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November 09, 2007

ペンデレツキ 広島の犠牲者に捧げる哀歌

8554491penderechi_hiroshimaNML(8.554491)から。ヴィトの指揮、ポーランド国立放送交響楽団の演奏。10分足らずの曲ですが、まずはペンデレツキの作品の中で、特に日本ではもっとも有名な曲でしょうね。最初から神経を逆なでするような金属的な音が続きますが発表直後のレコ芸での新曲評論では「空襲の時を思い出す」と云うような感想がありました。というかこういう明白な表題をつけると多くの人は特定の印象を刷り込まれる思うのです。音楽そのものは誤解を招くといけないのですがかなり楽しめるので、ただの「哀歌」でも良かったと思います。このアルバムには交響曲3番も収められていますがルトスワフスキのような静けさの代わりにオケが大活躍(大暴れかな?)するので違った意味での緊張感もあり聴き応えがあります。実は今回は1週間続けたルトスワフスキがツィメルマンのために書いたピアノ協奏曲を聴きだしたのですが途中で飽きたのでペンデレツキに乗り換えたというわけです。ごめんなさい(笑)。

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Comments

yurikamomeさん
貴重な情報ありがとうございます。
そうですか、最初は「広島・・・」じゃなかったんですね。
確かに哀歌(エレジー)ではないですね。
でもペンデレツキ結構好きだったりします。

Posted by: よし | November 10, 2007 at 03:45 PM

この曲は「8分37秒」というタイトルだったそうですね。
作ったときは全く広島のことなど考えていなかったようです。
パッと聴けばこの前衛的凶暴な曲は「哀歌」というより佐野光一の「リング」のような「呪い」という方がしっくりくる気もします。
でも私は、原爆の放射能と熱風で一瞬の悲鳴、阿鼻叫喚の後の逃げまどう姿そのままの、叫んだ顔そのままの黒こげ死体無惨な惨状という妄想もしたくなるわけでありますが。
哀しみよりも恐怖を聴きたくなります。

Posted by: yurikamome122 | November 10, 2007 at 01:35 PM

バラードさん
ルトスワフスキのピアノ協奏曲はとても繊細でいいですよ。ただ1週間同じ作曲家を聴き続けるのはちょっときつかったわけでして(笑)。ぜひ定評のある彼の演奏で聴いてください。

Posted by: よし | November 10, 2007 at 08:28 AM

この曲、確か大阪国際フェスティヴァルで作曲者自身の指揮で聴いたことがあります。
感想は・・・う~ん、あまりよく覚えていません。
「現代曲やなあ」と・・・すみません。

ルトスワフスキのピアノ協奏曲って退屈なんですね。
まだ聴いたことがなくて、来年ツィメルマンが日本で演奏するらしいので、そのコンサート日程に合わせて帰国しようかと考えているのですが、どんなもんでしょうねぇ。

Posted by: バラード | November 09, 2007 at 07:53 PM

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