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February 19, 2013

ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲第9番変ホ長調 op.117

Dsq9ボロディン四重奏団の演奏。1981年9月の録音。ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲は交響曲と同じく15番までありますが、内容的には交響曲より密度が濃いように思われます。大管弦楽と違って事実上最小限度といってよい編成は、彼の作曲技法を生かす面ではかえって好都合なのかもしれません。それはハイドンやベートーヴェンも同じことで、音色によるごまかしが効かないために作曲センスといったものがはっきりと表面化するからでしょう。
そういう意味ではショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲では8番がダントツに有名な曲ですが、この9番も十分中身の濃いもので、聴いていくうちに彼の音楽に共通する決して解決されない苦悩というものが凝縮して押し込まれていることが良く分かります。特に4楽章のアダージョの押し殺したような不気味さはそうとうスゴイimpact
ボロディン四重奏団のこの録音はライブらしい集中力に満ち溢れた名演ですnote。買っておいてよかったBOXセットの1つheart04
  

 
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