« 夜霧のしのび逢い | Main | 大豆の一生 »

January 21, 2013

モーツァルト ファゴット協奏曲変ロ長調 K.191

Karajan_emiギュンター・ピースクの独奏、カラヤン、ベルリン・フィルハーモニーの演奏。1971年の録音。ファゴット協奏曲というのは珍しい部類に属すると思うけれど、さすがモーツァルトは楽器への偏見など無いようで、この地味な楽器へも愛情を注いで作曲しています。ただ、無いものねだりとはいえ、きらきら輝くパッセージやうっとりするメロディーに乏しいのはちょい残念かな。ケッヘル番号でも分かるように18歳のときの作品なので、もう少し後年ならと思わないでもありませんが3楽章の落ち着いた格調高いメヌエットは印象的note

何年か前の新聞の読者の欄で、中学校の吹奏楽部に入部した娘さんが、希望したテナーサックスではなく「木の枝」みたいな楽器をあてがわれたと泣いて帰ってきたという話がありました。要するにファゴットのことなんですが、「木の枝」とは言いえて妙だと感心したものです。後に希望のサックスの担当になって喜んだという話もありましたが、娘心などまったく分からない私には実直なファゴットが少々気の毒でしたthink。そのまま大学のオーケストラにでも入ってコントラファゴットのあの威容と超低音に接すれば大好きになること請け合いなのにheart02

ベートーヴェンはファゴットをうまく使う作曲家で、4番の交響曲の終楽章は有名ですが、ヴァイオリン協奏曲でも独奏にうまく絡んでいい味を出していますgood

 
Img_0727s


|

« 夜霧のしのび逢い | Main | 大豆の一生 »

「協奏曲」カテゴリの記事

Comments

narkejpさん

ファゴットは結構高い楽器なので中学ではあまりそろえていないと思うのですが、映画「スウィングガール」を見てサックスに憧れたのだろうと思います。
次男は小学校でユーフォニウム、中学1年でトロンボーン、2年からチューバと次々楽器が変わりましたが、どれも楽しく吹いていました。まあ、泣くほどのことでもないと思うのですがねhappy01

Posted by: よし | January 22, 2013 at 02:02 PM

ファゴット協奏曲は、地元オケのモーツァルト定期で生体験をしました。ソリストは、高橋あけみさんというチャーミングなお嬢さんで、山響の首席奏者です。とてもいい演奏でした。モーツァルトのユーモアを感じますね(^o^)/
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲でのファゴット、ストラヴィンスキーの春祭の冒頭のファゴットなど、いいですね~。
春になると、山響の弦のトップの人たちに高橋さんのファゴットが加わり、ダンツィ、ドヴィエンヌなどの室内楽演奏会が予定されています。4/8(月)、文翔館、一般2,500円だったはず。こちらも楽しみにしています。

Posted by: narkejp | January 22, 2013 at 06:59 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 夜霧のしのび逢い | Main | 大豆の一生 »