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February 22, 2010

ホリガー氏の演奏会

Pac31日曜日は芸術文化センターオケの31回公演でした。指揮とオーボエがハインツ・ホリガー氏、ハープがウルスラ・ホリガーさん、フルートがフェリックス・レングリ氏。曲はハイドンの交響曲94番、エリオット・カーターのフルート協奏曲、ルトスワフスキのオーボエ、ハープと室内オーケストラのための二重協奏曲、モーツアルトの交響曲39番というロマン派抜きの盛りだくさん且つ斬新な構成で、休憩時間をのぞいてほぼ2時間という長丁場です。この中でもっとも面白かったのがルトスワフスキで、ホリガー氏の練達のオーボエと同じくウルスラさんのハープ、そして管楽器無しの室内オーケストラの緊張感みなぎる音楽は当夜の圧巻でした。3階席から見たオケの構成はヴァイオリン6名、ヴィオラ3名、チェロ2名、コントラバス1名、打楽器が2群(だったと思います)、それに指揮を兼ねたホリガー氏のオーボエとハープが絡むわけです。弦楽器群はプルトの概念ではなく各自のパートを受け持っていたようです。この曲自体がホリガー夫妻に献呈されたためもあるのでしょうがホリガー氏の演奏(超絶技巧!)しながらの指揮も見事でした。安易な指揮への転向ではなくオーボエを離さず現代音楽に真正面に取り組むホリガー氏の意欲には頭が下がります。日本初演となるカータのフルート協奏曲も独奏がすばらしくて聴き応えがありました。最後のモーツアルトは恰幅の良いオーソドックスな演奏でしたがこのオケがこれだけ美しく響いたのは私の経験上初めてです。推測ですがいつもザラザラと汚く聴こえる(ff フォルティッシモ)を弾かせず(f)までに押さえたんじゃないでしょうか。それほど大きなホールではないので充分ですよ。いや本当に大満足のコンサートでした。

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