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November 06, 2007

ルトスワフスキ 管弦楽のための協奏曲

8553779lutoslawski_concerto_for_orcNML(8.553779)から。アントニ・ヴィトの指揮、ポーランド国立放送交響楽団の演奏。昨日に続いて今度は有名な「 管弦楽のための協奏曲」を聴いてみたんですが正直今まで聴かなかったことを後悔しました。初めての曲に限らないのですが最初から数分間のイメージで曲なり演奏に対する私の評価ほぼ決まります。今回は最初の導入部からこの曲の緊張感とオケのさえた金管や透明な弦楽器など腕にも圧倒されました。バルトークなどに比べるとはるかに明るく開放的な曲ですがいつものように無駄のないヴィトの指揮の下で指揮者もオケも同国人だという共感以上の演奏を繰り広げています。実は時々聴いているペンデレッキをいずれまとめて聴こうと思ったのですが急遽ルトスワフスキに変更です(笑)。この曲は管弦楽曲集の第5巻ですがこれが8巻まであるので本当に楽しみです。いつも書くことですがこういうシリーズを用意しているNAXOSには感謝ですね。

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Comments

yurikamomeさん
確かにバルトークの求心力の強さに比べると若干の開放感がありますが絶え間ない緊張感の中に彼のかなり厳しい戦争体験というものが潜んでいるのでしょうね。しばらく病みつきになりそうです。適切なコメントありがとうございます。

Posted by: よし | November 08, 2007 at 08:19 AM

この頃のルトスワフスキの曲はまだそんなに飛んでいないというか逝っていないというか、聴きやすいですよね。
ただ私は、彼の曲から彼自身の体験した戦争経験をどことなく聴いてしまいます。
後の作品ほどではないにしろ、やはりこの作品にもそんな背後からひたひたと迫りくる恐ろしいものの足音におびえるような、そんなものをやっぱり感じます。
そして、ワルシャワの爆撃の時の照明弾の炸裂、焼夷弾による攻撃、空爆、阿鼻叫喚。
バルトークが幾何学的に民族音楽を昇華して洗練された緊張感を作り上げたのとはまた違う持って行きどころのない怒りのようなものを感じたりします。

Posted by: yurikamome122 | November 07, 2007 at 06:12 PM

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 なかなかエキサイティングな毎日を過ごしているのですが、たまにはちょっと重圧を感じることもあるのです。  でも巨額を采配するのはそう言いながらも悪い気分でもないのです。  今日は、ルトスワフスキ作曲、管弦楽のための協奏曲。ロルフ・クライネルト指揮、東ドイツの方のベルリン放送交響楽団。  破壊と緊張のアジタートのドラマトゥルギー、この奇天烈な音の応酬は、迫り来る危機を予感させながら聴き手を挑発し追い立てるのです。  爆音の中にひそんでいるさめざめとした薄ら寒さはダモレスクの剣の下で行われている... [Read More]

Tracked on November 07, 2007 at 06:13 PM

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