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August 11, 2011

梶よう子 「いろあわせ」

Iroawase読書家の友人のブログで紹介されていたもの。昨今の女性作家の時代小説は珍しいと思いますが期待に違わず面白く読みきりました。浮世絵の摺り師である安次郎と周りで起こる様々な事件との人情話が基本ですが、子供のいじめがあったり教育ママが出てきたりと結構現代の世相も反映しています。ちなみに摺り師というのは浮世絵を完成させる最後の摺り工程を行う職人で、もちろん安次郎さんは腕もいいしどうやら男ぶりもいいみたいheart04。江戸の粋な言葉や短編集のそれぞれに摺り工程での色付けの名前を当て季節の移り変わりに沿ってお話が進んでいくさまが絶妙。恋女房に死なれてから通してきたやもめ暮らしも限界、そろそろ後添えをと周囲も読者も思っているうちにもうこの人で決まりかな、という女性が出てきたところでお話はお終いhappy01。女性作家らしい雰囲気のある文体なのでぜひ続きを読みたいですねnote

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