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October 20, 2013

ハイドン 交響曲第101番 ニ長調 「時計」

Haydn101モーエンス・ヴェルディケの指揮、ウィーン国立歌劇場管弦楽団の演奏。1956年6月の録音。ハイドンの交響曲の好きな演奏というととにかくこれnote
昔のヴァンガードレーベルのLPで持っていたのを何年か前にCDで買いなおしたもの。マイナーなレーベルだったので今では手に入らないかもしれない。ほぼ60年まえの古風な音色のままのウィーンフィルを学者肌の指揮者が端正に指揮したもので、個人的にベストの演奏。ウィーンフィルはハイドンに関しては多分指揮者不要と思われるほどのバランスを聴かせてくれるのですが、大きな編成ではないにしても、フォルテの響きの中から可憐なウィンナオーボエがちゃんと聴こえるのがたまらなく魅力的heart02
もちろん2楽章の「時計」のリズムに乗って歌うメロディの美しさも最高。
ヴェルディケはデンマークの著名な音楽学者でもありますが、まだまだ大指揮者の存命な時期にウィーンフィルを振ってハイドンを録音するということ自体が彼の実力のほどを示しています。
岩城宏之さんがハイティンクの代役で始めてウィーンフィルを振ったとき、「幻想交響曲」は任せるけどハイドンには手出しするな、と釘を刺されたとか。演奏会の後で、俺たち(ウィーンフィル)を振ったあとはギャラが上がるよとも言われ、実際そのとおりになったそうです。

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Comments

HABABIさん
モントゥーとVPOの94番は持っていますが、ウィーンフィルと上手くやっているなという演奏でした。
ヴェルディケの演奏は素晴らしいと思いますが他にいい演奏をお持ちならあえて購入することはないと思います。

ここでクレンペラーの「時計」を聴いています。
http://www.yung.jp/
彼らしい悠然たる演奏ですね。

ハイドンは指揮者の中身が透けて見える怖い作曲家だと思います(笑)

Posted by: よし | October 21, 2013 at 03:11 PM

よし様、こんにちは

ウィーン・フィルの「時計」は、モントゥー指揮のLPを持っています。そこでは、モントゥーの音感覚によるものと思いますが、ウィーン・フィルらしい響きはあまり有りません。ダイナミックさが少し強調されている気もします。第2楽章は、少し速いテンポです。
ヴェルディケ指揮のものを、ネットで少し視聴できました(「時計」第2楽章の最初のところ)。ウィーン・フィルの響きを大いに感ずることが出来ました。調べたところ入手出来そうに思ったのですが、既に持っている曲の新たなLPやCDの購入は出来るだけ控えるようにしているので、見送ることにしました。ですが、いつか、入手するかもしれません。
私が好きな「時計」の演奏は、クレンペラー指揮/フィルハーモニア管とサヴァリッシュ指揮/ウィーン響です。ともに、第1楽章の最初のところで、暗い気分から明るい気分に切り替わるところの処理が、抜群です。HABABI

Posted by: HABABI | October 21, 2013 at 12:56 PM

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