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August 15, 2012

高田 郁 「八朔の雪」

Hassaku高田郁の、みをつくし料理帖シリーズの一つ。上方から江戸へやって来た娘が、慣れない言葉や味付けの違いに戸惑いながらも自分の料理を極めていくというお話。1冊に4話のお話が載っていて、ちょうど読み易い長さなのと何よりも分かりやすい展開なので、あっというまにのめりこんで読んでしまった。料理のお話が骨子とはいえ、主人公を暖かく見守る周りの市井のひとたちの優しさに時々ウルッときますcoldsweats01
ただ、この本をしっかり読みこなすのは結構難しく、ここでの上方言葉は今の大阪弁ではなく、ほぼ昔の船場や京都の言葉なので、主人公の澪や特にご寮さん(ごりょんさん)の言葉のイントネーションはまず江戸(東京)の方には分かっていただけないと思います。私でも、例えばご寮さんの「火事で身寄りの無(の)うなったんを引きとらはったそうや」を読むときは京都の叔母さんのしゃべり(完璧な京都弁でした)を参考にします。
さて、この「みをつくし料理帖」が9月からドラマ化されるそうで、主人公の澪役は北川圭子さんだとか。神戸出身だけど原作の言葉のニュアンスの再現はたいへんなのと、その他の俳優さんは東京の方なので、多分普通の大阪弁でしょう。でも彼女の時代劇姿はお似合いなので楽しみですnote
    
                
  

              
庭のミニトマトが少し取れるようになりました
   
 

        
        
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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

Hokurajinさん
今2冊目を読んでいますが、この話は短編を集めたものではなく、それぞれの話が続いているので出版順に読むのがベストですね。
北川さんのブログを見ると、かなり前から太秦で料理や上方ことばの訓練をしているようで時代劇姿もお似合いなので楽しみです。

出てくるお料理は庶民向きでお酒にも会いそうですね(笑)。

Posted by: よし | August 17, 2012 at 01:55 PM

私もこのシリーズの愛好者で3冊ほど読みました。

澪はあまり美人でないという設定なので、北川さんという女優さんはどんな気持ちなのでしょうね。
とは言っても非常に感じの良い女性として書かれていて、私もこのような女性は大好きです。
料理に工夫を凝らす描写は、料理をしたことのないものにとってはよく分からないけれど、できあがった料理は一度食べてみたいですね。レシピも載っているし、誰か作ってくれないかな(笑)

Posted by: Hokurajin | August 16, 2012 at 11:12 PM

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