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June 11, 2007

代役 プロの技

ホルンは音域が広くて練習を休んだ人のどんなパートも代わりに吹く人が居た、という記事を読んでいたら突然昔のことを思い出したんです。海外オーケストラの来日公演だったので記憶に間違いが無ければ30年ほど前のロンドン交響楽団で指揮者はコリン・ディヴィスです。メインの曲はウォルトンの交響曲でしたがその前の確かモーツアルトだったかで楽章の合間に突然ファゴット奏者が帰ってしまったのです。ディビスさんがチェロの方と何やら話をしたらその人はやおらチェロを抱えていなくなったファゴットの席へ移動しました。次の楽章からはチェロより一段と高い場所でその人がファゴットパートをチェロで弾いているんです。確かに音域も音色も近くて違和感は無かったのですが、木管だけで吹く場面では明らかにチェロの音が聞こえてきて面白かったです。こういう生演奏でのハプニングでとっさに判断できる指揮者も偉いし、平然と別パートを(たぶん初見)で弾けるチェロもすごいなと思いました。まさにプロの技ですね。でも次のウォルトンではちゃんとファゴット氏が座っていました。同じ人だったかは覚えていませんが。

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Comments

お言葉に甘えて早速リンクさせていただきました。
これからもどうぞよろしくお願いします。

Posted by: バラード | June 13, 2007 at 02:12 AM

バラードさん
ファゴットの席にチェロが座るとすごく目立つんです。でも年配の方が堂々と弾いていたのでまったく違和感が無かったですね。すぐに指示したディビスもさすがでした。リンクの件、どうぞお願いします。トラは相変わらず2連勝できないですね。

Posted by: よし | June 12, 2007 at 08:20 AM

それは珍しい貴重な体験をなさいましたね。
いくら音域が近くても、管の楽譜を弦で、それも初見で弾くなんてすごいです!
管同士で助け合った話(クラリネットが音が出なくなり代わりにオーボエが吹いたとか)は聞いたことがありますが、チェロがファゴットのパートを弾くなんて。
プロって本当にすごいですね。

ところで、トラ仲間のよしみでブログをリンクさせていただいてもよろしいでしょうか?
どうぞよろしくお願いします。

Posted by: バラード | June 12, 2007 at 03:54 AM

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