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July 08, 2012

有川 浩 「海の底」

「塩の街」、「空の中」に続く自衛隊3部作のひとつ。海が舞台になっているといっても大半が停泊中の潜水艦の中の出来事で自衛隊が活躍するのは最後だけ。大量の、巨大で凶暴な生物に街を襲われても武器を使えない機動隊はやられっぱなし。現場の悲惨な状況もよく知らない政府がすったもんだの末やっと自衛隊の出動許可を出した時には大勢の無残な死傷者が出たあと。そして自衛隊の強力な火器の前にはさすがの化け物もあっというまに駆逐されるというお話。突然のテロや想定外の脅威の時に政府はどう対処すべきかを暗に示唆しているのでしょう。もちろんこの作者らしく、男女のステキなお話が主軸になっていて、ラストシーンは本当に良かったnote。子供、家庭などのあり方なども型どおりとはいえうまく織り込まれているのもいい。「空の中」もそうだったけど芯の通った女性主人公がとても魅力的heart02
むごいシーンが多いので女性にはあえて勧めないけれど久しぶりに短時間で読んだ本。ライトノベルとはいえいい小説でした。
                 
                   

                   

                   
海の中の写真は無いので以前行った神戸のハーバーランドで。

    
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