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April 19, 2009

ウィリアム・テルから「舞踏曲」

Pac09041818日は兵庫芸術文化センター(PAC)での公演でした。プログラムは「ウィリアム・テル」序曲、シベリウスのヴァイオリン協奏曲、ベートーベンの5番「運命」、そしてアンコールが標題の曲です。演奏はここの専属オケと指揮は今年29歳になる若手のケン・シェ。かなりのイケメンです。ヴァイオリンは川久保賜紀さん。最初のロッシーニは堅実な演奏できっちり盛り上げてしかも騒ぎ過ぎずとても好感の持てる演奏です。そしてお目当てのシベリウスなんですがオケはなかなかの重厚さでちょっといいなと思っていたらヴァイオリンが出てくるとそこでブレーキが掛かるんです。この曲は相当な難曲だそうですが技巧的には結構達者に弾いていたのでなぜテンポを落とすのかが分かりません。オケだけの時のせっかくの迫力がそこでしぼむ感じなんですよ。申し訳ないけれどかなりの頻度で時計を見ていましたし2楽章では周りでお昼寝する人も・・・・(マチネだった)。3楽章でやっと目覚めて何とかかんとかで終わり。うーんあまり拍手しなかったなぁ。ゴメン。さて、「運命」はですね、これが良かった。少し早めの本当にオーソドックスなテンポで(まあカラヤンの60年代の演奏ですね)変わったことも無い代わりにきっちりと仕事をしてこの名曲の感動を十分に与えてくれました。ほとんど模範演奏ですがこれは褒め言葉です。名演奏と言ってよいでしょう。オケも立派でした。特に金管楽器それと低弦ですね。トロンボーンもいい音色でしたがやはり指揮者のコントロールなんでしょうね。それならこの人は素晴らしい才能だと思います。ただヴァイオリン群(ほとんどが若いおねえさん)はアンサンブルがもう1歩ですね。少しざらついて聴こえます。2,3年前に比べると進歩していますがまだまだ奏者が若いのであと2,3年すれば一流になるでしょう。さて、今日の標題のアンコール曲ですが多分、大昔にフジテレビ系列で毎週あった日本フィルコンサートの開始曲だったような気がします。指揮棒を持たなかった渡邊さんが両手で上品に指揮していました。そしてこれがこの日の最高の演奏だったんです。このチャーミングな曲を実にキュートに(特にヴァイオリン群・・・さっきけなしたけれど)とってもおいしいデザートのように演奏してくれました。そういえばケン・シェもこの曲だけ指揮棒持たなかったですね。しかしこんな素敵な曲どうしてCDが出ていないのでしょう。知っていたら教えてください。
PS:コントラファゴットって本当にカッコいいですね。

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