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January 2012

January 31, 2012

シベリウス 交響詩「エン・サガ」 Op.9

Siberiusパーヴォ・ベルグルンドの指揮、ボーンマス交響楽団の演奏。1974年6月の録音。25日に亡くなったベルグルンド追悼ということで。「エン・サガ」は、作品番号から分かるように初期の作品ですが、実に緻密な構成で終盤に至るまで緊張感に溢れているので、すでに大作曲家の風格さえあります。シベリウス好きとしては、何といってもこの作曲家独特のひんやりとした質感が、見事なオーケストレーションで聴けるのがうれしいnote
トスカニーニやフルトヴェングラーも録音していることは、この曲のすばらしさの証拠かも。
ボーンマス交響楽団もすばらしい力量を見せてくれていて、ベルグルンドがシベリウスだけの指揮者ではないにしても、すばらしい仕事をしたことには変わりませんね。
この曲、18分という長さがピッタリともいえるけど、できれば4つに分解して1時間の第8交響曲を作って欲しかった(笑)。

                    
                    

                      

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January 30, 2012

オネゲル 交響曲第2番

Honegger_karajanカラヤン、ベルリンフィルの演奏。1969年8月、サン・モリッツでの録音。20世紀のクラシックシリーズの一環で、カラヤンとしても珍しいレパートリー。弦楽と最後の楽章にトランペットが1本加わるという一風変わった編成だけど、カラヤンはその小編成特有.の澄み切った透明感を磨き上げて見せてくれます。ミュンシュのゴツゴツとした迫力満点の表現とはまったく正反対ですが、これだけ徹してやられると文句はありませんnote
スイス人であるオネゲルの音楽を、小編成のトレーニングも兼ねて、夏のバカンスで毎年行くサン・モリッツで録音するとはカラヤンって仕事が好きなんですねぇ。
                     
                      
                      
                          

                       
肥料をやったのでこの寒さでもよく咲くバラ。 
EOSの望遠レンズでの初撮影camera
                        
                             
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January 29, 2012

アルマ・マーラー著 石井 宏訳「グスタフ・マーラー 愛と苦悩の回想」 中央公論社

Mahlerおさかな♪さんの記事を読んで、さっそくこの本を買いました。マーラー夫人の回想を基にしたもので、マーラーの完全な伝記ではないにしても、10年間共に生活して主要な作品が出来るまでを協力しながら見届け、リハーサルや演奏を聴いた夫人のお話ですから、興味深いお話が盛りだくさんです。
特に同時期に活躍していた、ブルックナー、R・シュトラウス、シェーンベルク、ツェムリンスキーなどの作曲家や、メンゲルベルク、フランツ・シャルク、そしてブルーノ・ワルターなどの指揮者の生々しい話も本当に面白い。また、マーラーは、およそ性格や曲風の違うブルックナーをとても尊敬していたことを知ってちょっと驚きました。
規則正しい生活をして作曲中は極度に神経質になるマーラーのために、アルマは家の中であらゆる物音を立てないようにとても神経を使ったのですが、その成果のすばらしさのために夫を心から尊敬していたこともよく分かります。

私がなるほどと思った、指揮(テンポ)に関するマーラーのいくつかの言葉の一つ。
「すべての音の長さが正確に出せるようであれば、そのテンポは正しい」

ちなみにマーラーは指揮が本業なので、忙しいスケジュールの合間を縫って作曲に勤しんでしたことが分かります。
本のカバーは1903年のアムステルダム・コンセルトヘボウ(現在のロイヤル・コンセルトヘボウ)定期演奏会のプログラムですが、指揮者は当然グスタフ・マーラー。

                     
                      

                    
                         
                          
                         

    
                      
Hana1s


  

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January 28, 2012

モーツァルト ディヴェルティメント14番 KV 270

Mozart_vsレムコ・デ・フリース、イルマ・コルト(オーボエ)、ヨハン・シュタインマン、ハンス・ヴィッセ(ファゴット)、マルティン・ファン・デ・メルヴェ、ヨス・ブールマン(ホルン)の管楽器による六重奏曲。4年前に買ったモーツァルト大全集をポツポツと聴き進めているのですが、やはり楽しいのはセレナーデ、ディヴェルティメントのあたりでしょうか。そして、以前は結構パスしていた管楽器のアンサンブルが好きになったのも我ながら思わぬ収穫。弦楽器と違って音色の違う管楽器の絡み合いを聴くのは楽しい限りですnote。クラリネットが入っていないのはまだ初期の作品だからでしょうか。各奏者はオーケストラのトップクラスだと思いますが、みなさん達者な腕前です。
            
               
              
                
                       
                         
                          

                     
                      
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January 27, 2012

マーラー 交響曲第1番

Mahler1_eiエリアフ・インバルの指揮、フランクフルト放送交響楽団の演奏。1985年の録音。マーラー、それも1番を聴くのは久しぶり。これも久しぶりのインバルの全集で1番を聴いたのも初めて。録音が出たときによく言われたように確かにあっさり風味なんですが、バーンスタインのように、1番を精魂こめて演奏されるとちょっと息苦しくなるのも事実。全集ということもあるのでしょうが、こういったアプローチのほうが曲の細部にまで光が通り、マーラーの管弦楽法の見事さが浮き彫りになっていいです。インバルには一番不向きかなと思っていたけれど、この演奏はいただきですねnote
DENONの優秀録音の謳い文句どおり混濁の無いすっきりとした録音のおかげで、美しいオーケストラの響きを堪能できるのもうれしい。
                  
                    
                     
                     

                        
                     
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January 26, 2012

ラフマニノフ 交響的舞曲 2台のピアノ版

Argerich6マルタ・アルゲリッチとネルソン・フレイレのピアノで。2009年8月、ザルツブルグ音楽祭でのライブ録音。もうほんの2年前の最新録音ということで、アルゲリッチもかつての奔放なイメージではなく、かなりお淑やかになっているようです。ラフマニノフはどちらかというと苦手な私ですが、こうやって2台のピアノで聴くとオーケストラでは分からなかった細部が明確になっているので結構楽しめますnote。ネルソン・フレイレは久しく表舞台に出なかったイメージがあるのですが、ザルツブルグでのこういった共演で聴く限り、ちょい地味系だけどしっかりとした腕のピアニストですね。アルゲリッチの相手には適任だと思います。
そのアルゲリッチはこの室内楽BOXにこう書いています。「私はピアノを弾くのは大好きだけど、ピアニストであることは嫌いです。」
奔放に見える彼女の孤独な一面が出ているような気がします。
           
          
  
        

        
        

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January 25, 2012

ブラームス 弦楽四重奏曲第1番 ハ短調 Op.51-1

Brahms_sq13東京クァルテットの演奏。1986年の録音。ブラームスの室内楽にはとんと縁が無くて、これではいいけないとセットものを購入して聴いていますが、弦楽四重奏曲では最初に聴いたこの1番がお気に入りですnote
ブラームスが、時おり見せる力の入りすぎた場面が見られないので、結構晩年の作品のような落ち着きがあります。東京クァルテットのメンバーもかなり替わっているそうですが、創設メンバーであるビオラの磯村氏の落ち着いた音色が、この楽器が活躍するブラームスの曲にふさわしいのうれしい。
      
      
      

  


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January 24, 2012

ハイドン 「天地創造」

Hydon_lbバーンスタインの指揮、バイエルン放送交響楽団、バイエルン放送合唱団の演奏。声楽陣はルチア・ポップ、クルト・モル、他。1986年6月のライブ録音。新年の初めに相応しい音楽ですが、クリスチャンならもっともっと深い感銘を受けるんでしょうね。旧約聖書の、神様が6日間でこの世をおつくりになった過程を描いているのですから、これくらい壮大な音楽はありません。とにかく西洋の音楽は、聖書を知っている前提で書かれているものが多いので、私のような罰当たりな人間は困ります(笑)。しかし、そこはハイドンらしく実に率直簡明に書かれているので、ただただ聴いていても優れた音楽であることはよく理解できます。
バーンスタインの棒がすばらしく冴えているのとオーケストラの実に力強い響きも圧倒的note。例によってジャケットもろくに見ずに聴きだして他のCDと同じウィーンフィルにしてはえらく男っぽい音だなとジャケットを見直して納得。

2枚組なので最初1枚目(第1日から5日目まで)を聴き、次の日に2枚目(6日目)を聴き、その次の日に休憩しました(笑)。
   
      
     
  
 
 

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January 23, 2012

モーツァルト 交響曲第39番 変ホ長調 K.543

Mozart_walterブルーノ・ワルターの指揮、コロンビア交響楽団の演奏。1960年2月の録音。
実に自然な流れで進む薫風のようなモーツァルト。
2楽章の何ともいえない細かいニュアンスや愉悦感に満ちた3楽章などコロンビア交響楽団も最良の響きを紡ぎだしていますnote
甘さも厳しさも優しさもすべて包含したようなこういう演奏を聴くと、ただ「いいなぁ」と心から感じるだけですheart02
    
   
      

   
EOSの純正望遠レンズを手に入れたんですがあいにくの天気なのでまだ出番がありません。
家の中で使うかなcamera
  

    
    
     
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January 22, 2012

ベートーヴェン 管楽八重奏曲 変ホ長調 Op.103

Beethoven_masterモッツィフィアートと2本のホルンの演奏で。モッツィフィアートはクラリネット、オーボエ、ファゴットが各2本とコントラバスのオリジナル楽器アンサンブルですが、ここではコントラバスを除いてホルンを2本加えています。どちらかというとマイナーな曲ですが、そこはベートーヴェンで快適なテンポと隙のない楽器の組み合わせでなかなか楽しめる構成になっています。知らずに聴くとモーツァルトかなと思うほど。
ベートーヴェンの一面が垣間見える楽しい曲です。ホルンをいじめるのは相変わらず(笑)。
     
      
     
 
 
 
 
家で一人で部屋にこもって音楽を聴いていると、インターフォンの呼び出し音が聞こえないので人感知センサー方式のワイヤレスチャイムを付けました。インターフォンの前に人が立つと感知するようにセッティングしたら見事部屋の中でお知らせ音が鳴りました。3千円足らずにしては上出来です。防犯にも役立つでしょうね。
  
 

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January 21, 2012

バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番 ト短調 BWV 1001

Bach_vn_gグリュミオーのソロで。1960年11月の録音。グリュミオーのバッハを資産として一生そばに置こうと思って新たに買い直したもの。ソナタは持っていなかったけれど音の良さにビックリ。さすがにフィリップスのデジタルリマスターだけのことはあります。
バッハの無伴奏すべてに言えることだけどもうオーケストラをしのぐ多彩な表現力と力強さに心底打ちのめされる思いですnote。特に2楽章のフーガのすばらしさには表す言葉もありません。
グリュミオーの柔らかくも響きの豊かなヴァイオリンで聴くバッハは音楽の持つ至上の喜びを与えてくれます。
曲、演奏、録音の3拍子揃った超名盤。
 
     
    

     
     
    
   
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January 20, 2012

ベートーヴェン 六重奏曲 変ホ長調 Op.81b

Beethoven_masterラルキブデッリとアブ・コスター&クヌート・ハッセルマンの2人のナチュラルホルンの演奏で。1991年の録音。ベートーヴェン全集から。ラルキブデッリは、アンナー・ビルスマの主催するガット弦を使用した弦楽アンサンブルですが、ここではナチュラルホルンを2本入れています。そしてこのナチュラルホルンがメチャうまいnote。最初普通のホルンだと思って聴いていて、切れが少し甘いなと感じていたんですがジャケットを見直してビックリ。ナチュラルホルがこんなに上手なのはヘルマン・バウマンくらいと思っていましたが、アブ・コスターはそのバウマンのお弟子さんだったとか。やっぱりね。不思議な編成なんですがどうやら2本のホルンのアクロバティックな活躍を楽しむ音楽みたいです。でも楽しい。
     
    
    
    

 
 

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January 19, 2012

だまって乗ればピタリと

Img_0374ss友人がダイエットを続けて、体脂肪率が10%切るまでになったという話を聞いて驚いた。高校のときから中肉中背でそれほど肥満というわけでもなかったけれど、真面目な男なのでやり出したらはまるらしい。
さすがに体脂肪が少な過ぎるのも健康によくないのでセーブしたとか。
この話に感銘を受けて私もさっそくT社の体組成計を買いました。
使って見ると充分予想はしていたけれど内臓脂肪がやや過剰で筋肉量が少ないというお告げ。170センチで59キロだからBMIは問題ないし、体内年齢も6歳若くて体脂肪率も標準+くらいだけど要するに運動不足だということ。自分ではうすうす分かっていてもこうやって数値で示されるともう逃げられません。

ということでがんばって数値を改善することを決心しましたsign01
結構運動量の多い仕事をしている奥さんはどの項目もほぼ問題無しでおまけに体内年齢が10歳以上も若かったのでルンルンですheart04
この器械、3千円程度で測定項目も多く使いやすいのでホント買ってよかった。

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January 18, 2012

バッハ トッカータとフーガニ短調 BWV.565

Bachグスタフ・レオンハルトのオルガンで。バロック全集から。16日に亡くなったレオンハルトの追悼曲としてチェンバロを考えたのですがオルガンもいいかなと。あまりにも有名な曲なので今までUPしなかったけれど、レオンハルトはまことにあっさりと端正に弾ききっています。特にトッカータに劇的な要素を求める方には肩透かしをくらうでしょうが美しいフーガの音色の変遷を聴けば納得できるものです。バッハはバッハ。こういう重くない演奏もいいんじゃないでしょうかnote
 
  
     
   
  
   
   
   
    
   

 
 
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January 17, 2012

ベームの「V字」

ハイドンの交響曲第88番。カールベームの指揮、ウィーン・フィルハーモニーの演奏。レンタルしたものなので録音時期は不明だけど1972年ごろの録音。予想通りベームのハイドンは格調高いもので、ウィーンフィルの美しいアンサンブルの協力もあって、曲の間中幸せな気分を保てますnote。ワーグナー、モーツァルトなどと共に1970年代の初めはまだまだ元気だったベームが残した最良の遺産のひとつです。逆に言えばオーソドックスなハイドン演奏の最後なのかもしれません。ハイドンいいですね。
 

  
 
 
 

 
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January 16, 2012

スマイル

マントヴァーニ・オーケストラで。ワゴンセールで買った安売りCDなのでジャケットは省略。録音年月日も不明(笑)。
チャップリンの作曲だそうですが、最近テレビでもCMなどで歌も流れています。ナット・キング・コールなども歌ったスタンダード曲なんですね。
寒い日にワーグナーなどを聴いて緊張するよりはこいう心優しい音楽がいいですnote。このCDは他にもおなじみのムーディな曲が多いので、夕食後リビングでなんとなく流していると、1時間ほど幸せな気分に浸れます。
奥さんも後片付けがはかどるみたいでごきげんheart04
急に「ドカン」なんてこないし(笑)。
自分の部屋で聴くと結構録音がいいのにおどろきます。
さすがデッカhappy01
 

 
 
 
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January 15, 2012

ド迫力システムを聴く

昨日は高校からの友人の家にお邪魔して、オーディオ談義に花を咲かせておりました。
システムのある2階に上がってビックリ。14畳くらいのリスニングルームに持てない重さのアンプが2台、背の高いスピーカーが2台、55インチのテレビ、その他DVDレコーダーとかSACDプレーヤを入れたラックなどが目に飛び込んできます。まあ昔から凝りだすと止まらない男だけどここまでやる?
とりあえず録画したBS放送などを聴かせてもらったけれど腰が抜けましたデス。ハイcoldsweats02
ようやく腰が抜けた状態から立ち直ったあと、テレビの前の半球形みたいなタンノイのスピーカーも聴かせてもらったら、こちらも姿に似合わぬいい音を出します。手のひらに乗る大きさにしては見事なものですnote
夕方、やはり腰が重いので家まで送ってもらいました。
いやいや、本当にすばらしい経験でしたheart02
 
 
  
 
 
 
 

 
 
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January 14, 2012

ワーグナー 楽劇「ラインの黄金」

Wagnerbワーグナーの中でも超の名がつく大作「ニーベルングの指輪の」第一話。このワーグナーBOXも買ってからほぼ放置状態なので今年の目標「在庫を見直そう」の一環として聴き出したものです。カール・ベームの指揮、バイロイト音楽祭管弦楽団の演奏による1971年のライブ録音。テオ・アダム、ヴィントガッセン、アニア・シリアなど当時のバイロイトでおなじみの一流のワーグナー歌手が出演しています。「ワルキューレ」からはビルギット・ニルソンのブリュンヒルデが登場しますが、がんばって「黄昏」までたどり着けるかが問題(笑)。3万もしたショルティのLPセットもワルキューレ止まりだった(涙)。まあ、1日に1CDのペースなら2週間なので大丈夫でしょう。
さて、バイロイトのライブということで録音を心配したのですが、セッション録音以上と言ってもよい出来ばえ。ショルティ盤で話題になった大蛇や金梃、ドンナーの雷鳴なども適切な効果音なのがいい。ベームがまだ元気だった頃なのと、バイロイトのライブということで歌手陣もすばらしい歌唱を聴かせてくれます。オーケストラも例年とはいえ臨時編成とは思えない見事なアンサンブルに驚きます。特に歌をサポートする低音弦がすこぶる美しいnote
 
  

 

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January 13, 2012

J・シュトラウス二世 ワルツ「南国のバラ」 Op.388

Waltzs_reinerフリッツ・ライナーの指揮、シカゴ交響楽団の演奏。1957年の録音。レンタルしたもの。「南国のバラ」は喜歌劇「女王陛下のハンカチ」の中に出てくる華やかなワルツです。シュワルツコップが無人島に持っていく1枚に選んだので有名になったワルツ集です。確かに「あの」ライナーが振るウィンナワルツなので興味津々でしたが、そこは「あの」ライナーのこと、実に麗しいワルツの仕上がりとなっています。さすがにオケはウィーンフィルほど自在とはいかず真面目に弾いていますが、それでも楽しいのがウィンナワルツの良さ。今となればステキな本場のワルツ集に事欠きませんが、半世紀前だと思えばすばらしいものですnote。SACDのおかげか録音も充分鮮明。
 
 
 


 
 
 
 
 
 
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January 12, 2012

シューマン マンフレッド序曲 op.115

Munchシャルル・ミュンシュの指揮、ボストン交響楽団の演奏。1959年の録音。ミュンシュのBOXから。結構レパートリーの広いミュンシュですが、このシューマンは情熱が溢れ出るような気迫に満ちた演奏で、格別にすばらしいものでした。率直で飾らないミュンシュの指揮は大好きだけど、曲によっては幾分物足らなさを感じることがあるのも事実、でもここではそれがシューマンにピッタリ。ボストン饗もシルクのような弦とソフトだけどスパイスの効いた金管などが溶け合って、これぞまさしく一流のオーケストラだという音色を聴かせてくれます。11分ほどの曲ですが、これほど何度も何度も聴いたのはめずらしいnote。最初同じCDの1番「春」を書こうと思ったのですが最後のこの曲で圧倒されたので急遽変更です。
ミュンシュでシューマンの4番が聴きたいなぁheart02
  
 


 
 
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January 11, 2012

メンデルスゾーン 2台のピアノのための協奏曲 ホ長調

Mendelssohn_completeオーマンディの指揮、フィラデルフィア管弦楽団の演奏。ピアノはアーサー・ゴールドとロバート・フィッツデーレ。1963年の録音。オーマンディとフィラデルフィア聴きたさだといえばメンデルスゾーンに失礼だけど、それほど面白い曲でないことは確か。ただやはりというか、オーマンディともども全盛期のフィラデルフィアの「美しすぎる」音色を聴くだけでも充分以上の価値があります。よく見ると作品番号もないのでそれなりの扱いなんでしょうが、この作曲家独特の華やかな明るさは得がたいもので、難しいことを言わずに聴くのには最適です。
こういうマイナーな曲でも手を抜かないオーマンディはさすがnote
久しぶりにこの黄金コンビのステキな演奏を堪能しました。
2人のピアニストに言及しなくてゴメン。
  
 


 
 
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January 10, 2012

フランク 交響的変奏曲

Karajan_emiカラヤン、ベルリンフィル、ワイセンベルクのピアノで。1972年の録音。ワイセンベルクの訃報を知ったので追悼という意味でのセレクトです。新聞にはバッハの名手と紹介されていましたが、あいにく持っていないし、というかワイセンベルクとはほとんど縁がなかったのが申し訳ない。このEMI BOXにはパリ管とのチャイコフスキーやベルリンフィルとのラフマニノフ2番などがあって結構楽しみにしていたんですが、どちらももう1つだったのが残念。そういう意味ではこの曲はワイセンベルクのデリケートなタッチがよく出ているし、カラヤンのバックも立派で文句なしです。しかしワイセンベルクって見かけは豪放な印象なんですが、聴いてみるとかなり細やかな演奏をする人ですね。活躍した期間が短かったのが残念です。
 
 
 

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January 09, 2012

DVD 「英国王のスピーチ」

Speech久しぶりに借りたDVDです。英国ジョージ5世の次男で、吃音で苦しんだアルバートが街のセラピストに出会い、苦労して矯正していく課程を描いたドラマですが、ほとんど事実だというのがミソ。ジョージ5世が亡くなって6世を継ぐはずの兄エドワードが離婚暦のあるアメリカ婦人と結婚するため王位を捨てたので、ジョージ6世となり、しかもドイツとの戦争の勃発でいやでも全国民にラジオでスピーチをする羽目になった彼の苦悩を描いています。
この2度も離婚暦のあるアメリカ人女性というのが有名なシンプソン夫人ですね。あと、矯正するセラピストがオーストラリア人というのも面白い。はっきりと「植民地の人間」という蔑視したセリフが出てきます。スピーチが大成功に終わったあと、それまで国王を「バーティ」とファーストネームで呼んでいたセラピストが「殿下」と改めたのが意味深くてよかった。セラピストの家で国王夫妻と鉢合わせた奥さんの尋常ではないあわてぶりも見もの。
国王の2人の王女がとても可愛いのですが、あとで長女が現在のエリザベス女王(2世)だと気がつきました。アカデミー賞を受賞した後に女王もごらんになって気に入られたそうです。よかったnote


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January 08, 2012

ベートーヴェン 七重奏曲 変ホ長調 Op.20

Beethoven_masterギル・シャマム(Vn)、トルルス・モルク(Vc)、ミヒャエル・ロウイリー(Va)、ロナルド・ダンゲル(Cb)、その他クラリネット、ファゴット、ホルンによる演奏。2004年の録音。全集から。ベートーヴェン初期の作品と言うことで、6楽章構成の終楽章が少々深刻な表情を見せるほかは全般に軽やかで明るく、新年に相応しい曲。まあ、ディヴェルティメントだと思えばいいのでしょうか、とにかく40分ほどの時間もあっという間に過ぎるのが私向き。5楽章のスケルツォで大活躍するホルンが楽しい。当時の楽器では難しかったと思うけれど現在のヴァルブ付きホルンなら楽勝にしても上手いnote。こんなによく出来た曲なのにベートーヴェンには物足らなかったとか。後々の曲を考えるとさもありなんと思います。
  
  


 
 
セラのカレンダーが出来ました。
リビングの一番目に付くところに架けています。


 
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January 07, 2012

新年を第九で その3

Beethoven_bernsteinバーンスタイン、ウィーン・フィルハーモニーの演奏。1979年9月、ウィーン国立歌劇場でのライブ録音。年末に仕入れた全集ですが、第九シリーズの一環として聴いてみたらすばらしい演奏でした。あっさり結論を言うと面白くないのですが、「英雄」は良かったけれどバーンスタインのベートーヴェンはどうかな、と一抹の不安があったのも確か。71分というまずは標準的な長さですが、緊張感溢れる1楽章からスケルツォ風の2楽章を経て天国的ともいえる3楽章から自然に祝典的な雰囲気を高めていく組み立て方は実に見事です。肝心の4楽章も堂々としたスケールでさすがの私も感動してしまったというのが本音note。ギネス・ジョーンズ、ルネ・コロなどの声楽陣もすばらしくすべての面で文句の付けようのない仕上がりです。あえて言うならウィーンフィルの底力がこの演奏の成功の50%を支えているとは思いますが、まずは現時点での最もすばらしい演奏の1つですね。
ドイツ的ながらも切れ味の良いヴァント、フレッシュでオケがすばらしいアバド、誰にも安心して勧められるバーンスタイン、とこの3つの演奏をもって新年第九の会も終わりにします。もっと聴きたいのですがやはり第九を聴き続けるってかなりの体力が必要だとわかりました。でもいい演奏に出会えばまたUPしていきます。
  
  
 
 

 
 
  
 
フィルム時代のEOSのソフトレンズで写したバラ。
 
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January 06, 2012

チャイコフスキー 「眠りの森の美女」組曲

Kajan_legendカラヤン、ウィーン・フィルハーモニーの演奏。1965年の録音。今年のウィーンフィル・ニューイヤー・コンサートの演目は目新しいものが多かったけれど、チャイコフスキーは初めてだそうです。ヤンソンスの指揮もカッコよく決めていてとても楽しめました。どうやらヤンソンスはウィーンフィルから充分な信頼を勝ち取っているみたいですね。私はヤンソンスというとマリスのお父さんのアルヴィドを思い出すのです。どちらかと言うと爆演型の指揮者で髪の毛を振り乱して東京交響楽団を振っていたのをテレビで見た記憶があります。彼の熱心な指導で東京交響楽団は一流のオーケストラに成長したとか。
さて、ウィーンフィルのバレエ曲というとカラヤンとのチャイコフスキー3曲とジゼルしか知りませんが1960年代のなんともチャーミングなウィーンフィルの演奏で聴くシンフォニックなバレエ曲は最高ですnote。コッペリアも入れておいて欲しかったなぁ。


さて、ロシアでは夫婦で姓(苗字)の語尾が変化することを知りました。
もしチャイコフスキーに奥さんがいたらチャイコフスカヤになるんですね。ウチならヨシコフスキー&ヨシコフスカヤです。確かに最近奥さんは外出のとき黒い防寒帽をかぶるのでロシアのおばちゃん風ではありますがねcoldsweats01
  
 
 
 
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January 05, 2012

ハイドン 弦楽四重奏曲 OP.77-1 ト長調

Haydnブッフベルガー・カルテットの演奏。2005年10月の録音。この団体は以前もハイドンの初期の作品でエントリーしたんですがそれほど有名ではないにしても、とてもしっかりとしたアンサンブルです。昨年買った全集にもこの団体の演奏がたくさん収められているのでいろいろ聴けて安心。ハイドンの弦楽四重奏曲は交響曲以上に手馴れた仕上がりですが、後期のこの番号あたりになると、もう一流板前のおまかせみたいなできばえで楽しく聴くことができます。この「楽しく」というのがハイドンのいいところで、ベートーヴェンのように胃に負担をかけないので、食前でも食事中でも食後でもOKhappy01。時間も20分ちょっととお手頃なんてふざけてゴメンなさい。各楽章の性格分けも見事でこれだけの曲をたくさん書ける才能には脱帽ですnote
 


 
 
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January 04, 2012

新年を第九で その2

Beethoven_wantギュンター・ヴァントの指揮、北ドイツ放送交響楽団、ハンブルク国立歌劇場合唱団、北ドイツ放送合唱団、その他の演奏。1986年の録音。ベートーヴェンの演奏では最も信頼するヴァントの第九。彼が74歳のときの録音だけど、66分という速いテンポの現代的でクリアな演奏。アバドほどではないにしてもこういう明快な第九はいいものです。実は第1候補としてコンヴィチニーやクリュイタンスも聴いてみたのですが、アバドを聴いた後では70分を超える緩やかなテンポはちょっとつらい。そのあとで緊張感溢れるヴァントを聴くとやはりこちらかなと。声楽陣がちょっと弱いのが残念、というかアバド盤がすばらしすぎたnote
ジャケ写真が3番のだけど許して(笑)。

中山寺本堂の回廊から見上げた眺め。
 
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January 03, 2012

バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティイータ第1番 ロ短調

P1010265ssグリュミオーのヴァイオリンで。1961年の録音。安売りCDなのでジャケット写真は割愛。ヴァイオリンを弾かれる方はバッハの無伴奏は憧れに近い音楽ではないかと想像します。もし私が弾けたとしたら死んでもいいと思うでしょうね。いや、死ぬ代わりにヱビスビールをタップリ飲んで二日酔いで死ぬほど苦しむかな(笑)。暮れに長男がヱビスビールをたくさん持ってきたので飲んだらホントに上手かったのでheart02
まあ冗談はそれくらいにして、大好きなバッハの無伴奏を大好きなグリュミオーで聴くのもお正月の楽しみの1つです。いつもながら少し肩の力を抜いた美しくも誠実きわまる演奏は心に溶け込んで幸せデス。
 


 

 
2日に宝塚の中山寺に親子4人揃って初詣に行きました。しめ縄が関西と関東で違うと息子に教わりました。
中山さんはもちろん典型的な関西風です。
 

 
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ここは安産祈願で有名なので大きなおなかの女性が多いためエレベーターやエスカレーターが完備しています。

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おみくじをひいたら奥さんと長男は大吉、次男は吉、私は凶って(涙)
大吉を見せ合う長男と奥さん
 

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下に降りて自分の干支の塔頭で引き直したら見事「大吉」をゲットしたので安心note
あらためて新年に感謝です。
 

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January 02, 2012

新年を第九で その1

Beethoven_abbadoクラウディオ・アバドの指揮、ベルリン・フィルハーモニー、カリタ・マッティラ(ソプラノ)、ヴィオレッタ・ウルマーナ(メゾ・ソプラノ)、トーマス・モーザー(テノール)、トーマス・クヴァストホフ(バス)、スウェーデン放送合唱団、エリク・エリクソン室内合唱団の演奏。2000年5月、ベルリン・フィルハーモニーでの録音。
新しい年を迎えて聴くのは当然ながら『第九』でしょ(笑)。昨年末に入荷したアバドの全集なんですが、この録音のあと病が重くなったという曰くつきの、でもそんな状態とは信じられないほどの気迫と活力に満ちたすばらしい演奏。かなり速いテンポだし小編成なのか全体に軽い印象を受けるので、どっしりしたベートーヴェンが好きな人には向かないけれど、こういうすっきり系も新鮮でいい。すっきりといってもベルリンフィル自体の底力のおかげで、透明な響きの中にベートーヴェンの濃密な音楽が仕込まれているのを充分感じとることが出来ます。合唱も小編成なので混濁がなくてとても美しいし、声楽陣もすばらしい。
好き嫌いがはっきりと分かれる演奏ですが、アバドはベートーヴェンに染み付いた垢のような先入観を払い落とそうとしたのだと思います。カラヤンがベルリンフィルと最初に録音したときは、とにかくフルトヴェングラーと比べてどうのこうのと言うような評価が多かったのと似ています。録音がすこぶる鮮明で、この演奏の魅力を助長していますnote

 


 
 
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January 01, 2012

明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。
昨年はCDのBOX買いが多く、聴く時間があまりない状態だったので、今年は新規買いを控え、じっくりと在庫調査をして、今まで敬遠していたレパートリーやジャンルを充実し、自分の心に響く音楽を広く求ていく気持ちです。
ということで、今年もよろしくお願いしますheart02
 
 
 
 
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