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December 21, 2010

オネゲル 交響曲第5番「3つのレ」

Honegger_sym5シャルル・ミュンシュの指揮、ボストン交響楽団の演奏。1952年10月の録音。1950年に作曲されて1951年にこのコンビで初演され次の年に録音されたわけです。その昔ボードとチェコフィルのLPで聴きだしデユトアのCDも買ったのですが、世評高いこの演奏を先週手に入れたので楽しみに聴きました。1楽章開始のつんざくような響きに驚かれますが、そのあとも悲鳴のようなトランペットの叫びが心に残ります。この辺りデユトアでは感じられなかったもの。60年近い昔のモノラル録音のためもあって決して耳に快くはないのですが、この曲の訴える悲痛さが胸に突き刺さるよう。3楽章の決して楽観的でないフィナーレも厳しい金管の音で圧倒され、最後に力尽きたように終わるのが実に印象的。ミュンシュは明るくて豪放な指揮者だと思い込んでいたのですが、この演奏を聴いてそういう単純なイメージが払拭されました。


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