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April 10, 2013

ピントの話

昨日の記事に「パンフォーカス」という言葉を使いましたが、これは写す対象物だけでなくその手前から向こうまで幅広くピントが合うことです。
パンフォーカスにしたいときは絞りを深く(数値を大きくする)すればよいのですが、同じ絞りにしてもその効果はカメラやレンズによって変わってきます。
絞り値(F)=レンズの口径(D)/焦点距離(f)なので
焦点距離40mmのレンズをF11に絞ると
レンズの有効径(D)=40mm/11=3.6mm

下はEOSの40mm F2.8のレンズをピントを深くするためにF11に絞った写真。手前のチューリップから太陽の塔までなんとかでピントが合いますが、少し危うい。

 
Img_2691rm

昨日の写真を再度登場させます。
 
Img_0634m  
 

このときのカメラのレンズの焦点距離 f=5mm
このときの絞り値が F3.4 なので
レンズの有効径(D)=5mm/3.4=1.5mm となり
40mmレンズであれば、F27という大絞りに相当するので、上の写真に比べると余裕で前後にピントが会っています。
つまり、コンパクトデジカメは焦点距離の短い小型のレンズを使うので、広角設定にして2m以上離れた被写体であればほぼ全域にピントが合う、つまりパンフォーカスとなります。
しかし、花などをアップで写したいときにバックまでピントが合うのは煩わしいので、コンデジより焦点距離の長いレンズを使える一眼レフが好まれるわけですね。

次は桜の花を浮き立たせるためにバックをぼかした写真です。
40mmレンズをF2.8の開放絞りで写しました。
有効径は14mmなのでまずまずバックがボケています。
ただ、ボケの形があまり良くないのが残念。
 

 
Img_2669rm
 

 
文中の数式で、(nearly equal)が呼び出せなかったために丸めた値にしています。

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写真・カメラ」カテゴリの記事

Comments

Namikoさん
コンパクトデジカメは気軽にいろいろ写せるのが目的ですからね。
地下街を写したカメラは普通のコンデジで、こういうシーンは得意ですがお花はダメですね。
現在は気合を入れるときは一眼レフ、そこそこの場合はちょっといいコンパクト(LX3)、街ブラではCanonのixy51sと、職務分担しています(笑)

Posted by: よし | April 11, 2013 at 12:13 PM

なるほど~
私のコンパクトデジカメでは「マクロモード」にしても花のアップが上手に撮れない意味がわかりました。

ハービス前地下街の写真はパンフォーカスできれいですね。しかも明るいです。
なるほど~何台もカメラを持ち歩いている人の意味がわかりました。(o^-^o)

Posted by: Namiko | April 11, 2013 at 11:02 AM

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