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January 02, 2012

新年を第九で その1

Beethoven_abbadoクラウディオ・アバドの指揮、ベルリン・フィルハーモニー、カリタ・マッティラ(ソプラノ)、ヴィオレッタ・ウルマーナ(メゾ・ソプラノ)、トーマス・モーザー(テノール)、トーマス・クヴァストホフ(バス)、スウェーデン放送合唱団、エリク・エリクソン室内合唱団の演奏。2000年5月、ベルリン・フィルハーモニーでの録音。
新しい年を迎えて聴くのは当然ながら『第九』でしょ(笑)。昨年末に入荷したアバドの全集なんですが、この録音のあと病が重くなったという曰くつきの、でもそんな状態とは信じられないほどの気迫と活力に満ちたすばらしい演奏。かなり速いテンポだし小編成なのか全体に軽い印象を受けるので、どっしりしたベートーヴェンが好きな人には向かないけれど、こういうすっきり系も新鮮でいい。すっきりといってもベルリンフィル自体の底力のおかげで、透明な響きの中にベートーヴェンの濃密な音楽が仕込まれているのを充分感じとることが出来ます。合唱も小編成なので混濁がなくてとても美しいし、声楽陣もすばらしい。
好き嫌いがはっきりと分かれる演奏ですが、アバドはベートーヴェンに染み付いた垢のような先入観を払い落とそうとしたのだと思います。カラヤンがベルリンフィルと最初に録音したときは、とにかくフルトヴェングラーと比べてどうのこうのと言うような評価が多かったのと似ています。録音がすこぶる鮮明で、この演奏の魅力を助長していますnote

 


 
 
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