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March 31, 2007

PAC オーケストラの日

Hyogopac0331今日はオーケストラの日だとか。私も生のオーケストラを聴きに西宮にある兵庫県立芸術文化ホールまで出かけました。略称PACです。電車なら40分程度ですが今日は車で45分で無事に着きました。通勤ルートだった171号線で懐かしい六甲山の山並みを見ながら走って感慨もひとしおです。早く行ったので駐車場に停めてからホールの周りをぶらぶら観察しました。駅のそばなのに周りはすっきりしていて自動販売機すらありませんがホールの前の公園でオケのメンバーと思われる若い外国人が3人でコンビに弁当を食べていたので探したらローソンがありました。こりゃいいや。このホールは阪神・淡路大震災の復興のシンボルとして2005年10月にオープンした多目的ホールで大・中・小の3つのホールと専属のオーケストラがありますが、今日は春休みファミリーコンサートとしてポピュラーな曲目を朝日放送のアナウンサーの司会付きで開催されたものです。最初のショスタコヴィッチの「祝典序曲」では最後に地元の11名の中高生のブラス(バンダ)を加えたりして趣向を凝らしていましたが、特にバッハのヴァイオリン(チェンバロ)協奏曲5番を能楽笛方の一噌(いっそう)氏が能笛で演奏したのには驚かされました。音程の取りずらい能楽用の笛で奏法を工夫してオケと堂々と共演したのですから本当に見事なものです。特に3楽章のカデンツァの指使いは超人的でさえありました。能楽の衣装を着けて演奏後盛大な拍手を受けてもすり足気味にしずしずと帰っていく姿に見とれてしまったです。さて、このオーケストラですが1回聴いただけではまだよく分からないというのが実感です。アンサンブルの基本は問題なく「ピチカートポルカ」もきっちり揃っていますし技量にも問題は無いのですが音の厚みが少ないのとこれは指揮者の責任でしょうが金管、打楽器とのバランスが悪い場合が見受けられました。ただ、「ハンガリー舞曲5番」では弦の分厚いサウンドに聴き応えがありましたね。午前・午後と2回のコンサートだし曲によってムラがあったということでしょう。その他の曲目は私の好きな「トランペット吹きの休日」「威風堂々第1番」そして最後はお決まりの例のマーチで終了。まだ出来て2年足らずのオケですからまだ発展途上でしょうか。でも5月の金聖饗さんは楽しみです。そうそう今日の最高の「ブラボー」は演奏中グズリとも言わなかった多くの小さな子供たちに差し上げます。最後まで見事な聴衆マナーでした。そう、これは一緒にいた親御さんが立派なんですよね。

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