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August 24, 2013

村上春樹 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」

Owari新潮社文庫
人の脳に埋め込まれた素子を用いるという究極の暗号化技術をめぐる「私」の冒険物語と高い塀に囲まれた孤立した世界で暮らす「僕」の物語が交互に進むことで構成されている。
「一角獣の頭骨」が両方の物語でキーワードになっており、徐々に謎が解けそうになりもう少しというところで終末を迎えるのが少々残念。
荒っぽい目にあっても怪我をしても謎を解くためにがむしゃらに冒険に突き進む「私」と影を切り離され孤独に生きる「僕」との対比が面白い。
村上さんの話しに出てくる余計な人物も少なくユーモアセンスも豊富なので愉しんで読み終えることが出来た。彼の小説の中でも好きなもののひとつ。やはり寂しい終わり方が残念かなぁ。
  
 

    
  
グランフロントの時計屋さん
 
   

 
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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

よんちゃんさん

村上作品には独特の魔力がありますね。
おっしゃるとおり2つの世界の同時進行という意味では「1Q84」に通ずるところがあります。
今まで呼んだ中では「羊をめぐる冒険」が好きでした。

Posted by: よし | August 27, 2013 at 11:59 AM

こんにちは。

村上春樹作品が着々と読み進められていますね。

僕としては「1Q84」と似た形式で書かれた小説として、興味深く読みました。

Posted by: よんちゃん | August 27, 2013 at 10:13 AM

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