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September 2010

September 30, 2010

久しぶりの焼きビーフン

亡くなった母は焼きビーフンが得意料理でした。性格が出るのか強火でパリッと作られた焼きビーフンは若いときの私の友人や息子たちにも大好評でした。晩年になってほとんど料理をしなくなってから一度奥さんが作ったんですが、やはり性格が出るのか弱火で柔らかく出来たビーフンを食べた息子達は「ばあちゃんの方がおいしい」と言ってはならないセリフを吐いたのです(笑)。当然それから我が家で焼きビーフンが作られたことはありません(笑)。
でも最近中華料理店で「カレービーフン」なるメニューを見つけてから急に食べたくなって奥さんにリクエストしたらあっさり作ってくれました。相変わらず柔らかめですがオイスターソースで味付けされたビーフンは焼きそばほど自己主張が無いので他の具材がおいしくてなかなかの出来でした。カロリーも低いのでこれから時々リクエストするつもりです。

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September 28, 2010

カッチーニ 「ひねもす涙して」

Cacciniハルモニア・ムンディのバッロク全集の中「新しい音楽」というCDから。モンセラート・フィゲラースのソプラノ、ジョルディ・サバールのビオラ・ダ・ガンバ、ホプキンソン・スミスのバロックリュートでの演奏で15曲収められている中の1曲。1983年11月の録音。当時としては斬新な音楽だったそうですが、何せ17世紀初頭の音楽なのでゆるゆると流れていく歌はどれも同じように聴こえます。でもそのスローさが結構心地よいのはあっという間に秋になってあの猛暑でのトゲトゲした気持ちが無くなったためでしょうか。装飾の過剰に多い歌はともかくバロックリュートがいいですね。

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September 26, 2010

チルソクの夏

レンタルDVDで借りた映画です。最近は映画評論も忙しい(笑)。
「四日間の奇蹟」の佐々部清監督の下関3部作の1つ。姉妹都市である下関、釜山で開催される高校陸上親善大会で知り合った韓日男女陸上部員の切ない恋物語です。物語は1977年の設定ですが映画の始まりは25年後の同じ大会という設定になっています。
当時、韓国は北との関係が最悪で戒厳令が敷かれており、なおかつ日韓両国の関係も良好ではなかったので、そういう厳しい状況下での文通だけによる恋愛物語です。会えるのは年に1度、7月7日の大会だけなので韓国語で「七夕」を意味する「チルソク」が題名になっています。主人公の女生徒の恋を中心にして日韓のわだかまり、家庭の事情、進学といった問題を上手に取り入れて丁寧に作り上げたとても上質な映画です。下関出身ということで出演している父親役の山本譲二さんの存在感と演技がさすが。4人の女子陸上部員達の真っ黒な顔や全力で競技に取り組む姿がいかにも高校生といった感じでステキです。
2003年の作品なので、「のだめ」でブレイクする前の上野樹里さんが出ていますが、あいかわらずのハチャキャラが暗くなりがちな主人公の心やストーリーを救っています。また彼女演じる「真理」役の25年後として谷川真理さんが出演しています。そしてこの映画の人気がきっかけで途絶えていた親善陸上大会が20007年に復活したそうです。歴史ある港町下関なので乃木神社とか関門トンネルの歩道とか珍しいシーンもあり楽しめます。私の一押し推薦映画です。

この時代よりはあとですが韓国の大田(デジョン)から研修で来ていた若手研究者を時々家に呼んで夕食を食べたことがあります。ソウル大学を出たエリートなので英語は達者ですが私は辞書片手にカタコトでしゃべっていたら彼曰く「あなたの英語はジャングリッシュ、でも私の英語もコングリッシュ」と救ってくれました(笑)。
彼はなぜ「 Grandmother」が一緒に食事しないのか不思議がっていましたが、明日帰るという夜はぜひ母を呼んで欲しいというので連れて行くとリビングの大きな椅子に座らせ「これから韓国の正式な挨拶をします」と言って椅子の前にピタリと平伏(土下座ですね)したんです。平伏したまま韓国語で長々とお礼の言葉を述べる彼の姿に母も私も大きな感銘を受けました。儒教の精神がすべて良いかどうかは別としてもあの敬老精神と礼儀作法は韓国の経済成長の屋台骨の1つだったと思っています。一方、本来の発祥地でありながら礼儀とか恥とかを忘れたような国もあるようで、嫌いだった都知事が最近好きになった私です。


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September 23, 2010

「天然コケッコー」

借りたDVDの題名です。田舎道をのんびり歩く中学生カップルの写真に惹かれて借りたんですが結構面白かったです。主演の女子中学生役は映画「きな子」でもがんばっている夏帆さんで、彼女自身まだ16歳くらいの時なので生徒役がピッタリ。女優さんというのもおかしいくらいピュアな印象ですね。田舎の小・中合わせて7人の学校とちいさな村の出来事なのでとってもスローなんですがそれがたまらなく懐かしい。夏は山の中を通って海へ行って遊び、秋はお祭があり春は桜が咲いてと映像を見ているだけで心が豊かになります。島根の浜田周辺が舞台のようなので例によって日本海の海がはんぱなく美しい。この地方は島根でも西のほうの「石見言葉」なので「ゲゲゲの女房」で使われる「出雲言葉」と違って「ありがとう」は「だんだん」ではなく「おおきに」と言っています。その他私も少しだけ知っている石見弁なので面白さが増しました。


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September 20, 2010

ベートーヴェン ピアノソナタ No.14 嬰ハ短調

Beethoven_ps14ご存知「月光」。ホロヴィッツの1972年の録音で。
山口県の角島(つのしま)を舞台とした映画「四日間の奇蹟」のDVDを借りたのですが、ラスト近く夜の教会でローソクの明かりだけでこの曲を弾くシーンがありました。指の怪我でピアノを諦めた元天才ピアニストが、想いを寄せてくれている女性の最後の願いでピアノの前に座ったのですが、夜の島の教会の中、ローソクと時折差し込む灯台の光の中で聴く月光」(第1楽章)はすばらしかったです。ピアノの表現力の豊かさが映像を伴って強い説得力で迫ってきました。こういうとき、クラシックっていいなあと心底思いますね。配役は「ドクター・コトー」の吉岡さん、石田ゆり子さん、西田敏行さん、松坂恵子さん等一流の方々です。映画の冒頭夕暮れの角島大橋を渡って島に渡るシーンはこれから不思議な出来事が起こる別世界へのワープを連想させます。物語はちょっと不思議なんですが真面目に作られているので一応お薦めします。ちなみに監督の佐々部清氏は角島のある下関市豊浦町の出身なんですね。下関市といっても萩の西に位置する豊浦町の海は素晴らしいですよ。

ルプー、バックハウス、ホロヴィッツと聴いてみたんですが音色の一番美しかったホロヴィッツに決めました。ペダルの使い方が上手なんでしょうか。

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September 18, 2010

久しぶり

ほぼ2ヶ月ぶりに万博公園に行きました。7月は梅雨で8月は思い出したくもない猛暑で足が遠のいていたんです。まだまだ日差しは強いんですが木陰に入ると風が爽やかで汗がスーッと引いていくのが気持ちいいですね。
例によって緑と空の写真ですが空の雲がいかにも「秋が来た」です。でも木々の緑が少し黄ばんだ感じで今年の暑さの厳しさを物語っているようです。

クリック→大
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September 16, 2010

ルクレール ヴァイオリンソナタ No.3 ニ長調

Vn_mwヘンリク・シェリングのヴァイオリン、チャールズ・ライナーのピアノ。クライスラーの編曲版です。1963年の録音。4楽章で10分強という疲れているときに聴くにはとてもありがたい曲です(笑)。クライスラーの編曲で聴くとバロックの古めかしさが少し薄れて親しみやすさが増しますねnote。4楽章のタンブーランは楽しい舞曲ですが1楽章などにはかなり難しそうな重音奏法もあり、さすがに一筋縄ではいかないような編曲になっているようです。


あっという間に涼しくなり慌てて薄い布団を出しました。
ギラギラの陽の下見るのも暑苦しかった朝顔や芙蓉が秋らしく見えるのがありがたい。


Fuyo


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September 14, 2010

ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調「新世界より」

Dvorak9_ozawa小澤さんとウィーン・フィルの演奏。1991年のライブ録音。ということは小澤さんが56歳の時だからまだまだ元気一杯の時ですね。だから先日「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」のリハの時9月1日がお誕生日なのでチャイコフスキーの「弦楽セレナード」の1楽章の開始のすぐ後にオケが「ハッピーバースディ」に切り替えるサプライズをしているのを見ましたが病後のまだまだ痛々しい姿をテレビで見て「無茶しちゃダメですよ」と心底思いました。
今回の演奏はですね・・・何も文句がありませんheart02。小澤さんの「新世界」って他にあるのか知りませんが彼の体質に良くあっていると思います。ウィーン・フィルも珍しく(笑)棒に忠実ですばらしい演奏に仕上げていますnote


YouTubeで小澤さんの若いときの姿を発見しました。NHKで放映していた「OZAWA」からの映像ですね。

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September 12, 2010

ブラームス ヴァイオリン協奏曲ニ長調

Bra_vnc_takezawa竹澤恭子さん、サー・コリン・ディビス、バイエルン放送交響楽団の演奏。ディビスのブラームスセットから。5枚組のセットに交響曲、協奏曲などたくさん入っているのでありがたいのですがこの曲は2枚のCDにまたがるのでちょっと不便。実はディビスの交響曲は何となく肌が合わず、セット自体お蔵入りみたいだったのを引っ張り出して協奏曲を聴いてみたらなかなかの好演でした。テンポや表現も穏やかなんですが、心からブラームスを聴いたという充実感がありましたnote。竹澤さんはブラームスが合っているようですね。

昨日の松本薫さんの金メダルは良かった!最後の延長タイムでよく粘りました。オオカミのような目つきと言われるそうですがこういう女性アスリート大好きです。しかし本人も嫌がっている「殺人鬼」というあだ名はちょっと可愛そうcoldsweats01
以上、昨日のスポーツネタはこれだけ(笑)。

今日は・・・親孝行な息子が見られてホントうれしいbaseball
19歳の笑顔がメチャ可愛い

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September 10, 2010

プロコフィエフ 「ロメオとジュリエット」

Prokofiev_romeojuliショルティ、シカゴ交響楽団の演奏。1982年の録音。抜粋版だけどかなり乱暴なトラックの分け方で、2人が出会ってから死ぬまで4つに区切られているだけです。出会いのある肝心な第1場面でほぼ30分と大半を占めていますがシカゴ饗はこのロマンティックな描写をすばらしい美音で演奏しています。第2場面のタイボルトの決闘と死はショルティの面目躍如で迫力満点。それにしてもシカゴはお上手!録音も言うことなし。


昨夜は疲れたなぁ・・・・・baseball
NHK-BSで最後まで放映していたので11時半まで応援しました。
当面の敵の目の前で首位を渡さなかった意地は立派!!

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September 08, 2010

ハイドン 交響曲第51番変ロ長調

Haydn51アダム・フィッシャー、A-HHOのハイドンシリーズ。1994年の録音。ニックネームが無いけれどあちこちに仕掛けがあって結構面白い曲です。特に2楽章で2本のホルン(Es管)の1本は最高音まで、もう1本は最低音(ほとんどチューバの音)まで吹かせる試みがあって聴いているほうは楽しいけれど拭く方は大変ですよ(笑)。3楽章は打って変わって軽快なメヌエットで2楽章のホルンの苦労を吹き飛ばすかのようです。

昨日からは台風typhoonの影響で少し涼しくなりました。暑さsunももう一息ですね。

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September 05, 2010

カズン 「風の街」

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その名の通り、いとこ同士のデュオ「カズン」の歌で。
2004年にNHK(BS)で放映された「列島縦断 鉄道12000キロの旅」のテーマ曲ですが、この間再放送があって映像もだけどこの曲が気に入ってさっそく買っちゃいましたnote
いかにもフォーク調の穏やかな曲ですが、夕暮れの瀬戸大橋を渡るシーンなどのバックで流れているのを聴いて心底旅trainに出たいと思いましたよ。
歌のバックの「カタンカタン・・・・」というレールを刻むようなリズムがとてもしゃれています。
そしてこの番組がすばらしいのは何と言っても旅人の関口知宏さんの実に爽やかな存在感ですね。語り口も自然だし絵も上手だし作曲も出来て、普通の二世俳優さんとは一味違います。山口県の日本海のすばらしい景色を見て、「ここに住むのも人生の選択肢の1つかなあ」という言葉に私も大きくうなずきました。

 YouTubeで聴くことができます。

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September 04, 2010

ミカラ・ペトリのチャルダッシュ

あいかわらずペトリのアルビノーニを聴いて癒されていますが、Yiutubeでペトリの動画を見つけました。
お相手はVictor Borgeというデンマーク生まれのピアニストですが多彩なユーモアで有名な方らしく、ペトリがマジメに演奏できずに四苦八苦している様子が気の毒だけど面白いcoldsweats01


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September 02, 2010

アルビノーニ 協奏曲ニ短調 op.9 no.2

Albinoniミカラ・ペトリのレコーダー、シモーネの指揮、イ・ソリスティ・ヴェネティの演奏。1989年の録音。7月始めにHMVに発注して約2ヵ月後にやっと届きました。原曲はオーボエのための協奏曲ですが、素朴なレコーダーで聴くと心の奥に染みとおるような感動を覚えます。ホリガーの演奏も持っていますが個人的にはこちらが好きですね。バックのオケも堂に入ったものだし残響の多い録音が雰囲気豊かです。しかしペトリの技巧は本当にすばらしくてこういう演奏を学校で聴かせたらレコーダーの練習にもっと熱が入るんじゃないかと思います。


夏バテで4日ほど死んでおりましたcoldsweats02。この私に食欲が無いというのは珍しいのですが、ビールbeerはしっかり飲めるので生き延びています(笑)。

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