« 測距儀 | Main | マーラー 交響曲第3番 »

December 15, 2010

シューマン チェロ協奏曲イ短調 Op.129

Schumann_vcハンス・フォンクの指揮、ケルン放送交響楽団、トゥルルス・モルクのチェロで。1994年の録音。例によってシューマンらしく、オーケストラがすっきりと鳴りきらない曲だけど、オケとチェロの絡み具合が良いので楽しめます。モルクというチェリストは良く知らないんですが、十分な技巧と音色の持ち主で、特に低音部の鳴らし方がいい。でも私がもっとも感心したのはケルン放送饗の響きの圧倒的な美しさです。ドイツの放送交響楽団はケルンでもライプツィッヒでもバイエルンでも一級品だと思っていますが、すべての楽器がまろやかに溶け合って響く様は見事の一言です。もうピカピカになってしまったベルリンフィルはドイツのオーケストラじゃないですね。というか確かに彼らは「世界の」というオーケストラになろうとしているんでしょう。フォンクという指揮者は1993年に来日しているそうですが、難病で2004年に亡くなりました。すばらしい指揮者なのに残念です。

|

« 測距儀 | Main | マーラー 交響曲第3番 »

「協奏曲」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 測距儀 | Main | マーラー 交響曲第3番 »