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July 08, 2007

関西フィルハーモニー演奏会

Kansaifil7月7日市民ホールに関西フィルの演奏会を聴きに行きました。市の音楽コンクール1位の受賞者によるチャイコ、ピアノ協奏曲1番とベートーベンの交響曲7番、指揮は藤岡幸夫(サチオ)さん。七夕コンサートと称した音楽会です。例によって市の駐車場に停めて家から20分で会場へ行けました。しかし老若男女家族連れといった観客はいいのですがチューニングが始まってもまだ入場する人が多いのにはちょっと閉口です。最初の「エウゲニーオネーギン」のポロネーズが終わりいよいよチャイコンの始まり。ピアニストは東京芸大2年生の若いお嬢さん。開始のホルンもしまった音でなかなかの立ち上がりでピアノも音がきれいだしまずまずと思っていたらしばらくしてハプニングが。ピアノが迷子になったんです。しばらくさまよってオケもストップ。で藤岡さんが振り向いて「ここだよ」とスコアを示し再開。こうなるとピアノさん以上に聴き手のほうが緊張します。ピアノさん途中で耳の中に「今日のお料理」が鳴ったのかも知れない。何とか1楽章が終わるとかなり大きな拍手が。やれやれと思ったらピアノさんも座ったままお礼をしていた。ベートーベンでは楽章の合間の拍手は無かったのでこれは「おねえさんガンバレ」の拍手だったんですね。2楽章以降は無難に弾き終わって今度こそ盛大な拍手です。今回は関西フィルの事務局長(まだ若い人です)が上手な司会で、終わってもまだ緊張しているピアノさんに「そのステキなドレスどこで買いました?」なんて聴衆ともどもリラックスさせるのがお見事でした。藤岡さんも、「まだ若いし、この曲をオケと演奏するのも始めてなんだからいいですよ」とサポートします。そうそう、先週のアナスタシアさんも「チゴイネルワイゼン」の速いピチカートなんかいくつかすっ飛ばしてたしね。肝心なのは失敗しても平気の平左で最後まで弾きとおす根性ですよ、なんておねえさんには甘いなぁ。さて、今回の報告のメインは実はこの後のベートーベンでして、もうこれは見事な演奏だったのです。関西フィルも藤岡さんも(生では)初めて聴いたんですがこんなすばらしいベートーベンが聴けるとは失礼ながら考えていなかったです。かなり速いテンポでしたがオケも(少々のキズはあっても)上手だし、とにかく藤岡さんの若々しく前進的な指揮がいい。聴きなれたベト7でこんなに感動したのは久しぶり。動きの大きい指揮ですがその動きすべてをオケが消化して音にしていました。本当に名演奏でした。私の嫌いな「ブラボ」も盛大に出ましたが今回は許す(笑)。私もあれだけ拍手したのは始めて。それからこのホールは古いのですが司会の話でも残響2秒で大阪府内でも優秀なホールだというのは本当でしょう。コンバスは右に5本あったのですがその音が前面から聴こえるのです。ホールというよりステージの中で音が回り込んでブレンドされてとても聴きやすいんですね。このコンバスも5本ながら十分な音量があってどっしりとしたサウンドを支えていました。コンバス軍団に1票あげましょう。しかし、関西フィルすばらしい!もっとこのホールで演奏会開いてください。

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Comments

おさかなさん♪
お帰りなさい!

>止まっちゃったんですね。。。
なぜか同じところを繰り返すなと思っていたら徐々にオケも徐行運転で・・・
でも藤岡マエストロのサポート見事でした。
ベト7は本当に良かったです。金管に傷がありましたが前進するパワーの前ではぜんぜんOK。
若い人、アマオケの方は失敗を恐れず前向きに弾いて欲しいと思いました。大阪弁で言う「いてまえ!!」ですね(笑)。

Posted by: よし | July 10, 2007 at 05:11 PM

えぇぇ~!
止まっちゃったんですね。。。
>「今日のお料理」
爆笑しました・・・

ハプニングがありつつも、会場と一体感のある素晴らしい演奏会だったみたいで、良かったですね♪
こちらも秋はベト7です^^。

Posted by: おさかな♪ | July 10, 2007 at 03:04 PM

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