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July 15, 2007

チャイコフスキー交響曲4番

Tchaikovsky5カラヤンが1972年にベルリンフィルと録音したものです。カラヤンは何度もチャイコフスキーを録音していますがステレオで1960年にEMIでベルリンフィルと入れたLPが私の刷り込み演奏でして以後様々な演奏を聴いてもどれも納得できなかったのです。同じカラヤンでも1964年ごろやはりベルリンフィルとグラモフォンで入れたのは音がシャープすぎるし何となく落ち着かないテンポでボツ。CD時代になってウィーンフィルと入れたものはもう最盛期をとっくに越えた元気の無い演奏でこれもダメ。ところが今回EMIで録音したものを聴いてやっと納得できました。4番はこれで決まりです。最初のファンファーレも圧倒的だしその後の恰幅のいい進め方も文句の無いものです。2楽章のオーボエ、3楽章の一部のすきも無いピチカート、終楽章の盛り上げ、ベルリンフィルの能力を最高に生かした名演奏ですね。私、5番や6番は結構好みに幅があるのですが4番だけは文句が多いんですよ(笑)。しかし、カラヤンは同じ曲を録音する場合ポリドールとEMIで切り口を変えるようです。ポリドールではシャープで鮮烈な演奏を、EMIではたっぷりとした豊麗な演奏です。チャイコフスキーではEMIに軍配をあげたいですね。

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Comments

このセットは安いのですが2枚に3曲入れているので5番が半分に分かれていて不便です。ウィーンフィルとの4,5,6番はすべてCDで買いましたがほとんど聴いていません。しめて10500円だったのに(涙)。

Posted by: よし | July 16, 2007 at 09:09 AM

こんばんは。
カラヤンのチャイコフスキー、1970年代のEMI録音は、DISKYレーベルで発売された5番・6番の2枚組で聴いています。
カラヤンの録音は沢山ありますが、情熱的で燃えるような演奏という点で、EMI盤は最高だと思います。
4番はマスターテープがいけないとかで、DISKYでは発売されなかったのですが、EMIの正規盤が出ているんですね。この4番は聴いてみたいです。

Posted by: mozart1889 | July 15, 2007 at 10:30 PM

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