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July 21, 2013

村上春樹 「1Q84」

1q84新潮社刊。全3巻で1600頁を超す大作なので、読むのが遅い私は1ヶ月も掛かってしまった。開始からかなりスリリングなシーンと、命のやりとりは無いにしてもちょっとやばい成り行きにぐっとひきつけられる。不遇な少年少女時代を過ごした男女が、見えない糸に引かれるようにゆっくりと近づいていく様子がじれったいけれど楽しい。村上作品特有の余計かなと思われるシーンもたくさんあるけれど、疑問を深める間もなくテキパキと進む展開に圧倒される。前半活躍して置き去りにされてしまう登場人物のことも、主人公二人に身の危険が迫る後半はサスペンス度が増すのでぜんぜん気にならないのがムラカミワールドの不思議か。ただ、3巻という長さは少し多くて上下2巻くらいでいいと思う。途中で村上さんとは最も遠い関係に思える内田百閒の話を読むシーンが出てきたのには驚いた。百閒も不思議な話を書くのが上手なので参考にしているのかもしれない。
パレレルワールドという考え方は、ほんのわずかの隙間を隔てて無数に存在し、歪が生じて繋がった地点だけで行き来できる平らな2次元の世界を3次元で置き換えればありうるのではないかと思うけれど、行ったことが無いのでここは逃げるく(笑)
村上さんにしては珍しくハッピーエンドだったのは良かったnote
 
   

 

 
マウイ島ハレアカラ山の不思議な植物  
クリック→大

   
 
Img_0810m


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Comments

よーこさん

良くご存知ですねぇcoldsweats01
次は花が咲いた写真をUPしましょうcamera

Posted by: よし | July 23, 2013 at 12:20 PM

銀剣草(英名:silversword、ハワイ名:ahinahina)ですね~bud
剣状の葉の上を覆っている銀色の繊毛が、湿気を保ち
高緯度の厳しい太陽から守っているのだそう。φ(・ω・ )メモメモ

Posted by: よーこ | July 23, 2013 at 12:00 PM

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