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August 2011

August 31, 2011

ベートーヴェン 交響曲第8番 op.93

Karajan_emiカラヤン、フィルハーモニア管弦楽団の演奏。1955年5月の録音。カラヤンは1951年からフィルハーモニアとベートーヴェンの交響曲全集を録音していますが、最後に録音したこの8番だけが唯一ステレオです。カラヤンEMIシリーズのはじめにもウィーンフィルとの8番をエントリーしたのでどうしようか悩んだのですがすばらしい演奏なのであえて取り上げることにしましたnote。8番は好きな曲ですが好みの演奏というとイッセルシュテットとウィーンフィル、そしてカラヤンがベルリンフィルと入れた最初の録音くらいです。ここでのフィルハーモニアとの演奏はそれらに劣らずすばらしいものでこの曲に必要な構えの大きさとある種のユーモアそして溌剌とした若さや色彩感をもそなえています。フィルハーモニアも申し分なく上手heart02
  
 

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August 30, 2011

ハイボール

P1010112s毎晩の晩酌にはビール500ccと夏は麦焼酎をグレープジュースで7%程度に割ったのを1杯だけ飲んでいますが、これは口当たりがよく食欲も進みます。
先日長男が帰ってきたときにハイボール缶なるものをくれたので飲んで見たら懐かしい味がしました。でも懐かしいのは味よりもハイボールなる飲み物があったなぁという感慨でしょうか。
それと1缶200円はチト高いです。
  
  


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August 28, 2011

セラのお供え

先週、セラdogの夢を見たと奥さんが言うので長男に聞いたら8月25日が命日との返事だったのでテーブルの横に飾っている写真の前にお供えをしています。家の中で飼っていたので思いでは多く、食事のときはテーブルの下で欲しそうにするんですが私は絶対にやらないようにしていました。ただ長男は刺し身でも平気でやるのでもう動こうとしなかったです(笑)。私はビールはときどき手の平に少し入れてやってましたがbeerいくらでも欲しがってそのうち目がトロンと据わってくるのが少し怖かったなぁ(笑)。
20年前でももう人気がなかったシェルティ犬でしたが、首周りの白い毛がきれいで無駄吠えもせずかなりの美人でした。同じシェルティ犬同士ですれ違うときは瞬時に相手を観察して大抵の場合「勝った」と心中で叫んでおりました(笑)。なんとも了見の狭い飼い主ですcoldsweats01。もうセラ以上の犬には出会えないでしょうね。ということで新しいワンちゃんを飼うことはもう無いでしょうconfident
  
  

 
P1010110s

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August 27, 2011

グラナドス 「ゴイェスカス」間奏曲

カラヤン、フィルハーモニア管弦楽団の演奏。1954年7月の録音。こういったオペラの間奏曲とか小品のCDはステレオになってからも各種出ましたがこの曲は1959年にステレオで再録音されています。そしてカラヤンがこういった小品を録音するときは間違いなくすばらしい演奏になるのがすごいnote。スペインの熱気を感じさせながらも上品なアプローチが成功した名演奏。

古いモノラル録音でも十分楽しめるのでしばらくカラヤンBOXシリーズを続けます。もうすぐステレオになるのでご辛抱を(笑)。
 

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August 26, 2011

バルトーク 「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」

カラヤン、フィルハーモニア管弦楽団の演奏。1949年11月の録音。カラヤンはバルトークを20世紀最大の作曲家だと言っていたそうですが、まだ創設間もないフィルハーモニアと作曲者の死後4年目でこの難曲を録音すると言う意気込みがそれを物語っているのでしょうか。演奏は何となくロマンティックな雰囲気を漂わすものでブーレーズのようにひんやりとした切れ味というものをほとんど感じないところがいかにもカラヤンらしい。曲が終わってからまだなにやら声がするのでビックリしたら次のトラックに入っている3楽章のリハーサル風景でした。第1ヴァイオリンの高域のフレーズを自分でも歌いながら丁寧に何度も練習している例のしわがれ声が聴けてホントよかったnote。録音はまずまずですがこういう曲なので打楽器が不鮮明なのがチト残念。
  

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August 25, 2011

シベリウス 交響曲第7番 Op.105

Karajan_emiカラヤン、フィルハーモニア管弦楽団の演奏。1955年7月の録音。シベリウスの音楽はベートーヴェンやモーツァルトとはまったく異なる種類なのでウィーンでは演奏される機会もほとんどないとか。カラヤンにとってシベリウスは珍しいレパートリーに属すると思われるけれどベルリンフィルとも再録していてるので性に合うのでしょうね。でも3番を録音しなかったのがホントに不思議。小澤さんがカラヤンにどうすればシベリウスを理解できるか尋ねたら「フィンランドに行くことだ」と答えたそうです。演奏は恰幅と押し出しの良いもので落ち着いたテンポを守りながら進み、強靭な音で終わるフィナーレがすばらしいnote。7番は単一楽章形式ですがこのCDでは丁寧に4つのトラックを入れています。モノラル録音ですが十分に美しいものです。
 

  

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August 24, 2011

ヴォーン・ウィリアムズ 「タリスの主題による幻想曲」

Rvwクリストファー・シーマンの指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏。1994年7月の録音。お徳用のロイヤルフィルBOXですがあまり聴かれないこういった佳曲があるのがうれしい。ヴァーン・ウィリアムズの交響曲は苦手だけどこういった小曲になると肩の力の抜けた美しい仕上がりになるのがありがたいですねnote。同じCDに収められている有名な「グリーンスリーブズの主題による幻想曲」も夜聴くと1日の疲れが癒される思いがします。悩み多き若いときなどは主部の展開が終わった後、再現部でビオラが奏する主題を聴くと涙が出そうになりましたcoldsweats01。その当時はオーマンディの演奏でお世話になったものですheart02


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August 23, 2011

ブリテン 「ブリッジの主題による変奏曲」 Op.10

カラヤン、フィルハーモニア管弦楽団の演奏。1953年11月の録音。これもバラキレフ同様カラヤンにとってもレコード録音にとっても非常に珍しいレパートリー。作品番号からも分かるようにブリテンの初期の作品で、彼の作曲の師であったフランク・ブリッジの「弦楽四重奏のための3つの牧歌」の第2曲のテーマを用いた弦楽のための変奏曲で、「序奏と主題」のあと9つの変奏がありフーガで締めくくるという構成ですが最終のフーガ以外は2分前後の非常に短い(けれどとてもチャーミングな)変奏曲で構成されています。カラヤンはお得意の思い切り磨き上げた弦楽合奏でこの30分足らずの曲を実に魅力的に聴かせてくれました。中でも第4変奏の「アリア・イタリア」の美しさは比類がありませんnote。この頃の録音は十分に美しいので文句はありませんができれば後年再録音して欲しかったなぁ。

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August 22, 2011

バラキレフ 交響曲第1番ハ長調

Karajan_emiカラヤンの指揮、フィルハーモニア管弦楽団の演奏。1949年11月の録音。カラヤンはこの頃から新設されたフィルハーモニア管弦楽団との本格的な録音が始まるんですがそれにしても大変珍しい曲を選んだものです。何か曰くがあったそうですが詳しく覚えていないのであっさり省略(笑)。バラキレフというと中学の音楽の時間で習ったロシア五人組の一人ですが、この覚え方は、キュイ、バラキレフ、ボロディン、ムソルグスキー、リムスキー=コルサコフ、と必ず最初にキュイ、バラキレフレフを持ってこないと後からは絶対に出てこないので要注意(笑)。さて、この曲は構想から完成まで30年もかかった40分を越える大曲で、出だしは壮麗な序奏から始まりあたかもハイドンのようですが、主部に入るとちょっとエキゾチックなメロディーが煌めいて結構派手な造りになっていきます。ただ15分ある1楽章でかなりの体力を使った感じで残りの3楽章はちょっとおまけくさいかな。最初の交響曲が如何に難しいかの見本のようです。さすがのカラヤンも目いっぱい奮闘していますがちょっと曲自体が弱いのが残念。創立間もないフィルハーモニアといえ演奏はもう立派なもので優秀な奏者がたくさんいたんでしょうね。録音はもちろんモノラルですが聴くには何の支障もありません。
  
 

 
 


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August 21, 2011

レスピーギ 交響詩「ローマの泉」

Respighiリッカルド・ムーティの指揮、フィラデルフィア管弦楽団の演奏。1984年11月の録音。このコンビによるローマ三部作から暑さしのぎになりそうな「泉」をセレクトして見ましたが昨日今日は30℃を下回るしのぎやすい日々だったので本当に涼しく過ごせました。レスピーギの色彩的なパレットを実現するのにこれほど相応しいコンビは無いと思いますがまさしくゴージャスな音響が繰り広げられるさまがすばらしいnote レスピーギという人は管弦楽法の大天才だと思っていますが、こういう音楽を聴くと心底ローマに行きたいなと思います。デジタルなんですが録音がもう一息鮮明でないのがちょっと残念かな。
  

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August 20, 2011

ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調 Op.67

カラヤンの指揮、ウィーン・フィルハーモニーの演奏。1948年11月の録音。昨日に引き続きEMIのカラヤンBOXから。8番でもそうだったけれどこの曲でも後年ベルリンフィルと録音した時とほとんど同じの快速テンポで全4楽章約32分という早さです。緊張感の持続した中にもウィーンフィルらしい柔らかな歌が聴けるのがさすが。この時期になるとオーケストラや録音の状態も上々で音楽が出来る喜びがあふれています。モノラルですがそういうことが問題にならないすばらしい名演ですnotenote。このBOXには同じくこのコンビでの9番のCDもありますが3番や1番もぜひ聴いてみたいところ。 

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August 19, 2011

ベートーヴェン 交響曲第8番 Op.93

Karajan_emiカラヤンの指揮、ウィーン・フィルハーモニーの演奏。EMIのカラヤンBOXから。1946年9月の録音だからもちろんモノラルですがデジタルリマスターのおかげでとても聴きやすい仕上がりになっています。演奏は戦争が終わってまだ1年とは思えないほど完成度の高いもので、38歳の若きカラヤンの颯爽とした指揮振りを彷彿とさせるものです。EMIのやり手プロデューサーだったウォルター・レッグは戦後食べるのにも事欠いていたウィーンフィルとカラヤンを雇って『ただ同然といって悪ければきわめて安い費用で』ありとあらゆる曲を録音し、カラヤンの(ナチス党員疑惑のため)演奏許可が出るまで我慢強く保管し、許可と同時に売り出して大きな利益を得たのだそうです。まあそういった逸話はともかく、私はカラヤンとウィーンフィルの8番を初めて聴いたのですが、基本的に後年のベルリンフィルと同じアプローチでこの人のベートーヴェンの解釈が代わっていないことを認識しました。相変わらずステキな演奏です。


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August 18, 2011

マーラー 交響曲第5番 嬰ハ短調

ジンマンの指揮、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の演奏。2007年4月の録音。図書館で借りたCDですが相変わらずの最新録音のすばらしさに耳が引き寄せられます。もちろん録音だけでなくこのオーケストラの柔らかな音色もとても大きな魅力になっているのですが、このマーラーシリーズからトーンハレのホールの響きのよさがよく分かるようになったのもその一因でしょうnote。演奏そのものは6番と同様あまり感情移入しないアプローチなのでバーンスタインやテンシュテットが苦手な人にも受け入れられると思います。私はバーンスタインとウィーンフィルのCDで十分満足しているんですがジンマンのきちんと噛んで含めるような演奏も結構好きです。というかマーラーも近代の古典交響曲として聴かれる時期になったんだなというのが実感です。ちなみにSACD、4チャンネルというハイSpecなCDですが私は普通のCDプレーヤーなので入っている音の1/4くらいしか聞いていないかもしれないcoldsweats01
  

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August 17, 2011

やれやれ

去年家に来た姪っ子が無事に男の子を出産しましたnote
最初の子がちょっと難産だったので心配していたんですが、がんばった様子good。それに生まれてすぐの赤ちゃんの写真がメールで見られるとはよい時代になったものですhappy01。これで義妹には6人の孫が出来ました。可愛い娘が2人もいると早くおばあちゃんになるわけか coldsweats01
でもよかったよかった。

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August 16, 2011

モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第2番 KV211

Vn_mwグリュミオーの独奏、コリン・ディビスの指揮、ロンドン交響楽団の演奏。1964年の録音。めったに聴かない2番だけど久しぶりに聴いてこんなにいい曲だったのかと見直しましたnote。まず1楽章のぎくしゃくしたしかし前進する不思議なリズムが楽しい。そして言うのも愚かしい相変わらずのグリュミオーの超美音とそれを駆使した歌うヴァイオリン。この時代にこんないい演奏をしたかな(失礼)と耳を疑うロンドン饗のすばらしさ。まだ若かったディビスの貫禄十分かつ新鮮な指揮。3拍子揃って無敵の演奏に仕上がっていますheart04。暑い中で清涼剤のような演奏。
  

 

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August 15, 2011

北重人 「夜明けの橋」

Yoakenohashiこれも知人の紹介で借りた本。この暑さにもめげずエアコンを入れて一気に読みました(笑)。5つの短編が収められていますがどれも江戸の初期、土地を確保するため埋め立て工事が進み、掘割を作り橋を架けるといった時代背景が舞台になっています。特に橋を架ける描写など精緻なもので筆者が建築工学科の出身で都市計画の専門家だったことがよく分かります。各物語の主人公やその周辺の男たちはいずれも時代の流れのため武士を捨て商人になったという経緯があり、心のに中はまだ武士の生き様や意地があるためただの江戸の人情話ではないのが面白い。特に第1話の日照雨(そばえ)は無頼の旗本に執拗に因縁をつけられたあげく納品に持っていく刀を傷つけられて堪忍袋の緒が切れ、相手3人を切った末切られた自分も死ぬという結末が本当に悲惨。
全編を通じて江戸の町が出来上がっていく過程がよく分かります。NHKで放送されていた「ブラタモリ」はこの本から着想を得たんじゃないかと思います。

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August 14, 2011

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 Op.18 No.6

Beethovensq26アルバン・ベルク四重奏団の演奏。1980年6月の録音。1楽章のアレグロ・コン・ブリオの指定はどこかで聞いた覚えがあるけれどまさしく快速に活き活きとした音楽を聴くことができます。2楽章のアダージョも深みのあるものだし、3楽章のスケルツォの軽快さも7番の交響曲を連想させる趣があってみごとnote。初期の弦楽四重奏曲は中期以降のものより軽く見られがちですが、この曲の完成度の高さはさすがベートーヴェンです。
  
  

今日は帰省した長男の運転でお墓参りに行きました。
何とか10時半には終了しましたが暑かったsunsun
 

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August 13, 2011

ハイドン 交響曲第95番 ハ短調

Haydn_karajanカラヤン、ベルリンフィルの演奏。1982年1月の録音。カラヤン・シンフォニーBOXの1枚ですがブルックナーとともに一連のハイドンも聴き応えがあります。決して爽やかなハイドンではないけれどカラヤンらしくちょっと気取った演奏もなかなかいいものですnote ハイドンには珍しい短調それもハ短調ですがどなたかのそれとは趣が異なって3楽章のメヌエットにちょっとスパイスが効いていいなと感じる程度でしょうか。全曲24分足らずですが中身の詰まった名曲だと思います。
  

いよいよ本格的な暑さsunsunが来て少々バテ気味ですbearing

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August 11, 2011

梶よう子 「いろあわせ」

Iroawase読書家の友人のブログで紹介されていたもの。昨今の女性作家の時代小説は珍しいと思いますが期待に違わず面白く読みきりました。浮世絵の摺り師である安次郎と周りで起こる様々な事件との人情話が基本ですが、子供のいじめがあったり教育ママが出てきたりと結構現代の世相も反映しています。ちなみに摺り師というのは浮世絵を完成させる最後の摺り工程を行う職人で、もちろん安次郎さんは腕もいいしどうやら男ぶりもいいみたいheart04。江戸の粋な言葉や短編集のそれぞれに摺り工程での色付けの名前を当て季節の移り変わりに沿ってお話が進んでいくさまが絶妙。恋女房に死なれてから通してきたやもめ暮らしも限界、そろそろ後添えをと周囲も読者も思っているうちにもうこの人で決まりかな、という女性が出てきたところでお話はお終いhappy01。女性作家らしい雰囲気のある文体なのでぜひ続きを読みたいですねnote

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August 10, 2011

マーラー 交響曲第6番 イ短調 「悲劇的」

これも図書館で借りたCDです。CD番号:BVCC-3501-02 。ディビッド・ジンマンの指揮、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の演奏。2007年5月の最新録音。とにかく録音がすばらしいnotenote。第1楽章の強烈な開始からホールに広がって迫ってくるオーケストラの力強さにビックリしますが、各楽器が明確に分離して聞こえるのにも感心します。全奏の迫力だけでなく2楽章のアンダンテでの各楽器の細かい動きも実によく捉えられていますが気になる4楽章のハンマーは適度な音量で一安心。そしてどんなに強烈な音にも「濁り」が無いのがすばらしい。こういう録音を聴くともっとすばらしい再生装置と広い部屋が欲しいな、なんて気持ちがふと起こりますheart02。ジンマンのマーラーの録音の良さはうわさで知っていましたが聴いてみて本当に実感しました。さて、肝心の演奏ですがジンマンらしくないというかそれほど自己主張のない素直なもので、オーケストラの能力を信じてマーラーの複雑なスコアをすべて音に出したといったもので結果的には成功しています。このコンビの集大成的な演奏といえますし録音の良いマーラーを聴きたい方には絶対のお薦めです。
  

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August 08, 2011

ジョン・ウィリアムズ 映画「スター・ウォーズ」から

図書館で借りたCDです。CD番号:UCCG1509 演奏はなんとフランツ・ウェルザー=メスト指揮するウィーン・フィルハーモニーですsign01 あの誰でも知っているメインンテーマからレイア姫のテーマ、帝国のマーチなどがウィーンフィルの演奏で聴けるとは夢にも思わなかったですよ。実はこのCDは「シェーンブルン宮殿 夏の夜のコンサート2010 『月・惑星・星』 」」というタイトルで2010年の6月にシェーンブルン宮殿で行われたライブ録音なんですね。宇宙・天体にちなんだ音楽ということで「天体の音楽」やランナーの「宵の明星」、ホルストの「惑星」から「火星」、そしてブロンフマンをソリストに迎えたリストの協奏曲第2番も収められています。ヨーロッパの最も美しい季節である6月に野外で行われた華やかなコンサートの様子は解説書の写真でもよく分かりますが、大型のモニターを2台並べたり大掛かりなライトアップなどセッティングも大変だったでしょうね。こういうCDは演奏がどうのこうのなんて言わずひたすら楽しめばいいのですが、どれも手を抜かないところがさすがです。ちなみに私は真面目な研究生のようなウェルザー=メストが大好き。

  
Summer_night_concert
  
 


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August 07, 2011

ドヴォルザーク 交響曲第8番 ト長調 op.88

昨日に続いてカラヤン、ウィーン・フィルBOXから。1965年の録音。この曲はこのコンビで初めて聴いたという幸せな出会いでした。改めて聴いてみるとそれはカラヤンらしく角の取れたソフトなアプローチでドヴォルザークとしては幾分ムーディではあるもののウィーンフィルの音色の魅力で最高級の仕上がりになっています。そして何と言っても3楽章の歌い上げは別格の美しさでありますnote。カラヤンは晩年にもウィーンフィルと同曲を録音していますがかなり硬直気味でしなやかさが失われているのため録音は古くなってもこの演奏に軍配を挙げます。
  

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August 06, 2011

ブラームス 交響曲第3番 ヘ長調 op.90

Kajan_legendカラヤン、ウィーン・フィルハーモニーの演奏。1962年の録音。欲しかったカラヤンのDECCA時代の録音BOXがやっと手に入りました。大半はLPで持っているものですが初めて聴くものもあるのでこれから楽しみですnote。改めて聴くと当時のこのコンビの演奏はお互いの主張がほぼ半分ずつ出ていて決してカラヤンのペースになっていないのが面白いというか特にこの3番では成功しています。全般にウィーンフィルの柔らかい音色が効果的なんですが、いうまでもなく3楽章の麗しさの限りの弦楽器には惚れ惚れしますheart02heart04。また、LPでも一緒に収められていた「悲劇的序曲」も個人的には最高の名演奏といえるものです。ブラームスの曲でよく聴かれる高弦の金切り音がウィーンフィルでは聴かれないのは独特の弾き方にあるのでしょうか。このコンビの最良の時代にDECCAに残した大きな遺産の1つですね。

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August 05, 2011

シューマン 交響曲第4番 ニ短調 Op.120

ギュンター・ヴァントの指揮、ベルリン・ドイツ交響楽団の演奏。1995年2月のライブ録音。CD番号:KICC866/7 Profilレーベルですが日本での発売はキングレコードです。図書館で借りたCDなのでジャケット写真は省略しますが2枚組で他には同じコンビの演奏でブラームスの1番と4番が収められています。シューマンの4番は大好きなので月に1度は登場しているほどですが、今回もすばらしい演奏で改めてこのとき83歳だったヴァントのすごさを再発見しましたnote。ベルリン・ドイツ饗は昔のRIAS交響楽団ですが、飛びぬけた力量とは思えないにしても弦楽器などの柔らかくて渋い音調はシューマンには打ってつけなのがうれしい。いつも思うのですがドイツのオーケストラで唯一ドイツらしくない音を出すのはベルリンフィルなのかもしれません。
さて、解説はあの高名なU氏によるもので当然のごとく褒めちぎっているのですが読んでいるうちに興ざめしていくのがつらいconfident。昔この人の解説を信じてレコードを買っていたことを少し後悔しております。

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August 04, 2011

モーツァルト 弦楽四重奏曲 No.16 K428

Mozartqabアルバン・ベルク四重奏団の演奏。1990年6月の録音。時々思い出したように聴くBOXですが、モーツァルトの四重奏曲はこのセットがあれば十分かなと思います。1楽章など結構暗い出だしですがハイドンセットと言われるだけあって3楽章からは弾けるようなリズムが心地良いし4楽章のおどけたユーモア感は最高note。ベートーベンではそれらしく重厚なこの四重奏団もモーツァルトでは少し肩の力を抜いて、でもすばらしい音色とアンサンブルを崩さないところがさすが。
  


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August 03, 2011

チャイコフスキー 「白鳥の湖」

Swan_lakeサヴァリッシュの指揮、フィラデルフィア管弦楽団の演奏。1993年頃の録音。サバリッシュの白鳥の湖というので興味津々で聴いたけれど、やはりというか少しリズムの重い演奏。悲しいオーボエの旋律で始まる最初はよかったんですがそのうち湖に白鳥の騎士が現れるのじゃないかと思ったほどなんとも雄大で重々しくなってきます(笑)。でも聴き進んでいくうちにオーケストラの素性のよさが出るのか華やかな雰囲気があふれ出し、いつしかチャイコフスキーの世界にどっぷりと浸っておりました。私も結構長い間音楽を聴いていますが「白鳥の湖」は飛びぬけた名曲だと断言してもいいですnote。これだけ美しいメロディーが自在にあふれ出てしかもダイナミックな構成を作り上げたチャイコフスキーの才能に脱帽です。第3幕の舞踏会での様々な踊りが楽しい限りですがコルネットのソロがすばらしい「ナポリの踊り」が大好きheart02。このCDも300円台で買える超お買い得品ですが70分を超えるハイライト版なのでこれ1枚でも十分堪能できます。リズムが重いのだけ我慢かなcoldsweats01

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August 02, 2011

ヘボン式

新宿のローマ字表記は「SHINJUKU」なのに新橋は「SHIMBASHI」とNがMになっている疑問に対する解説の受け売りです。日本に定着したヘボン式ローマ字ではNの次の文字がB、M、PであればNの代わりにMを使うということなんですね。この3文字は発音の前に口を閉じるのですが、Nは口を閉じない無声音なので発音上Mにした方がスムーズだということで決まったそうです。そういえば東京の知り合いに大阪の天満はなぜ「TEMMA」なんだと問われて答えられなかったことがありました。
ちなみにヘボン式ローマ字をまとめた宣教師のヘボン氏のお名前は「HEPBURN」、あの永遠の王女ヘップバーンと同じですheart02

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August 01, 2011

ストラヴィンスキー 「火の鳥」

Stravinskyエルネスト・アンセルメの指揮、スイス・ロマンド管弦楽団の演奏。なんと1955年の録音sign01。こんなに古い録音なのにステレオで音質も極めて良好。改めて英デッカの技術力に脱帽。さて、暑い日が続くとどうしても好きな曲ばかり聴いてしまいますが「火の鳥」の緻密なオーケストレーションを繊細な音色を持ったスイスロマンドのようなオケで聴くのは格好の暑気払いになりますnote。カスチェイが登場するあたりの緊迫感と巧みな楽器の使い方はいつ聴いても楽しいheart04。アンセルメの誇張のない正確な指揮はバレエ音楽だという主張がはっきり見て取れるものです。
  

 

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