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June 03, 2008

ショスタコーヴィチ 交響曲第10番

980302_shostakovich10NML(9.80302)から。アンチェルの指揮、チェコフィルの演奏。1955のモノラル録音だからあまり音は良くないけれどこれは恐ろしく気迫の入った演奏です。また初演が1953年の12月ですからきわめて早い録音でもあります。2楽章なんか私の知っているカラヤン、ショルティ、ヤンソンス、バルシャイなどより恐ろしく速いのですがこれはwikiに載っていたように出版のときのメトロノーム記号のミスプリントをそのまま使ったのかもしれません。4楽章に入っても凶暴な前進力止まず、しかもわざとなのか録音のためか耳につんざく木管や弦楽器の響きが逆に快いのです。政治的な話は避けたいのですがナチスに苦しめられたアンチェル、ソ連に苦しめられたチェコのコンビがこの曲をどういう思いで演奏したのか興味はありますがその前にこの演奏を聴くとアンチェルって偉大な指揮者なんだと改めて痛感します。チェコフィルもすばらしい演奏能力を披露しています。ナクソスの「9」で始まる歴史的名盤の中でもこれは文句なしの特選ですね。

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