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November 17, 2007

マーラー 交響曲6番 ラトル BPO カセット版

Hanaサイモン・ラトルの指揮、ベルリンフィルのライブをFMからカセットに録音したものですが残響の多いホールトーンが美しくなかなかの好録音でした。録音した時以外はほとんど聴いていなかったのでもう始めて聴いたと言ってもいいのですが、私はこれを聴いて初めてラトルのすごさを認識しました。まずは明るく美しく一言でいえば全然悲劇的でない6番です。美しいと言ったのはベルリンフィルの音色のことで、時々やりすぎてうるさく聴こえる時もあるベルリンフィルが、ここでも求される音を完璧に出し切りますがその音が本当に美しいのです。またラトルも2楽章では彼がこんなに叙情的なのかと思うほどですが4楽章では構えが実に大きくて、マーラーの譜面からオケの能力を目一杯に引き出してこの長い曲の最後にふさわしい悠然とした歩みでクライマックスを築き上げるラトルは本当に見事です。最後の音が鳴り終わって約2秒ほどの静寂の後拍手が起こり始め多分ラトルが客席を向いた時に聴衆の興奮が最高潮になりますがこれは芥川さんのおっしゃる通りでしてやはりベルリンの聴衆は素晴らしいです。ラトルの健康的なマーラーはある意味マーラーらしくないとも言えますが私は彼の解釈を大いに支持しますね。これを聴いてすぐにHMVでラトルのマーラー全集を見たのですがこの曲のオケはバーミンガム市饗でした。多分このベルリンでの演奏会の後で録音したと思いますがもう少し考えます(笑)。マーラーの全集はインバルのを持っていますがあまり聴かないのでもう1つ欲しいのですが最有力候補はテレビで聴いてとてもよかったベルティーニ、その次はオケの魅力でマゼールかな。でもバーンスタインが始めてニューヨークと組んだ全集がもっと安くなれば・・・ですね。写真は全然関係ないですがカセットの写真では面白くないので彩りです(笑)。

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Comments

yurikamomeさん
6番は標題があるので構えて聴きますがラトルの演奏を聴くと楽しい曲に聴こえます。演奏解釈でまた新たな魅力が出るというのはうれしいですね。4楽章のハンマーは2回まで数えました(笑)。そうですか2楽章と3楽章意識せずに聴いていました。しかしベルリンフィルの威力はすごいです。コメントありがとうございます。

Posted by: よし | November 19, 2007 at 08:30 PM

ラトルは2楽章と3楽章がひっくり返っている版を使っているんですね。
個人的には私はアンダンテ楽章は3楽章の方が好きです。
やっぱり刷り込みがそうだったせいですが、でも最近は反対になっている版やら4楽章のハンマーやら(ラトルも3回叩いているのでしたっけ?)結構身辺忙しい曲ですよね。
わりと私は好きですけど。
以前は1番から5番、大地の歌、9番あたりを一生懸命聴きましたが、今は6,7番あたりにとっても魅力を感じます。

Posted by: yurikamome122 | November 19, 2007 at 12:45 PM

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