マーラー 交響曲第6番 イ短調
アバドの指揮、ベルリン・フィルハーモニーの演奏。2004年6月のライブ録音。ブーレーズの4番を聴いてマーラーの毒気に酔わされたので、これも聴かずにいたアバドの6番を取り出しました。2004年というとアバドの体調もほぼ元通りなのか、何とも麗しい演奏に終始しているのがとにかくうれしい
。そしてベルリンフィルの文句の付けようのない響きでこの曲を聴くと、これぞ正真正銘のマーラーワールドに浸れるのです。
さて、80分を少し切る演奏時間のため、CD1枚に収められたおかげで気の散ることなく聴き終えてからジャケットをよく見たら、2楽章がアンダンテ、3楽章がスケルツォになっています。何となく気になって手持ちの他のCDを確認したら、インバル、ブーレーズ、ミトロプーロス、マゼール、レヴァイン、などみな2楽章がスケルツォ、3楽章がアンダンテでした。アバドは出版の順序ではなくマーラーが初演したときの順番で録音したんですね。私はけっこう無頓着というか、この曲は4楽章がメインだと思っているのでまあどちらでもいいです(笑)。
全体に明るい響きでぜんぜん「悲劇的」じゃないけれど、ベルリンフィルの高機能を生かしたすばらしい演奏
。
ハンマーの音に容赦なく打ちのめされる録音も凄いっす
。
咲くやこの花館にて。

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