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May 2008

May 30, 2008

ラヴェル 「左手のためのピアノ協奏曲」

Lan0047NML(LAN0047)から。マックス・ルドルフの指揮、メトロポリタン歌劇場管弦楽団の演奏、ピアノはこの曲を委嘱した本人であるパウル・ヴィトゲンシュタイン。1940年前半のモノラル録音と思われ音量が大きくなると音が割れ気味ですが以外に良い音です。思い入れがあって聴くからではないと思いますが出だしから何ともいえない凄みのある演奏です。左手で低音部を弾いた後高音旋律に重ねるため思い切りペダルを使っていることがよく分かります。またそのキータッチがとても透明で彼が一流のピアニストだったことが証明されます。オーケストラもとても立派なバックでサポートして聴き応えのある演奏でした。

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May 28, 2008

「コーラス」を観て

D111485755 夜、野球の無いときにはDVDレコーダーに取りためたコンサートや映画を観ることが多いのですが、昨夜見た2004年のフランス映画「コーラス」はなかなかの出来栄えでした。孤児や問題児を集めた寄宿学校に舎監として新しく赴任した音楽教師が合唱団を組織して歌を子供たちに教えていくというストーリーは感動ものですがそこはフランス映画らしくちょいとほろ苦い恋のお話もあります。ラストも気の利いたものです。写真のようにDVDも発売されています。

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May 25, 2008

ワーグナー 「ラインの黄金」

さて例のバイロイトセットをボチボチ聴いていますがやっと「リング」まで来ました。今日は最初の「ラインの黄金」なんですがベーム指揮で1971年の比較的新しい録音で演奏はもちろん音質も文句の無いレベルです。というかこのバイロイトセットはさすがDECCAレーベルだけあって音質というかCDの仕上がりもとても良質なものです。「指輪」はその昔のショルティの記念碑的LPセットでスペクタクルな効果をさんざん刷り込まれたんですがこのセットでもウォータンが地下に下りていく時の鍛冶の音や最後のドンナーによる雷のシーンなども雰囲気一杯です。ワーグナーのオーケストレーションが見事なのでCDでも十分楽しめますね。白状しますと時々テレビの野球中継を見て一喜一憂しておりましたが今日も奇跡的に逆転しましたのでホッとしてこのブログを書いている次第です。

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May 24, 2008

グリンカ スコットランド民謡による変奏曲

Bi0979 NML(BIS-CD-981)グリンカ ピアノ音楽全集1から。「夏の最後のバラ」という副題が付いていますが日本では「庭の千草」として歌われていますnote。しかしグリンカのピアノ曲にはマズルカとかポロネーズなんてショパンもどきのタイトルが多いのですが雰囲気は似ているにしてもどこか明るくしかもきらめくような魅力があります。「夜想曲」なんかも暗いどころか満天の星空の中にいるような気分にさせてくれます。こんなステキな曲を書いたグリンカなのに「ルスランとリュドミラ」序曲だけが有名というのでは本当に可愛そうですね。

さて、今日の午後は野球の試合を聞きながら5時頃には落ち込んでいたのですが何とその後9回2アウトから奇蹟の逆転劇が・・・・・baseball。ラジオを聴きながらこれだけ手を叩いてコーフンしたのも久しぶりデス。ああ、ソフトバンクのファンの方スミマセン。しかしソフトバンクは強かった。バッターが思い切りよく振りぬくので正直怖いですね。

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May 23, 2008

チャイコフスキー 舟歌

Chan9309_tchaikovsky_seasons NML(CHAN9309) 「四季」から。ピアノはリュバ・エドリーナ。「四季」12曲のどれも北国の雰囲気一杯で好きだけれど今日は代表として「舟歌」を選びました。 メンデルスゾーンのもそうですが「舟歌」ってこういったしっとりとした曲になるんですね。「四季」はチャイコフスキーの詩人としての才能が大いに出たすばらしい曲だと思います。ガウクの編曲版をスベトラーノフで聴いていましたがピアノ版のほうが良かったかな(笑)。ただ、CHANDOSのこのジャケットはあまりピンときません。若い女性の右のほうに魔女(?)のような姿が見えます。なんだろう。

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May 22, 2008

メトネル ピアノ協奏曲第1番

Chan24125_medtner_pc NML(CHAN241-25)から。ネーメ・ヤルヴィの指揮、ロンドン・フィルの演奏、ピアノはジェフリー・トーザー。メトネルはロシアの近代の作曲で小曲はCDにもありますが今回3番まであるピアノ協奏曲の1番を初めて聴きました。豪壮な曲ですがロシアンムード一杯でおまけにオケが達者なのでなかなか聴き応えがあります。その割に有名にならないのはちょっとラフマニノフを髣髴とさせる曲想が却って損をしたのでしょうか。ジェフリー・トーザーはCHANDOSにメトネルの曲をたくさん録音しているので権威なんでしょうね。録音も優秀でオーケストラやピアノの音が痛快です。1番しか聴いていませんが2枚組のこのアルバム楽しめますね。

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May 20, 2008

ショパン バラード4番

Chopin_balade アシュケナージの演奏。LPです。昔のLPって録音データの記載の無いのが多くてよく分からないんですが1960年の後半だと思います。LPで私が持っているピアノ曲は彼の演奏が多くてそれもなかなかの好演奏なのです。特にラフマニノフの2番をコンドラシンの指揮でモスクワフィルと入れたLPは古くなりましたがロシアムード一杯の初々しい演奏は今でもこれが最高と思っています。1980年代になって入れたメータ、ウィーンフィルとの「皇帝」もオケも含めてすばらしい演奏でした。その後指揮をするようになってどうも中途半端なイメージしか残らないと思うのは私だけでしょうか。さて、ショパンのなかでもあまり聴かないバラードなんですが控えめで味わい深い4番は本当にいいですね。ただ、アシュケナージはあまりショパンに向かないのではないかと考えています。だから指揮者に転向したのかもしれません。

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May 18, 2008

フォーレ ペレアスとメリザンド組曲

久しぶりにアンセルメ、スイスロマンドの演奏です。こういうしっとりとしてちょっと冷たい感触はこのコンビの独壇場ですね。有名なシシリエンヌなんかホントいいムードです。フォーレってどこか現世を離れたような危うい雰囲気があるのでこういった演奏がぴったりします。シベリウスにも黄泉の世界を感じるのですがこちらは音楽がそうとう頑健なので連れて行かれる気はしませんね(笑)。さて、昨日今日は暖かい日が続いたんですが今日は朝5時前に起きてずーっと眠いままでもう1つピリッとしません。せっかくのお休みなのにちょっと残念。

庭のバラはもう終わりなので部屋で飾っています。

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May 16, 2008

プッチーニ 「私のお父さん」

8660111_puccini NML(8.660111)「ジャンニ・スキッキ」から。アレクサンダー・ラハバリの指揮、マラガ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏。ソプラノはSara Galli。実はワーグナーセットを買った勢いでプッチーニのセットも予約してしまったんです。奥さんには内緒です。もうやけくそです(笑)。まあ奥さんも若い時は山口県の田舎のプリマだったから理解してくれるでしょう(大甘)。次男も「聖女アンジェリカ」のバックコーラスに出たし・・・・。さて、そのプッチーニセットが届くのは来月なので今日はNMLで好きな曲を探して聴いてみました。ソプラノさんは写真で見るとなかなかチャーミングな人だし歌もステキです。あれ、ほめる順序が逆か(笑)。楽しいオペラだし初めて聴くスペインのオケの演奏も上手で本当に楽しめました。2002年の録音で音もvery good。でもラハバリのオペラって貴重ですね。

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May 15, 2008

ヒンデミット 白鳥を焼く男

Troy076_bartok_viola_c NML(TROY076)から。渡邊暁雄さんの指揮、日本フィルの演奏。ヴィオラ独奏は最初のジュリアード四重奏団のメンバーだったラファエル・ヒリヤー。とても懐かしい渡邊さんの演奏がナクソスで聴けるとは思わなかったので期待一杯で聴きました。ヒンデミットのこの曲はヴィオラ協奏曲なんですが独奏を引き立たせるためヴァイオリンとヴィオラが無いという不思議なオーケストラ編成で書かれているそうです。確かにヴィオラソロの存在感は大きくて成功しています。また高弦群が無いためハープがとても効果的に聴こえます。不思議な題名ですがもちろん舞台で白鳥のバーベキューをするわけではなくそれぞろの楽章に引用された物語の名前で、「白鳥・・・」は3楽章ですね。演奏ですが、たっぷりした音色のヴィオラも渡邊さんの指揮のせいかヒンデミットにしては少々まろやかに聴こえるオケもすばらしいです。昔の日フィルを知っている身には感動ものでした。でも渡邊さんのあの上品なおしゃべりはホント良かったですねぇ。 センスあるジャケットと懐かしさも含めて特選です(笑)。

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May 14, 2008

白鳥の湖

772 アナトール・フィストゥラーリの指揮、コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏。昔LPで持っていたものです。1961年の録音ですがデッカの優秀録音とオーケストラの美しさが忘れられずに安くなったCDを購入しました。先日UPしたジゼルと同期入社です(笑)。46分ほどのハイライト版ですがアンセルメ盤などと違っていきなり有名な白鳥の主題は出ず全曲版と同じ開始音楽です。しかしそのおもいきり悲痛な主題を歌うコンセルトヘボウのチェロのすばらしさが際立っているのです。ティルソン・トーマスとロンドン饗のこれも立派な全曲版もありますがこの品のよさを聴くと指揮者とオケの格の違いを見せつけられる思いですね。LP時代にはデゾミエールとパリ音楽院管の粋の極みみたいなコッペリアもありました。マーラーやブルックナーも大好きですが時には優雅なバレエ音楽を聴くのもいいものですね。とはいえそこはチャイコフスキー、ラストのトロンボーンや打楽器などのモーレツな盛り上がりはマーラーも真っ青なくらいです。やっぱりロシア音楽です。

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May 13, 2008

シベリウス クレルヴォ

Sibelius_kullervoパーヴォ・ベルグルンドの指揮、ボーンマス交響楽団の演奏。ベルグルンドの2回目のシベリウス全集に入っているものでその大規模な構成から交響曲扱いされることもあるようです。2回目の全集では番号付の交響曲はヘルシンキフィルとのデジタル録音ですがそれ以外の管弦楽曲は最初のボーンマス饗の演奏が入っています。私は最初の全集も持っていましたがボーンマス饗との交響曲の演奏もすばらしいものだし録音も大変鮮明です。さて、クレルヴォはソプラ、バリトン、そして男性コーラスを要する70分も掛かる大曲ですが調べたらベルグルンドが初演したんですね。長い曲ですがそこはシベリウスでダイナミックな展開で退屈しないです。本当にシベリウスは私の体質に合うようでこの曲のようになじみの無いメロディーラインや荒っぽい楽器の使い方もすっと受け入れられるのは遠い先祖がフィンランドと近かったのでしょうか。そういえばフィンランド、ハンガリー、日本はモンゴロイドだという説があるようです。

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May 11, 2008

アダン ジゼル

Giselleカラヤン、ウィーンフィルの演奏。1962年の録音で当時「惑星」などカラヤンがウィーンフィルと斬新なレパートリーを録音していたその1つです。例によってカラヤン風のまず踊れないような演奏ですがどの曲も極めて柔らかいトーンで包んでコンサートスタイルとしては最高ですね。これはカラヤン・ウィーフィルセットにも納められていてワーグナーセットとどちらを選ぶか迷ったのですが結局ワーグナーセット+ジゼルで決着しました。写真はCDのジャケットですが最初開けた時はビックリしましたが、FFSSの文字がとても懐かしく思います。しかしDECCA(当時はLondon)レーベルは赤でしたね。

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May 10, 2008

バイロイトセットが届いた

Wagner33 バイロイト音楽祭でのワーグナー33枚セットが破格で出ていたのを注文したのが今日届きました。9日発売だから即出荷です。いくら破格でもそう頻繁に聴くものではないし、と考えたのですがバイロイトのライブに惹かれて結局購入しました。サンプルLPで聴いたあのまろやかな音が忘れられなかったのです。さっそく「オランダ人」と「タンホイザー」を聴いたのですが特に「タンホイザー」の第2幕「歌の殿堂」「大行進曲」などのオーケストラの弦、管楽器の柔らかな響きとまろやかなコーラスの美しさは最高です。指揮はまだ30代のサヴァリッシュですが彼らしいすっきりとした味わいが40年後の今聴いてもいかにも新しい時代のワーグナーを感じさせます。オペラは視覚要素のあるDVDが良いように思いますがワーグナーの濃密な音の重なりを聴くには以外にCDの方が集中できますよ。33枚組なのでさぞかし大きな箱かと思ったら以外に小さくてハイドンの交響曲セットの2/3位でさすがに紙ジャケットも本当に薄いものですがこれで十分です。

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May 08, 2008

毎日バラですが

最近の気温の高さで庭のバラたちが一斉に咲き乱れています。それはいいんだけど大きな花はネットより高くしかも庭の外(南)を向いて咲くのは面白くないなぁ。仕方ないので手頃な低さ(?)のバラを写しました。バックの緑との対比がいいです。

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May 07, 2008

リスト ハンガリー狂詩曲第9番「ペシュトの謝肉祭」

8554480 NML(8.554480)ハンガリー狂詩曲Vol.1から。イェネ・ヤンドーのピアノ。このアルバムには2番や6番など有名なハンガリー狂詩曲が収められていてヤンドーは美しいタッチと十分な技巧で楽しませてくれます。でもこの9番は豪壮一辺倒な曲と違ってまるで万華鏡を見るようなキラキラタッチが一杯あってメロディーもちょっとユーモラスで本当に楽しい曲です。ヤンドーはレパートリーが広いというか録音量が半端じゃないのですがやはりお国ものは手の内に入っていて美しいリストに仕上げています。このアルバム推薦です。

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May 04, 2008

暑いっス

大阪は夏です。昨日が29℃、今日も27℃は固いでしょう。sun不精な我が家では大慌てで冬物をしまっています。しかしまだ小さなお雛様があるのは何とかならんかなぁ。coldsweats01
今日は部屋に飾っているバラを思い切りアップで写しましたが私のカメラではバラの本当の深い赤色は再現されませんね。
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May 03, 2008

バラ始めました

いよいよバラが咲き出しました。
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藤がほぼ終わり、八重桜もまだ少し残っていますがいよいよバラの季節です。ブログも4年目に入ったのですが毎年この季節は同じようなバラの写真です。

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いろんな花が多くなった我が庭でもバラは圧倒的な存在感なのです。今はよく日のあたる2mほどの高さで咲いていますがそのうち低い位置の蕾が開いてにぎやかになるでしょう。楽しみです。
さて、今日は昨日降ってきた黄砂をかぶった車を洗車してその後奥さんと買い物に行きました。昨日はうれしいことがあったので奥さんもご機嫌です。heart02しかし今日は良いお天気で暑かった。sun。今年初めて車のエアコンを入れました。さて、明日くらい長男が帰ってくるかなhappy01

バラの根元で咲くクレマチス。上品な色ですね。
Clematis

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May 02, 2008

サン=サーンス  ロマンス ハ長調 Op.48

8550752_saintsaens_vn NML(8.550752)から。アントニ・ヴィトの指揮、ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団の演奏、ヴァイオリンはまだ若いドン=スク・カン。1993年の録音でいつもながら良い音で鑑賞できます。いつものように何となくナクソスサーフィンをしていて見つけたのですが、この曲の他にサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲や小曲が納められている魅力的なアルバムです。ちょっと疲れ気味のときにこういった小曲を聴くと癒されます。たっぷりとしたヴァイオリンの音色もいいのですが相変わらずセンスの良いヴィトの仕事ぶりに感心させられます。

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