾は残っておらず、SATに射撃を許可した彼の責任が追及される。
単なる言い争いがあったという情報から不審なものをかぎ分ける古参刑事のカンから始まる後半の思いもよらぬダイナミックな展開がすばらしい。
犯人を射殺した件で警察庁から査察の呼び出しあった時、かつての部下に言った「俺はいつも揺れ動いているよ。ただ、迷った時に原則を大切にしようと努力しているだけだ」というセリフが建前で行動することを嫌う彼の魅力を端的に表している。
夜中でも事件の連絡があれば署や現場に急行する彼は、自負するだけあって優秀なエリートであるが、急病で妻が入院したときはコーヒー一杯も入れられず着替えの場所も分からないことに愕然とする。暖かいコーヒーや料理そして着替えなどは、必要な時自動的に目の前に出てくるのが当然だと思っていた彼は初めて妻の存在の大きさに気付く。
しかし、反省して病室で付き添おうとする彼に「国のために働きなさい」と突き放す妻のほうが一枚上手であった。
今回は、実際の警察の活動を俯瞰したように描いており、臨場感が素晴らしいのと家庭の描き方も無理や無駄が無く、一流の推理小説を読んだという満足感を味あわせてくれる。
山本周五郎賞・日本推理作家協会賞受賞作。
   

到来した緑の季節がうれしい。

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May 24, 2014

マーラー 交響曲第3番

Mahlerzinmanジンマンの指揮、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の演奏、2006年の録音。2カ月前にもアバドの演奏で取り上げた曲だけれどジンマンのSACDによる全集はとにかく音がいいので最近よく聴いています。曲の大きな主題は自然賛歌であり、「夏の交響曲」とも称されますが、夏といってもオーストリアの夏だから爽やかです。8本のホルンに代表されるような大編成なのに穏やかで密やかな楽章が多くマーラーの交響曲の中では4番と共に親しみやすいものですが、なにせ100分の大曲なので聴きとおすのは結構大変(笑)
のどかなポストホルンの音色や少年合唱団が「ビム、バム」と歌うのを聴いていると幸せな気持ちになりますheart02
音が良いと書きましたが大音量でなくても各楽器の音の分離が良く濁りや歪が少ない録音は素晴らしいの一言。
 
 

そろそろバラも終わりで多分最後の記念撮影。
EOS-M 18-55mm クリック→大
 
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May 22, 2014

今野 敏 著「隠蔽捜査」

株式会社新潮社 発行
警察庁の総務課長である主人公は、常に自分がエリートであることを自負している。
その自負心は、ときに同期である警視庁の刑事部長に対して出身大学を比較したり、息子に対しては当然のように自分と同じT大学への進学を求めるのである。
読み始めはなんて嫌な男だと思うのだが、連続殺人事件が起こり事件にかかわるうちに彼がキャリアとしての責任を全うしようとする姿勢に惹かれていく。
そして、家庭内で起きた不祥事をきっかけに警察組織で謀られようとした企てをわが身の犠牲を覚悟の上で全力で阻止しようとする。
保身のために目先の都合を優先すると、その結果組織全体が壊滅する。今必要なのは、どうすれば被害を最小にできるかという正しい危機管理なのだ、と力説する彼は正しく本当の意味のエリートキャリアであった。
登場する女性は彼の妻と娘だけという硬派な内容で、犯罪捜査ものというより組織の運営管理を考えるという点ではビジネスマンにも役に立つ内容だと思う。
あまり書くとネタバレになるが、隠蔽というタイトルがよく内容を表している。40ページほど読むと止まらなくなり、400ページをあっという間に読み切った。情緒的な描写や無駄な会話が無いのが緊迫感を持続させていく。圧倒的な筆力だ。
吉川英治文学新人賞受賞作。
シリーズ化されていているが、最初にその第1巻を読めたのは幸い。当然第2巻を読むつもり。
 

 
頂いたカーネーションを大きな鉢に植え替えて栄養剤を与えたら、つぼみだったのがたくさん咲きました。陽の射す場所で雨に当たらないように置くのがコツだとか。
奥さん大満足heart04
EOS-M 55-250mm クリック→大
 

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  10日前はこんな状態。
 
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May 20, 2014

レスピーギ 「リュートのための古風な舞曲とアリア」第3組曲

カラヤン、ベルリン・フィルハーモニーの演奏、1969年の録音。廉価版なのでジャケット写真は省略。
大好きな曲で普段はマリナーの演奏で聴いているけれど、今日は気分転換のためカラヤンを選びました。本当は第1組曲、第2組曲も素敵なんだけれど、いいとこどりするカラヤンはシシリアーノの入っている第3組曲だけです。
やはりというかすっきりと端正なマリナーに比べると重々しくて、終曲のパッサカリアではさすがに少しもたれました。(笑)
20分足らずで優雅な古の世界へ誘ってくれる名曲で疲れたときにピッタリですnote
     
 
庭のバラはいっぱい咲いていますが、今週でほぼ終わりですね。
今年も良く咲きましたheart04
   
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May 19, 2014

朝ドラ「花子とアン」

NHKの朝ドラは毎日録画して夜見ることにしています。
17日は花子たちの女学校の卒業シーンで、花子は校長先生のスピーチを通訳する役目でした。校長のスピーチは「将来この女学校での生活が一番良かったと思うならここでの教育は失敗なのだ」と始まり「人生は進歩するためにあり、良きことは過去ではなく将来にあります」と続け「旅路の最後まで希望と理想を持ち続け進むのです」と締めくくります。
いかにも教育者らしい言葉で大きな感銘を受けたのですが、私は「過去は忘れ夢を持って未来に進む」と解釈しました。
ある程度人生を経た身としては「今を大事に生きよう」と考えています。

庭の隅に咲いた紫蘭。
隅っこの花は助手を写すのは主に助手の担当です。
助手なのでちょっと甘いのは大目に見てやってください。
LX3で クリック→大
 
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May 17, 2014

モーツァルト 交響曲第29番 イ長調 KV201

Mozart_bohmカール・ベームの指揮、ウィーン・フィルハーモニーの演奏、1980年ごろの録音。弦楽5部以外はホルンとオーボエが各2本というとてもシンプルな構成で、しかもべームのゆっくりとしたテンポに合わせてウィーンフィルがたっぷりと歌うので典雅なことこの上ない雰囲気です。このオーケストラ特有の美しい弦の響きの中から柔らかいオーボエが浮かびあがるように聴こえてくるのが最高note。1楽章からユーモアのある曲ですが" Allegro con spirito "と指示された飛び跳ねるような4楽章が最高に面白い。
晩年は少し厳しさが取れたベームの下でウィーンフィルが好きなように弾いているのが最高の結果を出しています。
名演ですね。

新しく室内グループに参加したバラ。
かなりいい巻姿です。
EOS-M 22mm で クリック→大
 
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May 15, 2014

バラが咲いた

昔こんな歌があったような気がするけれど、まさしく真っ赤なバラが庭に咲きました。
1ヶ月前にはどうなるのかと思うほどやる気のないそぶりを見せていたのですが、この1週間ほど気温の上昇とともにあっという間に咲き出しました。
2mほどの高さで外を向いて咲くのがもったいないので適当に切って花瓶に入れリビングに飾っています。
今年は1つの枝(?)の先に密集してつぼみが出ました。
奥さんが適当に肥料をまいたのも良かったのかな。

小さな花瓶にひしめき合うのがかわいそうですがこれで枝2本分です。
ウチのは結構大輪なんですがこれだけあると香りがすばらしいです。
いずれもEOS-M 18-55mm で。

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巻の形が良くないけれど濃い暗赤色がお気に入り。
でも写真ではなかなかうま出せないのが残念です。
クリック→大

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こちらは小さいけれど巻の形はまずまず。
クリック→大

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May 13, 2014

チャイコフスキー バレエ「白鳥の湖」

Swanlakeマイケル・ティルソン・トーマス(MTT)の指揮、ロンドン交響楽団の演奏、1990年頃の録音。2枚組で150分、完全版と記されています。買ったときに少し聴いただけで全曲通して聴いたのは今回が初めて。踊りのためというよりシンフォニックなコンサートスタイルの演奏になっているけれど、これはまず予想通り。高性能なロンドン饗を目いっぱい使った速いテンポの華麗な演奏は鮮明な録音と相まって極めて爽快です。note
超名曲だけあってどこをとっても素晴らしい曲ばかりだけど第3幕の舞踏会のシーンでの異国情緒たっぷりの踊りが楽しい。
特にハイライト版ではあまり聴かれない、トランペットが大活躍する「ナポリの踊り」がカッコいい。heart02
若々しい印象のMTTだけど今年でもう70歳。でも指揮者って50歳で若手、60歳で中堅、70歳でベテランだからこれからですね。


庭のバラが咲きだしたので花瓶に入れて記念撮影。
バラの中心部に露出とピントを合わせたので周辺が明るくボケてちょっと水彩画のような雰囲気が出ました。
EOS-M 22mm クリック→大

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May 11, 2014

ありがとう

この時期恒例のものが届きました。
私にじゃないですが。sweat01

奥さんは大喜びです。note

「ありがとう heart04
 
ということで庭の前で記念撮影 camera
EOS-M 18-55mm f=50mmあたりで撮影。
F10まで絞るとまずまず。 クリック→大
 
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May 10, 2014

ドヴォルザーク スラブ舞曲第8番ト短調 Op.46-8

Dvorak_ozawaアンドレ・プレヴィンの指揮ウィーン・フィルハーモニーの演奏、1993年の録音。小学館のCD月マガジンです。ジャケット写真が小澤さんなのはメインの曲が小澤さんの「新世界より」だから。こちらも当然いい演奏で初回はお特用価格のこういうシリーズ物はたいてい買うようにしています。ウィーンフィルと相性が良いプレヴィンは格別郷土色を出そうとするわけでもないけれど、とてもいい雰囲気の仕上がりになっているのがさすが。note
フリアントと呼ばれる3/4拍子のリズミカルな8番はアンコール曲などに最適で、冒頭の激しい開始の後のヴィオラによる哀愁のある対旋律などの扱い方がこの作曲家のオーケストレーションの上手さをよく示しています。このCDには入っていないけれどひなびた曲調の7番も大好き。
 
 
窓際のシクラメン、望遠で狙ったので楽に写せました。
EOS-M 55-250mmで F8に絞ればまずまず。
クリック→大
 
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May 08, 2014

コレッリ トランペットと2台のヴァイオリンのためのソナタ WoO.4

Corellitsレミー・ボーデと山縣さゆりのヴァイオリン、ウィリアム・ロスのバロック・トランペットの演奏。WoOとは番号の付かない作品( WITHOUT OPUS )のこと。
コレッリのトリオソナタを収めたCDに入っていた5分足らずの短い曲だけどバロック・トランペットの美しい響きに魅せられてしまった。単純な構造のナチュラル楽器でこれだけパリッとした音が出せる奏者に拍手。note
正直1時間も聴くと退屈するソナタ集の中で異色を放っていて、どうして作品番号が無いのか不思議。ジャケットにイタリア語で書かれた曲名に" Trombo "と書いてあるので最初トロンボーンかと思ったらトランペットでした。sweat02
 
EOS-Mに55-250mmの望遠を付けて写したもの。
F8なに絞ればまずまずの描写をします。
クリック→大
 
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May 06, 2014

コープランド バレエ音楽「ロデオ」より

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久しぶりにレコードを聴いたけれど柔らかくていい音がするのがうれしい。
ドラティの指揮、デトロイト交響楽団の演奏、1981年の録音。ガーシュイン、グローフェ、コープランドとアメリカを代表する作曲家の作品を収めた2枚組のLPから。ちなみにジャケットの反対側(表面)は真っ赤なグランドキャニオンの写真です。
聴いたのは「ロデオ」の中の4つの曲をピックアップしたもので、特に第1曲「カウボーイの休日」第4曲「踊り(ホーダウン)」がいかにもアメリカ西部の音楽といった趣で楽しい。note
ドラティの指揮は遊びや無駄のないものでバーンスタインならもっとはじけそうな箇所も真面目に振っているけれどリズムさばきがいいのとオーケズトラコントロールが巧みなのである種の爽快感さえ覚える。このひと、自分に陶酔するタイプの指揮者ではないようで、オーケストラ・ビルダーとして誉れが高かったことがよく分かります。
私はロンドン饗を振った目の覚めるような「火の鳥」でドラティの大ファンになり、LPでストラヴィンスキーの3大バレエ、CDで「春の祭典」「ペトルーシュカ」を買っていまだにこれらのマイベストです。heart02

 
助手の写したクレマチス。
ネット際に咲くので結構苦労したみたい。ネットが見えないようにかなりトリミングしたけれどLX3の解像度は本当にすばらしい。
さすがSUMMICRONです。 camera
クリック→大
 
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May 05, 2014

モーツァルト ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 k.503

Mozart_perahiaマレイ・ペライアの独奏&指揮、イギリス室内管弦楽団の演奏、1981年6月の録音。iTuneで持っているゲザ・アンダの弾き振りも見事だけれどペライアの演奏はピアノの美しさとオーケストラの緻密なアンサンブルとでさらに聴きごたえがあります。特に木管と弦楽器の溶け合うようなハーモニーの麗しさはすばらしい。ハ長調らしく屈託のない曲でこの数日何回も聴いていますnote
名演ですgood
 

庭の隅に咲いていたアヤメを助手(?)が写しました。
LX3で クリック→大
ちょっと甘いけれどまあ助手ですからネcoldsweats01

P1020595m


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May 03, 2014

フンメル トランペット協奏曲 変ホ長調

Karajan_emiモーリス・アンドレの独奏、カラヤンの指揮、ベルリン・フィルハーモニーの演奏、1974年5月の録音。フンメルはベートーベンと同時代の音楽家でハイドンの後にエステルハージ家の宮廷楽長にもなった実力者。ハイドンとともに数少ないトランペット協奏曲を作曲した功労者かもしれない。でもこの演奏を聴いてみると実際にフンメルのを高めたのはアンドレだということもわかる。当たり前のように思っている彼の超絶技巧だが特に3楽章は快刀乱麻の素晴らしさnote
今更ながらモーリス・アンドレの偉大さを思い知った次第です。
カラヤン、ベルリンフィルの重心が低く軽快なサポートも理想的。
      
 
良い季節なので庭に花が増えてきました。
これは金魚草だとか。
EOS-M 11-55mm クリック→大
 
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May 01, 2014

プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 op.63

Ormandy_boxアイザック・スターンの独奏、オーマンディの指揮、フィラデルフィア管弦楽団の演奏。1963年の録音。最初は「古典交響曲」をエントリーするつもりだったけれど、CDの2番目に入っていた協奏曲が素晴らしかったので急きょ変更。いや「古典」も申し分ない演奏なんですがね。CD時代になってからはあまり聴かれなくなったスターンだけど、ここでは独特の図太い音を生かしてプロコフィエフの切れ味のよい音楽を弾ききっていてなかなか爽快。それ以上にオーケストラの威力が半端でなく、特に低音弦の底力に圧倒されるnote
記事を書く前に、破産寸前だったこのオーケストラのその後を調べたら2年前に無事再生手続きを終え、なんとこの6月には来日することが分かり、いや本当に良かった。

 

庭のナデシコ。 この花本当にかわいいheart02
 
EOS-M 40mm クリック→大

 
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