« 万博公園 満開のチューリップと名残の桜 | Main | コープランド 「アパラチアの春」 »

April 07, 2013

幻冬舎新書 中川右介著 「世界の10大オーケストラ」

Img_0621sこの本では、シュターツカペレ・ベルリン、ニューヨーク・フィルハーモニック、ウィーンフィル、レニングラード・フィル(旧名)、ベルリンフィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ、チェコフィル、イスラエルフィル、フィルハーモニア、パリ管など名のある10のオーケストラが選ばれていますが、ボストン交響楽団やシカゴ交響楽団、ロンドン交響楽団などは抜けています。セレクトの理由のひとつはドイツ以外は1国1オーケストラということと、もうひとつはカラヤンが絡んでいるということです。カラヤンとベルリンフィルとのある時期は一体化したような関係もあれば、イスラエルフィルとは拒絶され続けた関係もあり、音楽界にも政治や戦争の影が大きく影響していることがわかります。
オーケストラという音楽集団が国の体制・歴史と関わり、時代が進むにつれ戦争の影響を受けていく有様そして楽団の長である指揮者の座を得るための駆け引きなど生臭い話をドラマのように読める点では下手な短編集より面白かったnotes
記事の中にカラヤンの敏腕マネージャ、シュトレーゼマンの名が出てきたところで、「のだめカンタービレ」の怪しげな指揮者がシュトレーゼマンだったことを思い出しましたsign01竹中直人扮する長髪の指揮者のモデルは、なんとなくチェリビダッケだと思うのですが・・・coldsweats01
500ページ以上の本ですが詳細な資料を基にした演奏会の様子や語り口が面白いので最近書物から遠ざかっていた私でも結構速く読むことが出来ました。

写真に写っているブックマーカーは友人から頂いて飾っていたものですが、今回初めて本来の目的に使用しました。
この場を借りて御礼申し上げますnote
   

P1020198m


|

« 万博公園 満開のチューリップと名残の桜 | Main | コープランド 「アパラチアの春」 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 万博公園 満開のチューリップと名残の桜 | Main | コープランド 「アパラチアの春」 »