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September 01, 2006

水色のハンカチ 鮫島有美子

高木東六氏が亡くなったという新聞記事やいつも無料で聴講させていただいているSchweizer_Musik 先生の記事を読んで手持ちのCDを聴いてみた。今では少し古めかしい藤浦滉氏の作詞との組み合わせは純粋の日本の歌謡曲なのだが、今回鮫島有美子さんの歌、ヘルムート・ドイチュ氏のピアノで聴くとまるでフランス歌曲のような雰囲気がある。戦後すぐにオペラを書いている時にこのメロディーが浮かんだそうだがあの混乱した時代にこんな美しいメロディーが浮かぶとは本当に感性の豊かな人だったのだろう。また、ダンディーのお弟子さんだけあってこの曲は結構難しく特に低い音が女性には苦しい様子でさすがの鮫島さんも苦労しているようだ。100歳を超える高齢で亡くなられたのだが朝日新聞もあと10年遅く生まれていたら戦後の日本の作曲事情が変わっていただろうとあった。そして当時この曲を歌っていた二葉あき子さんは東京音楽学校(現東京藝術大学)の師範科を出られたそうで音楽の先生から歌手になった人ですが現在も90歳を超えて未だご存命だそうです。さて、若い人の間ではもう少し濃い色の青いハンカチがブームになったようで早実の斎藤君はアメリカでも好投したそうですね。

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