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June 2011

June 30, 2011

映画 「おおつごもり」

NHK-BSでシリーズになっているものを録画しています。昭和28年に樋口一葉の原作を今井正監督が撮った映画で主演は久我美子さん。やはり一葉の原作の「十三夜」と「にごりえ」との三部作ですがこれが1番面白かった。大晦日に女主人に2円(今の2万円くらいでしょうか)を貸してもらえるはずがだめになり、切羽詰って置いていたお金に手をつけてしまった女中さんのお話。意地悪な女主人と健気に働く主人公そして勘当同然の放蕩息子との組み合わせで意外な結末になるのが愉快です。原作では「ばれたら舌を噛み切る覚悟」で盗んだお金ですが、それを知ってか知らずか放蕩息子が残った18円を「ありがたく頂きました」という書置きを残して持っていったため女中のしたことは闇の中になったという結末にホッとします。「十三夜」では「まあねえ」と考えさせられ「にごりえ」では救いのない結末に暗い気持ちになったのがこのお話だけはよくできた落ちに心底良かったと思えます。黒白のそれもかなり傷んだ画面ですが面白くて食い入るように見てしまいました。久我美子さんは昔の貴族の出身だそうですが品があってきれい。名作・名女優は永遠だなと思いますね。しかし一葉がこのお話を書いたのが22歳のとき。天才としか言いようがないですが、2年後に亡くなるのですからむごいですね。これからは5千円札を大事に使いますheart02
 

今日も暑かったsunsun・・・て、毎日こればっかsad
 

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June 29, 2011

ストラヴィンスキー 「火の鳥」

P1020679sアンタル・ドラティの指揮、デトロイト交響楽団の演奏。1982年6月の録音。今日もLPシリーズです。ドラティのストラヴィンスキーは同じく「火の鳥」をロンドン交響楽団を振ったLPで知って以来大ファンになり3大バレエセットのLPを買ったのですが「ハルサイ」と「ペトルーシュカ」はCDも買ってこれらのデフォルトとしています。彼の3大バレエはアンセルメと同じようにバレエ曲だという解釈でインテンポでオーソドックスな演奏なんですが「火の鳥」はそれが徹底しているので曲のせいもあって前半は少し退屈ですが、後半への盛り上がりはさすがになかなか迫力があって楽しめます。ただ50代で録音したロンドン饗との演奏のほうが切れ味が良く、デトロイト饗はちょっとどすの利いた、といった響きですね(笑)。
LPのふわっとした音の出方に今更ながら驚いていますnote
  
本格的な暑さになってきましたsun。今年もかなり暑そうsad
 


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June 28, 2011

梅雨明けかな・・・

暑い日々が続きますsunsunsun
雨の予報がお天気になったりしてどうやら1週間ほどで梅雨明けになりそうです。
1度大雨が振ってrain雷が鳴るとthunder夏ですね。
去年みたいに暑くなければいいのですがthink
  
  
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June 27, 2011

ドヴォルザーク 交響曲第1番「ズロニツェの鐘」

P1020681sスィトナーの指揮、シュターツカペレ・ベルリンの演奏。1979年8月の録音。LPです。久しぶりに聴いたLPの音が良いので今マイブームでありますheart04。CDに比べてダイナミックレンジが小さいので小さい部屋で聴くとちょうど良い音量で持続して聴けるんですね。耳に優しい高音とか何となくふわりと広がる低音なども「アナログだなぁ」という実感があります。ということでこれもお蔵状態だったドヴォルザークの交響曲全集からあまり聴かれないし私も聴かなかった1番を引っ張り出しました。作品番号3というまったくの初期作品でドヴォルザーク自身も作曲したことを忘れていたという可愛そうな曲です。確かに1番から4番までの交響曲は発見が遅れたので「新世界より」は5番だったことを覚えています。その1番ですが確かに構成力に欠けるので面白いというまでには至らないのですが、すばらしいメロディーと豊かになる管弦楽のおかげで結構楽しめました。何といってもスィトナーが心をこめて歌い上げているのがすばらしいしオケもこの曲のローカルな雰囲気を壊さず丁寧な演奏で支えていますnote
  

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June 26, 2011

ガーシュイン 「ポーギーとベス」

Porgy_bessロリン・マゼール、クリーヴランド管弦楽団・合唱団・少年少女合唱団の演奏。その他ソロ歌手は大勢なので申し訳ないけど省略。1975年8月の録音。LPです。レコード盤に針を落として(久しぶり)短い序奏の後すぐに「なまず横丁」のけだるい夜の音が聞こえます。ピアノのブルースやガラガラとさいころを投げる音などに混じってクララによる有名な「サマータイム」が歌われますがクララ役のバーバラ・ヘンドリックスはさすがにお見事note。クリーヴランド管の初めてのしかもデッカによるオペラ録音だそうですがこのオーケストラの技量を実にリアルに捉えているのに感心させられます。全曲3時間もかかるので3枚のレコード盤をひっくり返しながら聴くのは面倒ですがLPといえども音質は遜色ありません。ガーシュインのオーケストレーションもなかなか色彩的でそれを「任しとき」とばかりに鮮やかな音に変えるクリーヴランド管がさすが。「サマータイム」以外にも親しみやすい黒人霊歌もたくさん出てくるので(筋は暗いけれど)楽しいオペラです。この長い曲をノーカットでレコーディングしたマゼールも立派ですね。
  
 
再び異人館へ ここは「萌黄の館」
 
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June 25, 2011

ワルトトイフェル 「スケーターズ・ワルツ」

Winter_traeumeカラヤン、フィルハーモニア管弦楽団の演奏。1959年頃の録音。以前LPで記事にしたと思うのですが今回はCDで。と言っても当然感想は同じnote。こんな小曲でもノーブル極まりない演奏が出来るのはカラヤンだけでしょう。まことに歴史的遺産級の名演奏ですheart02。デジタルリマスターで音質も良くなりました。しかしこのCD、安いけれど交響曲でも協奏曲でも楽章の切り売りというのがいただけないのですが、ムターとカラヤン、ウィーンフィルの「四季」(冬の1部)とかロストロさんのチャイコフスキー、スベトラーノフのグラズノフなどはさすがに中身の濃い演奏でGoodでした。今週のあまりの暑さに「冬の夢」というタイトルのこのCDを買ったというか、本当の理由は別にあるのですがまあそれはいいでしょう。←暑さで言う事が支離滅裂 coldsweats01
 

 
目の前の温度計も30度です。神戸港の写真で少しでも涼しさを・・・
  
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June 24, 2011

バッハ ロ短調ミサ BWV.232

Bach_bminorトーマス・ヘンゲルブロックの指揮、フライブルク・バロック・オーケストラ、バルタザール=ノイマン合唱団の演奏。1996年10月の録音。ハルモニア・ムンディのバロックBOXから。舞台(バレエ)形式で演奏されたと記されていますが、バッハのロ短調と身構えるわが身にはとてもアットホームな印象を受けた演奏。ソロ歌手は合唱団のメンバーだそうですが清廉かつ美しい歌に心が清められる思いがしますnote。オケも1985年に結成されたとは思えないまとまりのよさでソロ演奏も見事です。指揮者のヘンゲルブロックは古楽以外に通常のオケも指揮し、バイロイト音楽祭にも出演するとか。今年から私の好きな北ドイツ放送交響楽団の主席指揮者になるそうです。まだ若いし有能なので近い将来きっとウィーン・フィルを振ることでしょうねheart04
  
 

風見鶏の館の応接間 エアコン以外は当時のまま
   
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June 23, 2011

テレカの時代

机を整理したら昔のテレカが出てきました。次男が中学の吹奏楽部にいた時、地区の大会で金賞を貰った記念に作ったものです。数えてみると40名くらいですが80名ほどいた様な気もします。ほとんど女生徒で男子は数名。この時期の女生徒は体格も大きいので弦バスも女子。まあ力の強い男子は主に「運び屋」とか。次男は小学校でトロンボーンを吹いていたのが今度はチューバ。やはり体格を考慮(?)されたのでしょう。最初の頃はでっかいマウスピースを家に持って帰って鳴らす練習をしておりました。コンクールの曲目は2年の時が「新世界より」4楽章。3年でショスタコの5番の終楽章。周りの学校も「ガイーヌ」「コッペリア」とみんな強力な曲で対抗してきますが、がんばった結果金賞を頂けました。顧問の女先生は音楽が担当ではなかったような気がしますが熱血指導でもとても冷静な方でフィナーレでも感激の涙を流すようなことは無かったです(笑)。
もちろん当時の映像は無いので大阪以外でも有名な淀川工業高校のYouTubeを探してきました。


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June 22, 2011

プッチーニ 「ラ・ボエーム」

La_bohemeショルティ、ロンドン・フィル、その他の演奏。ロドルフォにプラシド・ドミンゴ、ミミはモンセラート・カヴァリェ。1973年7月ロンドンでの録音。「ラ・ボエーム」のようなメリハリに乏しいオペラはあまり好きじゃなかったのですがこういう梅雨時期に聴くと結構しっくりと聴くことができます。プッチーニの気配りの行き届いた室内楽的でどこか東洋的な旋律も聴こえるオーケストレーションは歌によくマッチしますし、大掛かりな楽器編成ですがハープやその他の小音量で使われる楽器の扱いもさすがに巧みなものです。歌手陣はドミンゴもちろんカヴァリエのミミも可憐で適役。ショルティの指揮も決して歌を圧倒せず巧みなもので決してあの腕の動きだけで判断してはいけません(笑)。プッチーニのオペラがたくさん入ったBOXセットでしたが気軽に名曲を聴けるのがいいですねnote
3幕からときどき咳が聞えるのはライブ録音かもしれない。
  
 
これは「風見鶏の館」 屋根のてっぺんにある風見鶏は写し忘れましたcoldsweats01
  
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June 21, 2011

「手入のよいランプ」

O・ヘンリ短編集からのお話。私が読んだのは新潮文庫で大久保康雄氏の訳によるものです。デパートで働きながら安い給与でも工夫して身だしなみには気を使って大金持ちと結婚することを夢見るナンシーと、彼女の友人でお金には頓着せずせっせとクリーニング屋さんで働き、誠実な恋人との将来を楽しみにしていたルーの物語。何の因果か突然大金持ちに求婚され結婚したルーは何ヶ月かぶりにナンシーにばったり出会うと彼女はルーの恋人だったダンと結婚するのだと幸せそうに語ります。ダイヤや毛皮を身にまとったルーが泣き崩れるのを慰める相変わらず質素な身なりのナンシー。彼女たちの横を警官が、こういう問題には警察もなすすべが無いのだとばかりに通り過ぎていく、というお話。
そこそこのお金持ちに求婚されても断っていた望みの高いナンシーが、急に恋人に去られてそれでも男らしく振舞うダンに急速に引かれていくところがミソ。
 
 
「うろこの家」に行くものすごい急坂。かかとの高いサンダルを履いた女の子がこわごわ降りて行きました。異人館周辺はヒールの高い靴は厳禁ですよ。しかしこんな(やすっぽい)標識は昔は無かったと思うなあ。多分震災後「うろこの家」などに誘導するために設置したと疑っています。
 
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「ウィーン・オーストリアの家」 周りの状況が以前と違う。
 
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June 20, 2011

ショパン ピアノソナタ第3番 ロ短調 op.58

Argerich_chopin3アルゲリッチの独奏。1967年1月の録音。自慢ではありませんが今までショパンを聴くことは無いと言ってもいいくらいでした。アルゲリッチのアルバムが手に入るまではです。いや、ショパンがこれだけ楽しいとは思わなかったですよ。キーシンのショパンはすばらしいのですが完璧に弾くそれはちょっと近づきがたいイメージがあります。一方アルゲリッチは彼女独特の感性とテンペラメントで男性的に弾くといった趣で何が起こるか分からないというスリリングな魅力が私の鈍い神経をも揺り動かすのでしょうねnote。というか多くの方がそういう評価をしているのだろうと改めて思った次第です。
  


異人館のバス停に近い「ラインの館」 ここは神戸市の所有なので安心して見学できます。
  
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June 19, 2011

モーツァルト 弦楽四重奏曲第19番 K465「不協和音」

Mozartqabアルバン・ベルク四重奏団の演奏。1988年4月の録音。雨模様の午前中静かに聴くには室内楽が最適です。これもめったに聴かないBOXですがこうやって引っ張り出して聴いてみるとさすがの名曲の名演奏だと思いますnote。しかし1楽章開始の不協和音の部分も最近の音楽を聴き慣れた耳には余り違和感を感じません。単に私の耳が悪いからかもcoldsweats01。ハイドン・セットの最後の曲なのでハイドンのように聴衆を驚かせる意図もあったのでしょうかね。2楽章の天国にいるかのような幸福感を得られるアンダンテ・カンタービレは最高heart02
  
  

神戸異人館には紫陽花がたくさん植えられていましたが、紫陽花は神戸の市花だとループバスのガイドさんに教えて頂きました。
 
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June 18, 2011

モーツァルト 「魔笛」

Matekiカラヤン、ベルリン・フィル、ベルリン歌劇場合唱団の演奏。ヨセ・ファン・ダム、カリン・オット、エディット・マティス、フランシスコ・アライサ、他の歌手陣。1980年の録音。晩年のカラヤンにときどき見られる少し枯れた演奏。その分奥ゆかしさが増してとても丁寧に音楽が流れていくといった印象。オペラというよりモーツァルトの音楽を聴きたいといったスタンスに好適。歌もオーケストラの楽器として捉えているような録音なので歌手の個性があまり際立ちませんがやはりエディット・マティスの歌は別格だと思いますheart04。140分の録音を2枚のCDに収めた徳用盤note
 

 
久しぶりの神戸で。650円で1日乗り放題のループバスは山手の異人館から三宮、神戸港まで巡れて便利です。
 
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June 17, 2011

ショパン 24の前奏曲 op.28

Argerich_24pマルタ・アルゲリッチのピアノで。1975年10月の録音。最近アルゲリッチの記事が多いのですが、2つもセットを買ったので毎日のように聴いています。彼女はバッハやラヴェルもすばらしいけれどショパンは別格だと思うのです。特にこの24の前奏曲は私が思う最高の演奏。この曲の最初のすり込みだということもあるのですが彼女独特の閃きというか何かがはじけた時のすごさは半端じゃないです。15番「雨だれ」のあと16番変ロ短調での猛スピードはこの人独特のもので心底圧倒されます。同曲でのキーシンは模範的ともいえるバランス感覚のある見事な演奏ですが私はアルゲリッチのテンペラメントに軍配を上げますnote

 
 
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June 16, 2011

ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲第1番

Argerich_concertosアルゲリッチのピアノ、セルゲイ・ナカリャコフのトランペット、アレクサンドル・ヴェデルニコフの指揮、スイス・イタリア語放送管弦楽団の演奏。2006年6月のライブ録音。普通は協奏曲でも指揮者から紹介するんですが、無意識にマルタ姐さんが先に来ちゃいましたcoldsweats01。彼女は最近では室内楽が多いそうですがこの協奏曲BOXセットではバルトークやショスタコーヴィチ、ファリアも聴けるのがうれしい。特にショスタコーヴィチは期待しただけのことがあってタッチにも昔のような軽さの上にドスの効いた打鍵の重さが感じられさらに凄みを感じます。トランペットも縦横に活躍する不思議なピアノ協奏曲ですが姐御のピアノに負けずに吹きまくるのがとても爽快。ライブ録音なのに見事なものです。ピアノに関しては2楽章のレントーラルゴが雰囲気たっぷりに聴かせました。このライブを聴いた観客は大満足でしょうnote
  

旧外国人居留地にあるプラダのオフィス。 

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June 15, 2011

ボッケリーニ 「序奏とファンダンゴ」 (ブリーム編)

ブリームのギター独奏で。ボッケリーニの「ギター五重奏曲 G.448」から。昨日と同じCDなので写真は省略。昨夜と同様何気に聴いていてこの曲の斬新さには驚かされました。原曲を知らないので深くは言及できないのですがボッケリーニがこのようなフラメンコ調の音楽を書いていたとは。またブリームの編曲と演奏が巧みで旋律を弾きながらギター一本ででチェンバロやその他の楽器の多彩な響きを出しているのがすごいnote。中盤からアップテンポのフラメンコで追い上げていくところはこれがボッケリーニの音楽なのかと疑うほど。何度聴いても飽きることがありませんheart02
  

 
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今日はダルビッシュに勝てるとは思わなかったので正直にうれしい。

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June 14, 2011

アルベニス スペイン組曲 Op.47から「アストゥーリアス」

Breamジュリアン・ブリームのギターで。ブリームのサンプラー的なCDだけどアルベニスやグラナドスからメンデルスゾーンの「無言歌集」、バッハまで入っていて夜静かに聴くのにぴったりです。こうやってギター音楽を聴いていると日ごろ愛好する大管弦楽曲にはない心に染み入る音符そのものを感じますnote。ギターっていいですねぇ。
  


某銀行の横にある360度魚眼鏡。私もどこかに写っていますよ。 

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June 13, 2011

ショパン 舟歌 嬰ヘ長調

Argerich_brahms_etcアルゲリッチのピアノで。1960年、彼女19歳のときの録音sign01 昨日に続いてアルゲリッチの登場だけどこの人のピアノを聴いていると幸せな気分になれるのが不思議。もちろんノーテンキな演奏というわけでなくて軽快なタッチと基本明るめの音色と重くない演奏がとてもハッピーなんです。だから今日も聴いたわけheart04。このCDにはブラームスやプロコフィエフ、ラヴェルなども入っているけれどやはりというかショパンがとりわけすばらしい。キーシンのショパンには「恐れ入りました」なんですが、マルタ姐さんのは「メッチャええやんか」(何で大阪弁になる?)でしょうか。最後に収められている「ハンガリー狂詩曲6番」もアンコールとして聴くと「ブラーヴァ!」と声が出そうになるような演奏note。うーんこの8枚組のセットはホント買ってよかった。ジャケット写真がお粗末なくらいは見逃すよ。

 

 
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June 12, 2011

バッハ イギリス組曲第2番イ短調 BWV807

Argerich_bachマルタ・アルゲリッチのピアノで。1979年2月の録音。このCDにはハ短調のトッカータやパルティータ2番も入っていてどれもアルゲリッチにしてはくせの無いしかし相変わらずピチピチとした躍動感にあふれた軽快なタッチで聴きおわった後に爽快感が残ります。チェンバロで聴くバッハもいいのですがピアノの名手が弾くとまた別の趣がありますね。アルゲリッチのバッハ、名盤ですnote
  

旧居留地跡のビルに入ると何となくレトロな光景が出現。

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June 11, 2011

神戸元町 旧居留地跡

今日はちょっとお休みモードでゴロゴロしておりました。まあ虎が勝ったので気分も良いしsun
テンシュテットのマーラーでないほうのアルバムが届いたんですがCDに傷があって現在返品中think。ちょっとガックリしていたらグラモフォンのアルゲリッチのソロアルバムが1週間ほど早く届いたので今聴いています。感想はいずれまたheart02
  
元町の写真をボチボチUPしていきiます。LX3の24mmに慣れるとixyの28mmでは物足らなくなりますね。しかしixyのバッテリーが良くもつのにはおどろき。LX3が弱すぎるんですねcamera
 
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June 10, 2011

神戸市立博物館 「古代ギリシャ展」

Kobe_museum元町に行ったのは市立博物館で開催されている「大英博物館 古代ギリシャ展」を見に行くのが目的でした。3月12日に始まってこの12日で終了するので最後のチャンスです。絵画と違ってこういう博物展にはそれほど特別な興味は無いのですが、せっかく神戸で開かれているんだからこういう機会に見ておかないとたぶん一生見られないでしょう。ということで南京町から神戸大丸を南に下って歩いていくと旧外国人居留地跡の風格のある建物が並んでいて南京町界隈とは別世界に来たようですがこの辺りはまた後日報告します。
  

博物館前は予想以上に大勢の人が押しかけていてちょっとビックリ。
とても風格のある建物で以下「  」内は神戸博物館のホームページからの引用です。
「この博物館の建物は、桜井小太郎の設計、1935(昭和10)年竣工の、旧横浜正金銀行(現 三菱東京UFJ銀行)神戸支店ビルを転用しています。正面にドリス様式の円柱が建ち並ぶ新古典様式の建物で、昭和初期の名建築と言われています。1998年には登録文化財に指定されました。」
   
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例によって展示会場は撮影禁止ですが会場外ではこういった場所があり中央のお立ち台で円盤投げのポーズをして記念写真を写せるとか。

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1階には常設展示部屋もあり、神戸をよりよく知るための地図や戦前から大震災前後の街の様子などの写真などがありました。ホームページによると他にも面白そうな展示があるようなのでまた行こうと思っています。

神戸の空撮写真。神戸は狭いので六甲山を削って海岸沿いを埋め立てて有効土地を拡張していることがよく分かります。手前にあるのは出土した土器類。

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戦前、大震災前、復興後の写真パネルがたくさん展示されています。
  
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June 09, 2011

神戸元町 南京町

久しぶりに神戸元町に行きました。JR元町駅を降りて南に行くと右側に南京町がありますがなんと観光バスが停まって中学生がいっぱいたむろしておりました。神戸では有名だけどここが修学旅行の観光のコースになっているとは知らなかった。まあ美味しいものもいろいろあって楽しいけどねnoodle
  
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彼らが居なくなるまで昼食はお預け。でも先生方は本当に大変ですね。ちなみに懐かしい六甲牧場のソフトクリームは食べたかったなあ。
 
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南京町では有名なガラス細工のお店「神戸びいどろ」。しゃれた小物がいっぱいあります。
  
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元町シリーズはもう少し続きます

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June 08, 2011

チャイコフスキー 幻想序曲「テンペスト」 Op.18

Tyaiko_abbadoアバドの指揮、シカゴ交響楽団の演奏。1984年の録音このコンビのチャイコフスキーBOXから。アバドはチャイコフスキーを得意にしているので期待して買ったセットだけどあまり聴かずに置いていたもの。初期の交響曲やこういう珍しい管弦楽曲が聴けるのがありがたいけれど作品番号でも分かるようにまだまだ習作といった作品なのでそのころのチャイコフスキーの香りとシカゴ饗のすばらしさが楽しめる演奏ということにしておきます。こういうところはカラヤンならもっと芝居がかった工夫があるんだけどアバドは良くも悪くも正直ですね。ただ、チャイコフスキーをこういう風に演奏するのも決して嫌いじゃないし録音も極めて自然なものでとても良心的なセットではありますnote
  
  

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June 07, 2011

マーラー 交響曲第1番ニ長調

Mahler1ショルティ、シカゴ交響楽団の演奏。1983年のデジタル録音。ショルティがマーラーを振るとバーンスタインのような思い入れが少ない(ほとんど無い?)ので特に1番を聴くには適していると思います。楽譜を正確に音にしたい彼とそれを可能にするスーパーオケの組み合わせでマーラーの小宇宙を堪能できました。たぶんマーラーもこういう演奏を欲したのではないかと思うのです。ただ、これが私が本当に聴きたいマーラーかというと少し物足らないのも事実で特に4楽章などちょっと色をつけて欲しいな(笑)と思います。さて、白状しますとテンシュテットのマーラー全集を1番から聴いていてそのすばらしさに驚き、早速記事にしようと思ったんですが彼は今後も何度か出てきそうなのであえて1番は未登場のショルティにした次第なんです。買った大きな理由でもある録音はうたい文句どおり超優秀で家のそこそこのシステムでも良い音が出ますnote
  
  

久しぶりに万博公園に行ったらまだまだバラの時期でした。
  
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バラもいいけれどこんな不思議な木がいいな。
 
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June 06, 2011

ウェーバー 「魔弾の射手」序曲

Karajanカラヤン、ベルリン・フィルの演奏。1960年9月の録音。クラシックを聴き始めた当初このコンビでドイツロマン派の序曲を集めたLPを聴いて雷に打たれたようなショックを受けたのを昨日のことのように思い出します。とにかく当時のベルリン・フィルの重心が低く芯のある音にびっくり。オーボエ、クラリネットなどの滴るような美しさ、安定して深々とした音を出すホルン、突き刺さるようなトランペットなど各パートを聴いているだけでもワクワクしたものですがそれらを自在にコントロールしてあたかも深い森の中に迷い込んだかのような気持ちにさせるカラヤンという指揮者に心底感動しました。後年お買い得なCDとなって再び聴いてみても感動は当時のままです。このころがこのコンビの絶頂期かもしれません。EMIでの録音はホールトーンを生かした雰囲気豊かなものです。
  
  
お城の周りの情景もステキです。かなり好きなショット。
 
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June 05, 2011

シューベルト ミサ曲第5番変イ長調 D.678

Shubert_massサヴァリッシュ、バイエルン放送交響楽団/合唱団、ソリストはヘレン・ドナート、ファスベンダー、アライサ、フィッシャー=ディースカウという豪華なメンバーによる演奏。1980年の録音。2枚のCDに2番、5番、6番のミサ曲とその他が入っていてシューベルトのすばらしいミサ曲を聴くのに最適なアルバムです。知らない曲をという好奇心だけで買ったアルバムですがこれほど美しい音楽を書いたシューベルトに改めて感謝しますnote。サヴァリッシュはこういう曲がうってつけだと(勝手に)思っているのですが、相性抜群のオーケストラや上手な合唱団そして文句の無いソリスト陣とですばらしい仕上がりになっています。ただ、ソプラノだけは2番で歌っているルチア・ポップさんの方が良かったかな。
 

 
逆光が好きだけどこういう時はストロボを焚くべきでしょうね。
このころのEOSはまだ内蔵タイプじゃなかったかもcamera

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June 04, 2011

バルトーク ヴィオラ協奏曲(シェルイ補完版)

Kegel_cd5ヘルベルト・ケーゲルの指揮、ライプツィヒ放送交響楽団の演奏、ヴィオラ独奏はダーフィト・ビンダー(読みはHMVの解説通り)。1966年の録音。何年か前に買ったケーゲルBOXは近代の音楽が優れた演奏でたくさん収められていて貴重なセットですがその頃持っていなかったバルトークの遺作であるこの曲も収められていてラッキーでしたnote。ケーゲルという指揮者についてはあまり多くを知りませんが、冷静かつエキセントリックな解釈をするようでしかもそれが曲によっては的確なのでバルトークには向いているようです。遺作ということで注目されるこの曲ですが私は2番のヴァイオリン協奏曲のほうがよりバルトークらしくて好きですねheart01。ドイツの放送用のオケはいつも感じるように練達の名妓を聴かせてくれます。録音も1966年とは思えない自然で分離の良いもので申し分ありません。
  
  
 

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June 03, 2011

ベートーヴェン 交響曲第8番 Op.93

Beethoven_lbバーンスタイン、ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏。1963年10月の録音。この頃のベートーヴェンの録音をかなりボロくそに書いたことがあるので確認のためもう1度落ち着いて聴いてみました。8番は端正な演奏は好きですがあまりに几帳面なのは面白くないので少々きめは粗いけれど当時の彼らしく元気一杯のこういう演奏もいいなぁなんて思い直しています。この曲に必要な恰幅の良い立派な演奏ですnote。全集自体をもう1度聴こうかな。
   
 

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June 02, 2011

バッハ トッカータハ短調 BWV911

Bach_toccatasメンノ・ファン・デルフトのチェンバロ演奏。バッハ大全集をまじめに聴き続けてやっと41枚目までたどり着きましたが静かに聴けるチェンバロ曲は結構くせになることが分かりましたnote。毎日聴くと身体によさそうです。このCDには7曲のトッカータが収められているんですが作品番号順でないのが不思議というか真打を後にしたのかこの曲は6番目です。おなじみのハ短調なので導入部からドラマティックでワクワクさせられますがその後は落着いた経過部を経てフーガの最後はやはり堂々と締めくくられる構成なので管弦楽に編曲するのにもってこいだと思います。12分足らずですがずっしりとした重量感のあるすばらしい曲。あまりに気に入ったのでアルゲリッチ姐さんのCDを注文しちゃいましたcoldsweats01
 
 

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June 01, 2011

ヒンデミット 弦と金管のための音楽 Op.50

Ormandy_2オーマンディ、フィラデルフィア管弦楽団の演奏。1978年の録音。ヒンデミットのいかにも粘着質の音楽をオーマンディはオケの美音をフルに活用してさらりと聴かせてくれます。2つの楽章で17分という短い時間にヒンデミットというよりフィラデルフィアの妙技をたっぷり聴かせてくれる仕掛けになっているんですがヒンデミットが少し苦手な私にはぜんぜん文句はありませんnote。EMIでの録音はCBS時代よりはマイルドな味付けですね。
  
 
お城の近くの建物ですがいい雰囲気です。
  
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