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October 2012

October 31, 2012

万博 日本庭園の秋

毎度おなじみの日本庭園ですが、行くたびに秋の深まりを感じられる最高の散歩コースです。
この日はパナのLX3で撮影camera。 
クリックして大きくするとまずまずの写りですnote


万博自然公園入り口のコスモス
  


 
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平和のバラ園

  
 
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ここからは日本庭園の中  紅葉も少し見られます
  
 

 

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苔大好きnote

 
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落ち葉大好きnote
  

 
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October 30, 2012

百田尚樹 輝く夜

Hyakutaクリスマスイブに起きた心温まる5つの短編を収めたもの。奇跡に近い出来事ばかりだけど、いずれも苦しい立場にあってなお優しさ、慈しみの心を失わない主人公だから起きたことなので、読み終わっても不自然な気がしません。特に好きなのは第1話「魔法の万年筆」。突然職を失って途方にくれる女性が、ホームレスに食べ物をあげたお礼にもらった鉛筆で書いた願い事が叶うというお話。自分のためではなく他人の幸せを思う願いが結局自分に幸せを運んでくれるという、うれしい結末に安堵しますnote

第2話「猫」は、弱っている醜い猫を助けたことで好きな男性の愛を得る、というお話。困った人、醜い猫へ注いだ慈愛の心が結局自分への大きな愛となって帰るという結果はクリスマスにふさわしいものheart01

「賢者の贈り物」で、犠牲を伴うのが愛なんだみたいに書きましたが、ここで書かれている「慈愛」の気持ちも大きな愛だと気づきました。慈愛って何だと考えるとそれは見返りを期待しない愛なんでしょうね。そういえば親は慈愛の塊みたいですよcoldsweats01
    
         
  

 


 
万博 平和のバラ園の「プリンセス ミチコ」
1966年 イギリスで命名されたもの
   

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October 29, 2012

モーツァルト 戴冠式ミサ ハ長調 KV317

Mozart_masterニコル・マットの指揮、プフォルツハイム室内管弦楽団、ヨーロッパ室内合唱団の演奏。独唱者の名前は省略。2001年10月の録音。ミサ曲第14番だけど、レオポルド2世の戴冠式で演奏されてからこの名前が定着したそうです。キリエ、グローリアと始まりアニュス・デイで終わる通常のミサと異なりアニュス・デイの前にベネディクトゥスが入った6曲構成。30分以内の、明快な曲調で親しみやすいミサ曲。実は高校の時に合唱部がこの曲を演奏したような記憶があるのです。熱心な音楽の先生がピアノ伴奏で演奏したのでは、と思っていますがもう記憶が怪しい(笑)。演奏はオケも合唱も立派ですがソプラノがちょっと硬質なのが残念かな。
    


 

 

        
万博 平和のバラ園  パスカリという品種
 

  
 
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October 28, 2012

銀閣寺へ

大エルミタージュ美術館展を見てから、来た時と同じ100系統のバスで銀閣寺へ向かいました。1日乗車券を買っているのでこういう時は便利です。一番近い銀閣寺前で降りると、相変わらず修学旅行生で一杯。
          


京都の土産物屋は華やかなので若い女性は必ず中に入ります。

 
   
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銀閣寺の門前 正式には東山慈照寺
門の中に入っていくのは修学旅行の小学生。最近の小学生はタクシーで市内を廻るようですimpact
    

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観音殿(銀閣) 金閣寺に比べて地味だけど、足利義政の趣味の良さをうかがわせて私はこちらのほうが好きです。
 

   
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銀沙灘と向月台
 

 
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展望所に行く途中から見た観音殿

   
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11月中旬になれば紅葉が見事ですが、まだ時期尚早
 

   
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帰り道 京の土産物屋さんはオヤジでも楽しいnote
  

 
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これは福うさぎ
 

  
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帰りのバスは降りたところで乗れば、銀閣寺道を経由して京都駅へ帰るので安心。チケットセンターでもらえるバスの系統図をよく研究すれば、1日乗車券で有効に市内を廻れます。
 

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October 27, 2012

大エルミタージュ美術館展

京都市立美術館で開催されている、大エルミタージュ美術館展に行ってきました。
例によって京都駅から出るバスはいつでも混んでいるので、1つやり過ごして座席を確保bus。あとからベビーカーのお母さんが乗ってきたので、遠慮するのを制して私の前にベビーカーを置いてもらった。立っているご主人らしき人との会話はどうやら中国語のよう。さて、降りる時になってベビーカーが出口までなかなか進まないし、二人とも日本語が出てこない。「ベビーカーが降りまーす」と叫んだら、運転手さんは一旦ドアを閉じて少し前に行ってからゆっくり下車させてくれましたheart02
気がつくと目の前にこんどは修学旅行と思われる女子生徒が3人立っています。
「どこから来たの」と訊いたら「北海道です」思わず「行きたいなあ」と言うと、「もう寒いよー」「朝なんか1けた(気温が)だよ」「こっちは暖かいねぇ」と3人ともよくしゃべること。中学生らしくハキハキしているのが良かった。美術館前は同時に平安神宮前なので一緒に降りて「バイバイ」。

さて、肝心の美術展ですが、入り口から「16世紀:ルネサンス」「17世紀:バロック」「18世紀:ロココと新古典派」「19世紀:ロマン派からポスト印象派まで」「20世紀:マティスとその周辺」と5つに分かれたブロック順に見ていくことになります。16世紀の絵画はキリスト教関連のものが多く、ざっと見ただけ。17世紀ブロックでは、ヴァン=ダイクの自画像がなかなかいい男。そして目を奪われたのがレンブラントの「老婦人の肖像」、何か絵の持つ力というものが本当に強烈。18世紀のは美しい絵ばかりだけど、現実離れしていて印象には残らず、19世紀ブロックになって、通常の世界を描いた絵を見るとやはりホッとします。私でも名を知っているドラクロア、コロー、ルソー、シスレー、ルノワール、そしてモネ。特にモネの「霧のウォータールー橋」には大きな衝撃を受けました。絵画特に印象派には写真では太刀打ちできないような気がします。20世紀ブロックではルソーやマティスピカソもあるけれど、デユフィの「ドーヴル港のヨット」が好き。一番印象に残ったのはドランの「港」。軽いタッチでさらりと描いたみたいにとてもおしゃれnote
駆け足で書きましたが、広い年代にわたって多くの画家の絵を見られるという面ではステキな美術展です。
また行こうと思います。
   


            
 
銀閣寺へ行く道で
   

    
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October 26, 2012

ブラームス 「眠りの精」

Samejima鮫島有美子のソプラノ、ヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏。堀内敬三の訳による日本語歌唱で。1984年7月、山梨県県民文化ホールでの録音。「日本のうた」で大ヒットをとばした鮫島さんの、3番目のアルバム「愛のよろこび」に収められているもの。「ます」、「楽に寄す」、「菩提樹」など有名な歌が19曲も入っていて、私のような歌曲オンチにはたいへんありがたいCD。中でも一番好きなのがこの曲heart04。同じCDに入っている同じくブラームスが書いた「子守歌」もいいけれど、「眠りの精」は彼の「民謡童謡集」の中の曲なので、歌曲らしくないシンプルなメロディーが心に染み通ります。眠りの精がまく砂を表すのか右手を主体とする単純なピアノもとても効果的。
ヘルマン・プライの伴奏者としても有名だったご主人のドイチュさんのピアノ伴奏がやはりすばらしいnote

晩年の肖像画から、あのブラームスがこんな優しい曲を書くのかと思うけれど、この曲を書いた25歳ころはナイーブな印象を与える優しい青年といった感じです。若くして亡くなったショパンやメンデルスゾーンは得したのかな(笑)。


           
              

 

                   
          
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October 25, 2012

スメタナ 交響詩「モルダウ」

Dovorak_smetanaカラヤンの指揮、ウィーン・フィルハーモニーの演奏。1985年5月の録音。ドヴォルザークより17歳年上のスメタナが、晩年聴力を失ってから7年かけて作曲した6つの連作交響詩「我が祖国」の中で、というより数多の管弦楽曲の中でもメロディーの美しさではトップクラスの名曲note。何度も録音しているカラヤンですが、さすがにウィーンフィルとの演奏は際立って美しいもので、中間部での月光の下で水の精が遊ぶ緩やかな流れのシーンなど夢のようheart02

さだまさしが歌詞を付けて歌っているのを聴いたことがあるのですが、恥ずかしながら題名を知りませんcoldsweats01
              
          


 


万博日本庭園の池

            
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October 24, 2012

O・ヘンリ 「賢者の贈り物」

O_henry新潮文庫から大久保康雄訳で出ているもの。去年も記事にしたのですが、他の短編を読んでいてつい再読し、改めて心に深く染み入るものを感じたので再登場です。
明日はクリスマスなのに1ドル87セントしか持っていない妻のデラが、膝の下まで届く自慢の髪を売って夫のジムが自慢にしている金時計の鎖を買うと、ジムはその時計を売ってデラの髪を飾るはずだった高価な櫛のセットを買っていたというお話。作者は、二人の大切な宝物を最も賢くない方法でお互いに犠牲にしたけれど、これこそ賢者の贈り物であったのだと締めくくっています。10ページの短編ですが、細部の描写特にデラが髪を切った後、どうかジムに嫌われませんように、と神に祈るシーンなど何度読んでも涙がこぼれます。
世の中には「愛」という言葉が溢れかえっていますが、本当の愛って何だろうと思うのです。男女間の好き、というのは「恋」ではあっても愛とは言えないと思うのです。先の話は、自分の一番大切なものを犠牲にしても相手を喜ばせたいという気持ちが、すなわち愛だと教えているのです。お互いの贈り物は役には立たなかったけれど、そこにはそれこそ溢れるばかりの「愛」があるのです。
私たち夫婦は、結婚後も贈り物をした覚えがありませんが、最近思うのは、もはやお互いの存在そのものが贈り物ではないか、ということです。互いに決して無理をせず、健康な状態を維持し、明るく楽しく生活できれば毎日最高の贈り物をしていることになるのでは、と。そして、この歳になると、もはやどんな「犠牲」も払いたくはありませんね。
              
             
         
  
 


 


      
    
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October 23, 2012

モーツァルト セレナード第3番ニ長調 KV185

Mozart_masterヤーノシュ・ローラの指揮・独奏、フランツ・リスト室内管弦楽団の演奏。1996年の録音。モーツァルトが17歳の時の作曲なので若々しさが一杯のセレナード。このモーツァルト全集を買って4年になりますが、セレナードやディヴェルティメントはどれを聴いても幸せな気持ちになります。楽しさだけがモーツァルトの音楽ではないにしても、湧き出るようなリズムとフレッシュなメロディーは天才だけが醸し出すことの出来るものですねnote。演奏するフランツ・リスト室内管弦楽団も、すばらしい音色とアンサンブルを聴かせてくれる魅力的な団体です。2楽章で美しいヴァイオリンソロを聴かせてくれるのはヤーノシュ・ローラでしょうねheart04
             
                    

    
 

 

新しく2つのブログをリンクしました。
夢の杣人(そまびと)さんの「思い出レコード聴き語り」は、若い時の思い出の音楽のお話とともに含蓄のあるお話が満載です。
    
 

   
book love さんの「yuko-uの日記」は、その名のとおり本を愛するyukoさんのブログです。本以外のお話もあり、文章はプロ級です。

   
             

                   
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October 22, 2012

マスネ 「タイスの瞑想曲」

Karajan_emiアンネ=ゾフィ・ムターのヴァイオリン、カラヤン、ベルリン・フィルハーモニーの演奏。1980-81年の録音なのでムターはまだ17歳。オペラ「タイス」の間奏曲だけど、甘美なヴァイオリンのソロが入ることで独立した人気を得てしまった曲。オペラでは、娼婦であるタイスが修道士によって罪を認め、神に立ち返るシーンなので甘美なだけではなく崇高な雰囲気が溢れています。ゆっくりとしたテンポなので楽に弾けると思ったら大間違いで、このテンポで美しいメロディーを持続するのは結構しんどいと思います。ムターの美麗でタップリとした演奏を聴くと、カラヤンが彼女を使いたがる気持ちが良く分かりますnote
                 
               

   

                
これは私の写真。コスモスはピンクが一番かな。
         

 

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October 21, 2012

多分、今年最後の花の丘

奥さんがコスモスを見たいと言うし、いいお天気sunなのでまたまた万博公園に行きました。花の丘全体がコスモスといった感じで、ちょうど見ごろです。私はKissX2で、奥さんにはixy51sを渡してそれぞれ勝手に激写cameraしたんですが、奥さんの写真もまずまずなので今回は特別写真展ということで私の写真はパスnote
 


   
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どことなく私の写真に似ているのは、気のせいなのか長年連れ添った影響かcoldsweats01
   
 

   
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黄色いコスモス  かなりの順光だけどixyは結構写るのでKissより賢いのかもしれない。
   
 

 
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やっぱり向日葵は太陽を向いた写真が一番ですね。
    
 

 
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花の丘もかなり通ったので、年内は多分今回で最後でしょう。
    

 
            

   

    

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October 20, 2012

ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.61

Beethoven_karajanアンネ=ゾフィ・ムターの独奏、カラヤン、ベルリン・フィルハーモニーの演奏。1979年の録音。彼女このときまだ16歳。もう少し前にモーツァルトの協奏曲を録音していたので驚かないけれどやっぱりすごいimpact。ドイツ人のヴァイオリニストとして、いかに期待が大きかったかよく分かります。もちろん、若いといっても慈父いや祖父(笑)の如きカラヤンが万全のサポートをするのでまったく問題はありません。48分というこの曲にしてはまれに見る遅いテンポで、彼女はいやだったそうですが、そりゃジイさんはテコでも譲りませんよね(笑)。でもその結果は、これぞ真正のベートーヴェンといった壮麗なオーケストラをバックに瑞々しいヴァイオリンが歌う見事な演奏に仕上がっていますnote。巨匠たちの演奏にはもちろん感動するにしても、こうした若いセンスのベートーヴェンもいいものです。
ベートーヴェンはファゴットの扱いがとても上手で、この曲でも3楽章でヴァイオリンと絡むシーンが見事heart04
    
            
 

 
 
 


                   
         
神戸で  これは LOUIS VUITTON のお店
         

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October 19, 2012

マウリッツハウス美術館展

神戸市立博物館で開かれているマウリッツハウス美術館展に行ってきました。
           

Mauritshuis


神戸元町駅から南東へしばらく歩くと神戸博物館があります。下線の部分は、昨年の6月に「古代ギリシャ展」に行った時に書いた、神戸市立博物館のホームページからの引用です。

この博物館の建物は、桜井小太郎の設計、1935(昭和10)年竣工の、旧横浜正金銀行(現 三菱東京UFJ銀行)神戸支店ビルを転用しています。正面にドリス様式の円柱が建ち並ぶ新古典様式の建物で、昭和初期の名建築と言われています。1998年には登録文化財に指定されました。
   

 
マウリッツハウス美術館展の目玉は、関西で連日のようにPR記事が出ているフェルメールの「真珠の耳飾の少女」ですが、もちろんレンブラントやルーベンスといった、オランダ、ベルギーの大画家たちのすばらしい作品もたくさん展示されています。
平日だったので館内にはすんなり入れましたが、土日は表で待つこともありそうです。入館すると先ず3階に上がり、多くの作品を見てから2階へ降りると、そこは「真珠の耳飾の少女」専用の展示会場で、ロープでうねうねと並ぶ羽目に。20分ほど並んで肝心の絵の前はせいぜい2分ほどで押し出されます。並んでいる間も、近づくまでに遠目で見ることは出来るので、目の前では細部の確認だけです。
昨年の6月に京都で開催されたフェルメール展に行った時は、この絵が無く残念だったのですが、その時の他の絵の印象からすると「真珠の耳飾の少女」の絵は明らかに人を惹きつける要素があります。軽く開いたくちびるの艶、高すぎない鼻、柔らかい肌の描写と流し目に近い目線の処理など若い女性の魅力をよく表現しています。耳の影の部分に鈍く光る耳飾りがあるのも効果的。上品なブルーのターバンや落ち着いた色の上着などもこの作品の品位を高いものにしています。
  
例によって絵の前を過ぎてから後戻りしたり、再び3階へ上がって何度も見ようとして係員に注意される人がいましたが、気持ちはよく分かるにしてもルールはルールです。そういう恥ずかしい行為は止めましょうね(笑)。

   


 
博物館の界隈は旧外国人居留地で、重厚な建物にしゃれた店が多く入り、まるで外国にいるみたい。
これは、BARNEYS NEWYORK の神戸店。
     


 
        
      
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October 18, 2012

ガーシュウィン キューバ序曲

Overturesデュトワの指揮、モントリオール交響楽団の演奏。冒頭からいきなりラテンのリズムに乗ってボンゴ、マラカス、ギロなどが大活躍する楽しい曲note。デュトワの奥ゆかしい指揮とOSMの美しい響きがそぐわない、と言ったらガーシュウィンに失礼かな(笑)。最初「ルンバ」と呼ばれたそうだけれど、序曲というよりそのほうがマッチすると思います。難しいことを言わずオーケストラを楽しむには好適な曲ですね。10分で終わるし(笑)。
                
                
                


         

                 
    
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October 17, 2012

ハイドン バリトン三重奏曲 第113番 ニ長調

Haydnバリトン、ビオラ、チェロで構成される、エステルハージ・アンサンブルの演奏。バリトンはミカエル・ブリュッシング。2006年~2008年の録音。バリトン(BARYTON)というのは18世紀末頃までに存在した、チエロくらいの大きさでフレットつきの7弦以外にも共鳴弦があるという複雑な楽器です。演奏も難しかったそうですが、なにせエステルハージ候がとても好んで演奏したため、ハイドンは126曲もの三重奏曲を書いています。このハイドン全集にはバリトン三重奏曲だけで17枚ものCDが含まれているのですが、正直全部を聴き通す根気はありませんcoldsweats01
この113番では1楽章の冒頭で、左手の親指ではじいたと思われる共鳴弦の「ボーン」という頼りない音が音が聴けます。2楽章は穏やかなバリトンにしては結構闊達なスピードで気分を変えているのと、やはり共鳴弦をはじく音を聴くことができます。また、3楽章のメヌエットの中間部では多分オープンにしている共鳴弦が共鳴によって何とも不思議な音を醸し出しているのが面白いnote
               
                      
            
 

              


 
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October 16, 2012

ブルックナー 交響曲第9番二短調

Bruckner_wandギュンター・ヴァントの指揮、ケルンWDR交響楽団の演奏。1979年の録音。最初にブルックナーがいいなと思ったのがこの第9で、そのときはカラヤン、BPOの演奏。ブルックナーでいつも少々辟易する冗長さが少なく、洗練されているとも言ってもいいほどの曲創りの境地に到達しています。3楽章の未完に終わっているためにいくぶんの心残りがあるのもいいかも。そして何といってもヴァントの自然体とケルン放送饗の柔らかい響きが本当に素晴らしいnotenote。派手さの無い弦楽器群の音色や心に染み入るような木管、決して威圧しない金管などドイツ音楽にピッタリといった響きを聴くのは交響曲大好き人間として無常の喜びですheart02。演奏と同じく自然な録音もgoodgood。1時間足らずの曲ですが、聴き終わってすこしも疲れない名曲の名演。

   
                
       
              


 
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October 15, 2012

オネゲル 交響曲第1番

Honegger_dutoitデュトワの指揮、バイエルン放送交響楽団の演奏。1985年4月の録音。デュトワとバイエルンというちょっと珍しい組み合わせの演奏だけど、フランスの作曲家の範疇に入っているにせよ本来スイス人であるオネゲルの演奏にはフランスとドイツの協力がピッタリかもしれない(笑)。そのオネゲルの交響曲の中でも、ニックネームも無いというかあまり取り上げられることがない1番は、ボストン交響楽団の創立50周年記念として作曲されたもので、最初の交響曲としてはたいへん名誉なものといえます。後の2番、3番に比べると正直面白くないとはいえ、オネゲル独特の透明な響きとダイナミックな響きが特徴的で、最後の5番「三つのレ」につながって行くことが分かります。楽器編成は金管部がたいへん充実しているのに対して、打楽器はバスドラム以外にティンパニーが無いという不思議なもので、これは他の曲でもそういう傾向があるのでオネゲルの特長ともいえると思います。
演奏はこの作曲家の透明感を際立たせたもので、オケの上手さもあいまってとても聴き応えがあるものですnote。2枚組でオネゲルの5つの交響曲と2つの管弦楽曲が聴けるお得なアルバムでもあります。


            
               
  


  
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October 14, 2012

京都 東山をぶらぶら

そうだ、京都へ行こう、というわけで祇園・東山方面に出かけてみましたtrain
        
JR京都駅からのバスはいつも観光客で一杯ですが、運良く臨時バスが出たので座ることができましたbus。阪急で行って河原町で降りれば東山方面のアクセスは便利だけれど、家からでは阪急は不便です。一番便利なのは京阪電車だけど乗ったことありません。
 
ということでバスを降りて最初は建仁寺を目指しましたが、本堂は工事中で写真を写すどころじゃありません。仕方なく周りの雰囲気だけ。
写真はすべてクリックで大きくなります。

   
 
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建仁寺の横を通って花見小路へ。
午前中はまだ子供の時間なので(?)芸鼓さんの姿を見ることはありません。でもさすが京都は普通に着物の女性がフラリとマンションから出てきたり歩いています。
 

    
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祇園ホテルの横のスターバックスで休憩して八坂神社を通って三寧坂方面へ。
これは着物のレンタル屋さん。結構カップルが着物で歩いていたりして、いい雰囲気です。ただ、着慣れない女性はぞうりをバタバタさせて歩いたり、所作も荒っぽいのが残念。
   

 
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京風カフェ

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八坂の塔の横で。 一度道を尋ねた人力車のお兄さんは、その後もすれ違った時に「こんにちは」と大声で挨拶してくれたナイスガイです。

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何となくいい雰囲気のニ寧坂。

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急に舞妓さんが現れてビックリ(笑)。
 

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いかにもという感じの京都の洋食のお店。
          

 
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これはがま口屋さん。

  
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清水道へ下りる道で。
    

 
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いきなり行っても道が分からず、やはり案内書を買っていくべきでした。観光客はスマホで、外国人はiPadで調べたりさすがですnote
 
 

 


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October 13, 2012

万博公園 秋のバラ

万博の日本庭園前のバラ園では再びバラが盛況になってきました。
散歩のつもりでぶらりとixy51sを持って出かけたので、かなり苦労して激写しましたcamera。どの写真もクリックで大きくなります。

ピンクのバラはほぼ満開。 
 

  
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赤い品種のバラもありますが、コンデジでは色の再現がもうひとつ。
   

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日本庭園に行くとやはり緑の木々がいい感じです。
    

 
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日中の日差しは結構暑いので木陰の爽やかさが心地いい。
      

 
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October 12, 2012

モーツァルト ディヴェルティメント第17番ニ長調 KV334

Mozart_masterフローりアン・ヘイエリックの指揮、マンハイム・プファルツ選帝候室内管弦楽団の演奏。独奏ヴァイオリンはオルガ・ノデル。2002年の録音。えらく難しいオーケストラの名前だけどドイツ語の名前を直訳したらこうなるみたい。ウェブサイトはここ
おそらくモーツァルトのディヴェルティメントの中で最も有名な曲で、特に3楽章の典雅なメヌエットは、誰でもご存知でしょう。また、もうひとつある5楽章のメヌエットも優美かつ軽やかなもので、カラヤンなど羽毛がそよ風に漂うがごとく演奏しています。でも、私が一番好きなのは1楽章の主題を変奏していくしっとりとしたニ短調の2楽章で、特に独奏ヴァイオリンと、シンコペートする低弦のピチカートのからみがステキheart02
最終の6楽章は、元N饗の鶴我さんがとても苦労する、と書かれていましたが、結構サッサと片付けているのは少人数だからか、とても優美で流麗そのものnote。ピリオド奏法のオケですが、結構速いテンポで颯爽としたいい演奏です。
           
                
                  



         

スカイツリーに昇った友人のお土産。スヌーピーの携帯マスコットですが、展望回廊限定なので、貴重品です。左の絵葉書は別の友人に頂いたもの。本当にありがたいですねぇhappy01

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October 11, 2012

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番ニ短調 op.30

Ormandy_boxアシュケナージのピアノ、オーマンディの指揮、フィラデルフィア管弦楽団の演奏。1975年2月、RCAの録音。アシュケナージ38歳。まさしく円熟期だった時の録音で、美しいタッチや切れ味などホレボレするほど。76歳のオーマンデイとフィラ管も無敵の時代なので、この曲のほぼ最高の演奏と言っても差し支えないでしょう。ラフマニノフの苦手な私でもこれくらい見事に演奏されれば、もう恐れ入りました、ですねnote。終楽章のピアノとオーケストラの丁々発止の掛け合いでは胸がすくような妙技を聴かせてくれます。フィラ管の華麗な音色を聴くと、こんなステキなオーケストラが財政破綻するとは考えられませんweep
               
                    


 

                            
                       
                
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October 10, 2012

ハイドン 弦楽四重奏曲第75番 ト長調 op.76-1

Haydn_sqエオリアン四重奏団の演奏。エルデーディ伯爵の依頼で作曲された、いわゆる「エルデーディ四重奏曲」の6曲の中の1つ。ハイドン64歳の円熟期に書かれただけあって、落ち着いた雰囲気に満ちた曲。静かな2楽章のアダージョに対比させた短いスケルツォ風の3楽章や、重々しく始まる4楽章など20分ほどで充分楽しませてくれます。ちなみに6曲のエルデーディ四重奏曲には「五度」、「皇帝」、「日の出」、「ラルゴ」とニックネームが付いた名曲が揃っていて伯爵は大喜びだったでしょうねnote
    
             
             

 

       
リビングの観葉植物に陽がさして葉脈が綺麗だったので。

                 
                   
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October 09, 2012

マーラー 交響曲第3番ニ短調

Mahler_lbバーンスタインの指揮、ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏。1961年4月3日、バーンスタイン42歳のときの録音。100分もの大曲を1日のテイクで収録できたということは万全の準備があってのことだろうか、なんて思ってしまうけれど、出来ばえは申し分ないほど見事な演奏note。マーラーが日の目を見たのは、バーンスタインのおかげと言ってもいいほど早くから大曲を録音して、一種のブームにまで持っていった功績は大きいです。その中でもこの3番は私の大好きな曲heart02。8本のホルンで始まる1楽章を聴いただけで、すぐにマーラーのメルヘンな世界に浸ることができます。天国に遊ぶような2楽章ののんびり歌い続けるポストホルン、5楽章の児童合唱など、ウィーンフィルの指揮者のかたわら作曲を続けた多忙きわまる作曲家の安らぎを求める魂の声かもしれません。オーソドックスに堂々と盛り上げる6楽章のフィナーレはやはり感動的。
時々荒っぽいニューヨークフィルも、指揮者に完全に同化したように恐ろしいばかりの演奏能力見せ付けてくれます。LP時代に2番と共に買ったけれど、改めて音の良いCDで聴いて感銘を新たにしましたgood

   
       
 

   
                   
         
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October 08, 2012

万博自然公園 秋

いいお天気なのでsun連日のように万博公園に行っております。
   
西側から見た西大路の並木道。こういう雰囲気大好きnote
    

 
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木漏れ日が一杯ふりそそぐ林も好きheart01
歩く人が誰も木々を見上げないのが不思議。
    

 
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子供たちのわくわく冒険広場は若い人にも結構人気デス。
ここでも見える太陽の塔。

  
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広い芝生の中央を流れる流れ沿いに咲く、たくさんの彼岸花。
 

 
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ベンチの前には子供が集めたのか、たくさんのどんぐりが。

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彼岸花、どんぐり、ススキと秋を実感させる1日でした。

    
  
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October 07, 2012

万博公園 花の丘

コスモスを写しにcamera 万博の花の丘へ行きました。
巻積雲(いわし雲)でしょうか。いかにも秋といった高い空の雲が印象的です。
          

  
   
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なぜか季節はずれのヒマワリが何本か咲いています。
でも写したのは今年初めて。

             
  
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すでに咲いていたコスモスは台風でかなり倒されていましたが、ここはいろいろな場所で場所で次々と咲くように種を植えているのでかなりの期間楽しめます。
               

    
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October 06, 2012

写真展 「子どものじかん ~遊び、笑い、涙~」

梅田のキャノンサロンで開催されている、渡辺美穂さんの写真展に行きました。
 

   
 
Kodomo


放課後、学童保育で暮らす子供たちに密着して写した写真が数多く展示されています。
先ず感じたのは、高価な器材を使っていないな、ということ。ほとんどがワイド4つ切りまたは半切ですが、ズームの歪曲収差もあるしピントもちょっと甘い。あとで器材のデータを見ると、フィルム時代のKissに28mm~80mmの標準ズームでした。今でいう入門キットですね。もちろん決してネガティブな捉え方をしたのではなく、高価な器材を欲しがる多くの写真家と違って手持ちのカメラで子供たちの日常の姿をありのままに捉えた写真を撮りつづける姿勢に大いに共感したのです。写真は器材ではなく写す人次第、特に子供相手ですから中に入り込んで威圧感のないカメラで間近で写したことがよく分かります。
写真展の案内の写真は、「お手伝いのあと」という題。演出だと思いますが、リアカーの中でVサインする子供たちがホントかわいいnote。その他いたずらして正座させられている二人の男の子、美容院ごっこをする女の子、泥あそび、ゴムとびなど誰もが経験した子供時代を思い出すことができて楽しい時間を過ごすことができました。
最近行った写真展では最高に感動したものですheart04


  
帰りに近くのサロンでも展示会があったので寄ってみたら、展示場なのに仲間うちで大声でしゃべって記念写真まで写していたので早々に退散しました。
こういうの信じられない!angry
  

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October 05, 2012

ショスタコーヴィチ 交響曲第8番ハ短調 op.65

Shosta81マリス・ヤンソンスの指揮、ピッツバーグ交響楽団の演奏。2001年2月の録音。ピッツバーグ饗は、昔スタインバーグの振ったベートーヴェンを持っていたので本当に懐かしい。デトロイトなどと並んで腕の立つオケだけど、あまり録音に恵まれないのが残念。さて、8番はハイティンクとコンセルトヘボウの立派な演奏があるのでつらいところだけど、円熟したヤンソンスの棒も冴えたもので、この曲の意外に奥深い一面をよく描き出しています。暗すぎると言われたそうだけど、1楽章のアダージョでのイングリッシュホルンや4楽章ラルゴの静かで非常に内省的な表現にこの作曲家の力量を知ることが出来ます。2楽章のスケルツォ、3楽章の軍隊を揶揄するような機械的なリズムはいつものショスタコーヴィチ皮肉が満載heart01。ピッツバーグ饗はアメリカの中堅オケらしくいい腕をしていますnote
最新録音なので非常にナチュラルな音に大満足note

      
              

  

            
              
地下街のホンの少しの緑。 でも無いよりはましかなclub
    

   
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October 04, 2012

バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004

Vn_mwギドン・クレーメルの演奏。1980年の録音。ギターにも編曲されている5楽章のシャコンヌで超有名な曲。だけど、へそ曲がり人間としては、そこだけが云々と言われるのはバッハに対して失礼じゃないかと思うのです。確かにいきなり重音の連続で技巧的にも難しいし、非常にドラマティックな楽章ではありますが、やはり第2番全体を捉えて名曲だと言うべきでしょう。でも、無伴奏のソナタもパルティータも全てが素晴らしい曲とはいえ、ヴァイオリニストにとってこの曲は別格の重みがあるのでしょうね。
クレーメルは、グリュミオーとは違ってあまり美音とはいえないけれど、いかにも彼らしい力強く気迫のこもった演奏で、聴き終わってやっぱり彼もバッハもスゴイ、なんて思ってしまったheart02。今更ながらクレーメル恐るべし。

      

     
地下街の壁がちょっとしゃれていたので思わずパチリとcamera

  
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October 03, 2012

宙(そら)の月光浴

梅田大丸で開催されている、石川賢治氏の月光写真展を見てきました。
 

    
Gekko


石川賢治氏は、もう30年近く満月の光だけで写真を撮り続けている写真家ですが、会場には全紙またはそれ以上の大きな月光写真が100点近く展示されいてそれは壮観でありました。
満月とはいえ、太陽光のほぼ50万分の一の光量なので、写真のほぼすべては数分から数十分の露出時間と思われます。そう何度も取り直しは出来ないでしょうから、その根気たるや想像を絶します。大型の三脚、明るいレンズと何台ものカメラを四駆に積んで世界中を動き回る体力もすごいimpact

ただ、大きなパネルが並び、暗い照明の中で見るたくさんの写真に圧倒はされますが、感動とはまた別のプロの力技にねじ伏せられた、というような気持ちでしょうか。
  
チケットの写真は「塩の大地」。ボリビアのウニ塩湖で撮影されたものです。
やっぱり感動しちゃいますねheart04
      
   
 


       
こちらはアマチュアの気まぐれ写真。
ビルの向こうに山が見えるのが大阪の良いところかな。山の向こうは奈良です。

   
  
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October 02, 2012

ヤナーチェク ピアノソナタ 「1905年10月1日」

Janacek_pianoホーコン・アウストボのピアノで。2004年1月の録音。2楽章のピアノソナタだけど、作曲のきっかけとなったのが、1905年10月1日のブルノのチェコ語大学でのデモによる死亡事件なのでこういう題名になっています。曲全体を支配する飛び跳ねるような開始が、いかにもヤナーチェクだなと思うのと、切れ切れながらも押し殺した暗い情念のような旋律が延々と続く不思議なムードがたまりませんheart02。立体的な構成美あふれる独欧音楽や、粋なセンスで一杯のフランス音楽とは遥か正反対に位置するような曲ですが、何ともいえない魅力があるのも事実ですnote
   
      


 

          
      
彼岸花のアップは結構インパクトがあるので控え目にcamera
135mmの単焦点レンズなのでピントの切れ味はいい感じgood
        

            
 
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October 01, 2012

モーツァルト 2つの行進曲 ニ長調 K.335

Mozart_masterニコル・マットの指揮、カペラ・イストロポリターナの演奏。2005年の録音。ニコル・マットは合唱の指揮などでおなじみの指揮者。スロヴァキアフィルのメンバーから結成されたオーケストラもNAXOSレーベルでおなじみで、こういった小曲ではなかなか小粋な演奏を聴かせてくれるのと、弦がとても美しいのが魅力的。4分足らずの小さな曲だけど、どこやらで聴いたような親しみやすいメロディーと溌剌としたアレンジが心に残るモーツァルトらしい佳曲note
こういう曲も聴けるのがBOXセットのありがたいところ。
              
             


 
  

 
久しぶりに正面から見た太陽の塔
   


  
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