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September 02, 2011

万城目 学 「鹿男あをによし」

Shikaotokoこの作者の「プリンセストヨトミ」を借りたかったんですが、図書館の予約が一杯なので代わりに借りた本だけどこれが面白かったnote。荒唐無稽な設定なのにストーリーの面白さにつられて読んでいくと途中から止まらなくなります。1冊を2日間で読みきったのは久しぶり。奈良の女子高を舞台にしているので最初は夏目漱石の「ぼっちゃん」と似ているなあと思っていたら途中で意外な展開になり、後で女子生徒との最初のトラブルがきちんと説明されるところも上手い。テレビドラマにもなっていたことを後で知ったんですが小説の面白さとして見事なできばえだと思います。特に剣道の大会で女子生徒が大活躍するシーンには手に汗握ってしまいました(笑)。結局自分の(重大な)問題だけは残ったまま東京へ帰る最後になって女子生徒のとった思わぬ行動で問題が解決されるシーンが秀逸heart02heart02。ちょっと頼りない先生と冷静で意志の強い女子生徒のコンビも楽しい。この本で直木賞候補にもなったまだ35歳と若い人ですが受賞も近いでしょうね。

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