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January 15, 2007

「敬愛なるベートーベン」を見た

梅田まで出かけて「敬愛なるベートーベン」を見てきた。まあ一言で言えば面白かったのだが、なかなか一筋縄ではいかないストーリーだ。あらすじは初演を控えてまだ出来上がらない「第九」のパート譜を、作曲家志望の有能な女性が仕上げて、そのうえ本番の指揮の手助けをして大成功に導くというもの。まあ、見られた方がみなおっしゃるように彼は人間としては野蛮で無神経で嫌われ者だが、一方彼の紡ぎだす音楽は神の声とでもいうべきもので、そのギャップに彼女も迷うというか苦しめられるのだ。結局彼は最初相手にもしなかった彼女のおかげで「第九」の初演が大成功だったことで彼女の才能を認めるし彼女も彼の作曲能力に惹かれてしまう。まあ恋愛状態にはならないにしてもその一歩手前というところか。「武士の一分」では目の見えない夫を妻が助け、「敬愛なる・・・」では耳の聞こえない作曲家を女性が助けるというお話で、この世では男は女性のおかげで自分の能力を生かせられるのだということを実感させられる映画であります。私などまさしくその通りですが・・・・。さて、冒頭のウィーンの風景以外は主にロンドンでの撮影で、オーケストラの演奏シーンはハンガリーの劇場だと思われます。クライマックスともいえる「第九」初演のシーンは大画面のおかげでさすがの迫力。演奏協力はロンドン交響楽団と字幕に見えました。最初の写譜をしたときに4楽章のわずかな部分を一旦ロ短調に転調する劇的効果を彼女に語らせ「なるほど」と感心したがこれは監修に参加した音楽関係者の知恵なんだろうな。あと彼が病の床で口述で譜面を書いてもらうシーンは「アマデウス」と同じ。ホント作曲家とはすごいです。余計な場面も多いけれど音楽好きの人にはお勧めします。

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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

お返事、本当に有り難うございます。私にとって、このスピーカーは「非常に厄介な代物」であります。
デビュー時から「論評ほどのサウンドじゃ無いな。」と思いつつ、その個性的なスタイルと価格から「何かの可能性」を感じておりました。
ようやく、中古で購入し、SANSUI、Accuphase等で鳴らしてみましたが残念ながら結果は「いまいち」・・・。
と云うことで、この度パーツを全面改装しての再チャレンジです。
アンプはご指導どおり管球式を使いたいのですが、現在所有しているTRIODE TRV-300(Western Electric WE300B仕様)では如何せん出力が足りませんので、Luxman L-509seで試してみたいと考えております。
CDPは、Esoteric X-25(改)と AH Njoe Tjoeb 4000(Mullard E 188 cc仕様)、針はAT33とDL-103です。
ちなみに、クラシックの場合のSPは、HARBETH 、MONITOR AUDIO、KRIPTONがメインです。
今後ともお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。

Posted by: skywalker | January 19, 2007 at 10:13 PM

skywakerさん
コメントが大変遅くなり申し訳ありません。実は貴ブログを拝見したのですが私などよりはるかにオーディオをご存知のようなので気がひけておりました。鳴らし方というよりこのスピーカーはアンプの良し悪しをはっきり出すので、できるだけ良いアンプを使うことだ、としか言えないですね(笑)。またLPレコードの時代のスピーカーですから真空管アンプが合うと信じています。自作でもいいからトライされてはいかがでしょうか。以上、役に立たないコメントで申し訳ないです。またそちらのほうにもお邪魔しますのでよろしくお願いします。

Posted by: よし | January 19, 2007 at 08:26 AM

すみません。
NS-1000Mについてのコメントを是非お願い申し上げます。貴殿の相当の経験から齎されるアドバイスを期待しております。
心より、お待ちしております。

Posted by: skywalker | January 18, 2007 at 10:51 PM

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