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August 11, 2013

村上春樹 「ねじまき鳥クロニクル」

Nejimaki新潮文庫
村上さんの長編小説の例にもれず全3巻で1200頁という長さだけれど、面白くて結構速く読みきることが出来た。飼い猫がいなくなりその次に妻が失踪し、不思議な人物が次々と登場し、やがて自ら不思議な世界とのつながりを持つというムラカミワールド全開の物語。ノモンハン事件や満州・新京での出来事などを絡めて場所と時間を超えた展開に戸惑うけれど、いつのまにか少々の矛盾を忘れてどっぷりと不思議な世界に浸ってしまう。
村上さんの小説の特徴は、話に直接関係ない挿話がときどき出てくることで、それは作者と読者のつかの間の休憩時間なのかとも思う。
第1巻には翻訳者からクレームが出たほどのそうとう残虐なシーンがあるので、女性は読まないほうがいいかもしれない。珍しくラストが分かりやすいのがよかった。
 

 


 

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